■スポンサードリンク
(短編集)
短劇
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
短劇の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.39pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全18件 1~18 1/1ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ブラックな笑いと鮮やかなオチ。新鮮なオドロキに満ちた、坂木司版「世にも奇妙な物語」。 と内容紹介されているとおり! ゾクっとしたり、くすっとしたり、話がつながってスッキリしたり、ほんわかしたりする。 坂木司さんのほかの小説とは違う読後感ですが、これはこれで好き。 目撃者、MM、最先端、物件案内、ビル業務などが印象に残りました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
短編でこれだけの話が入っているので楽しかったです。 ほっこりする話、前のページを読み返してしまう話、「?」となってしまう話、鳥肌が立った話、本当に色んな話が入っていて楽しかったです。 私が好きなのは、目撃者、MM、ゴミ掃除、物件案内、壁、試写会、秘祭、いてですね。 特に秘祭!内容紹介に載っていて、これが気になって購入したのもありますが、そうくる⁉︎と思いました。 すぐに読み切ってしまいました。 おすすめの一冊です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
短篇それぞれの内容はとても面白いし、目の付け所もよいと思ったが、あまりにブラックな内容があったことと、語り口が少し自分の求めているものと合わなかったため、星3つ。具体的には、暴力的な内容、男の語り口と女の語り口が同居しているため、戸惑った。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
作者は怖い話を主に書きたかったようなのですが、読んでいてお話の意味というか、起承転結はハッキリしてるんだけど、うーん、怖い話っていうほど、深く考えさせられる話でもないというか・・。筋は通っているのに、会社の業務日誌を見せられているように、淡々としてて物足りない気がします。ほとんどの話は印象に残っていないのですが、「流し台」「雨宿り」など、最初のほうに掲載されている話はよかったように思います。ずっとこういう路線でいけばよかったかなと思うのですが。怖い話を書くなら、怪談のようにしないで、人間の心理って怖いなという誰にでもある深層心理を描いてほしいです。そうすれば自分の中にもそんなおぞましい気持ちがあるなと思ってゾッとできるというか・・。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
存分に楽しめました!単行本だとわずか6~7ページ。 たったそれだけの枚数で、二転三転するストーリー。 思っても見ない方向の結末。 しかも最後の物語に不気味な仕掛けまで用意されてる周到さ。 まるで名人の手品をみているような、幻惑された気分に心行くまで浸ることができました。 大満足です。 ただし、いつもの坂木司さんのハートウォーミングを期待すると裏切られます。 作者が書いているとおり、ブラックな作品が多めではあります。 でも、やはり坂木司と思うのは、救いようのない悪い人間は主人公にならないし、どこかに人間の“善なるもの”を信じている匂いがあることです。 読んで損はない名人芸です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
坂木氏には「ほんわか」と「気持ちの良い」話を期待してるタチなんで、何となく手を付けるのをためらってましたが、これはこれでナイス。 「何が困るかって…」を先に読んでたので免疫が出来上がっていたのかもw 一番のお気に入りは「秘祭」です。 つじつまがばっきりと合ってる部分がツボにはまった。 楽しく読みました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
坂木司のファンなので・・・本も新品同様に綺麗で、しかも帯付きとても嬉しかったです!また何か欲しくなったら注文させて頂きます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
怖かったです。 文末に書かれていた通り、どんどん怖い方へ話がいくので今まで読んでいた坂木さんの作品とは違いました。 深い部分まで読み解くと印象が変わっていくのかもしれませんが、今の感想としてはあまり好きなタイプの作品ではありませんでした。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
坂木さん曰く 普段人格者のような顔をしている作家が、思いのままに偏執的な部分を吐露し周囲の人間を巻き込んだ ある種のノンフィクションである。との事。 まあ不気味ですね。 他のレビューの方も書かれているように ショートショートといえば星新一さん。 星さんの作品を読まれた事があるのか、途中までは雰囲気があるような気がします。 しかしオチがどこを目指していたのか、分かりにくい。 ちょっと不気味な不思議の中へようこそ、と言う程のメッセージもあまりない。 文章は読みやすいのですぐに読み終わりましたが 読後感がなんとも気持ち悪いです。 この作品を読んで、星新一さんを読んだ事の無い方は せひ、星さんのショートショートを読んでみて下さい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
