ジェノサイド

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評判

ジェノサイドの評価:

3.76/5点 レビュー 601件。 S ランク

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平均点3.76pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全621件 281〜300 15/32ページ
No.341
(5pt)

これまで読んだ中でダントツの「このミス」

このミステリーがすごい で話題の作品を結構読んできましたが
これは私には興奮度ナンバーワンといっても過言ではない作品でした。

ミステリーといえるかどうか
殺人事件があって、謎解きがあって
という作品ではありません。好き好きがあるかもしれません。

でも謎がどんどん拡大していき、
解決を求めてぐいぐい惹きこまれて一気に読んでしまう秀逸のミステリーでした。

いくつも出てくる深刻な問題は
現在の方がかえってリアルに読める気がします。

解決にあたってのご都合主義な部分や、
著者の思想が偏っているなど
他のレビューにみられる指摘は
当てはまっているように思えるところもありますが、
それが物語の面白さを損なうかというと私はそうは思えませんでした。

私にはこの物語は愛国心や日本の戦争史観を語ろうとしているのではなく、
人間について語っているのだと取れましたし、
ミステリーにご都合主義はまあ割とみられることで、
知識欲も満たせ共感もでき感動もして
面白かったのでご都合主義は(まあどうでも)よし、と思いました。

元々アクションものや暴力ものの濃い作品は苦手なのですが、
この本の読後のカタルシスは全編を通じた残虐さ(タイトルどおり)の描写なしには
得られなかったと思います。
「ジェノサイド(大量殺戮)」の言葉の意味が重層的に語られていて
いろいろと考えさせられ、これぞ物語の力!と感じました。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.340
(5pt)

正統派【サイエンス・フィクション】の傑作。

2011年3月に出版された【高野和明】氏による正統派サイエンス・フィクションの傑作が本書です。一読して驚きました。最近滅多に見ない超骨太の正統派科学小説だったからです。テーマ的には【人類進化テーマ】に分類されるのでしょうが、このテーマの傑作と言われるクラークの『幼年期の終り』や小松左京先生の『継ぐのは誰か?』に匹敵する出来映えの作品です。リアルな国際政治や情報科学や医学といった情報を駆使して、実にリアルに人類の進化を描いています。序盤は国際社会を背景にしたサスペンス小説風に始まるのですが、中盤にアフリカの奥地に住む超人類が現われてから物語は一気に本格SFへと移行して、最後は人類という種そのものの持つ本質的な残忍さとそこからの救済を描いた哲学小説へと移行していきます。ラストがハッピーエンドであることがとても気持ちよく、読後感が非常に爽やかなのも大きな魅力です。あとアフリカの奥地に住む超人類という設定は、たぶん小松先生の『継ぐのは誰か?』へのオマージュでSFファンとしてはニヤリとしてしまいます。また終盤の方にちょこっと出て来る超人類の使う特殊な言語は、たぶん山田正紀先生の傑作『神狩り』とサミュエル・R・ディレイニーの傑作『バベル−17』へのオマージュで古くからのSFオタクとしては更にニンマリとしました。という訳で本書は最近あんまりない正統派【サイエンス・フィクション】の大傑作です。マニアの方も、そうでない方にもオススメします。面白いですよ(笑)。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.339
(4pt)

読み応えあり!

一言で言って、読み応えあり! です。

これまでに私は読んだことのないような話の進め方、表現の仕方、話の展開の仕方 であり、映画を見ているかのような構成です。
出てくる病気とか、薬とか、重要なkeyとなるレポートとか、如何にもこの世にあるような表現ので書かれていますが、全て作者の考えたフィクションとの事、、、。

途中からは小説のような展開なりますが、途中まではノンフィクションのような感じを持ちながら読み進めてしまいました。

ドンドン読み進めたくなり、厚い小説ですが、すぐに読み終えてしまいました。

皆さんが書かれているように、最後に近づいた部分は、少々乱暴に話を進め方すぎている感じです。
でも、読み応えたっぷりの小説ですよ。

女性向けではありませんが、是非とも読んでみてください。
いつもと違う世界に連れて行ってくれます。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.338
(4pt)

次の進化が起こるとき。。。

久しぶりに面白いSFアドベンチャーを読みました。

新・人類が生まれるとき、今の世界の矛盾がすべて明らかになってしまいます。

人間の可能性と人間らしさを感じる一冊です。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.337
(5pt)

とてもきれいでびっくり!

