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(短編集)

平面いぬ。



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【この小説が収録されている参考書籍】
平面いぬ。 (集英社文庫)

平面いぬ。の評価: 4.06/5点 レビュー 52件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.06pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全52件 21~40 2/3ページ
No.32:
(3pt)

総じては秀逸な作品集。

『石ノ目』★★★☆☆
発想は良いと思うが、最後に取って付けたような推理シーンが少々苦しい。

『はじめ』★★☆☆☆
乙一ってこんなに読みづらい文体の人だったっけ?
読みづらい、という感想しか湧いて来ない。

『BLUE』★★★★☆
暗さと明るさの混交は絶妙。
ピストル自殺の理由が分からん。

『平面いぬ。』★★★★★
模範的な短編小説だな〜と思う。
良い仕事をしていらっしゃる。
平面いぬ。 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:平面いぬ。 (集英社文庫)より
4087475905
No.31:
(2pt)

そっくりな作品。

「BLUE」が、「誰も欲しがらなかったテディベア」という本にそっくりだと感じた。
それ以外はどれも面白く、楽しめた。石ノ目の和風ホラーな雰囲気が特に好き。
平面いぬ。 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:平面いぬ。 (集英社文庫)より
4087475905
No.30:
(5pt)

切ない!でも、読まずにはいられない・・・。

乙一の話は、単純なハッピーエンドでは終わらない。
そこが本当に素晴らしい!

オイラは『BLUE』を読んで、益々好きになった!
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4087475905
No.29:
(5pt)

心にしみる

「石の目」「はじめ」「BLUE」「平面いぬ。」
4つの話すべてが面白い!

乙一らしい不思議なオーラを纏った作品。
ラストはかなり感動します。
個人的には「BLUE」がお気に入りです。
けなげで、「何故そこまで頑張れるの?」と目頭が熱くなってきます。
読んで損はしないと思います。
個人的には映画化してくれたら嬉しい作品でした。
平面いぬ。 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:平面いぬ。 (集英社文庫)より
4087475905
No.28:
(2pt)

良作

これが乙一ワールドか、と思いました。
ただ著者ご本人の発案ではないのでしょうが、小説再生工場なるものを始められたようで残念です。
そのため今後の作品が、実はどこかの誰かが書いたものの焼き直しのように勘繰りそうです。
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4087475905
No.27:
(5pt)

うわあ!世界一の短編だっ!

この本の中にある四作の内はじめが特に好きでした。はじめとは二人に見える一つの幻想のお話です。こんなオリジナルなアイディアは他にない!あと生きている刺青などすごいアイディアがあってこれほど読んで面白くて読みやすい短編は無いと思います。止まりません。
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4087475905
No.26:
(4pt)

乙一ワールド

乙一さん独特の世界です。この独特の世界が好きな人はすごく好きな小説だと思います。ホラーやサスペンスをより強く求める人には物足りないかも・・。東圭吾さんが書く、もっと現実的な小説も好きだけれど、乙一さんの現実と空想の中間のような不思議な世界に、つい引き寄せられます。いつも頭の片隅から離れない小説家って、すごいですよね。
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4087475905
No.25:
(5pt)

おもしろい!

乙一さんの作品はたくさん読ましてもらってますが、この作品は特におきにいりです!
話の全部がおもしろかったのですが、私は一番「BLUE」というのが好きです。最後がとても
切ない気持ちになります。読んだことがナイ人にはぜひ読んでもらいたい作品です!!
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4087475905
No.24:
(4pt)

