ヒューマン・ファクター

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評判

ヒューマン・ファクターの評価:

4.14/5点 レビュー 42件。 C ランク

Amazon書評・レビュー点数毎のグラフです

平均点4.14pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全52件 41〜52 3/3ページ
No.12
(5pt)

スリラーなのは形だけ

体裁は追いつめられていく二重スパイを描いたスリラーですが、濃密な心理描写と運命を案じさせる余韻に満ちたエンディングは、娯楽を追及した作品では味わえないものです。勧善懲悪のスカッと楽しめる小説や、息抜きとして肩の凝らない読み物を探している場合、この作品はお勧めできません。その手の目的ならこの作品より優れた小説がいくらでもあります。この小説を読めば、裏切りとは何か、あるいはその他色々なことについて考えさせられると思います。いわゆる文学全集にのるような作品ではないかもしれませんが、少し腰をすえて、じっくりと読んでみることをお勧めします。
ヒューマン・ファクター―グレアム・グリーン・セレクション (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: ヒューマン・ファクター―グレアム・グリーン・セレクション (ハヤカワepi文庫)より
415120038X
No.11
(5pt)

面白い・・

私の読解力不足かもしれませんが中盤までは、諜報員である主人公の「立場」がいまいち把握できず、終盤で明確になる「立場」を全く予想できませんでした。ああそうだったのか・・・と映画「シックスセンス」のような、尤も本書の方が古いのでしょうが、ドンデン返しを受けてしまいました。物語が優れていますし、主人公の精神的な苦悩・動揺が読み取れて本当に手に汗握る状態となります。スパイ小説ファンなら満足できるのではと思いました。おすすめです。
ヒューマン・ファクター―グレアム・グリーン・セレクション (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: ヒューマン・ファクター―グレアム・グリーン・セレクション (ハヤカワepi文庫)より
415120038X
No.10
(5pt)

文学書であり、エスピオナージモノの傑作でもあり

最初はル・カレの作品のようなものか、と思って読み始めましたが、実際は、文学的なレベルが非常に高く、読み進めるに従い、読書の喜びを久々に堪能する作品でした。ストーリーの面白さはもちろんですが、登場人物が、この人物なら次にはこういう台詞を言いそうだと思えるほどに、精緻に活写されているのですが、しかしその表現には驚くほどに少ない文字数しか要していないのです。40歳を過ぎてからグリーンを読み始めましたが、もっと早くに読んでみたかったような、いや、この歳になってやっと判るようになったのかもの想いもあり、何れにしても、大人の文学書にして、上質のエンターテイメントでもある、不思議な作品でした。グリーンがお好きなら、お読みにならないのは損だと思います。
ヒューマン・ファクター―グレアム・グリーン・セレクション (ハヤカワepi文庫) Amazon書評・レビュー: ヒューマン・ファクター―グレアム・グリーン・セレクション (ハヤカワepi文庫)より
415120038X
No.9
(4pt)

人間性の物語

新手のスパイ小説。と言うよりはスパイを主人公にして人間性を描こうとした文学作品と言っても良い。英国諜報部は秘密が漏れていると疑う。その場所はアフリカ支部だ。支部には部員は二人しかいない。そのうちの冴えない二重スパイの老部員と英国諜報部とのやりとりを通じて、スパイ、そして人間の悲哀を描いた秀作。

通常のスパイ物とは一線を画そうとする意識が作者に強く働いているようで、ワザとのように二重スパイがどうしてそのような境遇に落ちて行ったのかを淡々と語る。銃撃戦やカー・チェイス等一切出て来ない。諜報員の悲哀を人間性の悲哀に昇華させ、エンターテインメント小説に織り込んだ傑作。
ヒューマン・ファクター (1983年) (ハヤカワ文庫―NV) Amazon書評・レビュー: ヒューマン・ファクター (1983年) (ハヤカワ文庫―NV)より
B000J793S4
No.8
(4pt)

人間性の物語

新手のスパイ小説。と言うよりはスパイを主人公にして人間性を描こうとした文学作品と言っても良い。英国諜報部は秘密が漏れていると疑う。その場所はアフリカ支部だ。支部には部員は二人しかいない。そのうちの冴えない二重スパイの老部員と英国諜報部とのやりとりを通じて、スパイ、そして人間の悲哀を描いた秀作。

通常のスパイ物とは一線を画そうとする意識が作者に強く働いているようで、ワザとのように二重スパイがどうしてそのような境遇に落ちて行ったのかを淡々と語る。銃撃戦やカー・チェイス等一切出て来ない。諜報員の悲哀を人間性の悲哀に昇華させ、エンターテインメント小説に織り込んだ傑作。
ヒューマン・ファクター (1979年) (Hayakawa novels) Amazon書評・レビュー: ヒューマン・ファクター (1979年) (Hayakawa novels)より
B000J8FL7A
No.7
(4pt)

