ジェノサイド

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ジェノサイドの評価:

3.76/5点 レビュー 601件。 S ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点3.76pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全621件 181〜200 10/32ページ
No.441
(5pt)

リサーチに裏付けられたリアリティ

本作は高野和明氏によるSFミステリー。
第145回直木賞候補にもなったエンターテインメントの傑作。

時代は2000年代、舞台はアメリカ、アフリカ、そして日本にも跨る。
難病に冒された息子のため、民間軍事会社の依頼でコンゴに赴く傭兵、ジョナサン・イェーガー。
さえないウイルス学研究者である父を亡くしたばかりの大学院生、古賀研人。
アメリカの若き天才、ルーベンス。
物語はこの三者の視点で交互に描かれて進行する。
アフリカ大陸のど真ん中に現れた「人類の脅威」の正体は何か?また目的は何か?

本作の読みどころとして特に面白かったのが、イェーガー達のアフリカ大陸脱出劇である。
かなり生々しい、リアリティのある描写となっている。
巻末を見ればわかる通り、著者は本作を書くに当たってかなりの量の文献を参考にしている。
おそらく、アフリカの歴史、地形、民族や情勢など、徹底的にリサーチされた上で描かれているため、迫力がハンパないのだろうと思う。
リサーチによる裏付けは、研人の新薬開発のシーンも同じである。
専門用語が多用されているはずなのだが、なんとなくというか、ちゃんと大体の意味が理解できてしまうところがすごい。
また、天才であるルーベンスが「いかにヌースに出し抜かれたか」を客観的に分析するところもよかった。
冷静に負けを認めるところがかっこいい。

韓国人がどうとか、日本人傭兵がどうとか、あまり難しく深読みせず、ただただ楽しめばよい作品。
ジェノサイド 上 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ジェノサイド 上 (角川文庫)より
4041011264
No.440
(3pt)

期待しすぎたかも

レビューの評価が高かったので、期待して読みました・・・が。
プレデターをハッキングした後からは、何でもアリだな・という感想になってしまい、ハラハラ感が削がれてしまいました。
あと、バミューダ・トライアングルに誘い込むというオチがどうも古典的な感じがして、少々がっくりしました。
ただ、ヒトの捉え方はリアルで面白いな・と、思いました。
序盤にチンパンジーの殺し合いがあるのに、ハインズマン博士は頑なに現生人類だけが同種族で殺し合いをすると信じてたり、日本人のミックは終始アメリカ人のイェガーに偏見に満ちた目でみられているようなところはリアリティがありました。
あと、ミックとギャレットが亡くなった後にイェガーがアリキに「ギャレットの事だけは忘れるな!」と洗脳しようとするところが、さすがアングロサクソン!と、思いました。
それにしても、研究所のヒトは天才とかいう受け売りのはずなのに、単なる話の解説役で、状況に対して特に有効打を打ててないし、何のための天才設定だったんだろう?とか、韓国人の協力者がたまたまいたから薬が完成したけれど、そうでなかったら、計画は破綻してるのはないかと、いろいろもやっとするお話ではありました。。。
ジェノサイド 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ジェノサイド 下 (角川文庫)より
4041011272
No.439
(4pt)

長いけど

おもしろですね!ガッツリしたSFものがよみたくなったらおすすめです!
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.438
(4pt)

夢中になった

一気に物語の中に入り込みました。わくわくする展開です。作者は映画を米国で学んでいた経歴もあり、まさにハリウッド映画の原作を読んでいる感じがしました。ジェノサイド2はないのでしょうか。
ジェノサイド 上 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ジェノサイド 上 (角川文庫)より
4041011264
No.437
(5pt)

超オススメ

とにかく面白い。読み始めると止まらない。最近読んだ本の中で一番楽しめた!
ジェノサイド 上 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ジェノサイド 上 (角川文庫)より
4041011264
No.436
(5pt)

