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プルトニウムと半月
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プルトニウムと半月の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.50pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全10件 1~10 1/1ページ
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当時、東日本大震災が起きた頃。もう初老も近い上司に『本を読め。そしてこの本を読むべきだ』と言われ、何気なしに呼んだこの本。 原発、双子、爆発、半月、プルトニウム、サバイバル、異常現象、隔離… 読めば読むほど美しく残酷で登場人物達が全て狂おしい程強く虚しく美しくいきていく姿。 若いながらも惹き込まれながら必至に読み、読んだあとは生きていて初めての感情になりました。 当時はもう絶版しており、上司に『これはお前が持っているべきだ』と頂いた小説です。 人によってはファンタジーだ、やりすぎだ、あり得ないと毛嫌いする人もいるでしょう。 でも、あの事故が起きたからこそ読むべきものなのかもしれない。もしかしたら、こうなっていたのかもしれない。そうなったら、登場人物は確かに存在したはずだ、そう思わざるを得ない物語でした。 内容は重いです。重く、美しく、儚く、強いです。 | ||||
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物語そのものは綺麗。 しかし詰め込みすぎてまとまりがない。 オチも付け足しにしか見えない。 叫びを聞くだけで、十分満腹なのだから。 | ||||
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掲載されていた商品説明よりも綺麗な品物でとても納得しています。 | ||||
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初めて読んだのは初版が発行された直後で、コンビニか本屋で立ち読みをして読んだような気がします。ホラーと言うより空想小説で、非常に悲しい思いになる物語だと思ったものですが、昨年の原発事故から一年経って、ふと思い返して購入しました。やはり悲しい思いになりましたが、一歩秩序という枠の中から踏み出てしまえば、人はいつでも戦時のような生き方になること、人間を狂わせるような事故は、やはり何としても未然に防ぐべきだということを、教えてくれるようなストーリーです。 | ||||
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この本は数年前に読みました。 まさか2011年にフクシマで現実になるなんてゾッとしました。 | ||||
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1時間ほど前に読了し、自分の言葉を取り戻すまで呆然としていました。 なんでこんなすごい小説を絶版にするんだろう。 主人公の振り下ろすナイフは、読む者の心に突き刺さります。 愛、怒り、悲しみ、絶望が直に伝わってくる。 安閑とした日常に麻痺した心に、 突きつけられたサバイバルナイフ なんでこんなに凄惨なのに、美しいのだろう。 | ||||
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D-ブリッジの後にすぐ読んでしまったため 大人が出てこない物語が好きなんだなぁ。と勝手に思いました。 どうしてもD-ブリッジと比較しながら読んでしまい D-ブリッジに登場人物を増やして、D-ブリッジが出来た経緯とその後を 肉付けしたような印象を抱いてしまったのが自分でも残念なところです。 だた、どうしてもこの作者にはページをめくらせる力があり ここまで読ませる技術を持っているはやっぱり才能ですかね。 物語の展開が気になって読むというわけではなく その世界観が明確に打ち出されているからなんでしょうね。 | ||||
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原発事故による放射能汚染地域で暮らす人々の物語。 グロテスクな描写が多く、思わず顔をしかめてしまう場面もあります。しかし放射能汚染という言葉のイメージに反して、淡々と、静かに語られるその土地での人々の生活、あるいは風景には爽快感すら感じられました。放射能の恐怖よりも人間の残酷さが印象に残ります。 ただ、ラストはあまりにも壮絶で、理不尽です。これが彼らが生きている間に感じた痛みなのでしょうか。 | ||||
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面白い。ページをめくる手がとまらない。 原発事故で無法地帯と化したひとつの街。そこに住み着いた人たちの生活、そして過去の話がかなりサバイバルチック、でダークに語られている。前作、Dブリッジのような話を想像していただければよい。 しかし、設定をつめきれていない部分や、前作と話かぶってるやん、的なことも多々ある。あるんだけど、面白い小説は面白い。断言してもいいけど、この小説は面白い。 人類皆、罪人。作者のまがまがしさというか、なんというか、すごいものがほとばしっている。 そして、エピローグ。あまりに物悲しすぎます。読後感がせつないっていうか、何か心に残る。後味悪いっていうのとも、なんかちょっと違う、微妙な感じ。お勧め。 | ||||
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原子力発電所の爆発事故によって出来た、放射能汚染による立ち入り禁止地区。世界の果てのようなその場所に、敢えて住み着く人もいる。そこでの様々な出来事が淡々と語られていくが、結末は意外で思わぬ事実も判明する。読み終わった後、余韻の残る作品である。 | ||||
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