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真夏の方程式



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【この小説が収録されている参考書籍】
真夏の方程式
真夏の方程式 (文春文庫)

真夏の方程式の評価: 3.86/5点 レビュー 225件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.86pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全45件 21~40 2/3ページ
No.25:
(3pt)

文章が・・・

映画公開に先駆けて読んでおこうと購入しました。ん…文章が面白くなくて、なかなか進みません。会話文ばかりで、脚本?と思いました。
東野圭吾さんってこんな感じ?
私が知らなかっただけでしょうか・・・
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No.24:
(3pt)

映画の前に読みたかった

6月末から映画が放映されるというので,最初に本を読んで映画を観ようと決めていました。

この小説の殺人者はいったい誰になるんでしょうか。

殺人計画を立てた者の動機がいまいち薄かった気がするんです。

この小説が、映画でどう編集され、脚本が書かれているのか、とても楽しみです。
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No.23:
(3pt)

面白いのだけど...

動機が単純で、仮にも人を殺すというものすごくエネルギーがいるものを
こんな簡単にさらりとやってしまい、無関係の人を巻き込むなんて、
あり得ないのでは?
主犯のキャラが都合良く変えられた気がして納得がいきません。
湯川サンもちらりとみせる人間らしさが良かったのに
ステレオタイプっぽくなった気がします。
とはいえ,面白く読める事は確かなのでダメってことはありません。
難癖つけたくなるほど、まとまっているとも言えるかな。
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No.22:
(3pt)

二人とも殺される必要なかったんじゃ…

【悪かったところ】

1、被害者の刑事も、10数年前に殺されたホステスも、殺された理由が謎。話せばわかったんじゃないだろうか。それか無視するか。

2、ガン病棟の描写が謎。しんみりしたガン病棟の描写が出てきたが、いるかな? 海沿いのキラキラした「生」と対比させようとしたのだろうか。そこまでクッキリしてなかった気が。

3、トリックがない。透視るみたいな、鮮やかなトリックというか、科学的な裏切りみたいなものがない。

【よかったところ】

1、真犯人がわかって、それまでの湯川の行動が納得できるところ。その日のために鍛えてあげていたんですね(;;)

2、真犯人も、運命に向かっていこうとするところ。がんばってほしい。
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No.21:
(3pt)

良いんだけど?

面白い!と読み始めて途中まで思ってました。
ガリレオシリーズで最高?なんてかんじてました。
が、
終盤が近づくにつれ???と、思うことが増え、読み終わった後は、ウーンという感じです。
話は良くできていて、読みやすくて納得は出来るのですが、
はたして犯人は、こんな人柄になるの、犯人は、これからどんな人になるの?
考えさせられる内容の結末です。
作者の考えた人柄が、本作の登場人物すべてに出来すぎです。
現実味がすごく薄く、途中から?が増える作品でした。
後味が悪いわけではないので、読んだ人によって
いろいろな感想が出る作品ではないでしょうか?
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No.20:
(3pt)

「それって無理なんじゃないの?」と思ったので星3個

動機の真実は、良かったとは思う。
 だから、星は4個にしようかと思った。
 でも、しばらくして考えると、「犯行に無理があるんじゃないの?」と思えてきたので3個にした。

 こんなことを言っては元も子もないのだけど、日本の警察はそんなに無能じゃないだろうと思う。
 第一、多くの警察小説で、確か加賀恭一郎が「これを証明するのは一番難しいこと」と言っていたことをやっているのが引っかかる。
 
 それを描いた作品は多いし、「上手いな」と思わされるものもある。
 だけど本作に限っていうならほとんどそう思えなかった。

 映画も観るという人も多いと思うけど、どちらを先にするのかは、自分は原作は後にすることをお勧めする。
 矛盾点に引っかかって、物語に入り込むにくくなってしまうと思うからだ。
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No.19:
(3pt)

まぁ最近の量産されてる作品よりは・・・

久々にガリレオ読みました。
 正直登場人物の行動に少々理解できないものを感じ、従って事件自体も「起こす必要があったのか?」みたいな感じ…「容疑者X」を初めに読んだ時のようなカタルシスは、残念ながらやって来ませんでした。
 恭平君が可哀相では、という意見も見ましたが個人的にはアリだと思いました。少年少女の爽やかなひと夏の物語と見せかけてゾゾーとくるラスト、て話は結構ありますからね。
 (ちなみにこの手の小説では赤川次郎「殺人よ、こんにちは」が傑作と思います)
 そんなこんなで星3つですが、何より最近の「とりあえず上手くまとめて泣きどころも満載です、ハイ」的な作品よりはイイと思いました。
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No.18:
(3pt)

一次方程式

序盤は面白かった。
少ない登場人物で、ガリレオを中心とした人情味のあるストーリー。

しかし、中盤以降、なんの魅力も感じない人物だけが増え続け、ネタばらしと
なるわけだが、あまり驚きもしないイマイチなトリックであった。
こういうトリックなら読者は感動するんじゃないの?という作者の心境が垣間見える。

ガリレオが科学好きでもない子供相手に、最初から世話を焼く理由もよく分からないし
なんだか、色々と崩壊してる。
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No.17:
(3pt)

映画になりそう

キラキラと輝く夏の海。過去の事件。人間愛。なんともはやすぐにでも映画に出来そうです。読後、私の頭の中で予告編が浮かんでいます。
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No.16:
(3pt)

不完全燃焼

うーん、いま一つ、といったところである。
舞台設定、登場人物、謎解き、どれも秀逸でもなく、駄作でもない。

これでいいのか?

