華氏451度

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華氏451度の評価:

4.08/5点 レビュー 60件。 D ランク

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平均点4.08pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全29件 21〜29 2/2ページ
No.9
(3pt)

1984年のライトノベル版

完全統制された社会への警鐘とも取れる「1984年」のライトノベル判という感じ。
本の消失した世界というあり得ないはずの世界が、本のデジタル化が進み、あり得るかもしれなくなってきた昨今。デジタル化した本なら、簡単に中身の捏造や削除がなされてしまいそうで怖い。時の政権を握る者にとって都合のいい内容の本しか存在しない世の中になるのでは? 危惧しているのは私だけ?
本は次世代に残せる人類の財産。出版社の皆さんには、時代の波に逆らってでも、紙の書籍という形で良書を残していただきたいと願っている。
華氏451度 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 華氏451度 (ハヤカワ文庫SF)より
4150116911
No.8
(3pt)

赤狩り時代の知識人の感覚・・・

名前だけは知ってるけどなかなか読む機会が無かった本、なんか、痴愚神礼讃みたいにこいつはマッカーシズムみたいな野郎だと思って途中で読むのを辞めたくなりましたが、最後まで読めばまぁ違うとわかります、そんな赤狩りみたいな本が名作として残ってるわけないですからね、でも感情を込めて書かれすぎていて本当はどっちを言いたいのかわからなくなる、痴愚神礼讃もそうだって渡辺教授が言っていました。大江の作品にも右派の青年を描いたものがあったけど、たぶんそれは、それを意識したものでしょう。ドストの作品もそういうとこがある・・アリョーシャよりもイヴァンのほうがキャラクターとして生きている気がする・・・しかし赤狩りなんて言論の自由を掲げて共産主義的発言をしたやつを文字通り叩き殺してるだけですからね、同情の余地がなさすぎる・・、こんな程度の政治的レベルしかねぇ国に負けたんか・・・って思いますよね。そしていまの自分たちの政府をふと思いだし、そりゃ負けるわと思い直すw

でもちょっと反動的すぎる、って気がしますね。芸術家は前衛ではなくて、激烈な反動主義者だというのは大方正解だと思います、だから体制と敵対するのでしょう、リベラルなアーティストってのはまぁいませんから、みんなナチスよりもぐっと右で、ぐっと民族主義者ですよね、自然に帰れ・・・ってわけだ、金持ちアーティストの発言ほど世間の共感を集めない発言もない。

ピカソは芸術を前に進めないで、全速力で後ろに走って行きましたから、そしてラスコーの壁画が最高の芸術だと言うに違い有りません。そういう人は多いですね、ソローみたいな生活をして人間の尊厳を取戻せみたいな事いう人、ハイジみたいな・・ ・

私達に昔ながらの生活が人間の本性に合ったものだと思えるのは、私達がまだ昔ながらのコトバを使い、そのコトバを使って世界を見ているからだ。あらゆる価値感の全面的変更が必要だ。

とニーチェは言いました。ニーチェはそのあらゆる価値の大転換を初めてすぐに 、馬に抱きついて人間失格になりましたが、最近の研究ではその後の療養期間が長すぎることから梅毒転移ではなく、本当に精神的な崩壊・・・・、もしくは本当にあらゆる価値の大転換が成功したのかもしれないとという面白い話になってます。

確かに本質的な価値の大転換ではあるw

 infin de siecle
華氏451度 (ハヤカワ文庫 NV 106) Amazon書評・レビュー: 華氏451度 (ハヤカワ文庫 NV 106)より
4150401063
No.7
(3pt)

赤狩り時代の知識人の感覚・・・

名前だけは知ってるけどなかなか読む機会が無かった本、なんか、痴愚神礼讃みたいにこいつはマッカーシズムみたいな野郎だと思って途中で読むのを辞めたくなりましたが、最後まで読めばまぁ違うとわかります、そんな赤狩りみたいな本が名作として残ってるわけないですからね、でも感情を込めて書かれすぎていて本当はどっちを言いたいのかわからなくなる、痴愚神礼讃もそうだって渡辺教授が言っていました。大江の作品にも右派の青年を描いたものがあったけど、たぶんそれは、それを意識したものでしょう。ドストの作品もそういうとこがある・・アリョーシャよりもイヴァンのほうがキャラクターとして生きている気がする・・・しかし赤狩りなんて言論の自由を掲げて共産主義的発言をしたやつを文字通り叩き殺してるだけですからね、同情の余地がなさすぎる・・、こんな程度の政治的レベルしかねぇ国に負けたんか・・・って思いますよね。そしていまの自分たちの政府をふと思いだし、そりゃ負けるわと思い直すw

でもちょっと反動的すぎる、って気がしますね。芸術家は前衛ではなくて、激烈な反動主義者だというのは大方正解だと思います、だから体制と敵対するのでしょう、リベラルなアーティストってのはまぁいませんから、みんなナチスよりもぐっと右で、ぐっと民族主義者ですよね、自然に帰れ・・・ってわけだ、金持ちアーティストの発言ほど世間の共感を集めない発言もない。

ピカソは芸術を前に進めないで、全速力で後ろに走って行きましたから、そしてラスコーの壁画が最高の芸術だと言うに違い有りません。そういう人は多いですね、ソローみたいな生活をして人間の尊厳を取戻せみたいな事いう人、ハイジみたいな・・ ・

私達に昔ながらの生活が人間の本性に合ったものだと思えるのは、私達がまだ昔ながらのコトバを使い、そのコトバを使って世界を見ているからだ。あらゆる価値感の全面的変更が必要だ。

