■スポンサードリンク


甘い鞭



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
【この小説が収録されている参考書籍】
甘い鞭 (角川ホラー文庫)

甘い鞭の評価: 3.42/5点 レビュー 12件。 Bランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.42pt


■スポンサードリンク


Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全8件 1~8 1/1ページ
No.8:
(4pt)

官能ドキュメンタリー的なストーリー

大石圭作品のなかでは面白い作品でした。カタカナフランス語で埋め尽くされることなく、ストーリーを楽しめました。
読む価値はあります。
ただ、隣の犯罪者が弱弱しいところが☆一つ減です。食事排泄制限や刻印等の脅し(実行)などで強制屈従させたほうが盛り上がったと思います。あと不妊治療医と監禁事件経験,SM嬢志願の関連性がイマイチぴんとこなかったです。
甘い鞭 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:甘い鞭 (角川ホラー文庫)より
4043572190
No.7:
(5pt)

満足

良かった
甘い鞭 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:甘い鞭 (角川ホラー文庫)より
4043572190
No.6:
(4pt)

映画を観てから読んだ。

私は石井隆監督のファンで映画を観て原作があると最近知り読んでみた。他のレビューで「ホラーではない」とあったが私は充分怖いと感じた。
性的欲求を満たしたいだけで若い子の人生をぶち壊すことがホラーではないなら何がホラーなのだろう?SMの要素はあくまでストーリーを推し進める役目であり、本当に作者が描きたいのは自身の欲求のためなら手段を選ばない人間が一定数いて、その被害を被るのは女性や子供が多いということで、一度心に傷を負うと一生苦しむ人もいるということ。
これがホラーだと感じないとしたら、それこそが現実のホラーだと思う。
甘い鞭 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:甘い鞭 (角川ホラー文庫)より
4043572190
No.5:
(4pt)

現代における家族の崩壊と孤独。

実に長い本で 最初は エロ・ゲテモノの物語だと思っていたが。
読んでいるうちに 描いている世界が 現代の問題に切り込んでいることに感心した。 
マゾヒストの女子の物語であるが、読みながら痛く感じた。
テーマは 『現代における家族の崩壊』 ということだろうか。
15歳と言う女子高校生の花ざかりの時に、大雨の時に 拉致監禁され 地下室に閉じ込められ
レイプを繰り返される その事件が発端である。
拉致犯人は 両親は医者で 富裕層であるが 
医学部に三度挑戦してはいることができずに ひきこもりになった。
両親がいなくなり そのお金で 生活する。
それで 徹底した孤独にさいなまされ、隣の家の女子高校生を 拉致監禁し レイプを繰り返す。
事件は家族崩壊と孤独によって 始まった。
その17年後に その女子は 見とれるほどの美人となり スポーツクラブで のびやかに 
クロールで泳ぎきるほどの健康さがあり
不妊治療の医者であり 週末の夜は マゾヒストの娼婦になるという。
うつくしさ。才能。そして みだらさ。
小説の主人公にするには スーパーウーマンと言うべきだろう。
そして 不妊治療をしている ということが 皮肉にも見える。
家族の崩壊を目の当たりにしながら、家族を作り出そうとするのだから。
15歳で拉致監禁されて、彼女の周りと中では 大きな変化がうまれていたのだ。
同じ世代の人たちから 冷たい眼で見られることで 勉強に集中せざるを得なかった。
そして 解放されたあとに 妊娠がわかり 女医に優しくされたことで
医者を目指そうとし、医者になる。
母親との関係では その事件をきっかけに 『なにか』わだかまりができて
仲良く話していた母親との関係が壊れ、17年後 まだ50歳代なのに 末期がんで 
死んでいこうとする 母親を 冷静に眺める。

外から見たら 美人で有能な女医である。
内の中にある 欲望は 抑えきれないほど 巨大なのである。
ニンゲンというものの 欲望の強さと凶暴性を強く感じた。
甘い鞭 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:甘い鞭 (角川ホラー文庫)より
4043572190
No.4:
(5pt)
【ネタバレあり!?】 (1件の連絡あり)[]  ネタバレを表示する

※ネタバレあります 

実は一度途中までで読むのをやめました。この作者の作品はほとんど読破していますが途中でやめたのはこれくらいだと記憶しています
しかしたまたまもう一度読んでみたらすごく登場人物に感情移入できてすごく感動しました。
正直平凡で想像がつくストーリーだと思いますが、ラストは展開が解っていても涙が出ました。
作者の文章表現が自分にはよく合うという事ですかね。

私見ですが奈緒子は藤田に対し憎しみを抱きつつも深く依存し愛情も芽生えさせていたような気がします
思春期に植えつけられた強烈な出来事は時間を経過するごとにいろんな思いに増幅され凝縮したのでしょうか・・
また地下から逃げ帰り再び会えた奈緒子に対しての家族の反応は奈緒子にある意味誘拐以上のダメージを与えたな気がします。
家族から否定され社会から否定され自暴自棄になったが故の性行為への逃げなんでしょうね
結局藤田に人生を壊され、反面その男に人生かけて愛された事から奈緒子はすごくねじ曲がってしまったように思います。
そしてそれだけの愛情を注いでくれた男を殺した自分に罪を感じてしまっているような気がするんですね。
ラストのなんだか覚悟を決め清々しい感じさえする奈緒子に複雑でなんともいえない気持ちにさせられます。

最後にこの本ホラー要素は皆無ですwあと映画はただのAVで残念な限りです。
甘い鞭 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:甘い鞭 (角川ホラー文庫)より
4043572190
No.3:
(5pt)

石井隆監督&壇蜜で映画化!

「GONIN」「ヌードの夜」「死んでもいい」の巨匠、石井隆監督で、いま話題の壇蜜主演で映画化される。

原作をそのまま踏襲するのか、石井隆脚本によって大胆に脚色されるのかは不明だが、今から期待している。

これまで石井隆監督作品では、余貴美子、夏川結衣、大竹しのぶ、川上麻衣子など女優の新たな魅力を開花させてきたので、

主演2作目になる壇蜜には、これからも石井隆監督作品でどんどん飛躍してくれると嬉しい。
甘い鞭 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:甘い鞭 (角川ホラー文庫)より
4043572190
No.2:
(4pt)

純愛

★4、5
ラストが上手すぎ。ずっと殺したことを後悔してた終わりかたにしたのが上手い。
甘い鞭 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:甘い鞭 (角川ホラー文庫)より
4043572190
No.1:
(4pt)

ホラー?レディース?

内容はいつもの大石ワールドなんですがつい買っては面白かったと思ってしまいます。今回は表紙といいほとんど官能小説なんですが、堂々とアダルトを買えない人にはオススメかも?主人公の女医が施す不妊治療が報われないシーンはちょっと胸が痛みました。子供って思うほど簡単にはできないみたいですね。
甘い鞭 (角川ホラー文庫)Amazon書評・レビュー:甘い鞭 (角川ホラー文庫)より
4043572190

スポンサードリンク

  



新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!