猫泥棒と木曜日のキッチン



※タグの編集はログイン後行えます

【この小説が収録されている参考書籍】
オスダメ平均点

5.00pt (10max) / 1件

5.00pt (10max) / 1件

Amazon平均点

4.35pt ( 5max) / 17件

楽天平均点

0.00pt ( 5max) / 0件

みんなの オススメpt
  自由に投票してください!!
0pt
サイト内ランク []D
ミステリ成分 []
  この作品はミステリ?
  自由に投票してください!!

0.00pt

0.00pt

0.00pt

0.00pt

←非ミステリ

ミステリ→

↑現実的

↓幻想的

初公開日(参考)2005年07月
分類

長編小説

閲覧回数1,555回
お気に入りにされた回数0
読書済みに登録された回数1

■このページのURL

■報告関係
※気になる点がありましたらお知らせください。

猫泥棒と木曜日のキッチン (新潮文庫)

2008年11月27日 猫泥棒と木曜日のキッチン (新潮文庫)

お母さんが家出した、わたしたちを置いて。お父さんはずっと前にいなくなった。けれどもわたしは大丈夫。弟のコウちゃんと二人で生きていく。友だちの健一君だって応援してくれる。そんなある日、わたしは道ばたで「絶望」に出会ってしまった―。失くした希望を取り戻すために、拒まれた願いを実現させるために、高校生・みずきの戦いと冒険が始まる。生きることへの励ましに満ちた物語。 (「BOOK」データベースより)




書評・レビュー点数毎のグラフです平均点5.00pt

猫泥棒と木曜日のキッチンの総合評価:8.50/10点レビュー 18件。Dランク


■スポンサードリンク


サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(5pt)

猫泥棒と木曜日のキッチンの感想

日常の謎で検索をして見つけた1冊です。本の薄さから読みやすさを求めて手に取りました。
しかし、ミステリの中における「日常の謎」のジャンルとしてはやや弱いと思います。
謎が謎として明示的に定義されていませんので、物語の流れの中のエピソードになっています。
多くの人がミステリとして読むには疑問を感じるのではないかと思います。

ただ、青春小説として読むには、いろいろと考えさせられる内容です。
主人公のみずきが、自分に欠けていると感じていた感情に何らかの折り合いをつけて成長たことが良く分かります。
「人は何かを乗り越えて大きくなる」というテーマを綺麗に表現されている感じです。
あらすじを読むと、カンヌ受賞で有名になった「誰も知らない」を連想しますが、全く雰囲気の違った物語になっています。

花筏
12TTSXT9
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.17:
(5pt)

心に沁みます!

この作品、1番好きです!
橋本紡先生の作品が大好きですが、その中でもこの作品は、とてもとても素敵でした。
猫泥棒と木曜日のキッチン (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:猫泥棒と木曜日のキッチン (新潮文庫)より
4101351821
No.16:
(2pt)

自分には合わなかった

後読感は良いのかもしれない。
しかし登場人物の言動がいくつか突拍子もなく感じられる。
悪い意味で驚かされた場面がいくつかあった。

もっと言うとノリがファンタジー過ぎて共感ができなかった。
そういう本はそういう本としてあり、これもそういう本だと言うのであればそれまでだとは思うけれど。
猫泥棒と木曜日のキッチン (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:猫泥棒と木曜日のキッチン (新潮文庫)より
4101351821
No.15:
(5pt)

大切なモノ

生命の素晴らしさをサラリと教えてくれる秀作。
人生は運の悪さやハンデや上手くいかないことだらけ。
それらを受け入れてていこうと思わされる何かがこの小説にはあります。
読み終えたその時にとても優しくなれた・・・読んでよかったです。

猫泥棒と木曜日のキッチン (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:猫泥棒と木曜日のキッチン (新潮文庫)より
4101351821
No.14:
(4pt)

家で読んでて良かった

途中、号泣しました。
テレビの動物特集とかで、涙が堪えきれなくなるタイプの方は、
外で読まないほうがいいと思います。

母が急に家を出た。父はすでにいない。
6歳の父親違いの弟と二人だけで残された17歳のみずき。
普通なら、きっと大パニックを起こす状況なのに、みずきは普段どおりの生活を続け、
特に不便も感じることなく、日々を過ごしている。
ふとしたきっかけで知り合った健一くん、
彼を交えて囲む木曜日の夕食の時間は、幸せですらある。

そんなものなのかな?などと思いながら読んでいくと、
やっぱり、そんなものではないんだ、とわかっていく。

悲しいことが、色々あるけど、健一と助け合いながら、
何か分からないものに、立ち向かう姿に、気持ちが浄化される。

星を一つマイナスにした理由は、母親がなんだかきれい過ぎる気がしたから。
あまりにも、子供っぽくて、純粋で、最後の最後に嘘っぽく感じてしまった。

とにかく、私にとって、初めての橋本 紡だった。
好きなのか、そうでもないのか微妙なラインだった(嫌いではない)。
これからも、買い続けるかどうか、後1冊くらい読んで、決めてみようと思った。
そんな感じの本です。
猫泥棒と木曜日のキッチン (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:猫泥棒と木曜日のキッチン (新潮文庫)より
4101351821
No.13:
(5pt)

このもどかしさ

ひとがひととして生きていくことのもどかしさを、
本当に深く深く味わって言葉にされていて、
それ、私も思ってる、知ってるーー!
って、言いたくなります。
生きていくこと、命のこと、どうしようもないこと、
でも、どうにかしたくて頑張っちゃうこと。
ひとを想うこと、許すこと、受け入れること。
きっと長くてもあと50年程しかない私の人生の中で、
どれほど味わっていきていけるんだろう。
短い間にたくさんのことを経験せざるを得なかった、
幼くとも賢く、おとなでもないみずきを思うと、
ちくりと胸が痛みますが、それもまた人生。
『是非もなし!』って、きっとこゆことなんだなぁって、
しみじみとした読後感でした。
猫泥棒と木曜日のキッチン (新潮文庫)Amazon書評・レビュー:猫泥棒と木曜日のキッチン (新潮文庫)より
4101351821



その他、Amazon書評・レビューが 17件あります。
Amazon書評・レビューを見る     


スポンサードリンク