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(短編集)
サヴァイヴ
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サヴァイヴの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.22pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全48件 21~40 2/3ページ
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サクリファイスやエデンの本編と異なり、それを補う短編集のようです。 イメージが広がり、本編への期待を高める助けになっていると思います。 | ||||
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自転車ロードレースを題材にした"サクリファイス"の第3弾!安くなるのを待って第2弾エデンから1年半以上経ってしまったが、今回は短編でも面白い( ̄▽ ̄)=3 | ||||
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連作短編なので、前二編のようなミステリー仕立てではない分、スポーツ小説として気持ちよく読めました。 ところで……。自転車を愛する人たちがこういう小説を読んで酷評していることがよくありますよね(特にスポーツ小説)。 なんだか意味がわかりません。そんなこと指摘されても一般読者はわからない、というか興味がない。 だって小説がおもしろいんであって、競技に精通したいわけではないから。 そんな素人でもおかしい場面はおかしいと思うし。それでいいんじゃないですかね。 | ||||
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サクリファイス~エデンをもっと深く知りたい方向けです。 特に石尾と赤木の関係は知っておいた方が、サクリファイスがより楽しめると思います。 伊庭についても同様。 正直、サクリファイスだけでは、石尾と伊庭の印象はあまり良くありません。 でも、この作品を読めば、少しは印象が変わるかもしれませんし、変わらないかもしれません。 すぐに読めるので、是非!! | ||||
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サクリファイス、エデンの外伝的な小説で、それぞれの登場人物のいくつかのエピソードを短編にした本です。 サクリファイスやエデンのようなスケールの大きさはありませんが、それぞれの登場人物の自転車にかける思いや心情が純粋に描かれていて、そういう意味では前2作より惹き込まれる部分もありました。とは言いながら、全2作があるからこそ、彼らの心情も理解できる訳で、この3作品が一つの世界観を共有しているからこそ、ここまで惹き込まれるのでしょうね。 ふり返るとこの3作品は、今まで自転車レースにあまり興味を持っていなかった自分に、興味を持たせてくれて、自転車の面白さを再認識させてくれ、もちろんこの小説の面白さに楽しい時間を過ごささせてくれた、私にとって有意義な本でした。 | ||||
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「あんたが言ったんだ。俺をツール・ド・フランスに連れて行けって」 「まだ可能性はゼロじゃない」 まだゼロではない。ゼロではないのだ。 六編目は、白石のエデン後からの展開。 掌篇集でやや物足りない感はあるが、サクリファイス、エデンに続き、相変わらず上手い。 ストーリーとはあまり関係ないですが、白石によると、 スペインは浅黒い肌の情熱的で、強引な女。 フランスは信じられないほど美しい横顔をもつ、よそよそしい女。 ポルトガルは料理が上手でよく笑う、小太りの女。 だそうです。 本作で知ったサコッシュというライダー用のバッグも購入してしまった。 自転車と関係ないけど、ポルトガルにメシを食いに行きたくなってきたなあ・・・・・・。 | ||||
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これは今迄の2作と全く話の進み方が違いますね。こういうのをスピンオフというのかな。赤城と石尾の行はとても面白い。こうしてみると石尾がいなくなってしまったのは本当に惜しい。 嫌なジャーナリスト君は、この先どんな記事を書くのかな?やはり嫌な記事なのか、それとも目が覚めたような記事なのか、そんなことも気になる。お値段がちょっと高いけど、これは傑作ですね。 | ||||
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汚れも無く綺麗な状態です。書棚に置き愛読書に加える事にしました。 | ||||
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自転車競技の醍醐味を上手く表現しています。素晴らしい作品でした。 | ||||
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これで3冊目ですがどれを読んでも面白いです。 次出たらまた読もうと思います。 | ||||
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大学時代は、全く自転車にはのらず、50前にロードバイクに乗り始めたオヤジです。 ロードバイク的オタッキーな側面と、大学時代の甘酸っぱさがうまく融合されているとおもいます。もうすこし女っけがあってもいいかな? でも、最高です! | ||||
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短編集ながら、文体は男の僕が読んでもおかしいところ、 辻褄が合わないような感性の違いが見当たらなくなった。 前2作は言葉が悪いが、「女性が書いた」という部分が 行間から匂うような気がしていた。 ところがこの作品では、それが殆ど気にならなくなっている。 その分、入り込んで読むこともできたし、 物語に身を任せる事が出来て楽に読めた気がした。 新作はまだ読んでいないが、期待してしまう。 | ||||
