信長の棺

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信長の棺の評価:

3.56/5点 レビュー 118件。 D ランク

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平均点3.56pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
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全124件 81〜100 5/7ページ
No.44
(5pt)

歴史=ミステリー ですから。本能寺の変の謎に一石を投じた秀作です。

私は織田信長の大ファンで、関連書物は随分読み漁っていて、年齢を重ねるにつれて古文書などを含めて歴史資料も直接自分なりに解読してみたいと思い始めています。本書も食い入るように一気に読めました。本当に歴史探究の面白さを喚起してくれた秀作だと思います。
 
この本の着眼点の新しさは、相次いでテレビ化された点で証明されていると思います。
 本書に歴史書や本能寺の変の謎の妥当性などを求めると評価は低くなるかもしれません。実際、これだけ本能寺の変の謎について諸説あると、本当のところは明智光秀本人に聞いてみるしかないですよね。ですから、歴史=ミステリーで、思いを馳せるしかないのが悔しいところです。もしタイムマシンが完成したなら、私なら躊躇なく本能寺の変直前に行きます。いや、織田信長の生涯を見続けます。だって、200年余り続いた戦国の世が信長一人登場することによって急速に終焉に向かったんですから。天皇でさえ手をつけられなかった比叡山焼き討ちなど、後の江戸時代以降の歴史家、思想家が意義付けを認める一大意思決定を敢行したのですから。
 
クーデター説、司馬遼太郎のように光秀の発作的単独犯説、出来過ぎの感ある中国大返しの秀吉関連説、これも出来過ぎの速攻帰国を果たした家康の関連説から諸説ありますが、今となっては歴史の大家だって良く分りません。本書は、信長の遺体が発見されなかった一点からの推理であって、その着眼だけで大成功。新風を吹き込む秀作で、諸説の思い入れを捨てて読むと、面白くて仕方ないと思います。ミステリー小説として読むべき本で、信長は好きで諸説が色々あるのは知ってるけど本当のところは良く分からない、という方には強くお勧めできると思います。

信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.43
(2pt)

これはちょっと。。。

読み出したらとまらず、一日で読んでしまいました。
ただ、これは内容的にちょっと。
司馬遼太郎のような、実証歴史小説を読みなれた人間には読後感がイマイチだったかな。
異聞物として読むのにはいいと思います。
信長ファンであるレビュアーにはちょっとこの内容は受け入れられないものがある。
しかし、秀吉ファンやその他歴史もの入門者には優しい内容であると思われる。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.42
(5pt)

信長を題材にした推理小説

諸説入り混じり今だに定説が定まらない下記の2点、
・本能寺の真の首謀者は誰か?
・信長の死体はなぜ発見されなかったのか(どこへ消えたのか)?
を題材に『信長公記』の著者である太田牛一の視点で書かれた戦国版推理小説だと思って読むと非常に楽しめると思います。
なまじ伝記ものだと思わない方がよいでしょう。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.41
(4pt)

アプローチが新鮮な、本能寺異聞。

織田信長に関しては、安土城が焼失してしまった事もあって、残された資料が意外なほど少ない。その中で太田牛一が残した「信長公記」が、虚飾が少なく最も信憑性の高い信長の資料と言われている。
 本作は、その実在のノンフィクションライター、太田牛一が主人公となり、「御屋形さま(信長)の遺体はなぜ本能寺から消えたのか。」をテーマに物語が進んでいく。本能寺襲撃後、光秀が望んでいたのは信長の首を京都にさらして魔王の時代が終わった事を世間に示す事だった。しかしそれがかなわなかった為、山崎の合戦で本来なら光秀の援軍となるべきはずの中川清秀、高山右近ら摂津衆は信長の死に確信が持てず、結果的に秀吉に加勢し、光秀を大敗に追い込んだ。

 信長の遺体が見つからなかった事は、後の世を変えた可能性があるほどこの時点では重要な事だった。

 本能寺の変は、あらゆる作家が題材にしたため、もはや出尽くした感が強かったが、本作は「信長の遺体」を主題にしたところが新鮮で面白い。史実とはかけ離れているかもしれないが、異聞のひとつ、ミステリーではなく「歴史ファンタジー」として片意地張らずに読めば、楽しめる作品になっている。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.40
(1pt)

歴史妄想小説の傑作(?)