読み始めたら、止まらない

個人的には、久しぶりに、読み始めたら止まらない、眠る時間を削ってずっと読んでしまう作品でした。伏線や謎が解けていくのが面白くて、残りのページが少なくなってくるにつれて、寂しさも感じるくらいでした。
アフリカの少年兵のくだりは、解説にもありましたが、信じられないことが起きて、衝撃を受けました。まだ引きずってしまっています。この作品は面白い、だけじゃない、人種差別や、戦争など、人間について考えさせられるテーマがたくさん含まれていました。
大団円ですっきりする終わり方だったのが、良かったです!
ジェノサイド 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ジェノサイド 下 (角川文庫)より
4041011272
No.435
(5pt)

こんなスケールのデカイ小説に出会えて良かった

壮絶、壮大なスペクタクルで、まるでハリウッド映画を観ているかのようでした。

「世界」「人類」「戦争」「親子の繋がり」についてを、実に良く出来た物語で教えてくれた感じです。
読み終わったら、凄く晴れやかで、しかも一回り大きくなったような気がします。

会社の同僚からの薦めで、半信半疑で読み始めました。
正直言って文字が多く、専門用語も多いため、最初は内容を理解するのに非常に苦しみました。
しかも群像劇ですので、入り込みが更に難しいです。
だが、しかし、上巻の最後の方になってから、すべてが繋がっていくんです。
そして下巻に持ち越すという展開。
こうなると下巻は、ドンドン読み進んで行きました。
ジェノサイド 上 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ジェノサイド 上 (角川文庫)より
4041011264
No.434
(5pt)

はたして、人間が生きてる価値って、認められるのでしょうか?

第一級のエンターテイメントにして、色々と考えさせられる物語。
必死にがんばればがんばるほど、他者や他生物、自然を害してしまう人間の業が身に沁みます。そしてそれは恐ろしい命題として襲いかかってきます。「人間を超えるモノが登場したら人間はどうなるのか」。上から人間を見下ろせば、人間は人間同士で殺し合いをする野蛮な生物で、自然を破壊し、、、はたして、人間が生きてる価値って、認められるのでしょうか?

●「善行というものは、ヒトとしての本性に背く行為だからこそ美徳とされるのだ。それが生物学的に当たり前の行動なら賞賛されることもない。他国民を殺さないことでしか国家の善は示されないが、それすらもできないでいるのが今の人間だ」

●世界はこんなに美しいのに、とイエーガーは思った。この星には、人間という害獣がいる。

ううん...考えさせられる。。。
ジェノサイド 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ジェノサイド 下 (角川文庫)より
4041011272
No.433
(5pt)

必死にがんばればがんばるほど、他者や他生物、自然を害してしまう人間の業が身に沁みます

第一級のエンターテイメントにして、色々と考えさせられる物語。
必死にがんばればがんばるほど、他者や他生物、自然を害してしまう人間の業が身に沁みます。そしてそれは恐ろしい命題として襲いかかってきます。「人間を超えるモノが登場したら人間はどうなるのか」。上から人間を見下ろせば、人間は人間同士で殺し合いをする野蛮な生物で、自然を破壊し、、、はたして、人間が生きてる価値って、認められるのでしょうか?

●「善行というものは、ヒトとしての本性に背く行為だからこそ美徳とされるのだ。それが生物学的に当たり前の行動なら賞賛されることもない。他国民を殺さないことでしか国家の善は示されないが、それすらもできないでいるのが今の人間だ」

●世界はこんなに美しいのに、とイエーガーは思った。この星には、人間という害獣がいる。

ううん...考えさせられる。。。
ジェノサイド 上 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ジェノサイド 上 (角川文庫)より
4041011264
No.432
(4pt)

スーパーファンタジィ

いやあ、なんぼなんぼでもそれはないだろうって話もチラホラあったが、面白かった。
ただ、全員あまりにも報われすぎかなあ。最後に空虚感を感じたが、たぶんそれが原因。
それとも死んだ人間が軽すぎるのかな? どいつも大勢にはそれほど関係ないし、あとはヌーちゃんがどうにかしてくれるだろうと、早々と予測できてしまったのもこの感覚に一役買ってしまっている。
結論ヌーちゃんは謎のままにしておいたほうがよかったかもね。全部明かしすぎ。エピローグは読まないほうがよかったかな?
ジェノサイド 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ジェノサイド 下 (角川文庫)より
4041011272
No.431
(4pt)

