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(短編集)
謎解きはディナーのあとで2
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謎解きはディナーのあとで2の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.53pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全74件 41~60 3/4ページ
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シリーズ2作目。 前作1作目は本屋大賞なんてものをとってしまったがために、必要以上に注目され期待された反動で、イマイチ期待はずれ感があったが、今作は作品の水準もある程度分かっているので、そういう意味での余計なノイズは入らなくてすんだ。 読んでみての感想は、「うん、やはりこんなもんか」と良い意味でこちらの期待にほぼ沿った内容だった。そもそもが、「本格」とか「重厚」とかそういうテイストを狙わず、軽めのものだと考えれば、非常に妥当な水準だと思う。数を重ねたこともあってか、結構ハメを外しているというようなところもあるが、気になるのはそれくらいで、後は良かったのではないか。 ドラマになったり、舞台になったりと、ぞういう雑音が多いが、そんなものに惑わされずに続いてくれれば良いと思う。 | ||||
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1巻は安楽椅子探偵としてそれなりに面白く、 謎解きとしても「なるほど」、というものが多かったけれど、2巻は残念すぎます。 肝心の謎解きは「これしかない!」という答えどころか、限りなくこじつけに近い。 読めば読むほどその傾向が悪化していく感じ。 また謎解きにもかかわってくることだけれど、 上品な社会のしゃべり方とか、立ち居振る舞いがわかっていないので 主人公が上流社会に属する「超お嬢様」という感じが全くしません。これも2巻はひどい。 些細なことですが、東京のアッパークラスでは(上流社会でなくても)、 実の兄弟や親戚を呼ぶときに「おねえちゃん」「おにいちゃん」なんて絶対使いません。 くだけても「おにいさん」「おねえさん」です。 あと最悪なのが、読んだ人ならわかるけど、 女性は重要な、それも自分のメリットになるような人と知り合ったら、 まず顔を名前を忘れることはないでしょう。メイクや服装が少々変わっても気づきます。 何十年もたっているとか、何かで別人のようになったならともかく、数年じゃね。 きっと作者は、卒業して数年たった時に、 メイクや服装でがらりと変わった女性の知り合いが誰だかわからない経験が いっぱいあったんだろうな、と思うだけでした。 ドラマもそういえば、上流社会や執事の書き方がとんちんかんでした。 さすがに原作ではないけど、執事がパーティについて行き、 恋人と間違われても訂正しない、というのがありました。 ひどすぎる。執事協会(もしあるならば)から文句が来てもおかしくないんじゃない。 ウッドハウスを読みましょう。 | ||||
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櫻井くんが好きで謎ディにはまりました(n‘∀‘)η 内容も毒舌も面白くて毎日読んでます(゚∀゚ )! 絵もかわいいし♪ 絶対に読んだほうがいいですよオススメです(^ω^)! 今度、映画もあるらしいですしヽ(*'∀`)ノ 楽しみです。絶対見たーい(^Д^) | ||||
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前作よりも格段にレベルアップしています。 文章の読みやすさは、変わらずです。 前作に比べて、加害者の動機が納得いくようになりました。 その他は、特に大きな変化は感じませんでした。 作品のいくつかは、以前のドラマ版で使われていました。 | ||||
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大ヒットの続編。基本テイストは全く同じ。 今回は安楽椅子探偵が事件現場に出るという、「掟破り」な展開に。 最終章ではほのかに恋の予感?と、さらなる続編に期待させる王道ストーリー。 ちょっとしたスキマ時間に読むには最適である。 | ||||
