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秀吉の枷



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秀吉の枷の評価: 3.93/5点 レビュー 61件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.93pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全44件 21~40 2/3ページ
No.24:
(4pt)

信長と秀吉の相似性。

豊臣秀吉を思い浮かべるとき、人それぞれ異なるイメージを抱くのではないでしょうか。
秀吉ほど一生の間に姿を変えていった人は稀有でしょう。
信長の家臣として出世に次ぐ出世を遂げた頃。天下統一を成し遂げた頃。そして口臭の漂う晩年の頃。
下巻は、小田原征伐から説き起こされます。
秀吉を思い浮かべるとき、その明るく陽気な印象がまず最初に浮かびます。
戦わずして敵を味方につけてゆく才覚は領土を広げるときに存分に発揮されたと思うのです。
俗に人たらしの秀吉でさえも、戦いが終わると俗な欲望に取り付かれていきます。
秀吉の血筋に対する執着とその絶望感を覆い隠すための愚行。天下人なるが故の孤独。
このあたりは、現代的な感覚で著者は秀吉にアプローチしていると感じられました。

時間は後戻りすることはありませんが、歴史は遡ることが可能です。
歴史のある地点から過去に遡ってゆくとそこに必然性がみつかる場合があります。
天下統一を果たした豊臣家は秀吉亡き後、徳川家康にその座を奪い去られてしまいます。
読み終えた段階で豊臣家の最期を思い浮かべるでしょう。

著者は、前野将右衛門が随分お好みのようです。秀吉、影の軍団。
信長が部下を放逐していったことは良く知られていますが、秀吉も同じ事をしていました。
この本を読むと、信長と秀吉が如何に良く似ていたかが感じられます。

秀吉の枷〈下〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:秀吉の枷〈下〉 (文春文庫)より
4167754053
No.23:
(4pt)

天下獲り。

多くの作家が豊臣秀吉の実像を描くことを試みています。
司馬遼太郎、吉川英治、山岡荘八、津本陽。
どの秀吉も魅力たっぷりですが、この秀吉もう〜ん、そうかな、と思わせられます。
それぞれにタイプが多少異なるのですが、逆に人間の多面性を感じさせられ自分なりの秀吉像を拵えるのに役立ちます。
中巻では、山崎の合戦から九州征伐までとなります。
歴史に残った事実と事実の間の空白に最も合理的な線を引っ張ろうとしているように思えました。
なぜ、秀吉は中国大返しが可能であったのか。
それを成り立たせるための材料、条件を求め、逆に時間を遡って推理を働かせていきます。
そこから、秀吉は信長との関係を洗い直していきます。
なぜ秀吉は武家の頭領である征夷大将軍ではなく、関白となったのか。
秀吉の織田家へのこだわりは何であったのか。
著者は、コンサルティングをするように分析を進めてゆきます。
秀吉の枷〈中〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:秀吉の枷〈中〉 (文春文庫)より
4167754045
No.22:
(5pt)

中国大返しの謎。

『信長の棺』の歴史観で秀吉を描いた作品です。
歴史好きの方には、とても面白く読めるのではないでしょうか。
信長、秀吉、家康。
幾多の作家、歴史研究家が人物像を語ってきたかと思います。
上巻は、三木城攻めから本能寺の変まで進みます。
中国大返しは如何にして為されたのか。
歴史の謎に対して非常にユニークな推理を試みています。
可能なら、『信長の棺』を読まれれば良いかなと思います。


秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)より
4167754037
No.21:
(5pt)

豊臣秀吉

「信長の棺」の続編にあたる作品でぜひ前作品を読んだ上で本書を読むと一層おもしろい。秀吉の信長を恐れる心情がやがて信長を超える自信となっていく様子が見事。しかし生涯信長の遺骸行方に翻弄させるところはこれまでに無かった展開で読み応えがある。歴史小説225作品目の感想。2010/02/06
秀吉の枷〈中〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:秀吉の枷〈中〉 (文春文庫)より
4167754045
No.20:
(5pt)

豊臣秀吉

「信長の棺」の続編にあたる作品でぜひ前作品を読んだ上で本書を読むと一層おもしろい。秀吉の信長を恐れる心情がやがて信長を超える自信となっていく様子が見事。しかし生涯信長の遺骸行方に翻弄させるところはこれまでに無かった展開で読み応えがある。歴史小説225作品目の感想。2010/02/07
秀吉の枷〈下〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:秀吉の枷〈下〉 (文春文庫)より
4167754053
No.19:
(4pt)

