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猫泥棒と木曜日のキッチン
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猫泥棒と木曜日のキッチンの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.35pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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お母さんが家出をした。 淡々と語られるが、そんなに簡単なこと? 読み進むと、2番目の父は家庭内暴力もあったりと、かなり悲惨な育ち方をしていたことが分かる。 こうやって今のみずきがあるのかと思うと胸が痛む。 健一も、怪我でサッカーができなくなったのに、周りが心配するよりも淡々としている。 そんな二人が出会い、コウちゃんと3人で新しい家族を築こうとする。 そんな二人が出会ったきっかけは、交差点の子猫の死骸。 子猫たちが捨てられる原因を見つけたみずきは、猫たちの救出作戦を企てた。 実際には突っ込みどころはいっぱいあります。 猫たちは鳴きわめいたりするだろうから、他の猫が警戒してしまって一度に七匹全てを捕まえるのは無理だろうとか。 どうしても懐かない猫もいるだろうとか。 救出した猫たち、まだ手術していないのに、家から出してしまうのって???だったり。 きっとあのあばさんは、また同じように猫を飼うと思います。 なら獣医や周りの人たちも巻き込んで、正しい猫の飼い方や去勢手術をする方向に持って行くべきではなかったのだろうか…などなど。 まあ、これは猫が主題ではないから、猫泥棒がなければ、お話にならないのですが…w。 あっけなく戻ってきた母、きっと彼女はまた同じようなことを繰り返してしまうんでしょうね。 でもきっとその時も、みずきはたくましく生きていくのでしょう。 みずきの淡々としながらも強く、そして優しい生き方に気持ちが良くなる一冊でした。 あとがきで作者の考え方が綴られていました。 もう暫く、橋本さんの作品を読んでみたいと思います。 | ||||
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