人間性の物語

新手のスパイ小説。と言うよりはスパイを主人公にして人間性を描こうとした文学作品と言っても良い。英国諜報部は秘密が漏れていると疑う。その場所はアフリカ支部だ。支部には部員は二人しかいない。そのうちの冴えない二重スパイの老部員と英国諜報部とのやりとりを通じて、スパイ、そして人間の悲哀を描いた秀作。通常のスパイ物とは一線を画そうとする意識が作者に強く働いているようで、ワザとのように二重スパイがどうしてそのような境遇に落ちて行ったのかを淡々と語る。銃撃戦やカー・チェイス等一切出て来ない。諜報員の悲哀を人間性の悲哀に昇華させ、エンターテインメント小説に織り込んだ傑作。
ヒューマン・ファクター (ハヤカワ文庫 NV 342) Amazon書評・レビュー: ヒューマン・ファクター (ハヤカワ文庫 NV 342)より
4150403422
No.6
(5pt)

もはや文学

文学が小説よりエライというわけではないのですが、スパイ小説でも暇つぶしに読むか……なんて読んだら大やけど。ただただ感激。

村上春樹が芥川賞も直木賞もいらないように、グレアム・グリーンにはノーベル文学賞はいらない。

授与しなかった方が恥。それくらいの大作家による傑作。
ヒューマン・ファクター (1983年) (ハヤカワ文庫―NV) Amazon書評・レビュー: ヒューマン・ファクター (1983年) (ハヤカワ文庫―NV)より
B000J793S4
No.5
(5pt)

もはや文学

文学が小説よりエライというわけではないのですが、スパイ小説でも暇つぶしに読むか……なんて読んだら大やけど。ただただ感激。

村上春樹が芥川賞も直木賞もいらないように、グレアム・グリーンにはノーベル文学賞はいらない。

授与しなかった方が恥。それくらいの大作家による傑作。
ヒューマン・ファクター (1979年) (Hayakawa novels) Amazon書評・レビュー: ヒューマン・ファクター (1979年) (Hayakawa novels)より
B000J8FL7A
No.4
(5pt)

もはや文学

文学が小説よりエライというわけではないのですが、スパイ小説でも暇つぶしに読むか……なんて読んだら大やけど。ただただ感激。村上春樹が芥川賞も直木賞もいらないように、グレアム・グリーンにはノーベル文学賞はいらない。授与しなかった方が恥。それくらいの大作家による傑作。
ヒューマン・ファクター (ハヤカワ文庫 NV 342) Amazon書評・レビュー: ヒューマン・ファクター (ハヤカワ文庫 NV 342)より
4150403422
No.3
(4pt)

完封

「第3の男」のグレアム・グリーンによる地味なスパイ小説。南アフリカのアパルトヘイトに絡む英国諜報機関と二重スパイの駆け引き。派手なアクションなどはいっさいない腹試合。登場人物に「007はセクシーすぎる」などといわせているように、このスパイ小説が描くのは美女やドライマティーニなどが出てこない、役人スパイの日常だ。やるせない物語で、泣ける。スピードボールのないベテラン投手が投球術を駆使して完封勝利。
ヒューマン・ファクター (1983年) (ハヤカワ文庫―NV) Amazon書評・レビュー: ヒューマン・ファクター (1983年) (ハヤカワ文庫―NV)より
B000J793S4
No.2
(4pt)

完封

「第3の男」のグレアム・グリーンによる地味なスパイ小説。南アフリカのアパルトヘイトに絡む英国諜報機関と二重スパイの駆け引き。派手なアクションなどはいっさいない腹試合。登場人物に「007はセクシーすぎる」などといわせているように、このスパイ小説が描くのは美女やドライマティーニなどが出てこない、役人スパイの日常だ。やるせない物語で、泣ける。スピードボールのないベテラン投手が投球術を駆使して完封勝利。
ヒューマン・ファクター (1979年) (Hayakawa novels) Amazon書評・レビュー: ヒューマン・ファクター (1979年) (Hayakawa novels)より
B000J8FL7A
No.1
(4pt)

完封

「第3の男」のグレアム・グリーンによる地味なスパイ小説。南アフリカのアパルトヘイトに絡む英国諜報機関と二重スパイの駆け引き。派手なアクションなどはいっさいない腹試合。登場人物に「007はセクシーすぎる」などといわせているように、このスパイ小説が描くのは美女やドライマティーニなどが出てこない、役人スパイの日常だ。やるせない物語で、泣ける。スピードボールのないベテラン投手が投球術を駆使して完封勝利。
ヒューマン・ファクター (ハヤカワ文庫 NV 342) Amazon書評・レビュー: ヒューマン・ファクター (ハヤカワ文庫 NV 342)より
4150403422