■スポンサードリンク
図書館内乱
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
図書館内乱の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.27pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全62件 41~60 3/4ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
『図書館戦争』の続編。登場人物もほとんど変わらず、ストーリーも前作の続きだ。私自身はつい最近前作を読んだばかりなので大丈夫だったが、前作を読んでなかったり、忘れてしまったりしたら、まったく内容が分からない話だ。 でも、とっても面白かった。難しいことを考えずに単純に魅力的な登場人物が巻き起こす事件が次々と起こるのを読むのは、本当にスリリングでどきどきした。 巻末に、to be continuedってあるということは、第3作もあるのかな? 早く読みたい。待ちきれないな。特に最後のところは、これからどうなっていくんだろう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
新しく出てきた彼はラスボス? 有川浩の大人気作第二弾。 内容は、まさに「内乱」という表現が相応しいかと。 図書館の内部でもキナ臭いところが出てきて、 一筋縄ではいかない問題の根の深さを見せつけられる。 そんあ根の深い問題をフィクションでよく練り上げられるなあと今さら感動してみたり。 あと、郁の家族の問題も、内乱といえばそうかも。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
不覚でした。まったく不覚でした。 こんなにおもしろい本を見逃していたなんて。 評判になっていたのは知っていましたが、「図書館」と「戦」のそりの合わない文字が混在しているところから、勝手に際物扱いして、読まず嫌いだったのです。 今、全国、1万人の本の虫から、いっせいに、赤い舌を出して「ばーか、ばーか」とののしられたような気がします。 とにかく、キャラクタが秀逸ですね。特に柴崎麻子。美人で底意地が悪くて計算で人との距離をとり続けている。著者は女性とお見受けします。でなければ、ここまで女性心理のいやらしさや生態を描写するのは無理でしょう。 あと、恋する乙女の中澤鞠江もいいですね。 キャラクタが豊かに膨らんでいて、ストーリー運びもうまくて、読み終わったあとも、何度もページをめくって読み返しました。 久々の快感読書でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
私は図書館員。まだ5年目のペーペーです。 でも、「図書館の自由に関する宣言」「タスクフォース」「見計らい」って普通に図書館に存在する。だから「戦争」を読んで一発でハマりました。 毎日民間人は想像できないくらいの肉体労働のオンパレード。 本を5冊や6冊、片手でつかんで本棚から本棚に一日中運んでたり。 半日で1千人の利用者を相手に、カウンターで仁王立ち (貸し・借り・予約・弁償・コピー機紙詰まり・パソコンの操作方法・個室の貸出・ トイレの詰まり・ハサミ貸してくれ・何時までやってるの?・○○って本返ってる?・・・) 軍隊ほどじゃないことは百も承知だけど、でもおもいっきり筋肉痛。 更に今回は「内乱」と来たか!あるある(いえないけど)。 ドコマデサービスするか。考え方のバトルが、表面でも水面下でも。。。 「こうすべきだ」「おかしい」。。。ああああああ〜どうすりゃいいんだ! 作者は、図書館の内側を知りすぎている。だから表現が玄人受けするんだろうね。 民間人には理解されない。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一作目に比べると主要6名のキャラクターによりそった内容になってます。 それぞれの家庭の事情や恋愛も折込み、彼らをさらに詳しく知ることができる。 女子は1作目よりこっちのほうが読みやすいのではないでしょうか? 会話や心理描写がたまらない。 憎まれ口を叩きながらも、郁のピンチには絶対助けに来てくれる堂上教官。 小牧が毬江ちゃんを大切に思う気持ちなんかキュン死にしそう。 いつも辛辣でスキを見せない柴崎の内側の本心もかわいくて切ない。 ベタでいいのよ。いや、ベタがいい。激甘サイコー!!! ついについに王子様の正体を知ってしまった郁。 明日からほんとうにどうするんだろう(笑) あとは意地っ張りで固い堂上教官しだいね( ̄ー ̄)ニヤリッ このシリーズに難しいな感想なんか不要。 ただ、今すぐ3作目を読み始めたいっ・・・それだけで感想は十分でしょう(*^_^*) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
他のレビューにもある通り、この巻では郁の両親が図書館に仕事ぶりを見に現れるイベントから。 父親は理解示してくれたみたいだけど、母親は相変わらず厳しい状況・・・ちなみに次の巻でもう ちょっと進行するんだけど。 後半は査問会。これも爆笑シーンがあったりして必見。また、手塚と柴崎の関係が意外な方向へ…。 そして手塚兄の登場。これがまた癖のある男で、弟もすぐ取り乱すのが面白い。 他にも新しい図書館長が出てきたり、小牧の幼馴染が出てきたり。 最後に衝撃の展開があり次の巻へ・・・。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
