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殺人勤務医
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殺人勤務医の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全38件 1~20 1/2ページ
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他の方のレビューでは殺人に対して動機が軽すぎるとか主人公がサイコパスであるとか書かれていましたが、私は主人公の心情に共感出来ました。 社会や時代でルールはコロコロ変わっていきますが、生物が生きるということの本質はエゴイズムであるのだなと考えさせられました。 | ||||
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淡々としていて殺人鬼なのに魅力的に感じてしまった。 穏やかな日常も書かれていて彼が普通に大人になって暮らせたらどんなに良かっただろうと思いました。 あんな惨いシーンを見せられたにも関わらず、終始バレて捕まらないかハラハラしてしまう。 中絶についても、改めて考えさせられました。 患者の話で、産みたい女の子に対して 「困った」とか言うだけの無責任な相手の男にイライラしました。困ったじゃねーよ。 中絶の歴史も書かれていましたが、何故女だけが責任を負わないといけないのか…? | ||||
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スカッとしたという意見もあるようだけど、自分はそうは感じなかった。身近な感じのようでいてリアリティはない。エピローグにはある程度共感もあるけど。自らを正当化することはないようでいて随所でそれを滲ませるようでもあり……。そんなに長いものでないとは言え一気に読ませる文章やスリリングな展開は素晴らしい。 | ||||
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その後はどうなったんだろう!主人公を捨てたお母さんは | ||||
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世の中、善悪がはっきりしてるようで、曖昧なグレー部分が大多数。そんな中、個人的なダークヒーローみたいな主人公が私は好きですね。やってる事はえげつないですけど、悪い事した人には同じ事をしてわからせるってのは最高です✴️憧れます。 | ||||
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某テレビ番組を観てモヤモヤされる方 この作品なら本当にスカッと出来るかもしれません | ||||
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シリアルキラーの話ですが、その動機も反抗方法もつまらない。中絶処置の描写(患者や医者の心理描写を含む)は繊細で読み応えがありましたが、ただそれだけ。そもそも角川ホラー文庫なのにホラーとして成立していない。不気味さもなければ怖さもない。ただ連続殺人を淡々と描写しているだけ。読むだけ時間のムダでした。駄作です。 | ||||
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生まれてくること。 死ぬこと。 人を殺すこと。 それらのことについて、この書籍は深く考える機会を与えてくれました。 堕胎専門の医師が1000人以上も赤子を殺しても罪に問われないのに、生まれた人間を殺すと殺人罪に問われるのは改めて考えると不思議だなと思います。 子供を下ろすのは仕方がない場合もあるので、批判をするつもりはないです。 戦争で人を殺せば英雄ですし、死刑執行官は仕事で人を殺します。安楽死も必要だと思っています。 ただ、どんなに正義があっても、または身勝手な理由でも、人殺しという言葉を当てはめるられるのは変わりないのだと思います。 最初は殺人鬼が大量殺人をする小説を読んで刺激が欲しかっただけでしたが、深く考えるきっかけを与えてくれました。 新しい学びを与えて下さった大石先生には深く感謝しております。 | ||||
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比較的長く書かれた犠牲者はともかく(幼い子や犬、鯉など弱者に対してひどい仕打ちしてきたわけですし)、トラックの運転手や宗教の勧誘してきた人のように、動機が薄っぺらくて短絡過ぎるなと思うのもあって、あまり感情移入ができませんでした。 何だか、「この僕ちゃんにこんなこと言ってきて(やってきて)、ムカついたなぁ!!よ~し、こいつをいたぶって殺してやろう!!」と思って、やったようにしか見えません。 あと、人に対して手がけた加害者の場合は被害者にも法が守られている理由で手掛けない方針らしいけど、未成年にタバコや酒を売っていた店主にはやっていたので、言っていることとやっていることがメチャクチャじゃんと思った。 主人公が自覚しているようにサイコパスだろうし、後述の20歳も上の女院長と男女関係になっているぐらい異常な思考回路の持ち主ですからね。 最後に主人公にしっぺ返しとして何かあるかなと思っても、淡々とした日常生活(ただ、いつかは発覚して裁かれるだろうと思っている)を送っていて終わりだったのもモヤモヤした。 個人的な話ですが、年の差の年下男性と年上女性のカップルものは、現実でも架空でも大嫌いなので、主人公と女院長との男女関係の部分が無理過ぎて耐えられませんでした。 20歳以上年上の女性(女院長)が、年下男性(主人公)に対する甘ったれた言動、主人公のその50代の女院長に対して「少女のようにかわいらしい。」とかあって、気持ち悪過ぎるだろと思いました。 この女院長が何かやらかして16人目としてやられるか、主人公に殺された犠牲者遺族が復讐としてきて、主人公と共に苦しめられながらやられて欲しいぐらいの気持ちです。 「死に値すると判断した人間」はむしろ、主人公と女院長ですな。 主人公は言わずもがなですが、女院長は20も下の男に媚び売って男女関係にあって気持ち悪過ぎるから。 | ||||