とニーチェは言いました。ニーチェはそのあらゆる価値の大転換を初めてすぐに 、馬に抱きついて人間失格になりましたが、最近の研究ではその後の療養期間が長すぎることから梅毒転移ではなく、本当に精神的な崩壊・・・・、もしくは本当にあらゆる価値の大転換が成功したのかもしれないとという面白い話になってます。

確かに本質的な価値の大転換ではあるw

 infin de siecle
華氏451度 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 華氏451度 (ハヤカワ文庫SF)より
4150116911
No.6
(3pt)

not A but ・・・

痛烈な現代批判であると思う。
山手線に乗っていてデナムの歯磨を思い起こさない人はいないだろう。
監視社会、
コマーシャリズムによる情緒の侵略、社会的紐帯の切断。
グロテスクに拡大された現代社会の特徴そのものだ。

でもやはり、
作者がおそらくそう願ったようにこの本が啓蒙の書となるためには、
not A but B 
のBがもっとはっきりと示されていて欲しかった。

彼が何をよしとし、またそれをよしとしなければならなかったのか。
確かに、
「そうだ!想像力を失ってはならないんだ!」
と思わせるものはある。
しかし、人や人の歴史への想像力によってどれほど人が幸福になれるのか。どれほど安心して、おびえずに暮らせるのか。
引用が唐突でありすぎるためか、
書物にどれほどのことができるのか、
今ひとつ説得力を欠いていた。
読者が渇望せずにはいられない、憧れずにはいられない何かが描かれている本では残念ながらなかったような気がする。
華氏451度 (1964年) (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 華氏451度 (1964年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B000JAGPH8
No.5
(3pt)

not A but ・・・

痛烈な現代批判であると思う。
山手線に乗っていてデナムの歯磨を思い起こさない人はいないだろう。
監視社会、
コマーシャリズムによる情緒の侵略、社会的紐帯の切断。
グロテスクに拡大された現代社会の特徴そのものだ。

でもやはり、
作者がおそらくそう願ったようにこの本が啓蒙の書となるためには、
not A but B 
のBがもっとはっきりと示されていて欲しかった。

彼が何をよしとし、またそれをよしとしなければならなかったのか。
確かに、
「そうだ!想像力を失ってはならないんだ!」
と思わせるものはある。
しかし、人や人の歴史への想像力によってどれほど人が幸福になれるのか。どれほど安心して、おびえずに暮らせるのか。
引用が唐突でありすぎるためか、
書物にどれほどのことができるのか、
今ひとつ説得力を欠いていた。
読者が渇望せずにはいられない、憧れずにはいられない何かが描かれている本では残念ながらなかったような気がする。
華氏451度 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 華氏451度 (ハヤカワ文庫SF)より
4150116911
No.4
(3pt)

not A but ・・・

痛烈な現代批判であると思う。
山手線に乗っていてデナムの歯磨を思い起こさない人はいないだろう。
監視社会、
コマーシャリズムによる情緒の侵略、社会的紐帯の切断。
グロテスクに拡大された現代社会の特徴そのものだ。

でもやはり、
作者がおそらくそう願ったようにこの本が啓蒙の書となるためには、
not A but B 
のBがもっとはっきりと示されていて欲しかった。

彼が何をよしとし、またそれをよしとしなければならなかったのか。
確かに、
「そうだ!想像力を失ってはならないんだ!」
と思わせるものはある。
しかし、人や人の歴史への想像力によってどれほど人が幸福になれるのか。どれほど安心して、おびえずに暮らせるのか。
引用が唐突でありすぎるためか、
書物にどれほどのことができるのか、
今ひとつ説得力を欠いていた。
読者が渇望せずにはいられない、憧れずにはいられない何かが描かれている本では残念ながらなかったような気がする。
華氏451度 (ハヤカワ文庫 NV 106) Amazon書評・レビュー: 華氏451度 (ハヤカワ文庫 NV 106)より
4150401063
No.3
(3pt)

華氏451度

「文化」が禁忌の対象となった未来を描いた小説です。主人公のガイはファイアマンですが、火を消すことではなく、本を所持している人の家を焼くことが彼の仕事です。ブラッドベリらしい技巧的で詩的な文章によってペシミスティックな未来像が語られています。この小説は50年前に書かれたものですが、現在の社会を描いているかのような描写があ時折あって、はっとさせられます。
華氏451度 (1964年) (ハヤカワ・SF・シリーズ) Amazon書評・レビュー: 華氏451度 (1964年) (ハヤカワ・SF・シリーズ)より
B000JAGPH8
No.2
(3pt)

華氏451度

「文化」が禁忌の対象となった未来を描いた小説です。主人公のガイはファイアマンですが、火を消すことではなく、本を所持している人の家を焼くことが彼の仕事です。ブラッドベリらしい技巧的で詩的な文章によってペシミスティックな未来像が語られています。この小説は50年前に書かれたものですが、現在の社会を描いているかのような描写があ時折あって、はっとさせられます。
華氏451度 (ハヤカワ文庫SF) Amazon書評・レビュー: 華氏451度 (ハヤカワ文庫SF)より
4150116911
No.1
(3pt)

華氏451度

「文化」が禁忌の対象となった未来を描いた小説です。主人公のガイはファイアマンですが、火を消すことではなく、本を所持している人の家を焼くことが彼の仕事です。ブラッドベリらしい技巧的で詩的な文章によってペシミスティックな未来像が語られています。この小説は50年前に書かれたものですが、現在の社会を描いているかのような描写があ時折あって、はっとさせられます。
華氏451度 (ハヤカワ文庫 NV 106) Amazon書評・レビュー: 華氏451度 (ハヤカワ文庫 NV 106)より
4150401063