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恋物語



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【この小説が収録されている参考書籍】
恋物語 (講談社BOX)

恋物語の評価: 3.99/5点 レビュー 157件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.99pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全114件 61~80 4/6ページ
No.54:
(5pt)

その優しさの宛先

鉄棒で殴り打ちのめされたような気分で読み終えた。

押入れにしまったものを待ち構えて戦々恐々とし、そして答えを知って別の共感を味わう。
深く考えているつもりで、どこか抜けている語り手。

“たぶん、俺は地獄に落ちる”
“しかし少なくとも、千石撫子は、俺が根を張った詐欺の結果、幸せになったのだ。”
“とてもとても、幸せに。”

撫子が用意した紐であやとりをする情景が浮かんでくる。

「そうだな、すくなくとも、生意気なガキが身の程をわきまえて従順に頭を垂れる姿は、見ていてわるいものではないな」
“ところで、俺がホットコーヒーではなくアイスコーヒーを注文した理由は、またぞろ戦場ヶ原に飲み物を浴びせるようなパターンになった場合を想定してのことである。”
“何の倫理的躊躇もなかった。”

喫茶店での会話は、とても真剣でコミカルで優しい。

「確かに私は、ゆいレールで、今空港に着いたところではありますけれど」

とても優しい本だったので、その優しさを受け取ることができたような気がする。

“つまり、その日は、一月一日だった。”
そして、今日読むのにはとても良い本だった。
恋物語 (講談社BOX)Amazon書評・レビュー:恋物語 (講談社BOX)より
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No.53:
(4pt)

貝木さん 結構いい人

ラスボス撫子とのバトルは、暦くんの熱い戦いを期待していました
が、戦う相手が暦くんやガハラさんではなく、あの人でした。
でも、撫子の秘密を使っての切り返しは、まあ、感服しました。
それにしても、撫子ちゃんは、幼すぎます。おバカすぎます。
でも、蛇のあやとりは、ちょっとやってみたいかも。
個人的には、ツンではないガハラさんは、結構かわいいです。
もっとかわいい面をみたかったです。
最後に、終わり方は欲求不満かな。扇くん(ちゃん)はどうしたと
思いましたが、サードシーズンまでひっぱられたのですね。商売
上手ですね。

恋物語 (講談社BOX)Amazon書評・レビュー:恋物語 (講談社BOX)より
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No.52:
(4pt)

彼女たちの物語の幕引き。そしてファイナルシーズンへ

まさか西尾維新が普通に、戦場ヶ原の恋の話を書くわけがないので、語り部に「こうきたか」と思いつつも、驚きはしませんでした。
 伏線回収が間に合わないことは、前巻からわかっていたことなので、これも予想していた通り。作者もそれらしいことは、あとがきで書いていましたし。
 一見して、恋の話ではないですが、貝木と戦場ヶ原のねじれきったひねくれた関係は、やはり恋と形容してもよいのだろうと思う。
 そしてもう1つの撫子の恋。その裏側も貝木と戦場ヶ原との対比になっています。
 戦場ヶ原が貝木を憎み続けるように、撫子も暦を憎むことで、自分と折り合いをつけている。(つけていた)
 でもその立ち位置が、こうまで違ってしまっているのが面白い。

 この巻の最大の伏線は、暗躍する扇であると同時に、ラストでやっと触れられるメメのこと。
 メメが登場しなかったことそのものが伏線というのは、誰もが想像したとは思うけれど、やっと出てきてくれて、ほっとした。
 セカンドシーズンは、最初の「化物語」で怪異との問題は解決したはずの彼女らの、本当の解決の物語。
 そして、それらに区切りをつけた以上、ファイナルシーズンは、物語上のすべての伏線に、決着をつけてくれると期待してます。
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No.51:
(4pt)

「自己満足で書いてます」と、いつか書いてたのを思い出した ※ちょい追記

今まで全作品読んできましたが初めてレビューを投稿したくなりました
他人の言葉の引用になりますが「物語ファン」と{西尾ファン」で評価が分かれる作品じゃないでしょうか
ちなみに僕は「物語ファン」です

他の方も書かれているように良くも悪くも肩透かし感が半端ないです

今まで散々引っ張ってきた伏線をどんなカタチであれ回収してくれるのかと思いきや、まさかの先延ばし&新章突入
囮ラストの絶望感を忘れさせるかのような軽い展開(語り部の裏では色々必死に動いていたようですが)
語り部は期待された人物ではなくまさかのあの人
せっかく意外な人物を引っ張り出し掘り下げておいての衝撃(?)のラスト