アリキタリに退屈し、アリエナイを求める全ての人へ。

これはファンタジーの抵抗が強い『石ノ目』・『はじめ』・『BULE』・『平面いぬ。』の4作からなる。
自分が一番気に入ったのは『石ノ目』と『BULE』の2作である。
『石ノ目』はその目を見た者を石に変えてしまうという魔物の伝承を巡る怪異譚。
主人公と同僚のSが迷い込んだその古い家には、自分の姿を決して見せない女が住んでいた。
日を追うごとに女を『石ノ目』を推測する主人公の恐怖や緊張が膨れ上がっていき、すぐ後ろにいる女は
主人公を元の世界に帰れないようにし、互いの思惑が交差し、息苦しい生活はついに衝撃のラストを迎える。
主人公の息苦しさやラストの衝撃が、上手く表現できていて、自分もハラハラさせられた。
『BULE』は人間のように動けるが、肌が青いため気味悪がられてしまう人形の切なくも温かい物語。
人形という設定は人間を模しているのだと思う。そのため、残酷な裏の顔や虐め、大切な人を守りたいという
心がリアルに描かれている。虐められてもなお人を愛そうとするBLUEの優しさがとても切ない。
『はじめ』は何か長ったらしくて途中で読み疲れた。だが、ラストは涙を流すほど悲しいものだった。
見えないけれど大切な物っていうのは、本当にあるんだなと思った。
『平面いぬ。』は、家族との齟齬に苦しみ、刺青のポッキーとの生活との生活を楽しむ女子高生の物語。例えそれが
周りから批判されても、自分の中では価値や大切さは変わらない、そしてそれは大事にするべきなのだということを
感じた。一人でも仲間がいるから心強い。『平面いぬ。』は思春期の自分には共感できる部分が随所にあった。
普段の生活に歓喜を感じない人に、寛厚と驚愕と悲哀に満ちたこの本を、是非読んでほしいと思う。

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4087475905
No.23:
(4pt)

「はじめ」が秀逸。

グロテスクな描写がなく、全体的に静かな雰囲気の一冊。
特に「はじめ」が良かった。幻覚でありながら人間らしいはじめが好ましくて、読後の印象もいい。
個人的に「BLUE」は気持ちよく読めなかったが、味わい深い話が多くて楽しめた。
平面いぬ。 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:平面いぬ。 (集英社文庫)より
4087475905
No.22:
(5pt)

違った味の4作

4作品がそれぞれちがう味わいで楽しめます。
私は「平面いぬ。」が一番好きですが。
この主人公のかっとんだ性格、劣等感、とんでもない状況、そのなかで自分の価値や大事なものが何かを見つけていくところが素敵です。
平面いぬの可愛いこと。
家族と親友の魅力的なこと。
読後感のいい(悲劇なはずなんだけど)短編です。
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4087475905
No.21:
(3pt)

後期の乙一作品を愛読する者からしたらちょっと・・

これはちょっときつかったですね。いや、つまらなくはないんですが。
これより後の徐々に作家としての頭角を現していく乙一氏の作品を愛している人にとってはこの作品はちょっと素直に面白いと言えないんじゃないですかね?

短編集なのですが、読後に心地よくなれるのは「はじめ」ですかね。個人的な意見ですが。

少年二人が学校内で罪を犯して、自分は犯人じゃないと言い逃れるために架空の人物を設計するんです。それが「はじめ」と言う名の女の子。
彼ら二人以外にも、学校内の生徒誰もが何か自分にとって都合の悪い事が起きるたびに「はじめのせいだ!」と責任をなすりつけます。
そんな折にそのはじめちゃんが彼女を創造した二人の少年の前にだけ姿を現します。そんな話。('-,_ω-`)プッ

子供達が繰り広げる物語は良いですね。あくまで個人的な意見だけど。('-,_ω-`)プッ

その他の「石ノ目」「BLUE」「平面いぬ」は可もなく不可もなくって感じですね。BLUEなんかは人によっちゃ物凄く感動するお話んでしょうけど、僕はなぜかそれほど感情移入できませんでしたね。

とまぁそんな感じで☆三つ。
平面いぬ。 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:平面いぬ。 (集英社文庫)より
4087475905
No.20:
(5pt)

夢中で読みました

ほんとに一気にひきこまれてゆく世界観でした。
石ノ目はホラー要素が強い作品でしたが読んだあとに
怖さと少し切なさの残る作品でした。
BLUEは悲しい話ですがぬいぐるみの気持ちがわかる感動作
でした。表題作の平面いぬも不思議な話で主人公の気持ちが
伝わってくる話です。私が一番すきだったのは「はじめ」です。
同世代というのもありますが空想上の少女と主人公、主人公の友人
の3人の空気感が楽しく、最後には切なさを感じました。どの作品も
全く違う話なのに最後には切なさが残るのがいいな、と思います。
平面いぬ。 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:平面いぬ。 (集英社文庫)より
4087475905
No.19:
(5pt)

