信長の棺

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信長の棺の評価:

3.56/5点 レビュー 118件。 D ランク

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平均点3.56pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全124件 101〜120 6/7ページ
No.24
(3pt)

読後物足りなさが残りました

後半になればなるほど面白くなくなってしまいました。謎解きの

ところから話が急ぎ過ぎの感がありました。5千枚を無理して縮

めたからでしょうか。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.23
(4pt)

可能性への挑戦

作者の加藤廣氏は75歳の新人です。朝日新聞のbeに特集してあったので思わず本屋で手に取りました。信長については津本陽氏の下天は夢かを始めとして数多くの著書がありますがこれは一風変わったミステリーに仕上がっています。前半はやや冗長な感じもしましたが、後半に進むにつれて本能寺の変前後の動乱に作者独自の新たな視点を折込み、信長、光秀、秀吉といった歴史上の人物を今までの解釈とは違った人間として蘇らせています。本能寺から信長の遺体が消えてしまった件のトリックは圧巻でした。後半は一気に読みきってしまう面白さがあります。女忍者の登場はやや奇異な感じがして全体の物語のテンポを少し落としているのが残念です。(作者の願望もあるのでしょうか?)ここは一つ徹底的に男っぽく信長を書ききってもらえれば良かったと思います。年齢的な限界はない、成せば成るを示してくれた75歳の新人に喝采です。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.22
(4pt)

斬新で大胆な見方

この物語は本格歴史ミステリーといっていいと思うが、過去何回もモチーフにされてきた「本能寺の変」における織田信長の遺骸未発見の謎がメインテーマである。

信長唯一の伝記「信長公記」の作者であり、かつて信長と秀吉に仕えた元武士の著述家、太田牛一が主人公となり、この謎に迫る。

著者は牛一の視点を通して、すでに何人もの作家や歴史家が挑んでおり、いささか手垢がついた感のある「本能寺の変」の謎の真相ばかりでなく、「織田信長」その人の人物評価をはじめ、「桶狭間の戦い」の真相や「太閤秀吉」の出自にいたるまで、客観的・論理的に新しい解釈をしている。本書がベストセラーとなっている所以だろうが、私も「こんな斬新で大胆な見方もあったんだ」と興味深く読んだ。

著者はもともと経済・経営の専門家として、その著述・講演活動や企業の経営指導が高い評価を受けており、この作品が75才にして初めて発表した小説とのことだが、とても作家第1作とは思えない筆力に圧倒された。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.21
(3pt)

思わず手に取るタイトルだけれど・・・

残念ながら、いつ本能寺の核心に迫るのかという期待感で読み進むうちに、いつのまにか終わってしまったという感じだ。このタイトルは絶妙で「信長の棺」−新説本能寺の変− というだけで期待感が高まっただけにギャップを感じる人が多いのではないか。

桶狭間の合戦や秀吉の中国大返しへの斬新な解釈は非常に面白く、そういう点も随所に見られるだけに、戦国ミステリーとしては惜しい気がする。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.20
(3pt)

秀吉、おまえもか…

物語は本能寺の変が起こった後からスタート。信長から蜜命を受けていた主人公が、いきなり拉致されてしまい、やきもきします。歴史小説に推理的要素が加わり、感情移入しやすいですね。信長の死因の解釈については、ネタバレになるので言及しませんが、信長より秀吉が印象に残る一冊でした。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.19
(2pt)

・・・2時間ドラマ?

太田牛一といえば「信長公記」の筆者。その牛一が本能寺で消えた信長の遺体の謎を追う!
ということなので、わくわくして読み始めたのですが、前半がけっこう面白かっただけに後半にがっかり。ご都合主義とは言わないまでも、牛一の持った疑問がある人物によってほぼ語られ、さらに肝心の信長の遺体については一人の人物がすべてを語る・・・
2時間ドラマの「犯人の告白」ではないですか!?
正直、期待はずれです。
さらに言うなら、中盤以降に登場する女性のしのびとの関係は必要なのでしょうか?(老人(牛一)にしのびの女性が恋をするんですよ)著者の願望では?しのびというのはもっとドライなものであると思います。
ミステリーとはこういうものではないと思います。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.18
(4pt)

着眼点に感服。

信長の遺骨は何故、本能寺から消えたのかという素朴な議題が光る好著。大田牛一という信長の伝記作家であり、遺骨解明の捜索者である彼を中心に描かれる物語は、今までの信長を題材とする作品にはなかった視点から、十分説得力がある作品であろう。
個人的には遺骨の事件より、当時の信長を取り巻く背景の数々が興味つつであった。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.17
(2pt)