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Kindle Unlimitedで読了。 なるほど、0円というのも納得。 小学生が書く読書感想文の字数稼ぎを彷彿とさせる程無駄な説明が多く、読んでいてイマイチ物語に集中出来ない。 主人公は作中で様々な殺人を行うが、やれこの建物はどうだの、水槽の中の熱帯魚の種類はアレコレだの、料理の品目はナニソレだの・・・、こういった説明の方が肝心の殺人描写よりも長く細かく書かれている。更にその説明が主人公目線で書かれているため、妙に説明調くさい、台詞くさい主人公になってしまっていてリアリティが無い。漫画のキャラクターの様な印象を受けた。 小説というものは全てを事細かに書く必要などナシ。時には細かく綿密に、時には抽象的に。こればかりは書き手のセンスなのだろうなと思った。 | ||||
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ドキドキしながら読めました。 悪く無い作品だと思います。 ただタイトルが・・・何のひねりもない。。 せっかく面白いのに、ちょっと勿体無い気がします。 | ||||
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狂気、残虐性、美しさを期待して読みましたが、全てが軽い感じがしました。 もう少し、深く描いてほしかったです。 | ||||
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リアリティは無いかもしれないけど 最後にはすっかり世界に入り込んでしまった 本日非常に腹の立つことがあったんですが この上なく、すかっとした★ あと、 仕事にも家族にも家庭にもそこそこめぐまれて楽しく気楽に生活しているけど 事あるごとに「まぁ生きても80歳位で死ぬし、どうでもいいけど」と思っている自分は、 作者さんのあとがきにめちゃめちゃ共感した。 同じように考えている人がいてとても嬉しくなった。 | ||||
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この作家さんは、文章が上手なのだろうなと感嘆してます。たぶん、他の作者が書いたら不快極まりない内容になっていたかも知れない、独特な世界観を、とても鮮やかに描いてらっしゃって、読後感は何故か自分でも不思議ですが、さっぱりしてました。嫌なおどろおどろしさがなく、読みやすく、エンタメ小説としては楽しめます。 | ||||
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大石さんの本は何冊か読んでいます ほぼ面白く読まさせて戴いた、が、これはちょっと私には合わなかったようです | ||||
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日本では昨今4度の妊娠につき1つの割合で、年間33万件にも及ぶ人工中絶が行われているという記述に驚く。 ストーリーの合間、合間に世界では歴史上中絶に関して、どのような罰則が科せられていたかの記載も興味深かった。 ストーリーに関しては毎晩地下室で私刑され、衰弱し死んでゆく被害者よりは、このような被害者たちに私刑を実行して行く、加害者側の古河医師に感情移入していった。 初読みの作家さんでしたが、中々面白い作品でした。 子供目的以外の性交渉に関しては男女共に、くれぐれも避妊に留意しましょう。 とにかく傷つくのは女性です。 | ||||
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大石圭さんの中でこの作品が一番好きです。 大胆かつ繊細な主人公の性格はとても魅力的でした。 正義なんて背負ってないと自ら言うところも一貫していていいと思いました。 殺し方がワンパターンでなく、その人の所業に絡めていることが多かったのも良かったです。 主人公が充実した食事、眠り、一日の生活を送っているところも またギャップを感じてすてきだなと思いました。 大石圭さんの作品の食事表現はやはりすてきです。 法律に守られてない弱者に手を下していく様は読んでいて正直気持ちよかったです。 おそらくこの説明しがたい感情を持っているかたは多いのではないのでしょうか。 | ||||
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この著者の本を読んだのは初めて。思ったより面白かった。 狂った男の心理がうまくかけていたと思う。 | ||||
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個人的には横溝正史や江戸川乱歩の作品に唐突に出てくる猟奇的な殺人に理由付けをして殺しの方法やその過程を丹念に描いたかな?という感じでした。 現代はかつての日本より欧米化して奔放になったから?か、感情の盛り上がりのみが優先した短絡的なSEXとソレによる負の副産物としての堕胎や虐待が横行しているように思うが、本作の主人公は表の顔は堕胎専門の医師で堕胎こそ否定しないが命の尊さを知る一般的な常識人であり随所に見られる生活の描写からすればステータス高めの勝ち組でしょう。 裏の顔は成長過程で自らもトラウマに染まりながらも自分の中にある正義感や倫理観にそぐわない者に対してはこの世から排除しても構わないと躊躇せずに私刑を下す殺人鬼………そのような表現は作中に無いが、彼もある種のサイコパスなんだろう。 彼が善か悪かや殺人がイイか悪いかよりも自分は本作が現代の縮図のように感じた。 善良で知識人の皮を被った優しげな人が実は善人の仮面を取るとソコには個の正義感や倫理観を正当化する為に牙を剥く悪魔が……そう、作り話ではなく自分も、あなたも、隣人もそう言ったモノなのかも知れませんよ。 ただ、不満だったのはキチンと捕まり、法の裁きの下にある彼がどのようになるのか?まで描き切って欲しかったな……あと、マツダイまで祟ってやるのインパクトが弱かった。 | ||||
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レビューの評価が良かったので購入してみましたが、はっきり言って期待外れでした。 幼児期に両親に捨てられて孤児として育った主人公。でも、すんなりと医学部に合格して今では立派な青年医師。 連続殺人を遂行していく割に動機が単純??で、殺害方法や描写が薄っぺらなので、おぞましさやドロドロした臨場感が感じられないし感情移入もできない。 十数人も殺しているのにあまりに順調に進み過ぎて、いつか発覚するのではという緊張感や恐怖心がまるで無い。 杉下右京なら一人目で看破されて簡単に解決されるでしょうね、きっと。(笑)ホラーと言うより快楽殺人を楽しむただの変質者のお話しでした。 | ||||
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