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(短編集)
エムズワース卿の受難録
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エムズワース卿の受難録の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.86pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全5件 1~5 1/1ページ
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本屋さんをぶらついていたら、白髪のおじーさんの頭にピンクの豚が乗っている表紙に目がとまり、思わず手に取った一冊。 その表紙のイメージ通り、ほんわかしたエピソードの詰まった秀作でした。 ウッドハウスというこの英国人作家については、全く知らず、こんなにおもしろい小説があったんだ、と蚤の市で掘り出し物を見つけた気分になりました。 古きよき時代の大英帝国、その広大な敷地のお城に住むエムズワース伯爵の、微笑ましいスローな生活が描かれています。 伯爵と使用人の関係も、非常に面白くユーモアたっぷりに描かれています。 翻訳ものにありがちな読みづらさは全く感じられず、訳者の力量に感銘を受けました。 ウッドハウスの作品には、シーブスという執事が活躍するシリーズもあるらしく、今度はそちらを読んでみたいと思いました。 日本語から英語ではどのように書いてあるのか想像しつつ、後で原語でも読んでみたいと思いました。 | ||||
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エムズワース卿=イギリスの片田舎で南瓜、豚、花に囲まれた静かな暮らしをこよなく愛する、「脳みそが綿みたいな」おじいちゃん。苦手&嫌いなもの:次男、妹をはじめとする一族の女傑たち、都会、切れ者の若い元執事(その他多数) 「南瓜が人質」(題名そのまんまのストーリーです)から始まり、気がつくとこの愛らしいおじいちゃんが大好きになり、彼の家族を自分の家族の物語のように読んでいることでしょう。古今東西の名文と落語のような話芸すら取り込んだような優れた訳文が、原作を超えるほど、日本人にとってたまらないユーモアをかもし出しています。 中でも「伯爵とガールフレンド」で、もうエムズワース伯爵のとりこです。そして伯爵が毛嫌いする次男フレッドが活躍する後半では、以外とフレッドってお父さん似だな、という点を発見しながら読むと、ますます楽しめるでしょう。 | ||||
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エムズワース卿=イギリスの片田舎で南瓜、豚、花に囲まれた静かな暮らしをこよなく愛する、「脳みそが綿みたいな」おじいちゃん。苦手&嫌いなもの:次男、妹をはじめとする一族の女傑たち、都会、切れ者の若い元執事(その他多数) 「南瓜が人質」(題名そのまんまのストーリーです)から始まり、気がつくとこの愛らしいおじいちゃんが大好きになり、彼の家族を自分の家族の物語のように読んでいることでしょう。古今東西の名文と落語のような話芸すら取り込んだような優れた訳文が、原作を超えるほど、日本人にとってたまらないユーモアをかもし出しています。 中でも「伯爵とガールフレンド」で、もうエムズワース伯爵のとりこです。そして伯爵が毛嫌いする次男フレッドが活躍する後半では、以外とフレッドってお父さん似だな、という点を発見しながら読むと、ますます楽しめるでしょう。 | ||||
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短編集ということで、どうしても時間がこまぎれになりやすい読み手としてはたいへん有難いのです。どのストーリーもほんとうまくまとまっていて、爽快な読後感。ただ、個人的にキャラクター、ウースター卿のほうが好きかな?この本では執事は目立たず、次男フレディがおもしろいです。 | ||||
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短編集ということで、どうしても時間がこまぎれになりやすい読み手としてはたいへん有難いのです。どのストーリーもほんとうまくまとまっていて、爽快な読後感。ただ、個人的にキャラクター、ウースター卿のほうが好きかな?この本では執事は目立たず、次男フレディがおもしろいです。 | ||||
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