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四十七人目の男
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四十七人目の男の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.18pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全45件 1~20 1/3ページ
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ガンファイターの一族、スワガーの男たちを描いた『スワガー・サーガ』において、この作品はある意味異端である。主人公のボブが一発の銃弾も撃たず、刀でヤクザと戦うからだ。 その一見すると突飛に見える設定が災いし、シリーズ内での評価はあまり高くない。作者自身もあまりよく思っていない作品なのかもしれないが、私はとても好きだ。何故なら私がスワガー・サーガにほれ込んだ要素がたっぷり詰まっているからだ。そのポイントを紹介しようと思う。 1.卓越した人体破壊描写 スワガー・サーガの魅力といえば、鬼気迫る筆力で描かれた人体破壊描写があげられる。飛び交う銃弾で肉体や脳が粉砕され、液状になり、飛び散るさまはいつも私の心をぞっとさせる。その残酷さ、人の身体がモノになっていく様子は、振るわれる武器が銃から刀剣に変わった本作でも見ることができる。 2.戦士たちの心情 命を奪い合う戦場のなかで、戦士が何を考え、生きるためにどんな計算をし、自らの恐怖とどう立ち向かっていくのか。本シリーズでは兵士や警察官、あるいはギャングなど立場は違えど、弱さも抱えた人間達が必死に戦うさまを描いている。それはこの作品でも同じだ。サムライの歴史や考え方などハンターが調べ薄限り、想像しうる限りをもって戦士の実像に迫ろうとしている。 3.深まる謎、そして、どんでん返し 第一作「極大射程」から、このシリーズは大きな謎を提示し、あるいは隠し、主人公がそれを追っていく様を描いてきた。単純なアクションだけでは本シリーズを終わらせなかったのも、その組み立てによるものだろう。この作品でも己の誇りのために真実を追求するボブの姿を見ることができる。また余談だが、この作品の前作、「ハバナの男たち」が特に謎解きやどんでん返しも無しで終わったことが私としては残念だったため、本作では推理や調査シーンを増やされたのは嬉しかった。 以上が本作が『スワガーの正統派』であると私が考える理由である。この三つの要素を書き上げてくれたこの作品は、私にとっては読みごたえのあるものであった。 | ||||
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レビューを拝見すると、「日本人が読むと...」など、辛口のコメントも目立ちますが、生粋のスワガー・ファンにとっては、兎にも角にも「あのボブが、来てくれた」こと!!! そのことだけで星1000個分の価値があるのです。 ウェルカム・ガニー!!!!!! しかし!感涙にむせびつつ読んだものの、私にもほんのちょっぴり分からなかったことが一つ。。。 ボブが来てくれた国は........どこだったのでしょう。。。どこか東洋の国のような気はするのですが。^^ | ||||
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説明どおりの内容でとても満足しています。 | ||||
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説明どおりの内容でとても満足しています。 | ||||
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ほとんど新品同様でした。新書発売から大分経っていたのでお値段も納得でした。 | ||||
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スワガーが剣士に?設定に少々無理があるかもしれません。東京周辺の地理に詳しいと楽しめる部分もありますが。 | ||||
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後書にも筆者自身が書いていますが、日本人が読むと少々物足りないかも知れません。スワガーの銃撃を期待するとつまらないです。 | ||||
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決まったパターンではありますが、個人的には上下巻とも面白かったです。 | ||||
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レビューの評価はあまり高くありませんでしたが個人的には上下巻とも好きな作品でした。楽しく読めます。 | ||||
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ひどい評価がおおいが、いつものように日常を忘れさせてくれる。 ハンターの「日本」への良い意味での偏愛を感じる。 | ||||
