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(短編小説)
お届け先には不思議を添えて
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お届け先には不思議を添えての評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.33pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全18件 1~18 1/1ページ
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私は読んでいませんが、小学生の子供が面白いと言っていました。でも、繰り返し読むほどではないようです。 | ||||
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学園ミステリ・アンソロジー、全5編収録。いずれも青春時代の甘酸っぱさで味つけした佳品揃いでして、若いうちに読んでおくのがよろしいのであります。 ただお題がお題だけあって、巻頭の「お届け先には不思議を添えて」、巻末「スプリング・ハズ・カム」の題材が若干かぶってしまったのは御愛嬌。 感心したのは「ボールがない」。練習中に紛失したボールの行方を推理するという、ただそれだけのお話をコミカルに描いて50ページとはお見事。 ところで『スレイプニルは漆黒を駆ける(仮)』2011年刊行予定…??? | ||||
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似鳥鶏「お届け先には不思議を添えて」、鵜林伸也「ボールがない」、相沢沙呼「恋のおまじないのチンク・ア・チンク」、市井豊「横槍ワイン」、梓崎優「スプリング・ハズ・カム」の5篇が収められている。 似鳥さん意外は、当時、駆け出しの若手作家ばかりだ。 シリーズものの一篇というのが多い。 学園や学生を主人公とした物語ばかりで、表紙のイラストも各編にそれぞれ付けられている。 日常の謎系のミステリで、誰がワインをこぼしたのか、チョコレートを盗んだのは誰かなど、本当にちょっとした事件が中心に据えられている。 残念なことに、いずれも出来はイマイチで、真相が明かされたとたんに本を投げ捨てたくなるようなレベルのものもある。 ただ、相沢沙呼「恋のおまじないのチンク・ア・チンク」はわりあいとよかった。謎そのものはあまり評価できないのだが、書きぶりがうまい。やはりそこが重要なのか。 | ||||
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梓崎 優さんの短編が読みたくて購入しました。とても面白かったです。 | ||||
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似鳥鶏氏の作品を、読みたいため購入しました。 『お届け先には不思議を添えて』を読んで、ようやく『理由あって冬に出る』シリーズ を読破した気分・・・・・。 似鳥氏の作品以外、他の方の作品を拝読して、「読んでみたいな~」と思わせて 頂いたので、☆五つです。 賞賛されている方が多い、梓崎優氏の『スプリング・ハズ・カム』ですが、 私は、それ“反則”!!!。 私は、鵜林伸也氏の『ボールがない』を、評価させて頂きます。 たしか、似鳥氏は「運動部が舞台じゃ、ミステリーが成り立たない」って、どこか で書いていらっしゃっていたような・・・・。その野球部が舞台ですから。 | ||||
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”スプリング・ハズ・カム”はすばらしい。その他の作品、”お届け先には・・・” ”ボールがない” ”恋のおまじない・・・” ”横槍ワイン” も全てがウエルメイドの出来です。その中でも”スプリング”の持っている季節感・時空感・せつなさを昇華していくその過程がいいです。 何回も読みなおしたくて手元においてます。映像作品でみたいです。 | ||||
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どの作品も読みやすく、いろんな作家さんのものが楽しめてお得な感じでした。 | ||||
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最初は色々ごちゃごちゃ書こうかとも思ったのですがシンプルに。 『「スプリング・ハズ・カム」に水準以上の短編作品4本が付いた大変お得な1冊です。』 | ||||