でも面白い

いくつかの仮説が前提ではあるが、卑屈な忍従を強いる信長に服しながら信長を見切っていく秀吉の心理描写はお見事。理屈抜きで面白い小説です。
秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)より
4167754037
No.18:
(4pt)

秀吉の苦悩

『信長の棺』に続く、本能寺の変、信長の死にまつわる歴史ミステリー。
『信長の棺』が面白かったので、こちらも読んでみたが、前作に劣らず、こちらも息もつかせぬ面白さ。
秀吉を主人公に、前半では彼が信長のもとで、天下を狙う様を、後半では彼が掴んだ権勢をどうつかめていくか、をほとんど秀吉の視点で描いている。
前作に比べるとなぞ解きの要素は少なくなっているが、むしろ人間秀吉の苦悩が描かれていて、小説としては、こちらの方が面白いかもしれない。
でも、これが70歳過ぎた人が書いているとは思えないぐらい、熱い小説。
秀吉の枷〈下〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:秀吉の枷〈下〉 (文春文庫)より
4167754053
No.17:
(4pt)

きちんと全巻読みましたがレビューはここだけに…

私が目下住まっているのは京都市中京区西洞院蛸薬師近辺
そう、まさにこの本の序章ともいうべき『信長の棺』で描かれた本能寺〜南蛮寺地下道の真上(かもしれない)のだ!!!

425年前、ひょっとしたら私のこの足下で信長は窒息して息絶えたのかもしれない、
そう思うと、この「小説」もがぜんリアリティをもって読めてしまう。

ただ、「信長〜」と異なるのは、やはりそれなりに史上に名を留める人物ばかりが登場するため、どうしても想像力の飛翔感というものが今ひとつ感じられなかった点であります。
それに嫡子を持てない、ということがこれほどまでにコンプレックスになるものか…?もちろん、あとがきに作者が書くように、これが秀吉の覇者である半面の悲哀なんだそうだが、どうなんだろう?意地でも己の種を残そうとじたばたすることこそなんかいかにも動物的本能を表に出しまくっているカンジで、好もしくないなぁ。単なる色欲だけ、って方がよっぽどワルっぽくていいのにな。

秀吉はほんとうに数えきれないほどTV化されていて、いろんな名優が演じているけれど、やっぱり緒形拳が最高だと思う。でも、この本の秀吉は緒形拳にはやって欲しくないなぁ、と、そう思ってしまいました。
秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)より
4167754037
No.16:
(4pt)

(上)〜(下)の中では一番読み応えがありました。

北条氏打倒と家康の関東への「追放」、そして専制君主化したが故の、信長晩年の狂気を彷彿とさせる秀次粛清、朝鮮出兵、そして寂しい死に至る、秀吉の「枷」から逃れられない、必死に生きたが暗澹たる晩年を、子供ができない苦悩、女性たちの寵愛争い、特に淀の方(茶々)の急接近と2度の懐妊・秀頼誕生に大胆な推理のメスを入れ、北野大茶会や醍醐の花見といった有名なイベントも交えて描く。私は本能寺の変の真相に関する著者の説に与しないが,天下人に駆け上がる過程で主家を打倒した負い目が一生つきまとったであろうことは想像できる。そして茶々の急接近と2度の懐妊に関する作者の推論。何故茶々だけが2度も懐妊したのか、昔から噂が多くても本格的な研究に私はこれまで接したことがない。しかし、本書を読む限り秀吉の行動の記録と懐妊時期を付き合わせた推理には一応納得がいく。もっとも関係者は著者の創作・想像だと思うが。また、秀次関係者をあれほど徹底して粛清する必要があったのかは長年の謎だったが、茶々の陰謀が秀次に及び、かつ秀吉の誤解が大粛清の原因となったとする推論は、あり得たかもしれない歴史として面白い。

結局、秀吉は信長を上回る器だったのだろうか。主家を打倒せねばならなかった運命、茶々の子供と言う信長の血筋に後継を委ねざるを得なかった悲劇。著者があとがきで記すように、秀吉は結局シェイクスピアのマクベスではなかったかという指摘は傾聴に値する。