歴史ミステリでは断じてない、ここで展開されている「お話し」には何の史料的根拠もない。そういう意味では、歴史妄想小説の典型である。
それにしても、目線の低い小説である。ミミズの目線で書かれた歴史妄想小説で、こんな目線で書けば信長の偉大さは絶対捕まらない。
「秀吉の枷」も同様、ある意味、妄想度がパワーアップしていると言う意味で「信長の棺」よりいただけない。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.39
(4pt)

ナイスチョイス

まず『信長公記』の著者・太田牛一を主人公に選んだ筆者の選択に脱帽。古くから信長に仕え、秀吉の駆け出し時代を知る牛一なら、秀吉よりも信長に肩入れし、消えた信長の亡骸を求めることも、あるかもしれない。城塞と化した本能寺に、抜け道が造られていたことも、あるかもしれない。不世出の出世を果たした秀吉が、一般に言われているような農民の出ではなく、山の民の出身であることも、あるかもしれない。歴史の様々な可能性を示してくれた一冊で、読んでいて、決して飽きることはなかった。強いて言えば、二条城に立てこもった信長の嫡男・信忠に対する解釈は物足りなかったかもしれない。だが、歴史ファンの心をくすぐる一冊であることは、間違いないと言える。牛一が70を過ぎて、子を成したり、10も年下の秀吉の死を今か今かと待ち侘びている怪物ぶりには、少し笑ってしまった。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.38
(4pt)

へぇ〜って感じかな

なかなかおもしろい。
これが真実だという説得力がある。でも歴史学者じゃないので単純に信じ込むだけなのだが。
すいすいと読めちゃいます。
しかし、上に立つ人間は悪いやつばっかやな〜。
読み進むうちに、この主人公(太田牛一)と著者自身がオーバーラップしてきます。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.37
(4pt)

ドラえもんと一緒に読みたくなる本

信長の遺体は一体どこへ?
日本史に詳しい貴方なら「それは永遠の謎。」
こう答えると思います。

本能寺の変が起こった後、あの信長公記の作者として有名な太田牛一が主人公となってこの謎を読み解いていく。
その裏にあった様々な思惑、人間模様、そして暗躍する影。
それをたどっていくとそこに浮かび上がってきた意外な事実は…。
読みやすい文章構成も手伝ってか、どんどんページをめくっていってしまう。というよりもめくらされてしまう。
著者の技量に驚かされる。
歴史小説好きな貴方はぜひご一読を。
(近年、3部作構成の本や映画がよく目に付くように思えますが、この信長の棺も後に秀吉編・光秀編と続いていく3部構成となる予定だそうです。この著者が最近の3部作構成がよく見受けられる時代になったという点も踏まえて、これらの作品を手がけていらっしゃるとしたら著者の世の中の流れを見極める目もすごいものだと思います。)

蛇足:本を読み終わったあと、きっと貴方はこういうでしょう。
「でも、結局のところ本当のことは分からない…。」
そして、こんなことを思うかもしれません。
「こんなとき、タイムマシンがあったらいいなぁ。本当のことをこの目で確かめられるのに…」
このレビューのテーマが「ドラえもんと一緒に読みたくなる本」としたのはこうした理由であります。


信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.36
(4pt)

まとまっている

まとまりはいいです。
ラストはもうひと捻りあればよかったかも・・・
テレビドラマ化されましたが、雰囲気はよく出ていたかな。
爺エロは少しいらないかな。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.35
(4pt)

