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開幕ベルは華やかに
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開幕ベルは華やかにの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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舞台演劇の主演女優への殺人予告を軸にしたミステリ。のはずだが、演出家の降番から端を発し、中盤ぐらいまでは、演劇界のドロドロを描いている。事件そのものよりも、エキセントリックな、俳優たちの生き様の方が面白い。犯人の犯行にいたる背景も、どこか演劇的。 主演女優が最後に見せた感情の発露は、女優魂恐るべしと言うところか。謎解きや犯人探しは、彼女をひきたたせるための、刺身のつま だったんだろうな。結局。 | ||||
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やや面白みに欠ける。 | ||||
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大好きな作家です。人物描写が秀逸。飽きさせないエンタメ性。ミステリーとしての評価は微妙ですが、私は楽しめました。あと、食事の描写も良いですね。おいしそうです。 | ||||
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女優さんの演技についてそういう持論があったようです。舞台演出家をなさっていた有吉さんならではの作品ですね。 | ||||
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女優の演技は裏切り行為みたいな芝居をして周囲に迷惑をかけ周囲を踏み潰すことがあっても「ドラマティック」ならそれは肯定されると有吉さんは考えているようだと思いました。 | ||||
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二年後に急逝した有吉の遺作というに近いだろう。帝劇という実名で出てくる劇場での、川島芳子を描いた芝居に主演する70代の大女優・八重垣光子、相手役の中村勘十郎。後半から殺人予告電話で推理小説になるのだが、これはごてごてしていてあまり出来は良くない。むしろ前半の、帝劇芝居の舞台裏のドタバタが面白い。モデルとなっているのは初代水谷八重子、16代中村勘三郎、水戸光子、菊田一夫といったあたり。脚本を書く作家とその元夫は有吉自身と元夫からあちこちとっている。ああ、有吉は長生きして芸術院会員になり文化勲章をもらいたかったんだろうなと一掬の涙が注がれる。 | ||||
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スピードがあり、展開がわかりやすく、読みやすかった。 映画をみてるようだった。 | ||||
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なにより印象に残っているのは、作中の名女優のアクの強さ。気遣いの時代である今にはなかなかない個性です。 そこまでするんだ。。と思うものの、欲しいものにブレがなく、かえって清々しい濃いキャラクターです。 物語としては中盤以降にやっとミステリとしての事件が発生します。そこまでの道のりはミステリでない小説として読み応えがあります。 事件が一旦起こると、そこからはなかなか本を閉じづらいです。 | ||||
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著者は演劇界の内幕に詳しい。 前半は元夫婦の脚本家と演出家の演劇の掛け合いが漫才みたいで面白い。相当内情に詳しくないと書けない内容です。 後半は一転して、これにミステリーを組み込み、えっと思わせる展開。ハラハラドキドキです。 読後感として前半の話に後半の展開を無理してこじつけたのかなあ。探偵と言うか刑事の登場するシーンも小説の流れにそうものではありません。この異質観がぬぐえないので星は一つだけ減らしました。でも、作者最初のミステリーにして最後なんですよね。このあと、急逝されたので、残念です。あと10年生きてればミステリーの女王、間違いなしでしょう。それが残念です。 犯人は書きませんので、自分で読んで確かめましょう。あと、オチも傑作かな。とにかく読みましょう。 | ||||
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週刊文春1982年 総合ベスト8位 舞台演劇の主演女優への殺人予告を軸にしたミステリ。のはずだが、演出家の降番から端を発し、中盤ぐらいまでは、演劇界のドロドロを描いている。事件そのものよりも、エキセントリックな、俳優たちの生き様の方が面白い。犯人の犯行にいたる背景も、どこか演劇的。 主演女優が最後に見せた感情の発露は、女優魂恐るべしと言うところか。謎解きや犯人探しは、彼女をひきたたせるための、刺身のつま だったんだろうな。結局。 | ||||
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劇場を舞台としたミステリーとして一流であることに間違いないが、それ以上に商業演劇の舞台裏を生き生きと描いた人間ドラマとして評価したい。これはひとえに著者の脚本家としての経験によるものである。追記 本著は、著者の最後の書き下ろし長編である。 | ||||
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