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1との違いは、1では影山はけして現場にはいかず、徹頭徹尾麗子の話のみから推理するのに、現場に麗子と一緒にいた事件もあったという点。そうすると、「安楽椅子探偵」というカテゴリーすら放棄したということか?これは迷走じゃないのかと思うのだが。相変わらず文体や会話自体をもう少し工夫してほしい。 | ||||
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子供が謎解きはディナーのあとでのシリーズ初版を気に入ったので、まだ高いと思いつつも買ってしまいました。執事の毒舌がさらに増長していると言いながら、息子は一気に読んでしまいました。 | ||||
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この本はトリックや心理描写などのミステリーを 楽しむというより、登場人物の掛け合いや 行動を楽しむといった感じです。 一話に一つの事件で話が短いので、 長い文章を読むのが苦手な人には読みやすくていいと思う。 トリックは、いやいや甘いだろ、と つっこみたくなるところもちらほら (なぜ髪とってあるの? なぜ宝石が被害者に重要視されてるって思うの?…等) お嬢様と執事の掛け合いは楽しめますが、 メインのミステリーの方は、無理が多すぎますね。 | ||||
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前作は推理小説と思わなければ、ラノベ的感覚で楽しめたのに… 今回は実に残念なミスが!! ドラマでご覧になった方も多いと思いますが、犯人特定に重要な役割をした 「アレキサンドライト」 という宝石の特性について作者が間違っています 「アレキサンドライト」は、太陽光で「緑」、人工光で「赤」に光るのが正しいハズです 希少な宝石で、ロシア皇帝に贈られたことで有名です 成田美名子さんの漫画でも、知られていますね もちろん構成が似ている為、化学的には「ルビー」なのに色が「青い」石があるコトから、通常の逆に光る「アレキサンドライト」が絶対に無いとは言えませんが… そのような場合、一個人が買えるお値段とは思えません 本作を読まれる場合は、 お嬢様方は「ルビー」ではなく「エメラルド」を着けていらっしゃる 「赤」と書いてあったら「緑」、「緑」なら「赤」に変換して読むようにしましょう | ||||
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話題の売れてる本と知人が貸してくれたが、内容のないお寒い作品だった。 “謎解き”とあるがミステリーではない。この本は売り手の戦略にまんまと消費者が買ってしまったことによる作られたベストセラーだと思うが、この内容を面白い作品と評する感覚がわからない。 本が読めなくなってる読者が増えてるとしたら非常に残念。 | ||||
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まず、前作より良かった点は、中村佑介さんのイラストが前作よりふんだんに使われている点。 この点は、かなり良いと思います。 エピソードによっては良いものも見受けられた。 悪かった点は、安楽椅子探偵が×××(あえて伏せますが)すること。 これだと、売りのひとつが無くなってしまう。 何がディナーのあとで…ってことになりかねない。 この点は、要注意ですね。 今回は☆3つ。 そして、ここまで読んでくると中編もしくは長編を読んでみたい気がします。 東川先生、是非お願いします。 | ||||
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テレビドラマ化された小説であり注目していたが、1に続いて非常に楽しく読むことができた。ユーモアミステリーという分野はこれまであまり知らなかったが、実に軽快であっという間に読み終えてしまった。これからも期待できる作家だと思う。 | ||||