『予想を裏切るまさかの展開』なんてのは今までにも散々やられてきたことですが、ここまで読者煽っておいて「期待」と「需要」を無視してこの展開は、まさに『肩透かし』という言葉しか見当たりません。語り部のキャラ的にはピッタリですがそれで片付けるのには自己満足がすぎませんか?(読者目線の勝手な話しなのは重々承知ですが)
衝撃(?)のラストにしても、ここまで裏切りを繰り返されると後でどうにでも出来るのでそこまでショックを受けれませんでした。でも実際どうするんでしょうね?せっかく掘り下げたキャラを簡単に○しちゃうもんですかね?それじゃあまりにも・・・

良かったとこは「囮の引きを最悪の形にならずに決着できた」こと「ある人物の意外な人間らしさがみれた」こと「物語シリーズが今後も続く」ことですかね
まあ二つ目は今後の展開次第では悲しい結末に終わりそうですが・・・

とまぁ、今までになく多くの読者にとって肩透かし展開に終わったであろう今作ですが、続編があるのは素直に嬉しい話しです。作者の媚びない作風には賛否ありますが、そんなのを軽く超越するほどキャラクターに魅力溢れる作品なので、これからの展開に期待して続編を待ちたいと思います

※追記

そいうえば花物語であの人にゅるっと出てきてましたね。結局ただ扇の引き立て役になったなワケですか
○木さんどんどん小物臭漂う良いキャラ立ってきたなぁw 憎めない人だ^^
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No.50:
(5pt)

いい最終回(?)だった!

面白かったです!

語り部が「あの人」なのも西尾維新っぽいサプライズで、読んでて楽しかったです。


個人的に「今回のオチ」は大分ショックでした。
ファイナルシーズン、楽しみです!
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No.49:
(5pt)

「可愛い」という殻。

今回は「ひたぎエンド」と銘打ってはいますが、「囮物語」の続編の印象が強かったです。

そして作者の人間観察の鋭さにはいつも驚かされます。

「可愛い」そのイメージだけを押し付けられる撫子の重圧。
誰もが、可愛いんだからこうあって欲しいという要求だけを押し付け、
撫子がどういう人間であるかを見ようとはしません。

この物語の結末は、貝木だけが、初めて、撫子という人物をありのままに見ようとした結果だと思います。


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No.48:
(5pt)

騙されたっ!!(少々ネタバレあり)

囮物語読後からずっと待っていた恋物語!
戦場ヶ原さんがどのような手段を講じて、今の最悪の状況を打開するのだろうかと楽しみにしていました。

秘策奇策を練り上げ、最初の頃のように文房具を武器にして神と戦うのか?
いやいや、それはどうだろう?

なんて思いつつ、読み始めてみれば、最初の頁で私は自分が既に騙されていた事に気付きました。
……語り手が、ガハラさんじゃないだと?!

そう、これまでのシリーズはずっと女の子が語り手になっていたので、恋物語は間違いなくガハラさんだろう!
と思っていた事自体が、騙されていました。

満を持してまさかの詐欺師(貝木)が語り手で登場です。

ガハラさんの依頼で詐欺師が神を騙す、という内容で話が展開していきます。
そして、この本を読み終える頃には詐欺師(貝木)の人物について、見方がかなり変わっていくと思います。
ただの悪徳詐欺師ではなく、貝木という男の本質を少しばかり見ることになります。
読み終えた後、私は貝木に対して好印象でしたね、以前は好きになれないタイプでしたが。

因みに一番の問題だったなでこの件は、思いがけずあっさりと丸く収まりました。
そんな方法で戻しちゃうのかよ…と、さすが西尾先生ですね。

この恋物語の"恋"という部分は、貝木がずっとしている片思いの事なんでしょうか。
そう思うと、貝木がガハラさんの依頼を受けた理由も納得できます。
最後の最後で悲惨な結末を迎えた彼がどうなったのかも、ラストシーズンでの見どころに……なるかしら?
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No.47:
(5pt)

シュール

囮物語の続きのお話です。

タイトルは
恋物語[ひたぎエンド]
ですが

ミートソースを頼んだらナポリタンが出てきた
位の衝撃を全ての読者にもたらす事は間違いありません。

内容をネタバレしない範囲であえて表すとすればレビューの題名どおり、シュール。
「悪趣味100%」と謳われている本作での著者の試みを含め
個人的にはとても楽しませて頂きました。
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No.46:
(5pt)