やばい。見事に飲まれた。

飲まれた。おもしろい。
前半は巧みながらも、何てこともなかったんだが、後半の盛り上げと、終盤のヒーロー(おれの解釈上)が生まれるところは感嘆せずにいられない。
ヌーちゃんが目立たないが、ここはこれでいいんだろう。登場人物全員のドラマが絡み合って、つながりが明かされるたびに、おおっとなる。ヌーちゃんすげえってなる。
久しぶりのヒット。
タイトルが、センスねーなーとか思っていたけど、いや、今も思ってるけど、この際どうでもいいかな?

著者が少々、自虐史観が好きらしいが、話にはまったく影響しないので、気にしないでよい。そこに関しては、そんなの誰でも思いつくだろうっていう表現しかないので無視して読めばよい。
ジェノサイド 上 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ジェノサイド 上 (角川文庫)より
4041011264
No.430
(1pt)

モザイクなプロパガンダ

その専門分野の面白そうな部分を切り取ってコピーアンドペーストした感じが否めない。もうちょっと糊代をなんとかして欲しかった。
このお話の中心の一つである人類学でピグミーは平和の象徴として取り上げられたこともあるし、韓国の心性をジョンとかいうキーワードで説明しようとする方法も人類学でよく見られるように感じるが、もうちょっと分厚い記述が求められるし、薄っぺらい感じが残念だった。
理系記述はよくわからないが、記述が唐突な感じがしてならなかった。勉強しようとしてるけど結果がでなくて優等生に劣等感たっぷりの左翼感たっぷりだった。
 本編のお話でもキャラクターの動かし方が無理やりだったし、人と人と交わらせて、物語を動かしていくんじゃなくて、筆者がこうしたいからこう動いてって感じの目的のためには手段をえらばない左翼感たっぷりだった。
 人間は汚いから啓蒙しなきゃいけないっていう左翼感たっぷりな感じだったし、新人類とか言ってる人もよくある自閉症とかダウン症の人でしょ。自閉症とかダウン症は天使だから大切にしなきゃだめなんだよってずっと言われてる感じがして不快だった。
 どうしてこれがこんなに評価が高いのかがわからない。ちょっとした専門用語に騙され、冒険譚にわくわくし、左翼的説教に自問自答する感じでしょうか。納得いかないなー。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.429
(3pt)

まるでレポート

参考文献を見て分かるように。
小説(ファンタジー)とレポートの混在だと思います。
よって、どちらを求めているかで、読み手の読後感が変わってきます。
レポート(報告書)を扱う仕事をしている私には、
小説のテイストを味わうのに、一苦労しました。
とても、素晴らし作品だと思います。
ただ、何を求めてこの作品を手にするか、考えてからの購入でよいと思います。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.428
(3pt)

ありえない娯楽作品、としても不快感は残る。だが、文章は読みやすい。

事情あり、正直嫌々読んだ。
読めば読むほど嫌な話だが、この著者によって与えられる不快感ではなく、心の底に淀んでいる愚劣な「本音」をかき混ぜられるような、いわば沈んでいるヘドロが舞い上がるような不快さだ。
私も研究員であったので、主人公の行動には喝采を送りたい。
だが、彼の感じている不信や、卑屈さは打ち消したい自分の中のヘドロそのもので不愉快極まりなかった。

この著者は宗教観を全く持たないのに、神の視点を口(文)にし、さらに性悪説に基づく極めて不愉快な倫理観で全体を際立たせる。
著者自身の人間性を深く疑いたくなるが、その投影があの不快な日本人傭兵であり、そのために彼に残虐かつ安易な最後を与え、己を罰しているのではないかとすら思った。
(だが、実際にはこの傭兵の姿には私は何の不快感も持たない。)

丁寧に読めば読むほど、反吐を吐きたくなる緻密な「妄想」にも辟易する。
そして、時代を間違えたような設備と、安易な実験室、それにリンクする最先端の「分子モデル予想ソフト」
いずれも実際に存在するものだが、ソフトは「超越した未来」から実験内容は「30年前の過去」からやってきている。

