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甘い鞭
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甘い鞭の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.42pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全12件 1~12 1/1ページ
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想像の世界、真実を知る者には呆れ果てるほど。読む気がしない。 | ||||
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大石圭作品のなかでは面白い作品でした。カタカナフランス語で埋め尽くされることなく、ストーリーを楽しめました。 読む価値はあります。 ただ、隣の犯罪者が弱弱しいところが☆一つ減です。食事排泄制限や刻印等の脅し(実行)などで強制屈従させたほうが盛り上がったと思います。あと不妊治療医と監禁事件経験,SM嬢志願の関連性がイマイチぴんとこなかったです。 | ||||
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良かった | ||||
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私は石井隆監督のファンで映画を観て原作があると最近知り読んでみた。他のレビューで「ホラーではない」とあったが私は充分怖いと感じた。 性的欲求を満たしたいだけで若い子の人生をぶち壊すことがホラーではないなら何がホラーなのだろう?SMの要素はあくまでストーリーを推し進める役目であり、本当に作者が描きたいのは自身の欲求のためなら手段を選ばない人間が一定数いて、その被害を被るのは女性や子供が多いということで、一度心に傷を負うと一生苦しむ人もいるということ。 これがホラーだと感じないとしたら、それこそが現実のホラーだと思う。 | ||||
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実に長い本で 最初は エロ・ゲテモノの物語だと思っていたが。 読んでいるうちに 描いている世界が 現代の問題に切り込んでいることに感心した。 マゾヒストの女子の物語であるが、読みながら痛く感じた。 テーマは 『現代における家族の崩壊』 ということだろうか。 15歳と言う女子高校生の花ざかりの時に、大雨の時に 拉致監禁され 地下室に閉じ込められ レイプを繰り返される その事件が発端である。 拉致犯人は 両親は医者で 富裕層であるが 医学部に三度挑戦してはいることができずに ひきこもりになった。 両親がいなくなり そのお金で 生活する。 それで 徹底した孤独にさいなまされ、隣の家の女子高校生を 拉致監禁し レイプを繰り返す。 事件は家族崩壊と孤独によって 始まった。 その17年後に その女子は 見とれるほどの美人となり スポーツクラブで のびやかに クロールで泳ぎきるほどの健康さがあり 不妊治療の医者であり 週末の夜は マゾヒストの娼婦になるという。 うつくしさ。才能。そして みだらさ。 小説の主人公にするには スーパーウーマンと言うべきだろう。 そして 不妊治療をしている ということが 皮肉にも見える。 家族の崩壊を目の当たりにしながら、家族を作り出そうとするのだから。 15歳で拉致監禁されて、彼女の周りと中では 大きな変化がうまれていたのだ。 同じ世代の人たちから 冷たい眼で見られることで 勉強に集中せざるを得なかった。 そして 解放されたあとに 妊娠がわかり 女医に優しくされたことで 医者を目指そうとし、医者になる。 母親との関係では その事件をきっかけに 『なにか』わだかまりができて 仲良く話していた母親との関係が壊れ、17年後 まだ50歳代なのに 末期がんで 死んでいこうとする 母親を 冷静に眺める。 外から見たら 美人で有能な女医である。 内の中にある 欲望は 抑えきれないほど 巨大なのである。 ニンゲンというものの 欲望の強さと凶暴性を強く感じた。 | ||||
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【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[?] ネタバレを表示する | ||||
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意地の悪い言い方をすれば「陳腐なSM監禁モノ」。主人公の女医(映画化されていて、映画では壇蜜が演じる)が女子高生時代に経験した監禁レイプ事件がトラウマとなり迷い込んだ倒錯の世界。官能SM小説としてそれなりに読ませる??のだが、物語の中心である監禁飼育を目論む男がいかにもなステレオタイプでその行動が読者の想像の域を一歩も出ないキャラになってしまっているのが残念。・・・である故に、ホラー小説として怖くないので★2。 | ||||
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「GONIN」「ヌードの夜」「死んでもいい」の巨匠、石井隆監督で、いま話題の壇蜜主演で映画化される。 原作をそのまま踏襲するのか、石井隆脚本によって大胆に脚色されるのかは不明だが、今から期待している。 これまで石井隆監督作品では、余貴美子、夏川結衣、大竹しのぶ、川上麻衣子など女優の新たな魅力を開花させてきたので、 主演2作目になる壇蜜には、これからも石井隆監督作品でどんどん飛躍してくれると嬉しい。 | ||||
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★4、5 ラストが上手すぎ。ずっと殺したことを後悔してた終わりかたにしたのが上手い。 | ||||
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官能小説にはしたくなかったのでしょう。ひたすら縛り、鞭打ち、ローソク垂らしのオンパレードです。SMとして何の目新しさもないし、起こる事件もごく常識的でした。 それでも達者な文章なら読ませるのでしょうが、一人称で始まるにもかかわらず、回想シーンで別人の一人称に変わるという離れ業(!)をやってくれてます。 プロだからなんでもありかもしれませんが、あえて禁じ手を使ってそれなりの文章効果があったとも思えません。 また無駄に登場人物が多く、入院中の母は何の関係もないし、スポーツジムで声を掛けてきた男もそれっきりです。 何か秘密があるのかと期待した医院長の息子は、本当にただのいい人だし……ホラーとして、人間の狂気というものをまったく感じない、退屈な小説でした。 仮にもこれがホラーだというなら、医院長の息子もSMクラブの会員だったとか、(最後の客はこの息子がベストでしょう)、主人公の女性は不妊治療の医師でありながら、妊娠に至らなかった患者を診て、そっとほくそ笑んでいたとか、もっと「何か」あった方がいいです。それとも、官能小説として思いつく限りの陵辱があるとか。 だらだら長い物語であった分、失望も大きかったです。 | ||||
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SM官能小説というジャンルなら、星はもっと多くしますが… まず、ホラーでは間違いなくないです。 これといった事件は、裏表紙のあらすじに出ているもの以外は、ほぼ起こりません。 そして、一番残念だったのは、沢山の描写とページ数を割いているので、 なにか事件と関わりが出てくるのかと思う不妊治療も、本筋とは全く関係ありません。 かすりもしません。 特殊な医療ではあるので、期待していたのですが…見事に何もなし! 設定が外科医でも、特に支障なく変更できるでしょう。 何も起こらないので、正直読み飛ばしてしまいました。 官能めあてなら、よいかも? SM的な思考以外は、内容はあまりないです。 | ||||
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内容はいつもの大石ワールドなんですがつい買っては面白かったと思ってしまいます。今回は表紙といいほとんど官能小説なんですが、堂々とアダルトを買えない人にはオススメかも?主人公の女医が施す不妊治療が報われないシーンはちょっと胸が痛みました。子供って思うほど簡単にはできないみたいですね。 | ||||
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