仮にも人が死んでいるのに、この結末で、残された人に対してこれでいいのだろうか。
夏休みの宿題としては重すぎる課題かもしれないが、どうもすっきりしない。

草薙刑事、内海刑事も登場するが、いつもの、そして私が大好きな「女の勘」も発動しない。

もう少し何とかならなかったのだろうか。

不完全燃焼である。
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No.15:
(3pt)

25周年記念3冊の中では、一番好きだが……。

映画「麒麟の翼」が近々公開で、観に行く前に小説を読まなくちゃ!
ということで、久々にもらった連休中に、作家生活25周年記念作品3冊を、

麒麟の翼
マスカレードホテル
真夏の方程式

の順番で読みました。
3冊とも、読みだしたら続きが気になって、ページをめくる手が止まらないのはさすがです。
昔から、触りだけでも……と読みだしたら、気が付いたら朝方だった、なんてのはザラです。

前2つは、途中まではおもしろいんだけど、ラスト50ページあたりからのガッカリ感が半端なくて、
肩すかしを喰らい続けてましたが、「真夏の方程式」は、3冊の中では一番面白く読めました。
これを最後に残しておいて正解でした。
……まぁ、話の着地点が、ガリレオというより加賀シリーズ寄りかな? とか、
殺人の動機が容疑者Xと似てる、というかほとんど一緒じゃない? とか、
今までの湯川だったら、いくら真相があれでも、あの選択はないんじゃないか、と思いましたが。

少しネタバレになってしまいますが、
自分でもまったく予期しないところで犯罪に加担させられていたとある人物に、
湯川がズバッと暴くのではなく、一見、まったく関係ないことをして、
その人物に自分で気付かせる、というところは、さすが「先生」ですね!
読んでいて、こういうシーンが楽しかったです。
でも……湯川先生って、確か子ども嫌いだったよね?

最後に。どーーーーしても気になったこと。
内海薫が、最初に登場してから最後までずーーーーーっと、
「内海薫」と表記されていたこと。
普通、一番最初に登場した時はフルネームで、次からは内海とか、薫とかになるんじゃないかと……。
内海薫……なんか、「ガリレオの苦悩」&「聖女の救済」の時の方が、頭脳明晰な女性に見えました。
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No.14:
(3pt)

良い意味でも悪い意味でも期待は裏切りません

東野圭吾氏の作風で私が好きなのは「登場人物の掘り下げ方」です。嫌なヤツは嫌な部分を徹底的に突出させ、良いヤツはその心の動きを丁寧に描くことで、その人間像を完成させる、と。ガリレオシリーズに関しても、トリック部分以上にその「人間の動き」をひとつのテーマとして描いていると思います。

本作でも、環境保護の活動家、寂れた旅館の一家、多くの警察官に加えて偏屈な学者、そして無垢な少年と、一癖も二癖もある登場人物の心の動きを丁寧にトレースされており、トリックよりもそういった心理劇に近い作品となっています。トリックに関しては、正直度肝を抜かれるような話ではありません。「何故、人を殺めるに至ったのか」「何故、人を殺めなければならなかったのか」という部分がくしゃくしゃになっている所を、丁寧にピンセットで一枚一枚剥がしていく…そんなイメージの作品です。

ただ、私はどうしても、メインとなる殺人に対する犯人の動機が釈然としません。一応その動機に対する説明の行もあるのですが、「そんな事で人を殺すかね?」と疑問に思ったのは確かです。
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No.13:
(3pt)

変なおっさんと少年の夏

東野圭吾という作家さんがいて本当によかったと思う。
なにせ安心して読める。
中四日で投げても確実に六回を三失点以内に抑えてくれる頼れるエース、のよう。

で、今作。出足は快調だったけど、ちょっとこの結末は無理があるのでは、という感じ。これを納得させるには倍のボリュームの描写やら伏線やらが必要な気がしました。
『菊次郎の夏』ではないけれど、変なおっさんと少年の一夏の物語っぽいきらきらした出足が、出汁的にしか使われなかったのが残念。湯川シリーズとはいえ、そこまでどんでん返しを仕組まずしみじみ読ませるだけでもよかったのでは、、、。

それでもきっちり試合は作ってくれます。さすがはエース東野。次も頼んます。
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No.12:
(3pt)

一気には読めました。

前振りは興味深く、読み易い文体ですから、一気には読めました。
ダブルキャスト(男性警察官と女性ホテルフロント係)?の主人公の心象風景もよく書かれていました。
犯行動機が弱いと言ってる方が多いですが、私は女性なので、そうは思いませんでした。
動機の引き金になったのが、あの時の女性フロント係の対応による身体へのダメージに違いないから。