身内からの攻撃{親子編と兄弟編}。図書館内での一般人による犯罪。色仕掛けの男の子。男の人の自制について。同室者の思想的反逆。郁の本能押さえ込み訓練期間。論理的攻撃者に改心の一撃を繰り出した勇者・・・と、そんなところでしょうか。今回は単純な物理的戦いではないというところが深いなあと思いました。すっきりと打ち倒せない相手、味方だと思っていた人の裏切り。「どうしてこうなっちゃったんだろう」とそれぞれが悩んで。でも成長していきます。とくに郁ちゃんは「おこちゃま」というイメージが強かったのですが少し大人になりましたねエライエライ!・・・堂上教官におかれましては、もう少し大人になっていただきたいものだと切に願うばかりでございましたが。 あと、最後があんな終わり方だったのでちょっと書きますが。 そもそもなんで、あんなにみんなして団結して秘密にしていたのでしょ?おもしろいから?堂上教官が敢行令を出したにしても普通分かるもんじゃないかなと思うんだけどなあ。ううーん絶滅危惧種「乙女」を守る会とかが存在していたのでしょうか不思議です。 さてさて郁ちゃんはあのあとずる休みをしたのかいなや?!鈍感ちゃんと意地っ張りさんの恋。これからも見守って行きたいと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
やっぱり楽しいですね〜図書館シリーズ! 堂上教官の見方を改めました。 かっこいい&激カワイイ☆★ 小牧教官とのかけあいは見物です。カワイイです。 小牧教官といえば、唯一の弱点が見えましたね。(新キャラ登場!) 十歳差の恋(?)……あこがれます。 一生懸命な毬江ちゃんがかわいらしいし、その毬江ちゃんに正しい姿見せようとがんばる小牧教官……初々しいです。 小牧教官、あなたでも抑えてることあったんですね……。 柴崎と手塚のシーンもいいです。 ただ、朝比奈さんと柴崎は微妙だったなあ……(しかも結構長いし!)そこだけ残念です。 次がめちゃくちゃ気になる展開になってます。 郁の単純さとまっすぐさ、憧れだなあ。(柴崎の気持ちがちょっと分かる!) その単純さが、堂上教官をほっとかないのだろう!(多分) そして、その単純ゆえ、悩む悩む……。 やっぱり、次が早く読みたい! 郁の悩みは解消されるのか……? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ライトノベルが決して大衆文学の傍流ではなく、ひとつのジャンルであることをこの本を読んで認識を改めました。スキルの高さも分かるのですが、いかんせん内容が軽いです。誰が言ったからこう言ったなどの言質を取るような探り合いの会話にどうでも良いような気がしました。 途中で読むのを止めようかと何度も思いましたが、なんとか諦めずに読了。 後を引く終わらせ方をしているので、次も読んでみようかなという気にはなりました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
五つの章からなるが、最初の「両親攪乱作戦」は、前作「図書館戦争」でも登場した話題の決着で、前作の続きという感じがします。 それ以降の四章は、それぞれの登場人物のエピソードを描きながら、最終的にすべてが繋がって「内乱」を構成しています。小牧、柴崎、手塚の三人のキャラクターとその出所、隠された役どころなども徐々に明らかになってきます。そして、準主人公の堂上も・・・。 更には、笠原が「王子様」の正体を知って大ショック。その結果は「図書館危機」でということになるのでしょう。 それにしても、楽しいシリーズです。さあ、最新作「図書館危機」を読もう。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ライトノベル感覚で誰でも楽しめる作品だと思います。 前作同様、半ば強引にぐいぐいひっぱる話の展開はあっぱれです。 ただ、前作と違い連作短編という形をとってるためか若干尻切れっぽいのと、次回作につなげようという意図が見え見えなのが少し残念でした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作は明瞭な力作長編だったが、今回はシリーズのキャラを使った連作短編小説のような仕上がりになっている。この点、ちょっと期待はずれ。ただし、それぞれの短編は前作同様、充分楽しめる。 ところで、シリーズ化するつもりなら、例のネタはもっと後で分かった方が良いのでは???(ネタばれになるので、詳しくは書かないが・・・)3〜4作で打ち止めにするつもりなのかな? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
図書館戦争のつづきで、一冊目が楽しめた人なら、今回もOK!ライトな感じがいいです。続き物になるならなお楽しみ。シリーズ化して欲しい。子供達にも安心して読ませられますよ。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作『戦争』よりも肉体的なドンパチは少ないです。 その代わりキャラたちの内面や部隊内部での人間関係の掘り下げ がメインとなっております。 精神的にイタイ箇所もありますが、そこは図書隊。 笑わせてくれることを忘れません(笑) シリーズ化ということで、次回作も楽しみです。 早く読みたい! だってこんな終わり方されたら…ね? | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
