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ゴッホは欺く



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【この小説が収録されている参考書籍】
ゴッホは欺く〈上〉 (新潮文庫)
ゴッホは欺く 下巻 (新潮文庫)

ゴッホは欺くの評価: 3.48/5点 レビュー 23件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.48pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全23件 21~23 2/2ページ
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No.3:
(5pt)

名画のカップアンドボール

原題のFALSE IMPRESSIONというのが読後になるほどとうならせる。
9・11や社会主義崩壊後のルーマニアの様子、国際的な美術品取引など、実に様々な要素が絡み合いながら、ゴッホの自画像をめぐる手に汗を握る駆け引きが繰り広げられ、目を離せない。
ニューヨーク、ロンドン、ルーマニア、日本とめまぐるしく舞台が移っていき、まるでカップアンドボールの手品を見ているようだ。

稀代のストーリーテラーであるジェフリーアーチャーが送る、掛け値なしに面白く、一気に読んでしまう一冊
ゴッホは欺く〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ゴッホは欺く〈上〉 (新潮文庫)より
4102161252
No.2:
(5pt)

徹夜しました。

上下巻一緒に買っておいてほんとに良かった・・・久しぶりに徹夜で一気に読んでしまった面白さ!伯爵家の女主人の殺害をきっかけにゴッホの自画像を巡るサスペンスです。トリックの一部についてはすぐに想像できてしまう方も多いと思いますが、にもかかわらず必ずハラハラドキドキさせられると思います。ところで、この作品では、日本も舞台になっており、登場人物に日本人もいるのですが、・・・詳しくはいえませんが、海外作品でこういう重要人物として描かれ方をすることは見たことがなかったので新鮮でした。また、かっこいいので嬉しかったです。
ゴッホは欺く 下巻 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ゴッホは欺く 下巻 (新潮文庫)より
4102161260
No.1:
(5pt)

ゴッホ自画像の行方をめぐる国際サスペンス

英国の伯爵家に伝わるゴッホ自画像をめぐるサスペンス小説である。物語のスタートは、伯爵家女性当主の暗殺、そして2001年9月11日のNYトレードセンタービルへの航空機テロと続く。悪徳銀行家、美術研究者、美術品コレクターである日本人実業家、女殺し屋、FBI捜査官・・が登場し、舞台も、NY、ロンドン近郊、ルーマニア、東京とめまぐるしく展開する。
 ストーリーは紹介できないが、名うてのストーリーテラーであるアーチャーの最新作だけあり、上下2巻も一気に読める。面白いこと請け合いである。
 この作家は、ストーリーもさることながら、登場人物の間の会話がウィットに富み、ひねりが効いている。そこもうまく訳してあり、楽しめる。
 もう一つ、「成田空港から都心へ車で行く人が常に悩まされる渋滞」といった表現や、銀座のホテル西洋銀座など、東京の叙述が割合出てくる。「日本人は駆け引きを弄する相手には我慢ならない国民性がある」といった行もあり、著者の日本人観もかいま見られる。
ゴッホは欺く〈上〉 (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:ゴッホは欺く〈上〉 (新潮文庫)より
4102161252

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