ぐうたらでダメ男の若旦那バーティーと、とんち男の召使いジーヴス。

お笑い街道ばく進中。

バーティーついに刑務所入りか?極北的理不尽美少女の無理難題を前に、またまたスープに浸かり続けるご主人様。

情け知らずのアガサとダリアの両オバさんをはじめ、恥知らずの悪友シッピー・タッピー・ビンゴや怖いもの知らずの悪童トーマスらの猛攻をまえに、またもやピンチにおちいる世間知らず若旦那バーティー。

バンジョレレを習い始めたバーティーはご近所から苦情を浴びせられ、田舎のコテージで練習を再開。

笑いの古典、巨匠と認められたコミックの天才との賛辞を賜る大ウッドハウスのおマヌケ千万なおバカ者列伝。

20世紀初頭のロンドン。気はいいが少しおつむのゆるい金持ち青年バーティには、厄介事が盛りだくさん。

巨匠ウッドハウス円熟期の超絶技巧が冴えわたる、カラフルな短篇総天然12色。

ロンドンの名門クラブ、“ドローンズ・クラブ”は、イギリス中のお気楽な紳士たちで今夜も満員。

うむ、これによって、地平線は目に見えて明るさを増したと言わねばならない。

ゆっくりしたお脳の中にはブタのことしか無いエムズワース伯爵がしろしめすブランディングズ城―浮き世ばなれした楽園を舞台に、卿の甥と可憐なコーラスガールの恋模様、ギャリー伯父さんが執筆するお騒がせな回想録、悪漢私立探偵らが入り乱れ、またまた物語は大混線。

若い恋人たちの恋路を阻む階級差の壁と不幸な誤解、高貴なる豚エンプレスを襲うどす黒い影。

小学校教師アン・ネルソンを三年ぶりに訪ねてきた母親。別れた父親が手にした遺産の話をし、毒づいて帰っていった。

百に及ぶウッドハウスの全小説中もっとも複雑で凝りに凝ったプロットを持ち、英国ウッドハウス協会元会長をして“全作品中のベスト”と言わしめた傑作長編小説。

わたしの仲間たちの中心的存在ともいえた友人が死んだ。病死なのか、それとも事故か殺人か。

謎の紳士ミスター・マリナー。“釣遊亭”の客たちは、今日も氏の披露する物語に耳を傾ける。

奇怪な儲け話をひっさげて、今日も僕を引きずり回すユークリッジ。

バーティー、またもや婚約か!?お相手は、灰色の脳細胞が破裂寸前までオツムに詰まったあのフローレンス嬢?―大好評シリーズ第9弾。

男がバーで「マクジョージ」と叫び客を撃つ。が、撃たれたのはマクジョージではない?これは単なる間違いか。

シリーズ全14冊の金字塔的邦訳がついに完結なる!笑いの巨匠ウッドハウス最後の長篇小説。

“ジュニア・ガニュメデス・クラブ”の最高機密。

自活への道を模索すべく職業訓練学校へ通学するバーティーは今回はお休み。新規のご主人に仕える天才封建執事ジーヴス。

雨どいを滑り降りている時が一番幸せというバーティーはまたもや雨どいを滑り降りることに!?傑作短編2編も収録した、シリーズ第10弾。

“あの男がドライマティーニ以外に何かを深く愛したことがあるとは思いません”こうまで腐されたバーティーの今回の運命は?爆笑短篇3作も収録した、シリーズ第11弾。

育ての親、宮本武蔵の遺言に従い吉原を訪れた青年剣士・松永誠一郎。しかし、そこはただの色里ではなかった。

1968年、ソ連。

お嬢さまの服をコーディネートし、髪を結い、ときには話し相手にもなるレディーズ・メイドのジェイン。

離婚した杉村三郎は私立探偵事務所を設立。

静かな町で衝撃的な事件が発生。大雨で増水した川を花嫁姿の若い女性の遺体が流されていったのだ。

弁護士、暗号専門家、作家、化学者、画家、数学者の六人からなる〈黒後家蜘蛛の会〉と給仕一名は、月一回〈ミラノ・レストラン〉で晩餐会を開いていた。

修道院から元夫が行方をくらましたことが判明した。