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5名の新人作家の中では梓崎優(祈りと叫びの作者)しか 今までに読んだことがなかったので、 ほかの作家の作風を知るのに大変お得な一冊でした。 全体としてはミステリ小説とライトノベルの中間的な印象で、気楽に読めます。 「スプリング・ハズ・カム」がほかのレビューで絶賛されていますが、 M・ナイト・シャマラン監督のある映画のエッセンスを使っています。 作者は知っててアレンジしたなら大胆かつテクニシャン、 万一知らずに書いたとしたら、天才です。 パクリと呼ぶのはふさわしくありません。 | ||||
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青春ミステリは読後感が爽やかなものが多い。 しかし、余韻が残る作品は数少ない。 本書のラストを飾る「スプリング・ハズ・カム」は、他の作品とは異なった魅力を持っている。 爽やかな青春ミステリでは終わらず、何か心に響くものがある。 悲しい過去を描きながらも作風が暗くなっていないのは、偏に作者の力量だろう。 「スプリング・ハズ・カム」のためだけに本書を買ってもいいだけの作品だと思う。 | ||||
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放課後をテーマにしてそれぞれの作者が個性豊かなミステリーを展開していく。 面白いと思ったのは 市川豊の『横槍ワイン』 相沢沙呼の『恋のおまじないのチンク・ア・チンク』 梓崎優の『スプリング・ハズ・カム』 です。 中でも梓崎優は別格と言うべきか、短編にもかかわらず非常に良質なカタルシスを得られる作品に仕上げている。 そして相沢沙呼と、市川豊は掲載や単行本化されている作品の登場人物をそのまま流用しているため、その作品を知っている人はさらに面白く思えるだろう。 五人ともまだまだ駆け出しだったり、まだこれがスタート地点のような作家だけれど、将来を担う才能は十二分にあると思った。 それぞれの新作に期待したい。 | ||||
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5作品中2作品のみ面白かったです。なので星二つ。 他3作品は、話のオチに明らかな矛盾点があったり、 推理が強引・発想が飛躍しすぎで微妙でした。 特に最後の作品は容疑者4人中3人の犯行が”不可能であった”ということが 証明されておらず、誰が犯人であってもおかしくない状況でした。 最後の犯人の自白も他の容疑者が居合わせていなかったので、 嘘の可能性も否定できず、とうてい結末に納得できるものではありませんでした。 | ||||
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学園を舞台にした書下ろしミステリ短編5本が収録されています 著者達5人は1980年代生まれ、皆さん若いですね 「お届け先には不思議を沿えて」似鳥鶏著 『理由あって冬に出る』シリーズの一編 主人公の妹が登場します 今回のヒロインは映研の辻さん 犯人が定番化しているミステリってスゴイ でも、身近で知己と行動力のある人物って限定されているから、むしろ自然かも 「ボールがない」鵜林伸也著 第20回鮎川哲也賞投稿作で長篇デビュー予定の著者のプレデビュー作ともいえる作品 タイトル通り無くなったボールを捜すといった内容です 「恋のおまじないのチンク・ア・チンク」相沢沙呼著 これが読みたかった 待望の「午前零時のサンドリヨン」の続編 時はヴァレンタインです 有川浩氏が稀に書くベタアマな作品も好きですが、こういうカワイイ作品も良い 「横槍ワイン」市井豊著 〈聴き屋〉シリーズとのことですが、このシリーズは未読です なかなか面白かったです 是非、シリーズ過去作も読んでみたいです 前3作品は高校が舞台でしたが、本作品は大学が舞台 いいアクセントになっています 「スプリング・ハズ・カム」梓崎優著 15年前の卒業式で起きた事件の謎を巡る ラストに明かされるもうひとつの謎が切ない余韻を残します 一番印象に残った作品でした ノスタルジックと死というある意味無敵の題材を上手く使っている | ||||
