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ふたり狂い
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ふたり狂いの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.69pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全4件 1~4 1/1ページ
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背表紙のあらすじを読んで、精神的におかしくなった人たちが繋がる連作集という前知識があったので、どきどきしながら一作目から入りました。 小説に書かれているのは自分のことで、これは作家からの求愛行動だと勘違いし、作家にほれ込んで追いかけまわしたあげく、彼女を刺してしまったストーカー男、その裁判、そしてそこに現れたストーカー男の妻を詐称するストーカー女の話で、これはなかなか濃いじゃないですか、と期待したのですが・・・。 現代生活のストレスでおかしくなってしまった人たち、次々に現れるどこか精神のタガがはずれた人物たちがどこかで繋がっている・・・というおもしろさはわかるのですが、凝り過ぎというか、途中で彼らの関連を探すのが面倒になってしまいました。おかしくなり方も他の小説にもよくあるパターンで、一生懸命集中してまで読み込まないといけない話かなあ・・・と。最後まで読了はしましたが、最初に戻ってもう一度という気にはなりませんでした。辛口ですいません。この作者は初読だったのですが、他に評判の高い作品があるようなので、まずはそちらの方を読んでみたいです。 | ||||
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玉'の'がりがある'はよくあるけど、これはまた寔蝉さん鏡徭の'げ圭ですね。 中易いです。 ただラストにもう富しドカ'`ンとインパクト圀しかったなぁ。 暴議にいまいちな'挑でモヤモヤしました。 送れが措かっただけに火廷です。 でもこの'瘁のモヤっと湖が寔蝉さんが粧ったものなんでしょうか? フジコよりもふたり髄い。 ふたり髄いより溺ともだち'かな。 | ||||
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孤虫症より殺人鬼フジコ、それ以上にこの作品が楽しめた。 最初の話は、ストーカーにおびえる女流作家の話。 よくあるストーカー話が実は、というぞくっとしたエンディング。 そこに出てくる編集者が、証人が、また別の短編の主人公になるというように、 きれいにあやなすストーリーになり、最後にすべてがつながってゆく。 ただ、悲惨なほどにイケテナイのが、その順番。 あたしなら3話を最初に持ってくるけどなー。 タナカサンのキャラがしっかり暴露されているので1話を読んだ後に読んだ3話が。。 楽しさ半減。 他の組立ては満足だったのですが。 また、この作品に限らずこの人の話は、救いようのない人しか出てこないのが特徴。 誰にも感情移入が出来ずまったく感情が休まらないので、 短編で登場人物が増えると、加速度的にぎすぎすして気分が悪くなる。 というわけでどれだけ出来がよくとも、人には勧めにくいのでした。 | ||||
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「孤虫症」「殺人鬼フジコ」や、ブログ内容のぶっ飛び度が 気に入って、読破。 勝手な思い込み・人格破壊・狂気を書かせたら天下一品の 真梨氏の連作短編集。 しかし、今作はまとまりが・・・。 タイトルに書いたように、絡み合う人物・事件、そして、 文中に出てくる「*」の解釈がゴチャゴチャ! 読み返したり、メモを取ったりが必須で、内容に のめり込めなかったのが残念。 誰か、「イニシエーション・ラブ」のように、解説 してもらえませんかねぇ。 まだ、「イニラブ」の方が、読んだ自分の浅はかさに後悔し、 読み返すのが楽しかったけど、今作に至っては、ほとんど 作業に近く、整理したところで、意味もないか、と途中で 投げ出しました。 相変わらず、狂人に至る過程と表現は秀逸なんだけど、 なんだかそれも全体のプロット整理で、短絡的・希薄な印象しか 残らなかったのが残念です。 これも、氏の作戦だとしたら、ちょっとやりすぎなのでは・・・。 | ||||
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