三角館の恐怖

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評判

三角館の恐怖の評価:

4.33/5点 レビュー 24件。 B ランク

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平均点4.33pt

Amazonレビュー一覧

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未読の方はご注意ください

全32件 21〜32 2/2ページ
No.12
(3pt)

読み比べると

もともとは昭和26年に『面白倶楽部』に連載されたもの。
 ロジャー・スカーレットの『エンジェル家の殺人』の翻案。
 乱歩がかなり自由に書き替えているが、それでも他の乱歩作品とはまったく味わいが違う。私としては、こうした筆調の方がずっと好きだ。
 作品としては、『エンジェル家の殺人』が良くできたミステリなので、こちらの『三角館の恐怖』もそれなりのものに仕上がっている。
 原作と読み比べてみるのも楽しいだろう。
三角館の恐怖 (江戸川乱歩文庫) Amazon書評・レビュー: 三角館の恐怖 (江戸川乱歩文庫)より
4394301033
No.11
(5pt)

乱歩屈指の本格物、実は忠実な翻訳物

元版の「エンジェル家の殺人」と比べるとまんまなので笑えます。とはいえ、名前は変えてありますけどね。
 しかしそんなことを抜きにしても出来は良く、文句なしに楽しめる作品。原作同様ストーリーに若干の矛盾がありますが、そこは笑って赦すと言うことで……。
 本国では既に忘れ去られた作品を(しかも良作)読める(しかも乱歩のおどろおどろ調で)、素晴らしいじゃないですか。
三角館の恐怖 (江戸川乱歩文庫) Amazon書評・レビュー: 三角館の恐怖 (江戸川乱歩文庫)より
4394301033
No.10
(5pt)

乱歩屈指の本格物、実は忠実な翻訳物

 元版の「エンジェル家の殺人」と比べるとまんまなので笑えます。とはいえ、名前は変えてありますけどね。
 しかしそんなことを抜きにしても出来は良く、文句なしに楽しめる作品。原作同様ストーリーに若干の矛盾がありますが、そこは笑って赦すと言うことで……。
 本国では既に忘れ去られた作品を(しかも良作)読める(しかも乱歩のおどろおどろ調で)、素晴らしいじゃないですか。
三角館の恐怖 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 三角館の恐怖 (創元推理文庫)より
4488401171
No.9
(5pt)

敬意と郷愁

乱歩ファンにとっては、戦後初の作品である「青銅の魔人」が読めるだけでも嬉しい。
少年時代に夢中になって読んだ「青銅の魔人」
大人になって読むと、そのあまりに陳腐なトリックに愕然とする箇所も多々あったが、それも含めて乱歩の魅力だ。
トリックが陳腐だろうが、論理が破綻していようが、乱歩なら全てが愛おしい。
漫画やゲームはもちろん、食料さえ満足にない時代、少年達に正義と勇気の物語をプレゼントし続けた功績はあまりにも偉大だ。
その一点だけでも乱歩に対して敬意の念を覚える。
昭和の少年達は、この物語を読んで育った。
内容を語る以前に功績だけでも文句なしに☆5個の評価。
翻案物である「三角館の恐怖」は乱歩の作品の中でも屈指の名作。
奇妙な形の西洋館を舞台に、「少しでも長生きした方に全財産を譲る」という奇妙な遺言を巡っての殺人事件を扱った本格推理物。
三角館という限定された舞台での攻防は手に汗握る緊迫感がある。
戦後初の短編である「断崖」が収録されているのも資料的価値が高い。
乱歩ファンなら押さえておくべき本である。
江戸川乱歩全集 第15巻 三角館の恐怖 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 江戸川乱歩全集 第15巻 三角館の恐怖 (光文社文庫)より
4334736440
No.8
(5pt)

一家に渦巻く思惑、情念、そして悲劇と空しい結末

「エンジェル家の殺人」という外国作品を乱歩が翻案したもので、乱歩的な怪奇趣味は薄い作品ですが、これは面白いですよ。僕は小学校のとき、ジュブナイルで本作を読んで、それからすっかりミステリ好きになりました(^ー^)

遺産をめぐって兄弟が賭けをして、それが元になって二つの家族が互いに憎みあい、そして殺人が起こる…という序盤の展開は日本の古典にはありがちなものですが、中盤からは登場人物たちの思惑が複雑なうえ、密室殺人や謎の盗難事件なども発生し、事件は混迷を深めていきます。