面白かったです。でも、最後が急ぎすぎたような

面白かったです。久しぶりの時代物ということもあり、読み応えがありました。
史書作者を主人公にするという設定も楽しめましたし、構想も面白く感じました。
また、物語としても読みやすく、読んでいる時間も楽しめました。
ただ、こういった物語、特に今回の場合、歴史ミステリーということもあり、どこまで史実で、どこからが作者の推理なのかが読み取りにくい気がして、そこがすごく気になってしまいました。
また、この物語の主人公のように諸説あって、その真偽を見極めにくいそんな資料もあるのではと思いますと、推理も何を元にした推理なのか、この物語をそのまま味わっていいものかと、気になってしまいます。
物語としてはとても楽しめました。そのあたり、史実、資料と作者の物語それの境が少し見えるといいなあと感じました。でも、面白かったです。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.34
(4pt)

視点の妙

本書は「信長公記」を著した太田牛一が主人公となり、本能寺の変で遺体が見つからなかった織田信長の死を推理していく歴史モノである。
 太田牛一を主役にする着眼点は良し。というところであろうか。
 ところどころのエロスは中高年読者の希望を満たしているものだと考える。
 ラストシーンもまずまずである。
 中高年向けの読み物としては、一読しても悪くないと分析する。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.33
(3pt)

私はそれなりに

私は本の題が気になっていたし、
期待しないで呼んでみました。
イロイロな説や話の流れ等
私はなかなか楽しめましたよ。
中高年に評判が良いのは何となく
解る気がしました。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.32
(2pt)

歴史ミステリーだそうで

太田牛一を主人公にしたところなど着想やプロットはよいとは思うが、
いかんせん小説としてのデキはイマイチ。読んでいて流れが切れてしま
う部分が何箇所かあった点など減点材料。正直、次作「秀吉の枷」への
イントロのような位置づけにあるのでこの作品単体で評価するべきでは
ないのかも。また、読んでると文体が1000円ぐらいのビジネス書・
企業小説+オフィス情事ものに近い気がする。
正直、「信長」歴が長い人にはつらいものがあるかと。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.31
(2pt)

老人のエロはキモイ。

なんか巷のおっさん連中が激賞していますが、それほどでも。

 特に70を超える爺さんが若い娘に惚れられて(!)セックス三昧の日々をすごしたり、買った女をガッツンガッツン突いて、勝利の雄叫びとか、もうどうしようもなく、キモイ。

 作者が主人公に自分を投影しているとしか思えず、こういった老人の妄想が予想以上にグロテスクなことがわかって、嫌悪感が沸々とわいてくる・・・。女性にはお勧めしない。

 オタク文化なんか批判できんな。ご都合主義的な恋愛がこの世代でも評価されてるんだから。日本人の男の恋愛べた・未成熟さが、ここでも爆発。

 しまいには主人公の老人との間に子供が出来たことを女が祖父(90過ぎの大老人)に泣きながら告白すると、大爆笑の名台詞「でかした!」と来て、脱力感絶好調!

 もうね、妄想炸裂ですよ。

 信長の棺ったって、ぜんぜん出てこないんだもの、肝心の主題が。

 
 こんなのが評価されているうちは日本は斜陽だね。


信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.30
(1pt)

信長を理解しているのだろうか?

著者は信長を全くと言っていいほど理解していない。著者は信長は過大評価されていると主張するが、信長の業績を理解していない著者は過小評価しているのでわないか? 楽市楽座や兵農分離、そして関所の撤廃は全て特権階級と化した宗教勢力の牙を抜くために行われたことである。この時代の宗教勢力がいかに滅茶苦茶で、全く政教分離が出来ずに力を貪っていたのかは、応仁の乱以上の被害をもたらした天文法華の乱を知れば理解できる。つまり、戦国時代は現在で言うパレスチナ状態であったのだ。
そうした宗教勢力の牙を抜き、世界で最も宗教戦争が無い平和な国を作りあげたことは、立派に誇れることである。
過大評価を説いて、過小評価をせずに信長の業績を理解してほしい。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.29
(2pt)

40代以降の方のほうが楽しめる確率高し・・・?

