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真夏の方程式
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真夏の方程式の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 21~27 2/2ページ
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確かに面白いのですが、容疑者xの時と同様で、加害者の理由ばかりクローズアップされ、今回は特に被害者がかわいそうです・・・。ガリレオ先生は加害者に甘すぎませんか? | ||||
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夏休みを伯母一家が経営する旅館で過ごす恭平。 仕事で訪れた湯川もその宿に滞在。 だがもう一人の宿泊客が変死体で見つかった。 「人間が成長する最大のエネルギー源は好奇心」 湯川先生が少年恭平に言った言葉ですが、 湯川先生も少年恭平もお互いに相手に好奇心があったからこそ 成長出来たのでしょう。 恭平の両親よりも他人の湯川先生の方が 恭平に与える影響が大きいのと、 実の娘の身代わりになって罪を償う親との対比が印象的。 でもつまらない。 あまりに面白くないので、途中で読むのをやめようかと思ったぐらいです。 | ||||
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私が少年だったら、一生おじさんを恨むし、 一生自分のやったことに苛まれて、 もと刑事のオバケに悩まされ続けることだろう。 過去に悲しい事があって、かばわなければならない、 どうしようも無い事だってあるだろう。 どうしても守りたい秘密もあるだろう。 でも、それを隠すためにまた、同じ悲劇を繰り返し、 それにかかわった人々があまりにもさわやかにその後の人生を 歩もうとしている。 それはないでしょ、ユカワセンセ 物足りません。夏の方程式だけじゃすまされないと思いました。 | ||||
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東野作品を読んで始めて批判したくなった 始めから半ばにかけてはいつもの調子で読んでいた 勿論、いつもの東野の感じだったからだ 防波堤(?)から落とされた死体は一酸化炭素中毒死だった、というまた科学的なトリックがありそうな感じ 強いて言うなら、ガリレオシリーズも人間ドラマを出すようになったんだな、と思った程度だった しかし、ラストになると途端に面白味がなくなった 犯人の動機が不純すぎ 県警の鑑識がバカすぎる 最終的な人間ドラマが浅すぎる上にありきたり これは本当に東野作品なのかと疑ってしまった 僕は東野歴も浅く、比較的何でも面白いと思う傾向にあると思っている 「聖女の救済」ならトリックの意外性に面白味を感じ、(ガリレオシリーズではないですが)「麒麟の翼」なら人間ドラマの深さに感動したぐらい しかし、今回はどうもそう思えない 上記の点はまぁこれまでも無いことも無かったから良しとしよう1番おかしいと思ったのは明らかにキャラクターが変わった点 子供好き云々は一応僕なりの解釈(長くなるので割愛する)がある故に気にならなかったが、話し方が湯川らしくない部分がいくつかあった 何となくだが、そういう部分が目立って仕方なかった これらをトータルして★2つですね 次回作を期待したいと思います | ||||
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いくつも疑問がある。 事件そのものが、前作『聖女の救済』に続き、「湯川にしか解けない謎」ではない。県警が犯行を再現できなかったのは、作者が県警を意図的に無能に描いたからである。 そもそも、この「犯人」が、この「共犯者」を選ぶことはあり得ない。犯人はそんな無神経な人間ではないし、共犯者の候補は他にもいたはずである。ミステリーとして、根本的に無理があるのではないか。 湯川は、いつから「子供好き」になったのか? 『容疑者Xの献身』以降、「湯川が事件に関与する理由」が、いちいち必要になっているのが、このシリーズの苦しいところ(作者の自業自得だけど)。 本来、湯川は、事件の謎それ自体に対する関心ゆえに事件に首をつっこむ(それ以外のことには興味がない)、という構図だけで十分なはずで、警察に対する複雑な感情とか、余計なことを持ち込んだのが尾を引いて、シンプルな傑作にならない。 決してつまらない小説ではないけれど、この作品の優れた点(少年の成長や湯川の視点の変化など)は、ことごとく、このシリーズ本来の姿とは相容れない要素のはずである。それを評価する人はいると思うが、私は「フィクションのスタイル」を重視する人間なので、それを大事にしていない作品には、高い評価はできない。 『聖女の救済』のレビューにも書いたが、このシリーズは、「湯川にしか解けない謎」を周到に準備しなければ、作品として成立しないと思う。その意味で、第1短編集のように、理系の謎解きが中心の話だと、犯人の心理とかいう要素は薄くなるので(このシリーズに、それは必須とは私は思わないのだが)、本質的に長編向きのシリーズではないのかもしれない。 雑誌に新作短編も発表されているようなので、次回短編集に期待。 | ||||
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東野三連発の第二作。一気に読めますし、エンターテイメントとしても上質です。草薙、内海を現地に行かせないあたりも誠に巧み。ですがガリレオものとしては「容疑者X」と同じようなテイストで、残念感が拭い切れません。「献身」は、もういいじゃないですか。『麒麟の翼』の読後感も同様でした。シリーズ最高傑作、と評することはできません。 切れ味鋭い、おおっと唸らせてくれる展開、トリックを期待している東野ファンとしての期待度からすると、新作としての☆はふたつ。 | ||||
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期待の大きいガリレオシリーズ最新作 綺麗な海、寂れた海辺の町、青い空と映像化すると見映えするでしょうね。 東野圭吾は、不必要な装飾のない文章が理系作家らしくて好きです。 それは、ある意味では読み手に余計な想像力を必要とさせないともいえます。 登場人物が福山雅治、北村一輝、柴咲コウと読み流しながら映画でも見ているような印象です。 今回は、湯川が小学生相手に真面目に向き合うのが微笑ましいですが、ミステリーでもなくラストも小学生を中心にすれば納得できないこともないですが、犯罪被害者家族からすれば・・・・許されざる幕引きです。 初期のガリレオシリーズの様に少し非現実的でもマジックの様なトリックが個人的には好きです。 昔の火曜サスペンスみたいなのは、ちょっとね。次回作は東尋坊の崖っぷちがラストになったりして(笑) | ||||
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