本の状態があまりにきれいだったので、新品かと思いました。
読みたいと思っていたのですが、タイミングをはずしていたので、やっと…って感じですが、
あっという間に読んでしまいました。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.336
(5pt)

作者の姿勢は貫徹されている。

以前、同作者の「幽霊人命救助隊」を読んで、とても勇気づけられた。
その作品では、現代日本の様々な問題があぶり出され、リアルに描写され続けるのだが、
それらについて一応の救いを与え、未来への希望を感じさせて終わる。

本作も同様、
種々の問題があまりに多い人類が、それでも生きていくことの希望を読者に
伝えるような内容になっていると感じた。

この作品の結末は、それまで、現実と理想の狭間に苦しむ姿をさんざん見せておきながら、
あっさり理想を選択するものである。
これはいささか拍子抜けに感じないでもない。

しかし、これは作者のスタンスとして、動かしようのない結末だったと思う。
人類たるもの、いかに無理があって困難であろうとも、明るい理想を目指していくものだ、と。
一種の人間賛歌であろう。

もちろん、その結末に至るまでの展開は、スケールの大きい息のつかせないものである。
結末を含めて、エンターテインメント小説としてすばらしい出来であった。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.335
(5pt)

この本に書かれていることは超人類の誕生以外はほぼ全て現実世界で起きているということを

イラクで傭兵をしているイェーガーに全人類の為になるという謎の仕事が舞い込んでくる。同じ頃、日本の薬学部の院生の古賀は亡くなった父が残した謎のメッセージを辿っていく。やがて二人は全人類の存亡に関わりかねない大事件で結ばれていく。
 
 世間的に大ヒットしてる小説はつまらないという先入観で読んでみたが、これはなかなかすごい作品である。
 現在のアメリカの数々の蛮行やアフリカの地獄というものを伝えながら、それをしっかりとエンターテイメントの中に組み込み、かつ非常に強いメッセージ性がある。確かにこの小説は名作に値すると思う。
 細かいところをちゃんと調べてあるのがすごい。全ての小説がこの本の様に参考文献を載せてほしい。
 作中で細かく触れていないが、ピグミーがなぜ火種を大事にするのか(なぜ自ら火を起こす技術を放棄したのか)とこの本のテーマは実は大きな関連がある。ひょっとしたらこういう仕掛けがもっとたくさんあるのかもしれない。

 この本に書かれていることは超人類の誕生以外はほぼ全て現実世界で起きているということをこの本を読んだ人は心に留めてほしい。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.334
(3pt)

面白いは面白かったけれど・・・

反日反米親韓がどうしても鼻につく作品でした。

別にアメリカが綺麗な国だとか、日本が侵略してないとかとやかく言うつもりはありませんが、メアリースー的な(原作だから表現としてはおかしいが)韓国人留学生と主人公以外の信頼できない日本人との対比が嫌でも目につきます。

昔何か嫌なことでもあったんでしょうか?
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.333
(5pt)

骨太な秀作、繰り返し読んでもハラハラする重層さ!

骨太な外国モノの推理小説かと満足しながら読み進めます。

日常のごくごく自然な生活の中で繰り広げられる、インターナショナルな壮大さ。
大きな話なのに緻密で、どの場面も「なるほど、、、」と納得のいく丁寧な物語作りにすっかり時間を忘れて没頭しました。

最初は「ジェノサイド」というタイトルに、ドキッとしましたが、タイトルに反した情ある登場人物に救われる思いです。とにかく何回読み返しても、いろんなレイヤーが仕組まれていて重層な筋が楽しめます。

勧めた友人たちからは、読み終えてしまうのが惜しかった!と本を紹介したことに感謝され、日本にもこんな素晴らしい才能あふれる作家がいてくれて本当に嬉しく「高野和明さん!自作を心待ちにしていますね!」と偉そうにもつぶやいてしまいたくなる私でした。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.332
(5pt)