前作は「図書館」対「メディア良化委員会」という構図でしたが、今作は判りやすい敵対的な構図ではなく、「政治的」で、諜報活動的な「内乱」。 合わせて主人公が「政治的」「派閥」等に目覚めていきます。そして、脇役の小牧、手塚、柴崎をそれぞれ掘り下げています。主人公も成長するし、脇役のバックボーンも見えていく(どうしてこういうキャラなのかの説明に終始しているといえなくもない)。 楽しくは読めました。 ただし、明らかにシリーズ物としての展開を意識しているし、次作にひっぱる意図丸見え。また違う自著「レインツリーの国」にひっぱる。表紙にまで書いてあるのはやりすぎだと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
それぞれが短編のように独立した話かと思いきや、だ。 どれもこれも全てが最終章へと続いていた。 これがここに、これは、ここぉ?!みたいな。 今回の新キャラ達はなかなか立ってますね。 個人的には悪役?であるはずの手塚兄が好きでした。 悪役だけど、惹かれてしまう。そんな良い味出してる悪役はひさしぶりに見ました。 まぁ、一概には悪役なんて言えないんだけども。。。 人によって信念は違いますから。 というか、最後、本当に最後の方は、あれれ〜残りページ少ないのに、 これからどうやって展開するんかいな。と思いきや、続く…と来たよ。 一番いいところで切るってどうゆうこと〜?と半狂乱に。 前の巻から二巻はほぼ半年。あ〜あと半年待つんかいなぁ。。。と逆算して 苦しい日々を送っています。 にしても、二巻じゃ堂上教官、郁の頭さわりすぎちゃう? 郁の言葉借りれば、セクハラセクハラ!! ま、いいやぁ。面白いから。 この本を読んでる時は、なんとなく自分が小牧教官のような気分で読んでしまう…。 特に堂上と郁しかいないときのシーンは。笑 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いつの間にやらシリーズ化が決まっていたんですね。前作図書館戦争から数えてもかなりのスピード出版。しかしながら内容はしっかりとしているので安心ござれ。 前作からの続き物としてストーリーは展開しているので、かならず前作を読んでから読むことをお勧めします。 本書でも引き続き、図書を守る図書隊とメディア良化委員会の対立は続いている。そして、図書を守る立場にも様々な派閥が存在し自他は複雑になりつつある。 図書館は公共のサービスを提供するところ。本のよしあしを図書館が判断し観覧の有無を左右することは望ましくない。しかしながら公序良俗に反する場合はどうするかなど難しいテーマも扱っている。 今後もまだ続いていくのだろうが、キャラクター勝負に出るかストーリー勝負に出るか。楽しみである。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
個性的なキャラに、グイグイいく展開、絡み合う各々の話もきちんとまとまっています。 そして偶然が重なって実際に問題となっている<実名報道された新聞などの取り扱い>についても面白い。 この著者の作品はどれも高いレベルでまとまっているので読んだことがない、という人は是非とも手にとって貰いたい本です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
同著者『図書館戦争』の純粋なる続編。 『図書館戦争』では火花散る外部との抗争が描かれたが、今回はぶすぶすと煙立つ内部抗争の物語。 前作を舞台像の披露をしながら郁(と堂上)を中心に展開した一連の物語と位置づければ、今作はさながら、その舞台に生きる各人物を追究した小さな物語の集まりであり、これぞまさに「全員が主役」 一章で郁のおとんとおかんを──(おとんえぇ人や…) 二章で小牧さんを──(有川さんって男女の年齢が男>女─しかも結構離れてる─になる組み合わせとことん好きですね・笑) 三章で柴崎──(自称クールビューティの本音が垣間見れます) と、ショートストーリーを重ねつつこのまま時間経過していくのかと思いきや! 四章以降で来たよきたきたの猛烈ラッシュです。 それはもう、一章の時点から伏線は張られてあるわ郁・堂上以外への人物へも感情移入度は高まってるわでこちらもただ事ではないわけでして…。 「突入だー!」「断固阻止だー!わぁぁぁーー」とかやってた前回より静かながら、それでいて押し寄せてくるうねりの大きさはそれ以上。 読む手の興奮と先読みや期待もますます高められてしまう寸法です。 そして単純直情猪突猛進、愛すべきバカこと郁にもますます愛着が湧いて湧いて…。 作中の人物が母性愛にも似た放っておけない感を抱いてしまうのも無理なし。 正式にシリーズ化も決定しており、あと何冊か続くようなのでまだまだこの世界を楽しみましょう。 次巻へ向けて一言で言うならば「火種は撒かれた…さぁ、次は発火ダヨ!ははははは。」でしょうか。 ちなみに、作中に『レインツリーの木』という架空の小説が登場しますが、新潮社から今月下旬に出版…フィクションをリアルが追いかける形で架空ではなく現実のものとなるというすばらしく粋なコトをやってくれます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
個人の感情、組織の思惑。 その二つを巧く絡めて、物語は展開する。しかも、その「個人」が郁だけでなく、彼女を取り巻くキャラクターたちに満遍なく振り分けられている。一人ひとりを1巻よりも掘り下げて、次巻への伏線を張っていくやり方が実に巧妙。派手なバトルのシーンがないかわりに、心理面の戦いが見事。最初からシリーズ化の構想だったのでは、と思わせる。 新しいキャラも登場し、続きが楽しみで仕方がない。 図書館関係者として言いたいことがないわけではないけれど、それは本書を読む上ではなんら支障のないことなので、ここには書かないことにする。 ただし、初めて読まれる場合は必ず前作「図書館戦争」を読了してからにしてください。でないと、本当の面白さは伝わらないと思うので。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!