まさにアニメ化不可能。作風は化物語にもどった。

猫以降は明らかな尺伸ばし巻があったので、絶対に完結しっこないのは明らかにわかっていたが。
なんせ未回収の伏線が多すぎます。回収するには相当まだお話が必要。3巻で平気なの?
ここでシーズンを変えたいのはやはり簡単には忍野メメを出したくないからでしょうかね。
化物語での去りの美学が薄れてしまう。人気があるし本人も大好きだから、忍野の為のファイナルなのかな・・・。

で貝木の番がくるのは予想できたがまさか今回とは。
彼の魅力として忍野と同じく美学が首尾一貫してること、戦場ヶ原がまちがいないくホレた男であること。
忍野の友人で、駿河の母に惚れてた男。
数年かけてここまで骨ができていた以上、こういうキャラなのはかなり前から用意してあったのでしょう。満を持してネタばらし。うそかもしれないけどね。。

恋物語というだけあって、戦場ヶ原、貝木、の恋の物語。そのついでにw件の彼女の狂った恋の結末も。
第二シリーズ最終回にふさわしく、貝木という完全な第三者視点から登場人物のキャラクターを新たに解釈をしていく。戦場ヶ原に関しては。まさにエンド。
題名に間違いなし。

作者が我褒めするだけあってかなりのクオリティー。文章からなにからネタとして相当ためてあったのでしょう。
化時代のように丁寧に言葉遊びが敷かれており、主な人物も事実上は2名。サブキャラもでてきますが。伝統にのっとった形。むかしの八九寺との雑談も好きだけど。
手馴れた読者は雑談、モノローグの片隅から貝木よりも上の視点で読むことも推理することもできます。お前だまされてっぞってね。そして・・・・れるぞと。しかし内容からしでも騙されるのは読者か、貝木かそれとも・・。
化と同じくアニメ化不可能と言ってきたのはまさにこの部分。文章が他作品に比べて洗練されてます。

メデューサ回で撫子がバトルアニメなラストシーンを想像している時点で絶対に書くわけが無いんですww。
もはや読者層が誰に向けてなのかわからない。そもそもこの作品ライトノベルじゃないよね。挿絵ないから。
ハードカバーにふさわしい、化、傷以来の名作かもしれません。ただあのアニメの設定画魅せられると萎えるww。ちゃんとオールバックの眼鏡キャラに変装してね・・・・。


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No.45:
(4pt)

おじさま編

戦場ヶ原の恋をママゴトと思える年代には、題名通り恋物語です。
年甲斐もなく高校生に恋をし、年甲斐もなく中学生に肩入れし、年甲斐もなく初恋の人を忘れられない中年の話です。
ライトノベルで中年の純愛を書いた作品で出会えるとは、色々な意味で驚きの一冊です。
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No.44:
(4pt)

ロリ々木さーん、どこですかー?

今回はロリ々木さんを初めとした、ギャグパートでこそ
その魅力を発揮するキャラクターたちが尽く登場しません。
ロリ奴隷も、後輩ちゃんも、ファイヤーシスターズの二人もです。
彼女たちの掛け合いが好きな私としては、
ちょっとがっかりした気分で読み進めました。

語り部は貝木泥舟。
私が『物語』作品の中で唯一嫌いなキャラクター貝木泥舟。
物語の細々としたところは、ネタバレになるので控えますが、
この巻は貝木泥舟の『仕事』の話です。
彼が依頼を受け、その依頼を完遂するまでの物語です。

この巻を読むまで貝木のパーソナリティーは『金』と『嘘』だと思っていたのですが、
まぁ、実際そうなんですが、この巻を読んで
そこに人間味だとか、繊細な思考だとかが上乗せされているのだと知りました。
それほど貝木の心理描写が多いです。

とまぁ、貝木が嫌いでギャグパートの好きな私でしたが、それでも楽しめる作品となっています。
作者は魅力を備えたキャラクターを書くのが上手だなぁ、
というのが私の読み終えての感想でした。

最後に、ヶ原さんはデレてません!
デレたと噂のヶ原さんですが、どうやらデレるのは
(当たり前と言っちゃ当たり前ですが)あくまで彼氏限定のようです。
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No.43:
(4pt)