読み易くはないけど、読み応えはたっぷり

物語は三つのグループに分かれて進行します。

一つは内戦続くアフリカ。イエイガーたちが殲滅を命じらたある部族と新種の生物の探索。
二つ目は日本。急死した父からのメールによって創薬化学を専攻する研人が父の謎の研究を引き継いでいます。
三つ目はアメリカ、ホワイトハウス。イエイガーたちの計画を統括する合衆国では何やら陰謀が……。

作中で語られる進化論や大量虐殺の歴史が物語を真に迫るものにしています。
読み応えたっぷりで面白かったです。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.331
(5pt)

面白かった。

でも、落ちが途中でわかってしまったのは作者の力量なのか、それともストーリーをシンプルにしたかったからのかが不明。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.330
(5pt)

買ってよかった

レビューを信じて購入しました。
レビュー通りの状態の良いものでした。
進方堂さんありがとうございます。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.329
(2pt)

消化不良です。

非常に多くの要素が混じった、一大スペクタクル。大作、といって差し支えないでしょう。
幼年期の終わりのようなSFもあるし、虐殺機関のような哲学も入ってきます。スパイ物の要素や、バイオレンスもバッチリ入っていて、非常に重厚なサスペンスという感じです。様々な人間の思惑が交差し、物事がノンストップで進むので、全体的によい緊張感が満ちている、といえます。

では、存分に楽しめる作品なのかと言えば、ちょっと言葉を濁してしまいますね。
原因は、エンターテインメントとして、純粋に楽しめない、ということです。
第一に、ここでも多くの人が言っているように、作者の政治思想が頻繁に出過ぎています。
所謂「南京大虐殺」についての言及はもちろん、体験談という体で、日本人の「残虐さ」を描いています。
作者はどうも日本人を良い存在として描きたくはないのか、所々に「日本下げ」が見られます。

傭兵グループの中で最も悪く描かれる、不気味で切れやすい残酷な男は日本人です。
冴えない大学生の日本人は、韓国からやってきた非の打ち所のない青年に対して、劣等感や罪悪感を抱いています。
さらには、漢字を操る中国人の高度な思考にたいし、日本人は抽象的思考が劣っていた、という科学的根拠もなにもない主張が登場人物を通してなされます。

とはいえ作者が敢えてそう描いた意図も、わからなくはないです。(思考力の高さ云々はともかく。)アフリカ内戦が舞台なため、ともすれば日本人が陥りがちな「自分たちとは関係のない遠い世界の話」という考えを覆し、ひいては「誰も虐殺行為とは無縁ではない」というテーマを主張したかったのかもしれません。
しかし、その意図のせいか、あるいは思想があふれ出てしまったのか、とにかく物語の要所要所で読者を引っかからせるような文章が入るので、非常に「流れ」が悪いです。ノリかけた気持ちもすぐに冷めてしまいます。エンターテインメントとしてそれは大きな欠陥である、と僕は考えます。

テーマを伝えたいためでしょうか、人物造形も一面的で、どうにも「役割」を演じるためだけに作られたキャラクターという印象があります。
先ほどの日本人傭兵は、まだ人間性を感じる描写があるんですが、留学生の韓国人は、非常に優秀かつ人格者で、正直人間らしさがまるで感じられません。アメリカの大統領達は画に描いたような戦争大好きで傍若無人な「ネオコン」像そのままだったりと、造形が浅過ぎる気がします。

鍵となる超越者的な赤子の神秘性は凄く感じられるのですが、一方で、そのポータブルオーバーロードの能力があまりにもチートで、非現実的すぎる所もひっかかりました。

もう少しのめり込みたかった、というのが正直な感想です。
美味しそうな要素をこれでもかと詰め込んだ割に、調味料をやたらと振りかけすぎたために消化不良を起こしてしまうような作品でした。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.328
(1pt)

これが1位???

