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ボーイズ・ビィ・アンビシャス



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【この小説が収録されている参考書籍】
ボーイズ・ビィ・アンビシャス (双葉文庫)

ボーイズ・ビィ・アンビシャスの評価: 4.20/5点 レビュー 5件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.20pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

ほとんど俺シリーズ

この作品を手に取る人は探偵シリーズをあらかた読み終わり、それでもまだ探偵シリーズの世界を堪能したいという人が大半だと思う。私も御多分に洩れずそのパターンであった。
作品の構成としては、探偵シリーズとさして大きく変わらない。大筋のストーリーとは別に主人公のウンチク、哲学が語られるのも同じだ。ただ主人公の松井君はまだ19歳のガキンチョで、ロクなウンチクも無いし、哲学も希薄だ(ガキのくせに酒だけは生意気に飲んでいる)。
で、結局読者としては主人公に感情移入出来ずに主にストーリーを追うことになる。
正直探偵シリーズの一番の醍醐味のストーリー以外の部分を堪能出来ないという不満はあるが、ストーリーに大きく絡んでくる便利屋の『俺』の活躍とお馴染みの都市伝説をリアリティーを持って描かれている部分は読み応えがある(少し俺が万能過ぎるのはどうかと思うが)。
寧ろここまで俺が出てくるのであればガキメインではなく、探偵シリーズの作品にしてくれた方が良いかと。


ボーイズ・ビィ・アンビシャス (双葉文庫)Amazon書評・レビュー:ボーイズ・ビィ・アンビシャス (双葉文庫)より
4575514748

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