この作者の嘘吐きはどいつも格好良い

若干ネタバレを含みます。
皆さん言われているようにしょっぱなから裏切られましたね。
自分は続編情報を予め仕入れてから読んだのですが、そうでない方は激しい肩透かしを喰らったというのも頷けます。
ただ今までと違い、始めての大人から見た本シリーズというのが色々新鮮で、どう決着が付くか非常にハラハラしながら(いい意味で)物語を読むことが出来ました。
今巻自分が特に興味深かったのは、戦場ヶ原と貝木との関係性、貝木の目線から見える、忍野メメを始め今まで何考えているか分からなかった大人たちのパーソナリティ、そして金儲けマシーンと思っていた貝木の、意外な程の人間臭さでした。
阿良々木暦に絶対に勝てないと思わせる程の存在は、裏ではこんなにも苦労してるんだなぁと笑えてきます。気づかない内にいつの間にかこの詐欺師のことが大好きな自分がいたり。
何より今回一番救われたのは千石撫子ではないでしょうか、バカ・可愛い・暦お兄ちゃんが大好きしかなく、良く分からないと思っていたキャラでしたが、始めてその素顔が見えた気がします。
アニメで出た可愛い人気をただ可愛いままで終わらせずに、上手く物語に盛り込んだなぁと思いました。
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No.42:
(4pt)

不意打ち


ついさっき読み終わったので感想を

今回、まさか貝木が語り部といういきなりの不意打ちをくらう形で物語は始まっています。

序盤は貝木とがはらさんの牽制球とストレートを混じえたような会話で進み

中盤の捜索というか探索のあたりでメインキャラがぽつぽつ現れて

終盤は貝木らしい感じで問題解決となるわけですが……

半分くらい読んだ時点で気づいてはいましたが、終わってくれません。    完結編かと思ったらまだ、第二章でしたみたいな。

まだつづくのかという感じですが楽しみが増えたと思うしかなさそうです。

今回も一気に読めるくらいには面白かったので、今までシリーズ通して読んでいる方は買っても良いかと思います。


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No.41:
(4pt)

ある意味予定調和

これから書くことの前提として、「そこらのラノベよりは数段面白い」ということは示しておきます。
少々期待外れであったところもありますが、最近の安易な萌えに走るラノベに比べたらまだまだ色褪せない面白さです。

囮物話の決着がつきます。語り部はまさかの貝木泥舟。

撫子との交流シーンが他巻でいう日常部分にあたるのでしょうか。
あやとりを教えたり微笑ましいシーンもあります。
ラストに関していえば、確かに納得はいくのですが、ちょっとご都合主義設定もあったかなあ、と。
サードシーズンに向けないといけないので、伏線張りに執着してしまった感じが少しあります。
とはいえ、読んでいてつまらないなぁ…と思うような小説ではないので☆4つにしました。
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No.40:
(5pt)

貝木泥舟が語り

まさかの、貝木泥舟が語りとなっています。

貝木の語りは、黒くて、変わった魅力を感じました。

作品は「嘘つき」がほとんどの話。 

そして、神様になった撫子はどうなるのか・・・という所。

内容は、面白かったなーと感じました。 個人的には、ほぼ文句なしです。

僕は「囮物語」「花物語」「恋物語」の3作品しか物語シリーズは読んでいませんが、
この3作の流れは、良いなと思いました。
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No.39:
(5pt)

まさしく恋物語

ネタばれを含みます。シリーズ既読の人向けです。

セカンドシーズンのラスト。恐らく大半の読者が期待していたであろう内容とは違ったものになっています。まず語り部からしてなんとあの貝木泥舟です。
他のレビューをみても、期待はずれや肩透かしを食らったといったことを書いている方もいて、多くの読者が、囮物語において神になった千石撫子との壮絶なバトルや、暦とひたぎの恋模様を期待していたようだと思われますが、私に言わせてもらえばそんなわかりきった、なって当然の展開をあえて読みたいとは思いません。だからこそいつも期待通りに期待を裏切ってくれる西尾維新のファンなのです。
まぁ確かにラストとしては少し物足りないのも事実ですがね。
話は逸れましたが今作の主人公は貝木泥舟です。貝木の恋物語です。
“片思いをずっと続けられたら―それは両想いよりも幸せだと思わない?”これは恐らく貝木のことでもあるんですかね。
貝木さんにたいする印象ががらっとかわりました。

対してこれまで少女達のピンチにヒーローのように颯爽と登場し事件を解決していた阿良々木君ですが、今作ではほとんど登場しないどころか「おいおい今いいところなんだからでしゃばるなよ・・・」と不快感を憶えるくらいの不遇っぷりでしたwといより彼以外の登場人物は皆とても魅力的に書かれているので
その辺は期待していいと思います。
長文失礼


