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(短編集)

短劇



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【この小説が収録されている参考書籍】
短劇
短劇 (光文社文庫)

短劇の評価: 3.39/5点 レビュー 18件。 Dランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.39pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全9件 1~9 1/1ページ
No.9:
(3pt)

なかなかブラックだが‥

短篇それぞれの内容はとても面白いし、目の付け所もよいと思ったが、あまりにブラックな内容があったことと、語り口が少し自分の求めているものと合わなかったため、星3つ。具体的には、暴力的な内容、男の語り口と女の語り口が同居しているため、戸惑った。
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No.8:
(3pt)

そうだなぁ・・。

作者は怖い話を主に書きたかったようなのですが、読んでいてお話の意味というか、起承転結はハッキリしてるんだけど、うーん、怖い話っていうほど、深く考えさせられる話でもないというか・・。筋は通っているのに、会社の業務日誌を見せられているように、淡々としてて物足りない気がします。ほとんどの話は印象に残っていないのですが、「流し台」「雨宿り」など、最初のほうに掲載されている話はよかったように思います。ずっとこういう路線でいけばよかったかなと思うのですが。怖い話を書くなら、怪談のようにしないで、人間の心理って怖いなという誰にでもある深層心理を描いてほしいです。そうすれば自分の中にもそんなおぞましい気持ちがあるなと思ってゾッとできるというか・・。
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No.7:
(3pt)

なかなかナイス

坂木氏には「ほんわか」と「気持ちの良い」話を期待してるタチなんで、何となく手を付けるのをためらってましたが、これはこれでナイス。 「何が困るかって…」を先に読んでたので免疫が出来上がっていたのかもw 一番のお気に入りは「秘祭」です。 つじつまがばっきりと合ってる部分がツボにはまった。 楽しく読みました。
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No.6:
(3pt)

悪意と悪戯

2008年に出た単行本の文庫化。
 ショートショート26編を収める短編集。
 いずれも寓話的なストーリーで、機知と悪意と悪戯がふんだんに盛り込まれている。残酷な結末の話も少なくなく、これまでの著者の作品からすると、ちょっと違和感を感じるようなものも。
 よくまとまったストーリーもいくつかあるが、全体的にはイマイチに感じた。すっきりまとまっていないというか、オチが不十分というか、終わり方に切れのないものが目立つのではないか。
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No.5:
(3pt)

ちょっぴりブラック

ちょっぴりブラックな雰囲気の短編集。
電車で読むのにぴったりなショートショートです。
坂木さんは文章が読みやすいので、どのお話もすんなり頭の中に入ってきました。

個人的には『カフェラテのない日』『目撃者』『試写会』がお気に入りです。

しかし中には???なお話があったり、すぐに展開が読めてしまったり、
全体的にインパクト、オチが弱く少し物足りなく感じました。
ブラック系は少し違うかな?という気がしてしまいます。
皮肉の中にも暖かさがあるのは素敵だと思いました。


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No.4:
(3pt)

お手軽で、暇つぶしにちょうどいいかも。

ちょっとホラー仕立てのショートショート集。
今までとは打って変わって、シニカルでビターな路線。
こういうのも書けるのか。やっぱりどんな作家もこのような一面を持っているんだなー
全体的に読みやすく、何本かアタリがあった。
お手軽で、暇つぶしにちょうどいいかも。
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No.3:
(3pt)

突き抜けるものがないのが残念。

「短劇」は短編集というよりはショートショート。
全体的には「世にも奇妙な物語」風のちょっとゾクッとさせる作品が主になっています。

 一編一編が短いので登場人物の色が薄く、ストーリーが浅く感じてしまいます。それぞれのストーリーは魅力的なものも多く、もう少ししっかりと読みたいなと思うものが多かったように感じます。
 とはいえ、「雨やどり」「MM「肉を拾う」など、この長さだから生きる作品もあって、ちょっと悩ましいですが。

 個人的には坂木さんの作品は連作短編が好きやなぁ。

 しかし……こういうショートショートを読んでいると、学生時代に読んでいた星新一さんの作品がどれだけ突き抜けていたんだろうかとか思わされたり。
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No.2:
(3pt)

ショートショートとしては並みだ…

どれも読みやすいが、26編中 私が個人的に面白いと思ったのは「雨やどり」,「幸福な密室」,「MM」,「ケーキ登場」,「最後」,「物件案内」,「試写会」の七編くらい…

星新一の偉大さが改めてよくわかります(苦笑)

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No.1:
(3pt)

“ビター”にあまり、こだわらずに……

坂木さん初めての奇想短編集ということで、26の話が収められている。
短編というより、ショートショート。帯によると、“ビター”が売りのようだ。
坂木さんのこれまでの作品のイメージと全く異なるものにしたい
というのが狙いだったか。
26話のうちには、ぞくっとするものもあり、「???」の結末あり、
ビターじゃなくて結構キレイにオチが着いていたり、ほんと、いろいろ。
まあ、正直に言ってしまえば、ムラがあるのだ。
あまり、“ビター”にこだわらずに読まれることをお勧めします。

26話のなかには、きっと読み手のそれぞれが好みのものがあるはず。
私は、「雨やどり」「ケーキ登場」「ゴミ掃除」「物件案内」「秘祭」がベスト5かな。
もともとの坂木作品の持ち味が出ているものが、やっぱり好きということ。

「あとがき」で坂木さんが書いている、繰り返し繰り返し出てくることばって、
やっぱり、あれ、でしょうか?ものすごく気になって、何度も見かえした。
私は、この謎かけが、けっこう怖かったりするのだけれど……。

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