甘い鞭
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書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点8.00pt |
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サイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
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勝手に感じる著者の持ち味が十分に堪能できた作品でした。 | ||||
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映画化されると言うことで、さっそく図書館で借りて読みました。 | ||||
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※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
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想像の世界、真実を知る者には呆れ果てるほど。読む気がしない。 | ||||
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大石圭作品のなかでは面白い作品でした。カタカナフランス語で埋め尽くされることなく、ストーリーを楽しめました。 読む価値はあります。 ただ、隣の犯罪者が弱弱しいところが☆一つ減です。食事排泄制限や刻印等の脅し(実行)などで強制屈従させたほうが盛り上がったと思います。あと不妊治療医と監禁事件経験,SM嬢志願の関連性がイマイチぴんとこなかったです。 | ||||
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良かった | ||||
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私は石井隆監督のファンで映画を観て原作があると最近知り読んでみた。他のレビューで「ホラーではない」とあったが私は充分怖いと感じた。 性的欲求を満たしたいだけで若い子の人生をぶち壊すことがホラーではないなら何がホラーなのだろう?SMの要素はあくまでストーリーを推し進める役目であり、本当に作者が描きたいのは自身の欲求のためなら手段を選ばない人間が一定数いて、その被害を被るのは女性や子供が多いということで、一度心に傷を負うと一生苦しむ人もいるということ。 これがホラーだと感じないとしたら、それこそが現実のホラーだと思う。 | ||||
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実に長い本で 最初は エロ・ゲテモノの物語だと思っていたが。 読んでいるうちに 描いている世界が 現代の問題に切り込んでいることに感心した。 マゾヒストの女子の物語であるが、読みながら痛く感じた。 テーマは 『現代における家族の崩壊』 ということだろうか。 15歳と言う女子高校生の花ざかりの時に、大雨の時に 拉致監禁され 地下室に閉じ込められ レイプを繰り返される その事件が発端である。 拉致犯人は 両親は医者で 富裕層であるが 医学部に三度挑戦してはいることができずに ひきこもりになった。 両親がいなくなり そのお金で 生活する。 それで 徹底した孤独にさいなまされ、隣の家の女子高校生を 拉致監禁し レイプを繰り返す。 事件は家族崩壊と孤独によって 始まった。 その17年後に その女子は 見とれるほどの美人となり スポーツクラブで のびやかに クロールで泳ぎきるほどの健康さがあり 不妊治療の医者であり 週末の夜は マゾヒストの娼婦になるという。 うつくしさ。才能。そして みだらさ。 小説の主人公にするには スーパーウーマンと言うべきだろう。 そして 不妊治療をしている ということが 皮肉にも見える。 家族の崩壊を目の当たりにしながら、家族を作り出そうとするのだから。 15歳で拉致監禁されて、彼女の周りと中では 大きな変化がうまれていたのだ。 同じ世代の人たちから 冷たい眼で見られることで 勉強に集中せざるを得なかった。 そして 解放されたあとに 妊娠がわかり 女医に優しくされたことで 医者を目指そうとし、医者になる。 母親との関係では その事件をきっかけに 『なにか』わだかまりができて 仲良く話していた母親との関係が壊れ、17年後 まだ50歳代なのに 末期がんで 死んでいこうとする 母親を 冷静に眺める。 外から見たら 美人で有能な女医である。 内の中にある 欲望は 抑えきれないほど 巨大なのである。 ニンゲンというものの 欲望の強さと凶暴性を強く感じた。 | ||||
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