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くちづけは眠りの中で
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くちづけは眠りの中での評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.11pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全9件 1~9 1/1ページ
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37歳と39歳の、この世界のベテラン同士。そのようなふたりのロマンスと終始緊張に満ちたサスペンスを、ここまで描ける筆力はさすがリンダ・ハワード!と脱帽です。互いにどこに惹かれたのかもきちんと説明されています。立場上ふたりの関係に先がないと納得していて、特にリリーは「そのとき」が来た時も大人対応で素敵でした。 心惹かれるほどのときめきがちょっと足りなかったのですが、ここまで大人の恋愛物語は他になかなかないので、よかったです。 脇役に関して、リリーをこの業界に勧誘した人物のオチと、ダモーネがちょっと魅力的でした。 | ||||
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ヒーローに命を下したヒーロー上司ですらヒロインを殺す気なかったというラストに脱力。殺し屋ヒロインと追手ヒーローという設定は興味を引くけど設定倒れな気がした。ロマンス小説としてみるならかなりガッカリな作品だと思う。ヒロインはともかくヒーローのヒロインへの愛情はさほど感じられないもの。最悪死んでもしょうがない的な行動だもんね。人工心肺つけるってギリギリでしょう。こんな適当なオチなら出会いの時に殺しかけてたほうが面白かったのに。でもまぁジョンとニエマのその後を知りたくて読んだのでそれほど期待もしてなくて却ってよかったのかな。でもそっちの方もほんの少ししか書かれてなかった…。 | ||||
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青い瞳のスピンオフと思ったら、肩透かしをくらいます。 絡んでくるのは、フランクリンだけで、ジョンと二エマのその後は、無事に結婚して、そろそろ子供が欲しいと思っているぐらいしかわかりません。 でも、本筋が面白かったので、これはこれで、楽しめます。 ただ、ハッピーエンドに持っていくために、超法規的処置にしても無理矢理過ぎない?という違和感が残ったのが、残念。 | ||||
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ヒロインとヒーローの年齢が自分よりも高いので、少し気持ちはトーンダウンしました。 でも、今までのヒーローのように体ががっしりしていて、自信過剰で傲慢なタイプでは なかったので、よかったです。 最後もホッとしました。 | ||||
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オーディオCDで聴きました。Lilyが何故自分の人生すべてをかけて巨悪に単身戦いを挑むことになっていったのか、テンポよく進むストーリー展開は作者のplotの巧妙さだと思いますが、オーディオ版では2人の朗読者のうまさが光ります。 全体としは、かなり会話部分が多く、とても臨場感があります。 突如、目の前に現われた謎の男、Lucas Swainは敵か味方か、探り合う会話や、次第に信頼して心とからだを許しあうようになってからの甘えた会話は、暗殺者というハードな表面を持ちながら、それでもやはり内面は別なんだという2面性をうまく出していると感じました。 それにしても、unbridged版でCD9枚は聞き応えたっぷり。 | ||||
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リンダ・ハワードの作品で一番最初にこの作品を読んだなら、 迷わず五つ★をつけたのだろうな。 でもあまりにもリンダ作品をたくさん読みすぎてしまって 評価も辛くなってきたのかな。 ヒーロー&ヒロインもそれほど悪くなく話もうまくまとまって いるのに何か物足りない。それが何とはっきりわからない?ひとついえるのはもし「青い瞳の狼」を同時に読んでいても 「青い瞳の狼」には及ばないって事。 「青い瞳の狼」はリンダ作品でも1、2を争う私のお気に入りだから。 | ||||
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Linda Hawardの小説は、基本的にロマンスがテーマで、ストーリーがしっかりしているものとそうでないものとがあると思っていたが、この小説は若干違っており、前半6割以上が純粋なスリラーとなっており、後半に濃厚なセックスが小説の味付けとなっている。 全体を見れば、それほどしっかりしたストーリーとは思えないが、スピード感もあって結構面白いと思います。 | ||||
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何げに『青い瞳の狼』のスピンオフだったりします。強くて優しく哀しいアサシン(暗殺者)のヒロインです。孤独の中に灯したかがり火の愛を吹き消され迷子になったヒロインは復讐をします。その後気づいた疑問をときながら追われます。 謎解き調査中に敵に追いつかれます。その時助けに来たヒーロー、実はCIAの諜報員でヒロインを処理しに派遣されてきました。なのにひかれるのです、ヒロインに。仕事は進めなければならない、でも何だかな~と考えている内に唯一信頼する上司が瀕死の重傷を負います。仕方なく判断保留のまま疑問解決を進めていきます。タイムリーな鶏インフルエンザが鍵になり悪の中の善が話を進めます。 スピンオフ物は、前作のその後などがわかりほっとしたりするのですが、ジョン・マディーナとニエマは元気そうですがイマイチ物足りなくもう少し絡めてほしかったな~が本音。そして、リンダの書くヒロインは喪失感との折り合いにあくせくする姿が痛々しくなりつつ強さも増してきてカッコイイな~が感想でした。 | ||||
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読み始めてすぐ『これ本当にLinda Howard?』と思ったくらい、今までとの作風の違いに驚きました。 これまでの多くの作品は読者の共感を呼ぶ人間味溢れる愛すべきヒロインが登場していたのに対して、この作品のヒロインLilyは復讐に燃える冷酷な女性としての印象しか最初はありませんでした。 しかし読み進んでいくと、Swainと出会って人間らしさを取り戻すLilyの姿に、愛する人に巡り合えた女心の変化を表現したかったと思われる作者の意図に納得しました。 パリを舞台にマフィアやCIA、Interpoleを巻き込み、殺人、カーチェイス、変装などスリル満載。 LilyとSwainのロマンスもとてもエキサイティングに描かれています。 タイトルの‘Kiss Me While I Sleep’はLilyがラストに近いシーンで言ったセリフなのですが、とても印象的な言葉でほろっとさせられました。 読み終わる頃には、『さすがLinda Howard!』と考えが変わっていた、そんな作品になっています。 | ||||
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