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任侠病院



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【この小説が収録されている参考書籍】
任侠病院
任侠病院 (ジョイ・ノベルス)
任侠病院 (中公文庫 こ)

任侠病院の評価: 4.43/5点 レビュー 77件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点4.43pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全67件 61~67 4/4ページ
No.7:
(5pt)

このシリーズもまたおもしろい

この小説を読んでいると、一般人が反社会勢力よりも悪人ではとも思います。
決して、反社会的勢力を称賛しているわけではなく、一般人が行っている悪
行が際立ってしまう現在を皮肉で描いているところがおもしろいです。
任侠病院 (ジョイ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:任侠病院 (ジョイ・ノベルス)より
4408505404
No.6:
(5pt)

筋の通った合理性、フェアーさが男の美意識をくすぐるぜ!

面白さ、最高! 今野敏の作家としての力量、卓越性はいまさら言うまでもなかろうが、“任侠シリーズ“の、どこかとぼけた、おそらく全身脱力し作家自身が一番楽しんで書いたに違いないと思わせるような、一種独特な遊びワールド、それでいて一本筋の通った合理性、そしてフェアーさ、今野敏の巨大な世界は、どなたにでもお勧めして、まず外れなし!
任侠病院 (ジョイ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:任侠病院 (ジョイ・ノベルス)より
4408505404
No.5:
(5pt)

第3弾、読了。満足!

「とせい」「任侠学園」と全く同じペース。謂わば水戸黄門チックです。オチは見えているのに楽しめるのは、日村さんが常に一生懸命だからでしょうね。今回は舎弟の活躍も多くて嬉しかったです。出版社・学校と違い病院が相手なので立て直しも大変です。次は何かな?次回作、大いに期待してます!!
任侠病院 (ジョイ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:任侠病院 (ジョイ・ノベルス)より
4408505404
No.4:
(5pt)

ヤッちゃんが主人公なのに、ほのぼのとした感じがする小説だ!

今野敏氏のこのシリーズは『とせい』、『任侠学園』につづく3弾目である。個人的には『とせい』が一番好きだが、今回も理屈抜きに面白い。

とにかく、登場人物のキャラクター作りがうまい。これは作者の持ち味である。

『隠蔽捜査』シリーズの竜崎もいいが、この任侠シリーズの阿岐本組長も、日村もいいキャラを出している。読み進んでいくにつれ、ヤッちゃんなのに好感度が増してしまうから不思議だ。

病院の再建と地元での暴力団追放の問題が絡み合い、物語はクライマックスへ――。

ここがもっと盛り上がって、二転三転していく展開だと申し分なかった。なんか、あっさりと終わってしまったなあ、という物足りなさが残った。なんて思うのは欲張りか……。

それでも★5つにしたのは、面白かったからにほかならない。

前にもレビューで書いたような気がするが、今野敏という作家はどうも、作品の好き嫌いによって★の評価が大きく分かれるようだ。僕がとくに好きなのは、このシリーズと『隠蔽捜査』のふたつ。これからも大いに期待したい。
任侠病院 (ジョイ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:任侠病院 (ジョイ・ノベルス)より
4408505404
No.3:
(4pt)

とても面白かった・・・が?

読み物としては、とてもとても楽しかった。面白かった。日村の独り言が面白い。そういえば、警視庁FCで、やる気がないのに巻き込まれていく楠木の独り言も面白い。隠蔽捜査の面白さも、竜崎の独り言だ。
もともと、今野敏さんという作家が、「独り言」で、読者を納得させたり、くすっと笑わせるのが得意な作家なのかもしれない。

ひとつだけ、気になったこと、といえば、主人公が、ヤクザということ。ちょっとヤクザを美化するような形になったらまずい。
任侠病院 (ジョイ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:任侠病院 (ジョイ・ノベルス)より
4408505404
No.2:
(5pt)

日村は中間管理職の星です

今野敏の任侠シリーズの面白さはとにかく代貸の日村が無理難題をどう解決するかです。阿岐本組はヤクザとはいいながら地元民の信頼が厚く、決して堅気には手を出さない任侠です。まずそこが普通のヤクザとはちょっと違う。地元と持ちつ持たれつな暖かい任侠団体です。
そんな組の代貸である日村は親分である阿岐本が出す無理難題を何とか解決し、下々の組員の事も気遣わないとならないのです。まさに中間管理職の鏡です(笑)。
今回も前作同様で阿岐本組長の信念として、まず流行ってない病院に乗り込んだ直後に薄汚い病院を掃除させます。入れ物が汚いと、その中にいる人の心も荒んで暗くなるという信念からです。
前回の任侠学園でも、荒れ果てた学校を建て直す一環として、まず割れたガラスや花壇の整備を日村がやらされてました。次第にそれを手伝う生徒が出て来て心を開くようになっていくのです。本当にPTAやモンスターペアレントに読ませたい位です。
この任侠シリーズ、ダメになっていく日本社会を立て直すためにもずっと続けて書いて欲しいです。
任侠病院 (ジョイ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:任侠病院 (ジョイ・ノベルス)より
4408505404
No.1:
(5pt)

任侠ものの変化球

こりゃ面白い。
やくざといっても地域密着型の古い渡世人集団。(これ自体ファンタジー)
それが義憤に燃えて病院を再生しようという物語。
その過程で、地域医療の問題点もざっくり描き出される。

 シンプルで面白い。だけどキャラは意外にさっくり。
ふふふ。実はシリーズ化されてました。
 ヤクザが高校立て直したエピソードは「任侠学園」、出版社立て直したエピソードは「とせい」というタイトルで文庫化されています。楽しみが増えました。

 まだまだ続いて欲しいこのシリーズ。楽しみにしてまーす。おっと、そのためには、少なくとも本書が重版にならねば…。
みなさん、面白いから買ってね。
任侠病院 (ジョイ・ノベルス)Amazon書評・レビュー:任侠病院 (ジョイ・ノベルス)より
4408505404

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