これはちょっと期待はずれ

大田牛一は信長の右筆ではないというのが資料で明らかになっている。『信長公記』は命令されて書いたのではなく、牛一が個人的に書きつづったものだということになる。
 各所に誤った記述などが見られ、これしか残っていないから一級の資料となったと言わざるを得ない。 『信長公記』はこれくらいにして本書。近衛前久主犯説は安倍龍太郎氏が『信長燃ゆ』ですでに発表してしまっている。
 光秀の不可解だった行動と言うのも考え付きそうだ。 題名に惹かれたが、どうも資料探しに時間を取られて時代遅れの作品と見受けてしまう。目新しさなど全くない。
 日々歴史の本に目を通している方は購入するのは勧められない。
 あまり歴史の本を読んだことのない方なら読んでもいいかもしれないが、本書の秀吉はちょっとやりすぎだ。いくら生い立ちが鮮明でないとはいえ付け焼刃が過ぎる。 資料の少ない本能寺の変について苦労したことに★2つつけた。
 一度読めば十分だろう。

信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.16
(5pt)

興奮のミステリー! よく設計されているな、という印象。

久しぶりに戦国物の大作を読み終えて、満足感に
浸っているところ。 若いころから司馬史観にどっぷり浸かってしまって
いる者にとっては、頭の中を引っかき回された感じ。言われてみれば、信長の「桶狭間の勝利」や、秀吉の
「中国大返し」が、「奇跡」で片づけられてしまって
いるのは、いささか無邪気に過ぎるか?それに、緻密なはずの光秀が、本能寺後、なぜあれほど
モタモタしていたのか、ずっと気になっていたところ。
みずから天下を取る意思は端からなく、誰かの登場を
待っていた、という説を支持したい。それにしても、秀吉が丹波の出身者で、先祖は貴族、
という設定は奇想天外。 確かに、主君の近親者を
殺害したり、側室にしたり、と、常人には考えられ
ない行動をとっているが、事実、元・貴族なら可能か?
つぎは小説でなく、学者の研究書を読みたくなった。してみると、「知らぬ顔の半兵衛」の岐阜城一時占拠
も、主君を諫めるのが目的ではなく、光秀同様に、
(信長以外の) 誰かを待っていた、のか?
窓越しに岐阜城を眺めながら、新たな疑問がもたげて
きた。歴史ファンには一読をお勧めします。p.s. 作品中、牛一が大坂・天満で若い女性と暮らし
始めるあたりは、不器用なお色気シーンも現れて
、少々、だらけてしまって残念!
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.15
(5pt)

虚構の真実

時代小説はいかに虚構を真実として読ませるかにかかっていると思う。
信長の棺はどうなったのか?昔から言われてきた謎への一つの回答がここにある。そしてそれをじっくり読ませる筆力がある。
読めば読むほど、作者が考察した跡が伺える。
この小説は、信長の最期に新たな光を差し込ませた。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.14
(4pt)

もやっと・・

よく練り上げられた小説ではあるが、不満の残る内容であった。
大いに期待していただけに残念としか言いようがない。
 先ず、淡々とした展開で進み、すこし我慢が必要である。
途中で急転、テンポが速くなる。我慢のし甲斐があった、
いよいよこれからだと期待したが、中身に目新しさを感じることができなかった。
結末もなんだかすっきりせず欲求不満になりそう。
次回作に期待。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.13
(4pt)

庶民の視点と牛一のシブい役回りがポイント

本書の主人公は信長でも太田牛一でもない。歴史の大事件が実は私たちの知る英雄でなくそれを影で支えた人々によって成し遂げられたという視点が本書の根底にある。前野氏(長康)、丹波、清玉上人、切支丹といったキーワードをもとに歴史の数々の謎を結び付け、最後に英雄信長の最期と当時死んでいった庶民が意外なところで出会う。舞台回しである太田牛一の役回りは2つ。一つは、当時のもの書きとしてのさまざまな葛藤に携わった生き証人としての役割。信長の伝記を記した者が次の時代の覇者秀吉に対してプライドを賭して対決するくだりなどは、独特の味わいがある。本書を書くに当たって様々な史書に当たらねばならなかった筆者自身の葛藤が生み出した世界とも言えよう。いま一つは、個人的に信長を知り愛していた者が、信長に家族を殺されたものや信長を暗殺しようとした人々など、時代に蹂躙された庶民たちに対面する役割。様々な感情が交錯する中での会話から信長像を立ち上げていく。最後に、信長と当時の日本の状況を「コンフェイト」と「暦」の2つを巡るエピソードから描写する。現代にも通ずる日本の閉塞感というのが浮き彫りにされ、単純な叙述ながらうまいと思ってしまった。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.12
(3pt)

期待ほどでは・・・。

信長、秀吉に対する新解釈は面白いけどそれがどうしたのというぐらいで響いてこなかった。好きな人はいるでしょうけど。小説だから筆者の想像力は買います。ねたばれなので書けないけど、個人的には衝撃的な新解釈ではなかった。あと、後半から出てくる若い女は筆者の願望?70過ぎの爺さんがそんなにもてる?このころから牛一の人物像がふにゃけてくる。
屈強な老人?たちの夢物語かも。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.11
(4pt)

戦国の世を駆け抜けた一陣の風、信長を検証する好著!