老いの感傷に縁取られた本書だが、秀吉を温かく迎えてくれる老妻、そして推理の幕引き役を演じて潔く死ぬ謀臣・前野将右衛門、この2人の姿がくっきりと心に刻まれる。
秀吉の枷〈下〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:秀吉の枷〈下〉 (文春文庫)より
4167754053
No.15:
(5pt)

エンターテイメントとして

「信長の棺」信長の棺〈上〉 (文春文庫)も持っていますが、こちらの方が楽しく読めました。
歴史家には異論反論あるでしょうが、エンターテイメント作品として割り切れば面白いです。
秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)より
4167754037
No.14:
(4pt)

秀吉は○なしだった

茶々(淀の方)が生んだ子供は、はたして秀吉の子供だったのか?<消えた信長の遺体は何処へ>というテーマでのぞんだ加藤廣の処女作『信長の棺』に比べると、テーマ自体が下世話なせいか、女好き=秀吉と側室たちの○○○シーンがやたら多く登場する。非常に固さが目立った前作に比べると、文体もやわらかくなり読みやすくはなっているが、作家の硬派なイメージが若干損なわれたような気がしないでもない。

時代的にも『信長の棺』とかなり重なっており、前作では明らかにされなかった細かい部分の謎についても本作品内でふれられているので、前作品を読んでから本作品に手をつけられることをオススメする。信長─秀吉─左馬助と続く戦国ミステリーは、一つの史実を多方面からとらえようとする作家の歴史的に中立な目を感じることができる。司馬遼が描くきらびやかな表舞台の歴史とは異なる、立体的な史観が魅力のシリーズには好感がもてる。
秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)より
4167754037
No.13:
(4pt)

鋭い視点からの考察

織田信長の本能寺の変の真相に迫る。
これをテーマに豊臣秀吉の視点から描かれているのが特徴といったところでしょうか?
歴史好きの貴方なら素直に楽しめる内容になっていると思います。

秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)より
4167754037
No.12:
(4pt)

因果応報

同書上巻の流れを受けてイザ下巻へと突入。
本能寺の変のあと、秀吉は着々と天下統一の手を打っていったのだが…
その背後にはあの時の負い目(ココは貴方が想像してください。上巻を読まれればわかることと思います。)がちらほらと頭をもたげてくる。それが秀吉の人生にずっと付きまとってくる…
そして、そのことがいろいろな意思決定に重大な影響を及ぼしていく。

下巻まで読み終えて、ふと「因果応報」という言葉がどこからともなく湧き上がってきました。
読み応えのある力作です。
3部作(信長・秀吉)の最終章の予定である明智光秀編を早く読みたい、そう思わせられる本でした。
著者の技量に感謝ですね。
秀吉の枷〈下〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:秀吉の枷〈下〉 (文春文庫)より
4167754053
No.11:
(4pt)

三部作として読む

信長の残忍さ、秀吉の苦悩がよく分かり、面白さはあったが、作品が小説の体をなしているかといえば、疑問もある。その点は加藤氏の「信長に学ぶ処世の法則」を読むと事情が見えてくる。「棺」「枷」「法則」を合わせて読むと全体像がはっきりとして、著者の意図するところが見えてくる。
 経営者のなかには「おれは信長タイプだ」などという人がいる。軽薄さだけが浮き上がって見えるようになった。
秀吉の枷〈下〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:秀吉の枷〈下〉 (文春文庫)より
4167754053
No.10:
(4pt)

アイデアが楽しい........ 目くじら立てずに、ご一読!

「信長の棺」に続き、早々と発表された第二弾。新聞で
見かけた著者へのインタビューでは次回作の、明智光秀
を主人公にした作品を含めて、三部作の構想だそうな。

この著者の手法を推測するに、まず登場人物の動静を
細大漏らさず調べ上げ、その上で、それら人物の互いの
行動の間に、「何か見落としていること」、「隠されて
いることはないか」と、眼光鋭く検証し、大胆な仮説を
立てる。

とりわけ、「桶狭間」のような「奇跡的」とされる事件
については大いに懐疑的で、「大事というものは、計算
し尽くして、必然的に成就されるものである」、という
信念を作品から感じるのは、うがち過ぎか。

また、秀吉が「自分は信長より人望、智略ともに勝る」
と自負した時、殺意を抱いた、という見方だが、「上司
と自分の力量を比較する」という習性は、企業人なら誰
しも同感できるところで、著者のサラリーマンとしての
キャリアも作品に反映されているようだ。