でも、全体を通してみれば「それはないでしょう?」的なツッコミどころ満載です。
ダブルキャストが恋愛関係に陥らなかったのは不幸中の幸いですが。

湯川、加賀に続くニューヒーローは新田君ではちょっと役不足かな?
泥臭い能勢さんにしてほしいなと思いました。

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No.11:
(3pt)

容疑者xの間逆をいった訳ですが・・・

「それで いいんですか?」
終盤の刑事が飲み込んだ言葉が私のもっとも共感するところとなりました。
「容疑者x」はラストの容疑者の慟哭が胸をえぐり
これはもう真実は明らかにしなくても良かったのでは?
と読後に思ったものですが、やはりそれは違いますね。
犯した罪はその事によって裁かれてこそ償う事が出来る、
そして真の救いはその後にしか訪れないのではないかと・・

ネタバレがあるので未読の方は以下読まないで下さい

愛する家族を守るため、何の罪もない第三者を犯罪に巻き込んだ主犯。
かつて自身の罪を肉親に庇ってもらい、
罪を免れ「のうのうと」暮らしている人物が
別件で取調べを受けた時には
「親だけに罪を擦り付けるなんて・・・そんなこと絶対にしません」と怒りをもって訴える
本当にこんな人達が自分が犯した罪を自分自身で裁く事が出来るのだろうかと
すくなくとも「容疑者x」での献身はこんな形ではなかったと思います。
なにより何の落ち度もないのに殺されてしまった被害者とその遺族が気の毒でなりません。
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No.10:
(3pt)

評価がわかれそう

ガリレオシリーズということで購入したのですが、読むのに時間がかかりました。 他の方が書いているように、どちらかというと加賀シリーズに読後感が近いです。自分はガリレオシリーズの方が好きです。謎解きの爽快感があるからだと思います。だからでしょうか。この作品はモヤモヤが残りました。 内海薫は柴崎コウ化が一段と進んでいます。福山ガリレオでも自分はOKなんですが、佐野ガリレオ好きな方は複雑ですね。 この作品は、小さい少年が重要な役割をもっていて、この少年に対する扱いが許容できるかどうかで評価がわかれるのではないかと思います。 自分はダメ派だったので、この評価です。 警察の捜査は一体なんだったの感が残りました。
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No.9:
(3pt)

丁寧な作品だが新鮮味に欠ける

夏休みを伯母一家が経営する旅館で過ごすことになった少年・恭平。
仕事で訪れた湯川も、その宿に滞在する。
翌朝、もう1人の宿泊客で元刑事の男が、変死体で見つかり…。
ガリレオシリーズの長編です。

今回の作品も丁寧に描かれていて読みやすかったです。
人物描写も細かく描かれていて絶えず脳内映像で登場人物が動いていました。

ただトリック自体は単純で内容もありふれた題材だった様に感じます。

次回はガリレオシリーズではなく新たな分野の長編が読みたいです。
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No.8:
(3pt)

変化球の連続性

導入部分から、映画を意識してなのか?湯川役の福山雅治の登場シーンといい、脇役の関り方といい、見事なまでに自然体である。さらりさらりと引き込まれていく。

 読みきってしまうと、ミステリーもので、今まで意外性が合ったものを織り交ぜて仕上げたような感じである。

 よくあるといえば、よくある。しかしながら、その中に新鮮味のある東野ワールドを構築しようと著者の丁寧な仕事を積み上げていく様子が伝わってくる。


 がしかし、個人的見解だが、「容疑者Xの献身」の方が良くできていた。


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No.7:
(3pt)

映像と小説

ガリレオシリーズの最新作。ネタばれになりますので詳細は記しませんがTVシリーズ化と映画化されて以降、この小説も映像化を見据えた展開となっています。シリーズものですから「容疑者Xの献身」を読まれてから本作品を読まれると主人公湯川の心境がより良く分かると思います。
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No.6:
(3pt)

容疑者Xと対を成す、湯川と少年と少女(15年前)の哀しい物語

「容疑者Xの献身」で愛する者の為、自分の全人生を掛けた友のトリックを見破った天才物理学者湯川のその後の物語。直木賞を受賞した同作を星5とし、読者の心に以下の点を深く伝える小説か考えた時、星3つが妥当だと思います。

・家族愛の深さ、主人公(被害者・加害者・湯川)への感情移入の深さ、トリックとストーリーとの親和性、作品世界の密度

物語のリズムと世界を構築する少年の描き方、多くを語らず想像を膨らませられる成美の描き方等、往年の東野さんの良さを感じ期待して読み進めましたが、個人的には一流小説として満足の行くものではありませんでした。

以下、蛇足です。2000年に初めて秘密を読んで以来、精神的に大きく助けられた東野さんとその作品達を本作で一旦卒業しますが、最後に王子や江古田等馴染みの在る地名が出てきたことを嬉しく感じました。東野さんの作品達に感謝です。
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