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独り旅の記憶



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【この小説が収録されている参考書籍】
独り旅の記憶 (カッパ・ノベルス)
独り旅の記憶 (光文社文庫)

独り旅の記憶の評価: 5.00/5点 レビュー 1件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

誰しも推理作品の主役になれるなあ。。

今作は全体的に、虚構性やひねりは押さえられていますが、夏樹さんの真髄に迫った作品でもあると思います。「夏樹静子劇場」の冒頭で、「女性のリアルな心情を描く」ことを述べられてむしろ不思議な雰囲気だったのが蘇りましたね・・確かに傑作選は粒ぞろいですが、今作はもちろん推理要素を通して、気づきや心情の広がりと、エッセイのようなさらりとした感触を受けました。。。
だんだんくる余韻はそのまま、題材も身近で場所や場面、境遇(ライフスタイル)と個を生かしたのがさりげなく私好みです!♡ (CDアルバムでいう、ベストじゃなくさりげない作品みたいな)
「警部補佃次郎シリーズ」の原作もありますが、私は特に「雨に濡れた遺書」(検事霞夕子)が気に入りました‼❦
実は、たくさん人形が出てくる思い出深いサスペンスは原作がなく、またミステリーらしい人形メインの作品自体少なく、ツボにはまりました。心理行動の女ごころと母性が表現されて、今作を始め一人一人が作品のメインになりえる柔らかさがありました。もし私の場合は、ペットに向かうのかなあ♥(。・ω・。)ノ♥
また短篇は、より少ないアイデアと観察力で、得たものの視野を広げる自然な応用が出来ます。時代は感じるけれど、毎回きっと、作者が願う映像になる面白さに納得しました。
独り旅の記憶 (カッパ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:独り旅の記憶 (カッパ・ノベルス)より
4334029221

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