履き忘れたもう片方の靴

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種別
長編
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あらすじ

2008年11月04日 履き忘れたもう片方の靴 (河出文庫)

華やかな夜の街で、金持ちの男女に求められるまま、体を売るヒカル。彼の美しさに魅了されたヒムロは、自分の奴隷にならないかとヒカルを誘う。監禁、過酷な調教…やがて肉体に手を加えられ、ヒカルはどの女よりも美しい乳房とペニスを持った完璧な両性具有者になるのだが…全選考委員を震撼させ、第30回文藝賞佳作となった衝撃作。(「BOOK」データベースより)

評判

履き忘れたもう片方の靴の評価:

4.00/10点 レビュー 1件。 E ランク

書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.00pt

履き忘れたもう片方の靴の総合評価:

5.71/10点 レビュー 7件。

感想一覧

サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

全1件 1〜1 1/1ページ
No.1
(4pt)

ジャンルに悩む

エロスなのか純愛なのか悩む作品。
男がシーメールになっていくお話だか、ミステリーでは無いので大石圭フリークス以外にはお勧めしない。

yoshiki56
9CQVKKZH

Amazonレビュー

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

No.6
(4pt)

何かを暗示させるような倒錯官能路線作品

今から二十年前の作品。当時としては、かなりの衝撃作だったと思う。主人公のヒカルは、ヒムロにより倒錯の泥沼の中にひきづり込まれて行く…

まるで自己の存在を否定するかのように命じられるままに生きるヒカル。恐怖をも感じる、何かを暗示させるようなストーリー。大石圭の倒錯官能路線作品。
履き忘れたもう片方の靴 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 履き忘れたもう片方の靴 (河出文庫)より
4309409342
No.5
(4pt)

何かを暗示させるような倒錯官能路線作品

今から二十年前の作品。当時としては、かなりの衝撃作だったと思う。主人公のヒカルは、ヒムロにより倒錯の泥沼の中にひきづり込まれて行く…

まるで自己の存在を否定するかのように命じられるままに生きるヒカル。恐怖をも感じる、何かを暗示させるようなストーリー。大石圭の倒錯官能路線作品。
履き忘れたもう片方の靴 Amazon書評・レビュー: 履き忘れたもう片方の靴より
4309008844
No.4
(4pt)

やっぱりホラー

性的な調教も、肉体を改造をされることも唯々諾々と受け入れる、意志を持たない意志をもつ少年。この主人公の名前はどうして「ヒカル」なのかなあ、とずっと考えた。
 他人には全く輝きの見えない人生を、心の中に片方の履き忘れた靴だけを抱えて生きるヒカル。ヒカルの輝きを求めて人々は群がり貪るけれど、ヒカル自身は自分の光を自分では享受できない。だから彼の名前はヒカルなんだな、と何度も読むうちにそう思う。ああ、大石氏のホラーはこの小説から始まっていたんだ。
 欲望を持たないヒカルを誰も満たすことはできないし、ブラックホールようながらんどうのヒカルに満たされることもない。愛でも金でも暴力でも陵辱でもヒカルの心を動かせない。
 片足だけ靴を履いて、人生をいびつに歩き続けるヒカルの裸足に靴を履かせてやることなど、できもしない。
 とても哀しくて怖い、履き忘れたもう片方の靴──

履き忘れたもう片方の靴 Amazon書評・レビュー: 履き忘れたもう片方の靴より
4309008844
No.3
(4pt)

やっぱりホラー

性的な調教も、肉体を改造をされることも唯々諾々と受け入れる、意志を持たない意志をもつ少年。この主人公の名前はどうして「ヒカル」なのかなあ、とずっと考えた。
 他人には全く輝きの見えない人生を、心の中に片方の履き忘れた靴だけを抱えて生きるヒカル。ヒカルの輝きを求めて人々は群がり貪るけれど、ヒカル自身は自分の光を自分では享受できない。だから彼の名前はヒカルなんだな、と何度も読むうちにそう思う。ああ、大石氏のホラーはこの小説から始まっていたんだ。
 欲望を持たないヒカルを誰も満たすことはできないし、ブラックホールようながらんどうのヒカルに満たされることもない。愛でも金でも暴力でも陵辱でもヒカルの心を動かせない。
 片足だけ靴を履いて、人生をいびつに歩き続けるヒカルの裸足に靴を履かせてやることなど、できもしない。
 とても哀しくて怖い、履き忘れたもう片方の靴──

履き忘れたもう片方の靴 (河出文庫) Amazon書評・レビュー: 履き忘れたもう片方の靴 (河出文庫)より
4309409342
No.2
(4pt)

靴はお揃いじゃなきゃ!?

『履き忘れたもう片方の靴』です。
作者はホラー作家として有名ですが、本作品がデビュー作ということになります。
文藝賞受賞作ですから、純文学作品……ということになりそうなのですが。
内容はと言うと、延々と性描写が続きます。主人公は男で、女と絡む場面もありますが、同じくらい、男と絡む場面もあります。ただ、エロが目的ではないので、興奮するようなエロさはほとんどありません。
むしろ、とても哀しいです。
ということで、官能小説ともいえませんし、純文学といっていいのかもよく分かりませんし、ホラーではなさそうですが、どのジャンルともつかない作品です。

ケモノは裸になりたがるものですが、同様に人間というのは、ごく一部を除けば主人公のように奴隷になりたがる生き物です。何でも「いいよ」と簡単に約束してしまいます。
唯々諾々と肉体改造を受け入れ、完璧なシーメールとなって……
物悲しい雰囲気を味わう作品、ということで★4です。

履き忘れたもう片方の靴 Amazon書評・レビュー: 履き忘れたもう片方の靴より
4309008844

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