とにかく面白くない。かったるい。それだけ。たいした才能もないやつに、スケールのでかい話をつむぎだすのには無理があるね。あと、南京がどうした、朝鮮人がどうした、すげえ鼻につく。なんで作家って時代錯誤の左巻き野郎ばっかなんだろ。ホンマうんざりです。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.327
(1pt)

誤配歌津がありました。

誤配達がありましたが、対応が最悪でした。個人情報の保護についてどう考えているのかと考えさせられる出来事でした。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.326
(2pt)

はっきり言って面白くない

とにかく説明が細かく長い。そして本分厚い。
話のくぎり方が雑過ぎてよく注意して読まないと誰がいつ何の話をしているのかわからなくなりました。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.325
(3pt)

陳腐な結末

序章から中盤まではスリリングな展開に釘付けになっていたが、後半からだんだんだるくなってきてしまい、最後は惰性で終わった。文章が稚拙で人物の
言葉に知性を感じない。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.324
(2pt)

惜しい作品

前半は科学的知見や事実に基づく思考について、謎解き要素を交えながら軽快に物語が展開していく。
本当に面白かった。
しかし、P.143より始まる日本人害悪を前提とした断定的史観は読むに値しない。
それまで主人公、或いは作者自身が命題としていたであろう事実に基づく思考が唐突に消失してしまうのだ。

本作品が完全な空想物語であるのなら、まだよかった。
実在の云々とは無関係、というお馴染みのおことわりで批判も回避できよう。
だが、薬学等は現実に則しており、なぜ史学だけを虚実交えて半端な出来にしたのか、実に惜しい。

恐らく高野和明氏は死するそのときまで、本作品に描いた自虐史観を撤回することは無いだろう。
何故なら多少は自画自賛できるほどの作品でなければ世に出さず、自身ですら粗末に思う作品を発表する莫迦はいない。
そして、のちに誤認と恥を認め、改めて虚心坦懐に自らの所業を振り返るのは誰しも難しいものだ。

ただし、話題にするための手法である可能性は否定できない。
当時の日本国民を、先人を侮辱し、貶め、蔑視してまで書籍の売り上げにつなげようとする可能性である。
だとするならば、仕掛け人が作者本人であれ出版社側であれ、断固たる拝金主義には感動を禁じ得ない。

さて、本作品の前半に見られた「事実に基づく思考」を向上させたい方は
・このミステリーが反日もスゴい!
でweb検索されることを推奨する。一定の情報や資料がまとめられている。
併せて一次資料も追求し、自ら才徳を高くあるようにしていただきたい。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.323
(4pt)

とても良くできています。だが・・・

全編を通して非常に良く出来た作品で夢中で読みました。情報記述に関しても分かりやすく書かれ、くどさもなく好感が持てます。
ただし、本作を構成する要素の主軸である新生物(という書き方でいいのかな??)の万能性というか・・が本書をご都合主義的
作品にしてしまっている感は否めない。とはいえいくつもの話がひとつの結末に集約していく筆力はみごと。これだけの人物が
登場しながら最後までダレません。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.322
(2pt)

すごく面白い話を、退屈な講談師から聞いたような

ああ、またこういうタイプのエンタメ作品だ…

ものすごく評価されているので読んでみると、話や筋がフルエンタでも文章がちっとも面白くないという作品。
物語のリーダビリティがすこぶる高いのは認めるし、言葉のエコノミーも高いけど、ただそれだけ。
小説を読んでいるんだからさ、文章のおもしろさは絶対に欠かせないものでしょう?

それとも文章は純文学で堪能するものなの?
エンタメに物語の筋道いがいのものを求めてはいけないの?

本当に優れた小説ってのは、物語も文章もおなじ水準で一頭地抜けているものだと思うけどな。

他にも作者のなにかアジア人を代表しているような贖罪意識の鼻持ちならなさ、
イラク戦争の解釈の浅はかさ(ただの石油利権じゃないんです、あの戦争は本当に一筋縄じゃいかないの)
日本人傭兵の完全な無意味さ。
ガジェットの微妙なダサさや古臭さなどで鼻白んでしまい、まるで乗れませんでした。

だって「ショータイムの始まりだ」なんて文章、今時どうですか?
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837