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殺人勤務医
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殺人勤務医の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.92pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 1~20 1/2ページ
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他の方のレビューでは殺人に対して動機が軽すぎるとか主人公がサイコパスであるとか書かれていましたが、私は主人公の心情に共感出来ました。 社会や時代でルールはコロコロ変わっていきますが、生物が生きるということの本質はエゴイズムであるのだなと考えさせられました。 | ||||
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淡々としていて殺人鬼なのに魅力的に感じてしまった。 穏やかな日常も書かれていて彼が普通に大人になって暮らせたらどんなに良かっただろうと思いました。 あんな惨いシーンを見せられたにも関わらず、終始バレて捕まらないかハラハラしてしまう。 中絶についても、改めて考えさせられました。 患者の話で、産みたい女の子に対して 「困った」とか言うだけの無責任な相手の男にイライラしました。困ったじゃねーよ。 中絶の歴史も書かれていましたが、何故女だけが責任を負わないといけないのか…? | ||||
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その後はどうなったんだろう!主人公を捨てたお母さんは | ||||
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世の中、善悪がはっきりしてるようで、曖昧なグレー部分が大多数。そんな中、個人的なダークヒーローみたいな主人公が私は好きですね。やってる事はえげつないですけど、悪い事した人には同じ事をしてわからせるってのは最高です✴️憧れます。 | ||||
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某テレビ番組を観てモヤモヤされる方 この作品なら本当にスカッと出来るかもしれません | ||||
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生まれてくること。 死ぬこと。 人を殺すこと。 それらのことについて、この書籍は深く考える機会を与えてくれました。 堕胎専門の医師が1000人以上も赤子を殺しても罪に問われないのに、生まれた人間を殺すと殺人罪に問われるのは改めて考えると不思議だなと思います。 子供を下ろすのは仕方がない場合もあるので、批判をするつもりはないです。 戦争で人を殺せば英雄ですし、死刑執行官は仕事で人を殺します。安楽死も必要だと思っています。 ただ、どんなに正義があっても、または身勝手な理由でも、人殺しという言葉を当てはめるられるのは変わりないのだと思います。 最初は殺人鬼が大量殺人をする小説を読んで刺激が欲しかっただけでしたが、深く考えるきっかけを与えてくれました。 新しい学びを与えて下さった大石先生には深く感謝しております。 | ||||
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ドキドキしながら読めました。 悪く無い作品だと思います。 ただタイトルが・・・何のひねりもない。。 せっかく面白いのに、ちょっと勿体無い気がします。 | ||||
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リアリティは無いかもしれないけど 最後にはすっかり世界に入り込んでしまった 本日非常に腹の立つことがあったんですが この上なく、すかっとした★ あと、 仕事にも家族にも家庭にもそこそこめぐまれて楽しく気楽に生活しているけど 事あるごとに「まぁ生きても80歳位で死ぬし、どうでもいいけど」と思っている自分は、 作者さんのあとがきにめちゃめちゃ共感した。 同じように考えている人がいてとても嬉しくなった。 | ||||
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日本では昨今4度の妊娠につき1つの割合で、年間33万件にも及ぶ人工中絶が行われているという記述に驚く。 ストーリーの合間、合間に世界では歴史上中絶に関して、どのような罰則が科せられていたかの記載も興味深かった。 ストーリーに関しては毎晩地下室で私刑され、衰弱し死んでゆく被害者よりは、このような被害者たちに私刑を実行して行く、加害者側の古河医師に感情移入していった。 初読みの作家さんでしたが、中々面白い作品でした。 子供目的以外の性交渉に関しては男女共に、くれぐれも避妊に留意しましょう。 とにかく傷つくのは女性です。 | ||||
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大石圭さんの中でこの作品が一番好きです。 大胆かつ繊細な主人公の性格はとても魅力的でした。 正義なんて背負ってないと自ら言うところも一貫していていいと思いました。 殺し方がワンパターンでなく、その人の所業に絡めていることが多かったのも良かったです。 主人公が充実した食事、眠り、一日の生活を送っているところも またギャップを感じてすてきだなと思いました。 大石圭さんの作品の食事表現はやはりすてきです。 法律に守られてない弱者に手を下していく様は読んでいて正直気持ちよかったです。 おそらくこの説明しがたい感情を持っているかたは多いのではないのでしょうか。 | ||||
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この著者の本を読んだのは初めて。思ったより面白かった。 狂った男の心理がうまくかけていたと思う。 | ||||