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お嬢様と毒舌執事のコンビで事件を解決していく小説の2作目 この作者は、1作目が本屋大賞&ミリオンセラーになり 軽い語り口とウィットに富んだストーリー運びに特徴があります。 6作載っているのですが、5作までが、きららの連載から しらなかったのですがカバーなどの絵もきららの連載で 使っていたものだそうです。 6作の内容は ・アリバイの不自然さに毒舌執事が気づいてしまう「アリバイをご所望でございますか」 ・なぜか殺人に帽子を使う不自然さ「殺しの際は帽子をお忘れ無く」 ・一作目同様、パーティ中に殺害が起こる「殺意のパーティにようこそ」 ・クリスマス、雪降る殺害現場に犯人の足跡がない「聖なる夜に密室はいかが」 ・第一発見者ですら見間違ってしまうことがカギの「髪は殺人犯の命でございます」 ・偉大な画家の殺害に逃走経路がわからない「完全な密室などございません」 (唯一の書き下ろし) が掲載されています。 執事の毒舌も2作目にもなるとなんとなく慣れ、自然にイヤミな ボンボン上司も新鮮味が薄れてきました。50ページで1話構成の この作品、あまり登場人物が増えるとストーリーが薄くなるのは わかるもののキャラクターの展開は特に感じません。 謎解きもバラエティには富むものの、レベルは前作同様で、目次を 良く読み解くとなんとなく透けて見えてくるのも前作同様です。 ただ、書き下ろしの「完全な密室などございません」は、予想が ついたものの、そんなオチかいと驚く人(私)と残念に思う人が 出るような内容になっています。 少し辛口ではあるものの、1話50ページで解決してゆく軽快さ 肩がこらない軽いタッチ、そしてキャラクターがしつこいぐらいに 噛み合っている様は、まるでTV番組の水戸黄門の世界ではあります。 子供にも読みやすく、且つ惹きつけ続けるこの2作目は一作目ほどの インパクトはないものの良かったと思います。おすすめです | ||||
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前作にも感じていましたが、トリックにちょっと無理があるというか・・・ 雪の日に普通自転車の二人乗りしないよね?とか。 トリックを使いたいが為に無理やりストーリーを作っている感じです。 あと夏希って名前が2ヶ所かぶっているのもどうかと。 ここまで売れたのは正直挿絵の中村さんの力が大きいですね。 前回の方が素直に楽しめた気がします。 悪く書いてしまいましたが、お話としては面白いと思います。 影山の人間らしい所が少し出てきたし、ラストの風祭警部の活躍(?)も意外でした。 3で麗子との関係が進展する事に期待しています。 | ||||
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1に続き2も大変面白く読みました。テレビでも観ているせいか、場面が頭に出てきてしまいます。疲れているときに、手軽に読むには最高の娯楽書籍だと思います。 | ||||
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めっちゃ面白かったです!1に続き、風祭警部のあほさにあきれましたww執事の毒舌は相変わらず話の面白さを引き立てますね(●^o^●) でも、読んでからテレビを見たら、いまいち面白くなかったです。。。テレビを見ないで読むことをおススメします(^O^)/ 話は1よりレベルがアップしたと思うので★★★★★です♪ぜひぜひ読んでみてくださいm(__)m | ||||
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前作の可哀想なくらいの大酷評。 こういう風にするのは判ります。でも違うんです。こういうことじゃないんです。 また買ってしまった自分が悪い。 テレビの方が面白い。 | ||||
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今回は捻りが多かったかな。 1の方がスピード感があるように思いました。 | ||||
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大酷評の嵐だった前巻を読んでみて、私はたいそう気に入りました。これは手抜きや型どおりなのではなく、実はちゃんと計算された文体で、本格とユーモアと「執事もの」という型すべてを、さらにおちょくっている。そんな遊び心の作品ではないのか。 その日に、即、続巻である本書を注文、翌日一気に読み、もっと気に入ってしまったので、その理由を書きます。 前作は執事の慇懃無礼が、普通の敬語ではなく、敬語とぞんざいさと翻訳調がミックスした、ふしぎな言葉遣いで、言葉が異様に立っているのが魅力的でした。ただの罵倒ではなく、ひとつひねった「罵倒」のパロディ。これは不用意に「変」なのではなく、わざとした逸脱であって、「型」への批評(とエール)なのではないでしょうか。 