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篠ノ井線・姨捨駅 スイッチバックで殺せ



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篠ノ井線・姨捨駅 スイッチバックで殺せの評価: 3.50/5点 レビュー 4件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.50pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(2pt)

スイッチバックである必要性は全くなかった

地元が舞台となった小説ということで書店で購入。
(西村京太郎氏の小説は、今回初めて読んだ)

「スイッチバックで殺せ」
などというタイトルがついているので、
姨捨駅で殺人事件が起きるのかと思いきや、そうでもなかった。
てっきりそこで今回の事件の中枢を担う何らかの殺人が起きるか、
あるいはトリックに使われるのかと楽しみにしていたのだが、
まったくそんなことはなかったのだった。
というか、火曜サス●ンス劇場のラストシーンの崖的な扱いなのはいかがなものか。
そして、事件が起きて人が死ぬのは、最初のバス爆破事件のときだけだったから、
なんだか肩透かしを食らった気分だ。

また、登場人物への書き込みがあまりにも少なくて、
魅力的に感じるキャラクターは一人もいなかった。
ほぼ状況描写だけというか、人物はそこにいるのに、人間的な厚味が無い。
犯人は馬鹿というか、無計画というか杜撰だし……。
十津川警部はエスパー並の直感で事件の真相に気がつくし……。

ちなみに、千曲市内の描写としては
姨捨駅に始まって、姨捨駅に終わり、姨捨伝説、
駅から見える善光寺平、長楽寺と棚田、
あと、蕎麦屋『一松亭』で食事をとるシーンなんかが出てきた。
しかし、どこもさらっと流して書いている程度。
物語の舞台、姨捨じゃなくても良かったんじゃなかろうか。
篠ノ井線・姨捨駅 スイッチバックで殺せ (十津川警部シリーズ)Amazon書評・レビュー:篠ノ井線・姨捨駅 スイッチバックで殺せ (十津川警部シリーズ)より
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