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ロードバイクを乗っているけどレースには参加しない私ですが、小説を読むのは好きなのでロードバイクを題材にしたものを読みまくっています サクリファイスから始まり、エデン、サヴァイヴと読みました どれもオススメです 読みやすく止まらなくなります | ||||
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サクリファイスシリーズの外伝小説です。 六編の短編が収録されています。 このシリーズが好きな人には絶対にオススメします。 | ||||
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チカのその後を知りたくてKindleなのに単行本並の価格を勢いポチって読み始めたものの,しばらくスピンオフ作品と気付く。 がしかし,前作で人物像を把握した甲斐あって各ライダー視点でのストーリー展開も新鮮かつ頼もしい。 特に,草レースレベルだが自転車競技で伸び悩む自分は,赤城さんに思いっきり感情移入してしまい涙ポロリ。先の読めぬストリー展開に前作同様筆者に欺かれる。 ただし,サクリファイスをKindleの文庫本並価格で読んだ自分としては,それより高いコスパを見出す事は出来なかったので星3つ。 サヴァイヴは続編のための「箸休め」と信じています。 中切れしないで続編書いて欲しい!という期待を込めて星1つ追加。 | ||||
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既出の短編集ですが、絡み合いも上手くまとまってます トーンが不一致な感じは、掲載誌の性格に合わせ書き分けているからで 力を感じさせますね 読者とすれば、書下ろしで統一された方がいいのですがね 石尾、白石、赤城、、、、お馴染みのメンバーの狂おしい情熱 いいですね〜 | ||||
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『サクリファイス』の過去と未来。チカの”どうしようもない”日本人気質は好き。海の向こうで迷い、悩み、それでも走り続けるチカの成長はこれから先も気になって仕方がない。 が、今回楽しみにしていたのは石尾&赤城の物語。『サクリファイス』があまりに衝撃的で、その衝撃の割に石尾豪という人のエピソードが少なかったため、この短編集をどうしても読みたかった。なので、文庫化が待てず図書館へGO! 石尾豪は最初からエースだったわけではない。その自分に対する、そして競技に対するストイックさは変わらないけれど、オッジのエースとして育て上げたのは赤城の力が大きいんだろうと思う。「俺をツール・ド・フランスへ連れて行け」。このひと言の、あとの章へのつながり方がすばらしい。 どの短編もきっちりと”完結”しているわけではない、その終わり方も清々しい余韻があってよかったな。その先を読者自身であたため、広げていける。 それにしてもロードレースとは不思議な競技だ。勝ちを狙えない選手が黙々と走る。何のために走る?自分の名前はそこに残らないのに。それでも走る。このシリーズで初めて出逢ったロードレースという競技から、もう離れられない。 | ||||
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ロードレースという特殊な団体競技の裏面、苦悩や嫉妬、義務といったものが描かれています。サクリファイス・エデンもそういった部分は大きかったですが、この巻はそちらがメインであり、レース自体にスポットを当てたものではありませんので注意。まあ、これまでのファンならば十分に満足できる内容かとは思います。 サクリファイスに出てきた人々の前日譚や後日談はとても良かったです。特に石尾が「エース」になるまでの過程は興味深い。主人公のチカを通して絶対的な孤高の男と描かれていた石尾も、そこへたどり着くまでには、いくつも自分の中の壁を越えてきたことがわかる。そうした道を歩んできたからこそ、サクリファイスでの彼の行動により重みを感じる。 自転車レース……いや、スポーツとは己(おのれ)との戦いであるということが良く分かるシリーズです。 | ||||
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面白く、読みやすいので一気に読んでしまいました。 前の2作の白石誓主役のストーリーとは違いサイドストーリー集といった趣。 最初は、私が一番好きなパリルーベを走る白石誓のエピソード。それを自転車競技に無知なジャーナリストを絡める事で過酷さを際だたさせて、マスコミに対する風刺も感じました。 そして世界選手権での伊庭のエピソード。決して満足は出来ない、勝利に対する渇望はレベルは違っても競技をしていた端くれとして強く共感できました。 メインは赤城の目線で描かれた石尾との腐れ縁とも言えるストーリー。1作目のサクリファイスで死を選択するチーム・オッジのエース石尾、それを支え続けた赤城の若かりし頃から引退を意識し始めた白石と伊庭がチームに入ってくるまでの様々な苦悩のエピソードが胸を熱くさせ、石尾は死に場所を得たのだと思えるエピソードも有りました。彼は死を持って最後のサポート(サクリファイス)をしたのだと思えたとき、ちょっと泣けました。 部分的に細かい表現に?は有るものの、「サクリファイス」を読んで面白いと思った人にはお勧めの「サバイブ」です。 | ||||
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ただペダルを漕ぐだけ。 それしかできない。 まわりに合わせる事なんてできない。 なぜ不必要な会話をしなければならないのか、ぜんぜん意味が分からない。 人の輪の中に入らず、いつもひとりでいる。 社会への適応性はゼロ。 この人が描く、そんな偏った人間が大好きだ。 「みんな狂っている」「もちろん俺もだ」とか。 「風が刃のようだ」とか。 あいかわらず表現もキレている。 お勧めは、『スピードの果て』の伊庭和実かな。 今回は短編集なのだが、常識人のチカを主人公にしてしまった作品は、 私にはなんだか急速に色あせて見えた。 それも道理か。 偏ったにんげんだけ描けばいいのに。 そう思った。 | ||||
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