戦闘描写には著者の「虐殺」嗜癖が投影されているとしか思えない。妙に高揚した文章から、無意味に楽しげな虐殺描写が吐きそうな迫力で迫ってくる。
その上「オレは頭いいんだ。こういう方法を取って危機を脱する」と言わんばかりのゲームばりの回避方法。
もちろんハリウッド映画などでもよく見られる手法なので、読んで全員が失望するかと言えば、面白く感じる人もいるかもしれない。

最後に協力していただいたと言う大学の教授、準教授の方々への謝辞があるが、
おそらく文章化されたこの「妄想」に大きく失望したのではないかと想像に固くない。

まあ、面倒もしくは不愉快に感じる部分を、読み飛ばして面白く感じる部分のみ、また、美談に感じる部分のみ読めば、「未来へのギフト」と解釈できなくもないし、読ませる文章力は充分にあると思うので、星は3つで。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.427
(1pt)

作者はそれこそ全体像の把握すべき

確かに久しぶりに熱中できる小説だが
作者の日本に対する歴史的な認識の歪みに閉口させられるのが残念
それこそ小説内に書かれていた通りあなたが実際に何されたの?と聴きたくなるほどの幼稚な理論を振りかざし流れを度々分断させる
その停滞がなければ傑作だったのに
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.426
(5pt)

人生の中でベストにはいる。

あっというまに読み切りました。SF系は、すきではなかったのですが、アロステリック結合には感動しました。
著者は、よく勉強されてます。続編を読みたい。
ジェノサイド 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ジェノサイド 下 (角川文庫)より
4041011272
No.425
(5pt)

人類の進化をテーマにした大作SF

西アフリカで発生した「人類の脅威」を排除しようとするアメリカと
現地スタッフ・日本での協力者との戦い.

広範なテーマをかなり掘り下げた力作である.
遺伝子や創薬といったバイオテクノロジー,暗号化技術やコンピュータ技術,アフリカを中心とした戦争史,
そして中核となる人類の進化の歴史.
すべての要素をよく調べあげて,ストーリーに盛り込んでおり,読み応えがある.

進化した人類を脅威とみなして抹消しようとする大国の作戦もよく考えられているし,
追い詰められているはずの新人類が次々と事態を打開していく方法も
超自然的なものではなく説得力がある.

特定の国の協力者がなぜだか非の打ち所ない人物に描かれている点は
やや違和感を感じるものの,これだけのSF小説はなかなかない.
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.424
(5pt)

人類の残虐性と思いやり

人類の残虐性と思いやりを考えさえさせるストーリー。スケールが大きく、細部も丁寧に描かれている。
良く練られていたストーリーを読むと、筆者の才能の大きさに驚かされる。
ジェノサイド 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ジェノサイド 下 (角川文庫)より
4041011272
No.423
(4pt)

価値観を揺さぶられる大作

新人類を創作するという試みに愕然とした。
もしかしたら、自分たち人類の座が脆いのではないかと、
価値観を揺さぶられる大作だっと思う。

ただ、バミューダトライアングルの下りはどうかな。
ご都合主義というか、
今まで精緻に織り込まれていた物語絵巻が、
途端に色あせた。

ハリウッドのCG大作を見てたら、
急にその部分だけ昭和40年代のアニメになったような感じだった。

けど、それを差し引いてもすごい作品だと思う。
ジェノサイド Amazon書評・レビュー: ジェノサイドより
4048741837
No.422
(4pt)

き¥ぼう

この作品というより高野和明さんの作品を読むと感じることですが、人間って業とか運命的なものを分かりやすくしてもらってるので、なかなかええ感じです。ちょっと重い感じもするけど私は読後はハリウッドええがみたいなエンディングでもすっきり!ちなみにジョージ・ブッシュ氏への嫌悪感はなかなかのものでしt。余程取材して嫌いになってんやね!
ジェノサイド 下 (角川文庫) Amazon書評・レビュー: ジェノサイド 下 (角川文庫)より
4041011272