ホロリときました。

乙一さんの短編って良いですねぇ。。。(長編も好きですよ。)
短編が4つ入っております。石ノ目/はじめ/BLUE/平面いぬ。です。
石ノ目は少しホラー系な感じです。ゾクドキです。
はじめは主人公の男の子の想像上の女の子のふんわりとしたお話。
BLUEは不思議な生地で作られたお人形のお話。おもしろいです。。。
そして、タイトルの平面いぬ。は犬の刺青の女子高生のお話。これがホロリときましたー。(;_;)この本のなかで一番好きです。(^-^*)オススメです。
乙一さんの本を初めて読む方にも良いかもしれません。是非是非お手にとってみて下さい!
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No.18:
(5pt)

blue

どの短編も切なかったり、恐ろしかったり。
乙一の魅力がぎゅっと詰まった短編集です。
個人的には「BLUE」が一番好きです。泣きそうでした。
やっぱりこの人は、凄い作家だと再確認しました。
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4087475905
No.17:
(4pt)

悲しみとぬくもりの実験小説

乙一の作品レビューは難しい。どんな書き方をしても、読者からの反発をもらいやすいのだ。それだけ、読み手は乙一の作品に対して思い入れが深く、しかも思い方が多様だということだろうか。
 ただ、今回「ZOO」や「天帝妖孤」も読み返し、本作は実験小説っぽいなあということに気づいた。「石ノ目」では、まるで星新一のように登場人物をアルファベットで表している。キャラクターよりストーリーに注目させたいということか?「はじめ」に至ってはトコトン奇妙だ。こんな設定があっていいのか。SFにもホラーにも属さない、なんとも形容しがたい小説である。そしてそれ故、他の小説では味わうことの無いしびれるような悲しさとぬくもりを味わうことができる。
(敢えて「切なさ」を使わずに表現してみました。)
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4087475905
No.16:
(3pt)

なるほど。

乙一作品は「夏と花火と私の死体」とこの作品だけを読んだのですが、こちらの方が登場キャラクターの心情を掘り下げて書かれていると思いました。
設定としては「平面いぬ。」が斬新で一番面白かったし、せつなさで言えば「はじめ」は胸に迫るものがありました。
「石ノ目」は随所にある表現力の良さに感心しました。ただ、どこかで読んだことあったような感じがしたのが残念。「blue」もそう。良い話とは思うけれど。
これから読む予定の「zoo」「失はれた物語」等ならきっと更に楽しませてくれるだろう、乙一作品はまだまだこんなものではない、という勝手な期待を込めて今回は星三つ☆
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No.15:
(4pt)

珠玉の短編集☆☆

乙一さんの切ない短編の中でも、良い感じの話が集まっている本だと思います。
まず「石ノ目」。これは俺的に一番面白かったやつだけど、追い詰められる怖さや、切ないラスト。どれをとっても最高の出来です。
そして「はじめ」。青春を感じるストーリーは、やはり切ない結末を迎えます。
「BLUE」は、現実世界の”いじめ”を人形に置き換えて表現したような感じでした。心を持つものにとって、他人から虐げられることが、どんなにつらいことか、そして大切な人を守ろうとする気持ち。痛々しさと感動が同時に感じられます。
表題作である「平面いぬ」は、爽やかなストーリーでどんどん読み進められます。この本の締めくくりにふさわしい、後味の良い作品です。
平面いぬ。 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:平面いぬ。 (集英社文庫)より
4087475905
No.14:
(5pt)

買わなきゃ損

この本の中の作品はどれもいい作品ばかりで
特に「はじめ」「BLUE」が感動しました
「はじめ」は週刊少年ジャンプで
読み切り化しており知っている人も多いと思います
BLUEはぬいぐるみのお話で
ある特殊な布で作られたぬいぐるみが五体いて
その中の一体は余った布で作られた
見た目はあまりよくないぬいぐるみですですがそのぬいぐるみ「BLUE」が織り成す
物語は他のぬいぐるみよりも素敵なぬいぐるみ
として伝わってきます。
平面いぬ。 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:平面いぬ。 (集英社文庫)より
4087475905
No.13:
(3pt)

読みやすい作品

軽い文体で書かれているので、詰まるところもなくすいすい読める。ホラーといっても、それほど怖い内容ではない。人によっては「話の展開が読みやすい」と感じるかも。「はじめ」が秀作。
平面いぬ。 (集英社文庫)Amazon書評・レビュー:平面いぬ。 (集英社文庫)より
4087475905

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