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(短編集)

エムズワース卿の受難録



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【この小説が収録されている参考書籍】
エムズワース卿の受難録 (P・G・ウッドハウス選集 2)

エムズワース卿の受難録の評価: 3.86/5点 レビュー 7件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.86pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全1件 1~1 1/1ページ
No.1:
(3pt)

ユーモアの難しさ

2005年に出た単行本の文庫化。
 エムズワース卿と家族を扱った短篇小説10篇+αが収められている。
 もともと1925-66年に書き継がれたもので、だいぶ長い期間にわたってのシリーズとなっている。
 貴族たちの間が抜けてとぼけた馬鹿馬鹿しい生活を描いており、いかにもウッドハウスらしいユーモアに満ちている。
 ただ、やはりユーモア小説の翻訳というのは難しいものだなあと再認識させられる。イギリスと日本という文化の違いが大きいのはもちろんだが、時代、訳文によってもだいぶ制限されてしまう。本書はそれでもだいぶ頑張っているとは思うのだが……。「イギリスで名高いウッドハウスといえ、この程度か」と思ってしまうのはいなめない。
エムズワース卿の受難録 (P・G・ウッドハウス選集 2)Amazon書評・レビュー:エムズワース卿の受難録 (P・G・ウッドハウス選集 2)より
4163246002

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