■スポンサードリンク
珍妃の井戸
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!
珍妃の井戸の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.76pt |
■スポンサードリンク
Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全49件 1~20 1/3ページ
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「蒼穹の昴」「珍妃の井戸」「中原の虹」を読んだ後に本作を知り読んでみた。 上記シリーズを読んでいるときは、頭の中でイメージしながら読んでいたが、本書の存在がわかっていたら、もっとリアルに感じながら読めたであろうと思う。 他の方のご意見のように、確かに画像が少ない感はあるが、それは別途ネットなどで補えるので問題なし。 本書を座右に改めて上記シリーズを読み返します。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
一つの事件をいろんな人の立場から描いてあるのが面白かったです。どの証言がどこまで本当か嘘かを考えるのは 、読者しだいですね。 4人の脇役達は俯瞰して調査してるようですが、それは当時の列強そのもの。また皇帝と妃の悲しい最後は当時の清そのものという気がしました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
北京の旅!紫禁城の片隅に在る "珍妃の井戸"を見て来た!考え深いものがあった! | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
興味ある本なので大切にしています。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
良い | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
真相は解釈に任せる形にされているが、"天子は嘘は言わない"が繰り返し出てきたことを踏まえれば光緒帝の証言が真相となるのか…全ての伏線を回収し読み切った達成感が大きかった「蒼穹の昴」に比べると、読解力のない私には本書はモヤモヤが残りました。 いずれにせよ、列強がいかに一方に清を蹂躙したかが手に取る様に描かれ、またその動乱で命を落とすことになった珍妃の悲しい運命に引き込まれた。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
義和団事件についてミステリー調で話が展開します。 当時の帝国主義がどんなものであったのか、人類がどの様な歴史を辿ってきたのか、決して忘れてはならない歴史が学べます。 現在の中国の覇権主義は看過できませんが、この様な歴史があったのだと改めて考えさせられます。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
とてもつまらない世の中に辟易している毎日ですが、こんなに美しく、素晴らしい心に触れて、今でも捨てたものでもない人が居る事を願って、己れ自身も忘れてしまっていた心を思い出しました。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
ある時、病院の待合スペースで老年の女性が読んでいる本の題字に引き付けられました。珍妃と頭にあるのです。家に戻り、興味津々でWEBで検索しました。本の題字は「珍妃の井戸」でした。浅田次郎著の中国の小説です。日本が入っての列強国が中国の権益を思うが儘にしていた頃です。残念ですが、全部読んではおりませんが、素晴らしいないようです。ページを繰ってみては・・・・ | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
1994年の日清戦争、1900年の義和団事件、1904年の日露戦争を世界史の教科書で習ったものの受験の為の暗記事項でしかなかった。本書を読み、20世紀初頭は、君主制の存続が危ぶまれていたことがよく分かった。本書の舞台となった時代に続き、1911年、1917の革命で、それぞれ、中国、ロシア、ドイツの君主制は革命によって崩壊した。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
浅田次郎は、「蒼穹の昴」で直木賞受賞を目指していたところ、審査員の一部による反対のため機会を逸することになる。氏はその後「ぽっぽや」で受賞となるが、力作「蒼穹の昴」への思いをたどる本書は愛読者にはたまらない一冊なのではないだろうか。保存状態もよく、とても良い買い物だと思います。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
まあまあ、面白かった。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
「蒼穹の昴」を読み終えると同時に購入した一冊。 光緒帝の妃・珍妃の死の謎を解明するミステリー仕立ての作品です。 女性の視点から読み解くと、また違った読み方ができそうです。 歴史の授業では感じることのできない、人々の息遣いを 著者は生き生きと再現してくれます。 この夏はすっかり浅田ワールドにはまってしまいそうです。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
清の分割植民地化を目指す列強が義和団事件を利用して紫禁城を包囲する中、帝の側室・珍妃が古井戸に投げ込まれ殺された。英独露日の“代表”が犯人捜しを始めるが、光緒帝の証言で大ドンデン返しも。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
浅田次郎の物語の構成力が、思いきり発揮されだ作品、歴史小説と場思えない、ぐいぐい読まされる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
珍妃という人がいたことは、他の本でも読んだことがありますが、これが史実に基づくとしたら内容は悲しすぎる。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
珍妃は清朝11代光緒帝の寵妃。国内外の武力衝突が北京を中心に起こったドサクサにまぎれ、紫禁城の井戸に投げ込まれて殺される。この小説を「蒼穹の昴」の続編と思って読むと期待が外れるかもしれない。確かになじみの人々が登場するのだが、殺人犯を探すという名目で進んでいくミステリー仕立ての手法は前作とは一線を画する。でもだからこそ面白い、とも言える。トーマス・バートン、蘭琴、袁世凱その他の事件目撃者が全く異なる犯人像をあぶりだすのだ。まるで藪の中。事件解明を依頼された英国提督サー・エドモンド・ソールスベリーたち、にわか探偵団はすっかり翻弄されてしまう。人は保身のために嘘をつく。真実は一つではない。立場が異なれば真実もまた多岐にわたるのだ。しゃべる人間が証言をしながら自分の気持ちや本性をあらわにしてゆく過程がこの本の見所のひとつでもある。そして光緒帝の口をついて語られた目撃談に探偵団は言葉を失って凍りつく。このミステリーチェイスに関わる核心的トリックが最終章で明らかにされる。付記された珍妃の独白は、人の心を救うかもしれないが、無くても良かったというのが私見である。珍妃を殺したのは誰か、犯人は分からないように見えるが、作者はちゃんとその答えを文中に隠している。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
いやー。 なんだろう。この面白さ。 浅田次郎はエンターテイメントですね。 清の末期。 珍妃が死んだことに対する さまざまな証言で その歴史のミステリーを解き明かす。 果たして 西太后 が殺したのか? 羅生門 のような切り口。 主観的な感想 そして 嘘。 過去は 自分によって 編集される。 立憲君主制を保持すると言う立場での 呉越同舟的なところがおもしろい。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
珍姫の死はとりもなおさず清王朝の滅亡だが。権力の衰退と列強の覇権争いの渦中にあって如何ともしがたい状況にも人間味溢れる展開は秀一。 | ||||
| ||||
|
| ||||
| ||||
---|---|---|---|---|
浅田次郎さんの作品は、とても読みごたえがあります。 この作品も、続編ですが、非常に楽しかったです。 | ||||
| ||||
|
■スポンサードリンク
|
|
新規レビューを書く⇒みなさんの感想をお待ちしております!!