 意外だったのは、竹中半兵衛が高評価されている点で、
これは小和田哲男・著「軍師・参謀」の評価とは異にし
ている。ほかに作中、「半兵衛がいう通り、信長を備中
に誘い出して毛利に始末させれば良かった」、という
くだりは、新鮮だった。

「秀吉の出自」、「信長の殺害プラン」、「桶狭間の
襲撃方法」など、突拍子もないアイデアの連発ながら、
「小説」と割り切って、下巻に読み進むとしましょう。
秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)より
4167754037
No.9:
(4pt)

秀吉のことを少し理解できたような

ワンマン経営者(信長)に対する社員の処し方・・・そんな視点で読んでみると、とても身につまされます。特に下巻まで読み進むと、余計に悲哀に満ちてきますね。
もちろん歴史好きからすれば突っ込みたくなるところもあるのでしょうが、著者が、きちんと歴史を研究され、時間をかけて作品を組み上げられていることが実感でき、読んでいて好感が持てました。内容的には、斬新な解釈といったところまでは行きませんが、著者なりの秀吉像が生き生きと描かれており、歴史小説として高い評価を与えても良いのではないでしょうか。次回作は、光秀の立場で書いてくれると面白いかも。
秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)より
4167754037
No.8:
(4pt)

信長の棺の後編として読みたい

前作「信長の棺」は本能寺の変の謎を太田牛一が追いつめるミステリーでした。本作品はその後編に位置づけられており,黒幕であった秀吉がなぜ信長を死に追いやったのかについて,彼を主人公にして解き明かしていきます。
 資料を丹念に集め,筋道をつけて描写していく作風は前作から変わっておりません。しかし,暗闇の中に潜む巨大な力に向き合う太田牛一を描いた前作に比べると,謎を解かれる秀吉が主人公になったためか,力強さに欠けているように感じられました。
 ケアレスミスが文中に見受けられることも原因かもしれません。「信長の棺」と合わせて読むと楽しめますが,本作品だけでは淡々として物足りなさを感じました。
秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)より
4167754037
No.7:
(5pt)

戦国時代のことが好きな人にはとても面白いと思います

前作に引き続き、戦国時代のことが好きな人にはとても面白いと思います。

信長が生きているときに既に、秀吉は自分自身で信長を超えつつあるんじゃないかと認識し始めていたという設定が生々しくて物語を面白くさせてるんじゃないかと思いました。

楽しみはあとにとっておくということで、下巻はもう少しあとに読むことにします。
秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)より
4167754037
No.6:
(4pt)

著者ならではの心理描写が冴える!

いきなり、竹中半兵衛の死から始まる“秀吉物”というのも新鮮だが、
中国攻めから本能寺、信長没後の目くるめく勢力変遷、各大名がしのぎを削る
駆け引きが面白い。
 秀吉と二人の軍師、半兵衛と黒田如水との関係も、意識してだろうが、
劉備とホウ統、孔明を彷彿とさせる。
 全体として品よく仕上がっている。
 上巻は、大阪城を建設し、天下取りを確かなものにするあたりで終わるが、
信長が死してなお秀吉に大きな影を落としていく様が見事に描かれている。
 このとき秀吉48歳。“人生五十年”の時代では、既に老境。
 跡継ぎのいないあせりも宜なるかな。
 この辺の心理描写は、著者の年齢もあろうが、身につまされるほど、うまい。
下巻の、更なる展開に期待。

秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)より
4167754037
No.5:
(4pt)

「信長の棺」と表裏一体の作品

前作「信長の棺」と表裏一体の作品で、この上巻だけでも成立する作品になっている。ただ、それだけに「信長の棺」を読んでいないと、面白さも半減といったところだろう。
前作が、太田牛一という信長びいきの作家の目で書かれたのに対し、本作は秀吉のサイドから見たらどうなるかということで書かれている。しかし、そういった視点の違いだけなく、前作がミステリーとしての面白さで信長の死体の行方という謎を追ったのに対し、本作は秀吉という人間を通して信長と比較しながらTOP(天下人)のあり方、苦悩などを描いている。ところが、本能寺の変前夜の状況から、秀吉の天下取りまで、かなりの駆け足で書かれており、やや描写不足の感がしなくもない。下巻まで通して読んだ時、そうしたところが払拭されることを期待したい。
秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)Amazon書評・レビュー:秀吉の枷〈上〉 (文春文庫)より
4167754037

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