それも嬉しかった。 中にはピンとこない人もいたが、それもそれ。 みんなが同じ感動にはならない。それでもすごい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
2008年に出た単行本の文庫化。 ショートショート26編を収める短編集。 いずれも寓話的なストーリーで、機知と悪意と悪戯がふんだんに盛り込まれている。残酷な結末の話も少なくなく、これまでの著者の作品からすると、ちょっと違和感を感じるようなものも。 よくまとまったストーリーもいくつかあるが、全体的にはイマイチに感じた。すっきりまとまっていないというか、オチが不十分というか、終わり方に切れのないものが目立つのではないか。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ちょっぴりブラックな雰囲気の短編集。 電車で読むのにぴったりなショートショートです。 坂木さんは文章が読みやすいので、どのお話もすんなり頭の中に入ってきました。 個人的には『カフェラテのない日』『目撃者』『試写会』がお気に入りです。 しかし中には???なお話があったり、すぐに展開が読めてしまったり、 全体的にインパクト、オチが弱く少し物足りなく感じました。 ブラック系は少し違うかな?という気がしてしまいます。 皮肉の中にも暖かさがあるのは素敵だと思いました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ちょっとホラー仕立てのショートショート集。 今までとは打って変わって、シニカルでビターな路線。 こういうのも書けるのか。やっぱりどんな作家もこのような一面を持っているんだなー 全体的に読みやすく、何本かアタリがあった。 お手軽で、暇つぶしにちょうどいいかも。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「短劇」は短編集というよりはショートショート。 全体的には「世にも奇妙な物語」風のちょっとゾクッとさせる作品が主になっています。 一編一編が短いので登場人物の色が薄く、ストーリーが浅く感じてしまいます。それぞれのストーリーは魅力的なものも多く、もう少ししっかりと読みたいなと思うものが多かったように感じます。 とはいえ、「雨やどり」「MM「肉を拾う」など、この長さだから生きる作品もあって、ちょっと悩ましいですが。 個人的には坂木さんの作品は連作短編が好きやなぁ。 しかし……こういうショートショートを読んでいると、学生時代に読んでいた星新一さんの作品がどれだけ突き抜けていたんだろうかとか思わされたり。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どれも読みやすいが、26編中 私が個人的に面白いと思ったのは「雨やどり」,「幸福な密室」,「MM」,「ケーキ登場」,「最後」,「物件案内」,「試写会」の七編くらい… 星新一の偉大さが改めてよくわかります(苦笑) | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
坂木さん初めての奇想短編集ということで、26の話が収められている。 短編というより、ショートショート。帯によると、“ビター”が売りのようだ。 坂木さんのこれまでの作品のイメージと全く異なるものにしたい というのが狙いだったか。 26話のうちには、ぞくっとするものもあり、「???」の結末あり、 ビターじゃなくて結構キレイにオチが着いていたり、ほんと、いろいろ。 まあ、正直に言ってしまえば、ムラがあるのだ。 あまり、“ビター”にこだわらずに読まれることをお勧めします。 26話のなかには、きっと読み手のそれぞれが好みのものがあるはず。 私は、「雨やどり」「ケーキ登場」「ゴミ掃除」「物件案内」「秘祭」がベスト5かな。 もともとの坂木作品の持ち味が出ているものが、やっぱり好きということ。 「あとがき」で坂木さんが書いている、繰り返し繰り返し出てくることばって、 やっぱり、あれ、でしょうか?ものすごく気になって、何度も見かえした。 私は、この謎かけが、けっこう怖かったりするのだけれど……。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
どちらかと言うと、心を病んでいたりする人を優しく包むような作品が多い坂木さん。 カフェラテの甘い日、目撃者、雨やどり、物件案内 この辺りは坂木さんらしい作品です。 が、この短編集、途中から随分とブラックに…。 ニヤリ…とさせられることや、背筋がゾクっとさせられること、これがショートショートの醍醐味。 ただ、残念なことに、まだブラックなものになれていらっしゃらないのか、中途半端なものや、ブラックのベクトルが違って、胸が悪くなるようなものもあります。 「あとがき」で、カミングアウト風な言い訳をされていましたが、やっぱり人格者の坂木さんには「いい話」の方が似合うな〜。 「ニヤリ…」レベルぐらいでお願いいたします。 個人的には、MMがお気に入り。 MMのおかあさんが、『あたしンち』のお母さんが、頭の中にイメージされてしまった…。 あたしンちの10年後って感じかな。 初のショートショート、敢えて辛口で★2.5 です。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
坂木さんの最新作はショートショート集。 初めの作品は非常に爽やかな感じのする作品だったのに、 回を重ねるごとに ブラック、かつ奇妙な、不思議な話が多くなってくる。 ホラーともいえず、ミステリーとも言えず、 なんとも奇妙な不思議な話である。 不気味な感じといったほうが良いかもしれない。 その不気味さに何となく自分の周りを見回してしまう そんな存在感のある小説集でした。 ある意味非常に怖い作品集でした。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!