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主役のボブリースワガーの映画になった作品も読んでいたので、主役の性格がわかっていたのですぐに作品に 溶け込みました。 | ||||
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日本が舞台で非常に良く外人が活躍しているのも面白かった、主役のボブリースワガーの作品は他のも読んでいるので 安心して読めた。 | ||||
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日本人が読んだら、違和感がある。こりゃ、ありえんという展開と、思想。 | ||||
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日本人が読んだら、違和感がある。こりゃ、ありえんという展開と、思想。 | ||||
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描写に違和感があるのは仕方ないかもだけど、 主人公の良い意味での狡猾さが減ってきてるね まぁ年齢を重ねて来てるからか..... | ||||
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日本を舞台にした米国作家にありがちな設定でしたがそれなりに面白く読ませて頂きました。 | ||||
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日本を舞台にした米国作家にありがちな設定でしたがそれなりに面白かったです。 | ||||
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スティーブン・ハンターのボブ・リー・スワガーシリーズを 本書と蘇るスナイパー (上) (扶桑社ミステリー)とデッド・ゼロ 一撃必殺 (上) (扶桑社ミステリー)をまとめてこの夏に読んだ。 まずは「四十七人目の男」。 スティーブン・ハンターなら、「SAMURAI」と名のつく読み物でも それなりに書いてくれるのはないかと思った。 ボブ・リー・スワガーが日本に来て、何をするのかとてもわくわくした。 やくざ相手に静かに狙撃をするのだろうか! その場合、はたして現代の日本の警察相手にどうやって身を隠すのか、 言葉は悪いが無事逃げ切ってアメリカに帰ることができるのだろうか。 FBIニックメンフィス捜査官が超法規的な措置を執るのだろうか。 全然……、まったく……、そんな心配は……てんで必要なかった。 いくらアメリカン・ヒーローだからといって「それはないだろう!」という戦いが続く。 ハンターさん、ボブに刀を持たせますか? どうしちゃったんだろうね〜!そこまで日本贔屓にならんでもいいのではないかと思う。 じゃ、なぜ星2つなのかというと、登場人物は相も変わらず愛すべき人たちがいるからだ。 ボブ・リー・スワガーのファンであるならば、読んでみてもいいと思うよ。 | ||||
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“あの”伝説のスナイパー、ボブ・リー・スワガーが忠臣蔵をやってしまった超弩級の怪作! 敵はジャパニーズ・ヤクザと日本を陰から牛耳るAV界の巨匠です。 日本のAV界を活写する作者の筆に一片の迷いもありません。 小説・ミステリ的にはメタクタな話ですが、“サムライ”への愛だけで一つの世界を創ろうとする作者の志の高さが爆笑と感動を生む。 是非タランティーノに映画化してほしい。 | ||||
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なんで外人が日本を舞台に小説を書くとこうなっちゃうんだ?フジヤマ、ゲイシャ、チョンマゲですよ。「007は2度死ぬ」をフレミングが書いたのは1964年、昭和30年代ならジェームスボンドが忍者になってもいいでしょうよ。しかし40年経っても君らの見る日本は同じなのかよ、という脱力感。(ちなみに私は007は2度死ぬは微笑ましくて嫌いじゃありません。少なくともボンドは刀は持たなかったし。) プロットもストーリーも滅茶苦茶、悪役も脇役も滅茶苦茶。父の恩人の刀を探しだして日本に返しに行く、というあたりまではまだいいのだが。偉大なスワガーシリーズを1作で地に貶める作品といっても過言ではあるまい。 山田洋次監督の「たそがれ清兵衛」にインスパイアされたとご本人が言っておられますが、ねえ、似ても似つかんじゃないか!真昼の決闘にインスパイアされて仮面ライダーを作りました、と言っているようなもんだぞ。赤穂浪士も新撰組もこんなところに引き合いに出されたんじゃ怒るぞ。 ハンターのばかやろー、スワガーをかえせー、と山に向かって叫びたくなる作品。いったいどれくらい滅茶苦茶なのか、という興味が湧いた方にはお勧めですが他のスワガーシリーズを読んでからでないとわかりません。でも、必ずや期待を超える滅茶苦茶さであることは保証します。 | ||||
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