遅い夏休みの纏め読み・読書三昧のうちの一冊でした。
アマゾンでベストセラーランキングになるだけのことはある内容です。
信長の不思議は、戦国自衛隊の「オチ」から、もっと真面目なものまで
数々あるようですが、世間一般の知識しかない私の分際で語ることは
失礼なので控えます。この本に書かれた謎解きがどの程度のものなのか、
関心はあるのですが、レビュアーの皆さんはあまり明確には仰っていない
ところが却って気になります。
 それはさておき、太田牛一なる側近の人物による信長評と、冷酷無比な
暴君と断ずる人びととの論争を交えながら、ストーリーを進める作りは
なかなか、楽しく読ませてくれます。
 著者は、信長の行方について著者なりの謎解きをしてくれているのですが、
読む方としては著者自身、それを信じているのかどうかが疑わしく感じます。
 突如、天下に名を馳せ、あまりにあっけなく消えていった信長の今なお
残る奇しき謎の数々が、逆に私は読後に余韻として残りました。
『そういうことにしとこうよ。』と最後に著者に言われているような気が
してならないのです。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.10
(4pt)

高齢者の希望

この小説には三つのテーマがある。一つは本能寺の変をめぐる謎解きであり、もう一つは織田信長をどう評価するかだ。本能寺のめぐる謎のほうは、それにからむ登場人物というと、明智光秀と、その背後にいる徳川家康、豊臣秀吉など。これらの人物がからむことは、ほかの小説などで、すでに考案されており、さして珍しくはない。それを立体的に推理構成したところに新しさがあるともいえるが…。改革の英雄か、残酷な独裁者かという信長の二面性の指摘も、また、新しいことではない。新しいことといえば、それはこの小説の三つ目のテーマ、主人公に信長伝の作者・太田牛一をすえ、彼の歩みに、著者が感情移入、乗り移って、信長の謎解きをしていることである。著者は75歳、牛一も老年。この一身同体の二人の、高齢者の元気な営みこそが、この小説の読みどころである(牛一の若い女との恋も、なかなか読み応えがある)。これは、10月2日付けの朝日新聞の書評が指摘するところだ。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.9
(2pt)

面白くはあるが....

確かに最後まで読ませる程度の内容ではあるが,
絶賛されるまでのものではないと思う。
少なくとも このような扱いで出版されるレベルからは
遠いのではないか。
正直,全くの新人作家がこの小説を書いて発表しようと
した時に,このままの形で出版できるのだろうか?
違和感を覚える設定,表現が散見され 興を削いだ。著者の経歴と出版社名を見て,嘆息した。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.8
(4pt)

信長は何処に

400ページを越す長編ながら一気に読ませる面白さは書き手の力量はもちろんのこと、しっかりとした資料調査に裏打ちされた想像と、なによりも太田牛一に仮託された作家の信長への熱情が読む者に伝わってくるからだろう。
 信長のみならず、太田牛一、近衛前久などなど謎を持つ多くの人物にも興味を持ってしまう。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.7
(5pt)

歴史の新しい解釈も・・・

本書は信長の遺体がどこにあるのか、と言う謎解きの
部分が面白いのは当然ながら、今までにない諸説の
新しい解釈が多く含まれていたことが興味深い所。秀吉の出生、桶狭間、弟(信行)との確執、信秀の葬儀
など、自分が知らなかっただけかも知れませんが、その
解釈には、納得できる部分が多くありました。
「信長公記」の現代訳文も読んでみたくなりました。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.6
(5pt)

これは面白い!!!!!

早速読んで見た。
実に面白い。筆者は実によく史実というか歴史考証を行っているなと
つくづく感心し、また内容にも実に説得力があった。
信長の遺体は結局発見されていないという話であったが、本書は
いろいろな連想をさせてくれる、熱い書だ。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.5
(5pt)

信長の死を新視点からとらえた作品。

信長の死には多くの謎がある。無防備なまでに少人数で行動した理由はあるのか。それを知った明智光秀が謀反をおこしたのはなぜか。炎上したとはいえ、遺骸が出てこないのはどうしてか。彼の死後の秀吉の行動の速さはどれだけの情報を元にしてのものだったのか。これら数々の謎について立ち向かうのは信長の伝記を書いた男である。謎を解き明かしていくとそこには、新しい信長像が浮かび上がってくるのだった。読者が謎を解くというより、主人公によって明快な解答が次々に与えられていくさまは、非常に爽快である。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672