そしてラスト…詳しくは書きませんが、何だか空しい事件だったな、という感想を受けました。ミステリとして完成度は高いと思いますが、深読みする方なら犯人がすぐにわかってしまうかもしれませんね。
三角館の恐怖 (江戸川乱歩文庫) Amazon書評・レビュー: 三角館の恐怖 (江戸川乱歩文庫)より
4394301033
No.7
(5pt)

一家に渦巻く思惑、情念、そして悲劇と空しい結末

「エンジェル家の殺人」という外国作品を乱歩が翻案したもので、乱歩的な怪奇趣味は薄い作品ですが、これは面白いですよ。僕は小学校のとき、ジュブナイルで本作を読んで、それからすっかりミステリ好きになりました(^ー^)
遺産をめぐって兄弟が賭けをして、それが元になって二つの家族が互いに憎みあい、そして殺人が起こる…という序盤の展開は日本の古典にはありがちなものですが、中盤からは登場人物たちの思惑が複雑なうえ、密室殺人や謎の盗難事件なども発生し、事件は混迷を深めていきます。
そしてラスト…詳しくは書きませんが、何だか空しい事件だったな、という感想を受けました。ミステリとして完成度は高いと思いますが、深読みする方なら犯人がすぐにわかってしまうかもしれませんね。
三角館の恐怖 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 三角館の恐怖 (創元推理文庫)より
4488401171
No.6
(4pt)

恐怖のエレベータ

完全密室のエレベータ内でおきる殺人事件としては
白眉の出来として知られる長編三角館の恐怖。
乱歩がテーマとして好み類別トリック集成でも取り上げていた
プロバビリティの犯罪「断崖」
そして、少年探偵団物とバラエティに富んだ作品群が
この小説に収められています
江戸川乱歩全集 第15巻 三角館の恐怖 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 江戸川乱歩全集 第15巻 三角館の恐怖 (光文社文庫)より
4334736440
No.5
(4pt)

子供向けの作品多し

勿論子供向けの作品にも良さはありますが、以前購入した「目羅博士の犯罪」の巻に比べるとかなり物足りない気持ちもありました。ひらがなだらけの少年探偵団シリーズ2作に、大人向け短編と長編が一作ずつです。値段に対する量が何故かかなり少なく感じます。
江戸川乱歩全集 第15巻 三角館の恐怖 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 江戸川乱歩全集 第15巻 三角館の恐怖 (光文社文庫)より
4334736440
No.4
(5pt)

目玉は「青銅の魔人」と「虎の牙」

「三角館の恐怖」は他の文庫でも入手可能だが、少年探偵団シリーズの「青銅の魔人」と「虎の牙」が目玉。(「断崖」という佳篇も収録)特に「虎の牙」は「人間豹」のモチーフも入っているので乱歩ファンには逃せない。
江戸川乱歩全集 第15巻 三角館の恐怖 (光文社文庫) Amazon書評・レビュー: 江戸川乱歩全集 第15巻 三角館の恐怖 (光文社文庫)より
4334736440
No.3
(4pt)

乱歩の本格推理長編小説の傑作

翻案でありながらも、乱歩独自の雰囲気を漂わせている作品。
巧みなトリックと犯人の意外さは乱歩作品の中でも随一。
連載当時の挿し絵、犯人当て懸賞のページも当時の雰囲気をかもし出して、一読の価値あり。
三角館の恐怖 (江戸川乱歩文庫) Amazon書評・レビュー: 三角館の恐怖 (江戸川乱歩文庫)より
4394301033
No.2
(4pt)

乱歩の本格推理長編小説の傑作

翻案でありながらも、乱歩独自の雰囲気を漂わせている作品。巧みなトリックと犯人の意外さは乱歩作品の中でも随一。連載当時の挿し絵、犯人当て懸賞のページも当時の雰囲気をかもし出して、一読の価値あり。
三角館の恐怖 (創元推理文庫) Amazon書評・レビュー: 三角館の恐怖 (創元推理文庫)より
4488401171
No.1
(4pt)

普通に読める乱歩作品

江戸川乱歩の作品は、やりすぎって思う場合も。おもしろいんだけど、奇想天外だったり。でも、この作品は、翻案小説で。(翻案とは、翻訳のように忠実に訳すのではなく、自分なりに味付けをしたってことです。)だからかどうかは定かではないが、すごく読みやすい作品です。連載当時は、懸賞小説で、犯人を当てると賞金が出てたらしいです。
三角館の恐怖 (江戸川乱歩文庫) Amazon書評・レビュー: 三角館の恐怖 (江戸川乱歩文庫)より
4394301033