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表紙イラストに惹かれ、相沢沙呼さんのサンドリヨンの続編が読みたくて購入したのですが…。 全作品、興味深くまた面白く読みました。 個人的には、似鳥鶏さんの作品が気に入りさっそく全作品を購入しました。 市井豊さんの「聴き屋」シリーズも気に入りました。 刊行が待ち遠しい作品です。 星4つなのは、ひとつだけ高校が舞台でなかったためです。 表紙の感じからするとそう連想しますよね。 なのでマイナス1つ。(笑) 内容的には、十分5つです。 | ||||
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青春はいいな、若いっていいな、と思う。 誰でも若い時はあった。 でも、その時の良さを、そこにいる時には分からない。 だからこそ、この様な作品集の存在意義がある。 若者たち、今が人生で一番いいときなんだぜ! 勿論、若さゆえの悩み、苦しみ、迷い、過ちなどはある。 それがミステリに昇華されるとこうなる、といった感じなのだ。 本書は。 若者たちには必読だが、私のような昔の若者にも、ぜひ読んで欲しい。 自分たちと比べると、若者たちはなんと頼りなく、なんと弱々しく見えることだろう。 でも、だからこそ若者たちの感性は鋭く、感情は豊かである。 だから、彼らの瞳は前を向き、輝いているのだ。 みんな、こういう時代があった。 すばらしく輝いていた自分と仲間がいた。 郷愁ではなく、明日への活力を取り戻すための、もう一度かつてのアクティビティを思い出すための一冊である。 若いときにしか作れないものというのは、確かに存在するのだ。 宝石とは言わない。 クリスタルガラスのような煌めきの作品集である。 | ||||
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1980年代生まれの若手推理作家たちによる 「日常の謎」かつ学園もの限定という枷をはめられながらも、 これがどうして5作品ともなかなかのものである。 『午前零時のサンドリヨン』の相沢沙呼が良かったため 本書を購入したのだが、面食らったのがラストの一篇、 梓崎優の「スプリング・ハズ・カム」!!! 冒頭筆致の硬さ、途中のなんてことは無い推理の連続に 一瞬期待外れ感も漂ったのだが最後数ページ、 時間空間を縦横無尽に活用したあらゆる伏線が 衝撃と共に綺麗に収束していくラスト!! 途中微かな違和感を感じていたものの、 それと気付かぬ華麗な伏線を読み終わったあと何箇所も見つけ、 本好きとしては地団太を踏むしかない屈辱と こういう作家に出遭えた感動が共に味わえる。 | ||||
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新進気鋭の作家の競作ということで、楽しんで読みました。 多少、首を捻りたくなったりする部分もなくはないですが、まだ若手さんということなのでこんなものかな、と。 ただ、せっかく書き下ろしのアンソロジーなので、シリーズ物でなく単発の作品が読みたかった、と思う作品もありました。 ファンなら楽しめるのでしょうが、そのシリーズを知らない人もいますので……。 そのために不要なキャラが多すぎます。短編でこのキャラ数、ないでしょう。混乱します。 梓崎さんの作品が抜きんでて良いです。これぞ小説の妙だと思います。伏線も細かいディティールもうまい。 他の方にも期待してます。 シリーズ物作品で楽しみきれない作品があったのと、いまいちだなあと思う作品もあったので、星四つ。 | ||||
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古くは江戸川乱歩の少年探偵団に代表されるイメージそのままの書籍タイトル。 テーマは非常に分かりやすいし、手軽に読めて青春してるなー、 ミステリだなーと楽しむ分には問題なかろう、と考えお手に取る方も多いかと思います。 ……が、このアンソロジー、作品を最後まで読めば、 一冊の本として、そのテーマをいかに活用しているかが 明確に読み取れるはず。 正確にはデビュー前である作家の作品も収録されており、多少のぎこちなさは あるかもしれないが、全体として水準以上の本格ミステリであるし、 個人的にぶっちゃけてしまうと、最後の梓崎優の作品にすべてを持って行かれた、といっても 過言ではない(他の作家さんに失礼ですが)。だって本当に図抜けて上手いんだもの……。 本格ファンはあなどらず一読の価値あり。 なんだかんだライト(質的にも量的にも)なので、 本格ミステリに免疫のない人も気軽に読めるかと予想。間口の広い作品集です。 | ||||
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