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No.38:
(5pt)

えーっと・・・

作品が続きすぎていてこの巻から読もうと思う人は少ないかもしれないが

自分はあまり小説読む方じゃないが、このシリーズに関しては全部読んでしまっている
なんていうかそうさせる魅力のある作品だと思う
ってか作者だ

作者のものの考え方が独特で頭かち割って覗いてみたい気分になる
この巻ではないが、こんな吸血鬼ならいてもいいなぁと思ってしまうほど味がある作品です

正直とっっっっっても読みづらいけれど、時間を忘れて全部読んでしまう

恋物語、いい塩梅でした

さて、嘘はさておき・・・w


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No.37:
(5pt)

短期間で何冊も・・・作業にはなってほしくない


騙されたとは思いはしなかった。読者が勝手に語り部は「ひたぎ」

と思っていただけ。私もそう。うれしいような、残念なような

もやもや感はありましたが、結果、良かったです。

そして、この作家特有のクドクドしい文章は度がすぎてはきました。

一冊分の尺稼ぎをしているだけ。

他のシリーズもあり、仕方のないことかもしれませんが、

2度、3度と読書に耐えうるのは、化物語(上)(下)と、

傷物語のみ。それ以外は作品というより、声優のラジオ番組の

雑談です。立ち読みで流すだけで充分事足ります。


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No.36:
(5pt)

一冊としてみれば、シリーズ中でもかなりのおもしろさ

まず、シリーズ最終章という宣伝文句、そして正ヒロインであるひたぎエンドと銘打たれた題名を見れば誰でも大団円的展開を予想するだろう。
最初の1ページ、まず語り部は読者に猛省を促す。今回の語り部は詐欺師、貝木泥舟。
かつてヒロイン戦場ヶ原を騙し家庭を崩壊させ、今までのシリーズでは完全に敵役として登場してきた。

そんな彼が戦場ヶ原に依頼されたことで、千石撫子の怪奇に立ち向かっていくことになる。
いや、詐欺師である彼はそんな正面からは立ち向かわないのかもしれないが。

何にせよ、今作はセカンドシリーズの中でも一、二を争う出来だと感じる。
最初こそもってまわった語り部に面食らうが、無駄な描写が少なく、何より千石撫子の怪奇という明確なゴールがあるため、読者としては興味を失うことなくあっという間に最後まで読み進められた。
登場人物の立ち位置も違和感なく受け入れられ、その立ち位置の動き方にも興味が惹かれた。

また、話を読み進めていく中で貝木泥舟という男に対する見方も変わってくる。
個人的には、主人公に徐々に共感できる過程は小説として非常に素晴らしい出来になっていると思う。
もちろん、語り部は詐欺師、私が騙されている可能性も否定はできないのだが。

さて、ここまで褒めちぎっているが、これは化物語シリーズの中の一冊と見た話。
これが本当にシリーズ最終章なら消化不良感がぬぐえないが、しっかりファイナルシーズンもやるようだ。
そして、真の黒幕らしき名前も登場する。いや、厳密にはこれまでも登場してきたのだが。
今作では引きもしっかりしている。ファイナルシーズンに向けて、興味がそそられる終わり方となっている。

映画、アニメ化も決定済み、化物語シリーズの今後にますます期待。
一方で、猛省を促された凡人である筆者は、騙されるとわかっていても、ファイナルシーズンに大団円を期待せずにはいられない。
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No.35:
(5pt)

セカンドシーズン終結

セカンドシーズンは「つばさタイガー」と「なでこメデューサ」位しか
素直に面白いと思えなかったですが、
今作は上に匹敵するほど純粋に面白かった。
やはり物語の本筋に絡んでくる巻はハズレないですね!

貝木×撫子
貝木×羽川
この展開はまさに予想外!
貝木のキャラについても裏切られまくりでしたが、
後半は貝木のあまりの格好よさに、
戦場ヶ原と暦の関係が不安になったほどでしたw

おそらく次回でこれまでの空白のだった話が明らかになり
終物語2巻で最終ストーリーと言った流れでしょう。
・・・あくまで普通に考えればですがw

久しぶにこういったシリーズ物を読んできたので
少し・・・いや相当寂しい気持ちがありますが
ファイナルシーズン楽しみにお待ちしております。


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