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個人的には横溝正史や江戸川乱歩の作品に唐突に出てくる猟奇的な殺人に理由付けをして殺しの方法やその過程を丹念に描いたかな?という感じでした。 現代はかつての日本より欧米化して奔放になったから?か、感情の盛り上がりのみが優先した短絡的なSEXとソレによる負の副産物としての堕胎や虐待が横行しているように思うが、本作の主人公は表の顔は堕胎専門の医師で堕胎こそ否定しないが命の尊さを知る一般的な常識人であり随所に見られる生活の描写からすればステータス高めの勝ち組でしょう。 裏の顔は成長過程で自らもトラウマに染まりながらも自分の中にある正義感や倫理観にそぐわない者に対してはこの世から排除しても構わないと躊躇せずに私刑を下す殺人鬼………そのような表現は作中に無いが、彼もある種のサイコパスなんだろう。 彼が善か悪かや殺人がイイか悪いかよりも自分は本作が現代の縮図のように感じた。 善良で知識人の皮を被った優しげな人が実は善人の仮面を取るとソコには個の正義感や倫理観を正当化する為に牙を剥く悪魔が……そう、作り話ではなく自分も、あなたも、隣人もそう言ったモノなのかも知れませんよ。 ただ、不満だったのはキチンと捕まり、法の裁きの下にある彼がどのようになるのか?まで描き切って欲しかったな……あと、マツダイまで祟ってやるのインパクトが弱かった。 | ||||
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無関心に勝る罪悪はない。 人は頭を空っぽにして隣人やペット、はたまた弱い者を悪意のない善意で視ない様にする。 主人公は、私刑を淡々とこなしていき、自分を養護する事はしない。 生まれたときからの殺人者と自覚しているので、ミステリーではなく、純粋なホラーとして楽しめる。 故に私は人間の心の闇よりはこの作品は怖くないのだがホラーである事には賛辞を送りたい。 | ||||
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読み手を変に煽ろうとしてこない分怖かったです。 主人公の口調が好きでした。 繰り返しの表現が多かったですが、それを含めて個人的にはいいテンポになっていたと思います。 内容が内容なので何度も読み返したくなるような作品ではありませんが・・・汗 | ||||
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この著者の作品は「自由殺人」から読み始めたため今冊で2冊目だが・・・一気に読ませるのがうまい。 表現がそこまで凝っていないため、サクサクと読める。読みやすさは東野圭吾あたりと似ているなぁと思った。 テーマは「中絶」 法的な大量殺人者が法外の殺人も行う。 しかし彼は善良な性格。特に理由があるというわけではなく、ただ殺したいから殺している。シンプル。 各国の中絶の歴史についても書かれているので、中絶という単語を知っているだけの方には一読して頂きたい。 ただ、彼が性的な目的で拷問するわけではないということは二回目以降でわかるのだが、毎回「性的な目的ではなく〜」と書いてあるので、蛇足だなぁと感じた。 | ||||
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法的な見地では無く、あくまで自分の価値観において「許せない罪」を犯した者達を監禁して惨殺していく堕胎専門医。その点はある意味で爽快であり、様々な殺し方もとても興味深い。しかし、主人公の「カリスマ殺人鬼」としての魅了が少々乏しい感じがします。そう、あの「ハンニバル・レクター」の如く重厚で濃密なバックボーンがあれば、さらにこの物語は魅力を増したのかもしれません。主人公に対しての描写が軽薄な感じがしイマイチ共感が出来ず仕舞でした。。 しかしながら、構成力、そしてラストの実の母親の告白はとても見事だとも感じ、読感は結構爽やかでした。 お勧めです! | ||||
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小説とはいえ殺人鬼に心を惹かれたのは初めてです。 医者としてのソフトさも殺人鬼としての異常さも人間くさいからかもしれません。 いつか破滅はするのだと思いながらも狡猾さがなく、気持ちの従うままに生きてる殺人鬼。 今まで読んだ本の中で一番好きな人物です。 | ||||
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ジャンルもそうだし、もうタイトルからしてその匂いはきついんだけど、殺害、殺害、、ってシーンは、自分は目を背け気味に読み飛ばしちゃいました。 連続殺人ですね。 ライトなホラーファンとしてはしんどかったです。 だが、ホラーとして読書する以外にも、中絶について考えさせられたり、 数ヵ所に差し込まれている中絶についての歴史。これもただただホラーとして突っ走らないという雰囲気を感じ、良かったです。 最後にエピローグで主人公が自分を俯瞰し語っている事でも、安心を感じれました。 主人公に投影は出来ないなぁ。。 | ||||
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これは大石圭作品の中でも一、ニを争う傑作です。ただホラー物というより大藪春彦の描くバイオレンス美学物に近い感じがします。 | ||||
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素直に面白かったです。 描写が素晴らしくて読みごたえあったと思います。 日常生活と殺人鬼の ギャップが強くて、見事にのめり込みました。 殺人の仕方が統一されていなくて、被害者は新しい殺され方をされていきます。だからこそ先の読めない恐ろさがあるのかもしれません。 こういう殺人とかが 苦手な人には勧めませんが、好きな人は買って損はないとおもいます。 | ||||
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