小泉総理の愛読書として取り上げられ、父(50代後半)も面白かったと言っていたので、
かなり期待して読んだのですが、
他の方も仰っている通り、最近のミステリ(「新本格」以降あたりの作家群)が好きな方には、
文章、話の運び方、謎の散りばめ方、どれを取ってもイマイチなのではないかと思います。

「史書の作り手」が主人公という見せ方は面白いのですが、
およそ4分の3から5分の4を占める『信長公記』に関するエピソードが一段落して
謎解きが始まるまでは至極退屈でしたし、
会話の流れが不自然に見える話の脱線の仕方も気になりました。
秀吉の出自に絡めた話などは良かったのですが、謀略説自体は昔から知っていましたし、
目から鱗というわけにもいかず。

個人的には、なぜこれがこんなに人気があるのか分かりませんが、
信長の最期に関して、光秀が首謀者で・という話しか御存知ない方なら十分面白いと思いますし、
どちらかというと年輩の方に評判が良いのかも知れないと思いました。

ただ、量と評判の割にはイマイチと思ったものの、
変前後の当時の本能寺周辺の様子を書いた辺りだとか、
市中の様子は、あまり目にしたことがなかったので、興味深く読めましたし、
牛一が辿り着いた信長最期のシーンには、首の後ろがザワザワときたので。
薦めはしませんが、面白く読めるところはある。という感想です。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.28
(2pt)

期待して読んだんだけど

小泉さんの愛読書だというので期待して読んだんだけど、
最初は良かったけど、中盤からだれ気味。面白い説を散りばめてあるけど
上手く使い切れてない感じです。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.27
(2pt)

私だけ・・・?

皆さん評価が高いので、なんだか気がひけるんですけど・・・
私にはそれほど面白いとは思えませんでした。

テンポがなく、読み進むのに忍耐が必要です。
しのびとの恋もありえね〜〜〜って感じでしたし・・・・

いまどきのミステリーが好きな人には
ちょっと向かないんじゃないかな。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.26
(3pt)

人間くささ

本能寺の変についての時代ミステリー。「歴史に名を残すのは良い人物ばかりだとは限らない。信長も秀吉もそうだ。」と牛一に語る若い同僚の言葉にどきっとさせられる。史実として伝えられていることが実は勝者の都合のいいようになっている面が確かにあるのだ。にもかかわらず、牛一は”信長さま”に対して強い執着を見せるところが、彼もまた一人の人間であるという感じがした。
 作者は75歳の新人。主人公自身も高齢であるにもかかわらず、信長の遺骸をめぐって真相を究明する姿勢から人生まだまだという気迫が感じられました。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672
No.25
(4pt)

時代私小説でしょうか?

全体の調子は
映画 市民ケーン または 薔薇の名前

女忍者の登場は
剣客商売風に

阿弥陀寺を絡ませたのは
これは 参考文献にもある 網野サンの本より

丹波者は
これは イコール サンカ

本能寺の変に
秀吉が関係していて 前野一族が関係していたと設定しているのは
土岐信吉 反逆

秀吉が意外に 信長を悪く描かせるように仕向けたのは
これは 八切止夫 信長殺しは 光秀ではない 

信長の人物造形は
参考文献にもある 明石散人氏の本から

ネタとしては こんなところでしょうか?

建築関係に こった設定が見られるのは 著者のオリジナルのようです。

ミステリーとしては いまいちなような気がしますし 経歴をみれば
小説をだせたのも もっともな気がしますが 

引き出しはいろいろありそうな方ですし 主人公に コンサルタントとしての
著者の姿を垣間見れる 珍しい時代私小説です。
信長の棺 Amazon書評・レビュー: 信長の棺より
4532170672