今回はそれがほんの少し普通の人間の発する言葉に近づいていますが、逆に、罵倒された瞬間のお嬢様の「引きかた」「コケかた」が類型を脱して、大がかりになりました。しかも作者はクールな頭できっちりそれを叙しています。自分が笑いながらギャグを言ったら、他人は笑えないですが、作者は大まじめに、きちんと重心を落とした文章で、このギャグを書いています。 たとえば車の中で、麗子お嬢様が事件の説明をしたあと。 「お言葉を返すようで恐縮ですが、お嬢様のほうこそ、どこに目ン玉お付けになっていらっしゃるのでございますか」と、普段どおりの丁寧な口調で暴言を吐いた。麗子は思わず後部座席から転がり落ちて、リムジンの硬い床で腰を強打した。前触れなしの暴言には身体が反応し切れない。(130ページ) このあとも、「突然の暴言をよけきれなくて」珈琲を噴いたり、とか、お嬢様の漫画的リアクションの描写はさらに精彩をきわめてゆくのですが、すましかえった文体にはめこまれた、ちょっと不思議な言葉遣いとアクションがたまりません。このお嬢様刑事自身も、逆上すると「警部、いったいどこのどいつがそんなふざけた証言をしやがったのですか!」(前巻)と詰問しはじめるキャラで、やはり「型」から逸脱した変な言葉遣いは(ラノベ的天然ではなく)、作者の計算ではないでしょうか。 またこの続巻では、彼女のお嬢様な食生活などの描写(これもパロディ味がいい)とその言葉のおかしさがさらに浮き彫りにされますが、「お嬢様」と言っても薬師寺涼子とは違う、ちょっと抜けている可愛らしさが全開です。 お嬢様たちのパーティを描いた第三話には、少し生身でリアルな彼女たちの「高級な生活感」が出ています。このあたり虚実の塩梅がよく楽しいです。推理も数学的にきれいにはまっていると思いますし、帽子の使い方や宝石の色合いなど、女性読者には印象的なネタさばきです。 そして一番の読みどころは、お嬢様と執事のうっすらした心の接近でしょう。 完璧に頭脳明晰に見えた執事もこの巻では、あちこちとぼけた味を出していて、イブの夜の不審な行動とか、最終話のアクションとかでは、お嬢様に大いに感情移入できるところも。ことに最後の話ではお嬢様が例によって、逆上のあげく本心を口走っています。 この巻では、これまで切り抜き人形ぽかった人物たち、つまりダメダメ・コンビの風祭警部と麗子お嬢様、そして執事、彼らに生身の存在感が増し、それがユーモア小説としてのバランスをよくしたと思います。誇張・デフォルメギャグならではの不条理な人物の存在感、たとえばロアルド・ダール作品のような味を感じます。 そして犯罪に使われた小道具も壁画密室ふくめてヴィジュアルのポイントが高く、推理も後味に煮え切らないものを残しません。短編ですから、このくらい綺麗に整理されていれば、私にはミステリとして十分です。 ミステリとしてどうか、という声もあるようですが、泡坂妻夫の『亜愛一郎』シリーズなどと同じくらいのレベルで、あの洒落感と似ている気がします。 そしてラストのほうの定番ギャグ。「感極まったような表情を麗子に向けながら」「まさに、お嬢様のおっしゃったとおりでございます。確かに、お嬢様の凡庸な閃きなど、誰かに話すほどのものではございません。聞くだけ時間の無駄でございました」と言う執事のセリフに、「驚きのあまりロッキングチェアーごと後方にぶっ倒れ、所狭しと陳列された数々の美術品の類をいっせいになぎ倒し破壊」してしまうお嬢様のリアクション。(255−6ページ) (何となく、魔夜峰央の「パタリロ」の静止したギャグの味を思い出してしまいます。) 人物の厚みとふたりの通い合う気持ちが出てきたなかでのこれなので、前作とは違うほほえましさもプラスして笑えます。 | ||||
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なんかどれもあっと驚くようなトリックが無い。コナンとかで見たような推理ばかりです。 まずミステリーといっても犯人がテンプレ過ぎて萎え萎えです。 サスペンス視点で見ても東野圭吾の様なドキドキ感が無いです。 リアリティーに欠けた短編ミステリーのGothでも、叙述トリックはしっかりとしてますし。土 記憶 犬 など、どれも驚愕というエンターテイナーがありました。 私自信が叙述トリックのミステリーしか読まないせいもありますが、 できれば読者を良い意味で裏切る話が見たかったです。 | ||||
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