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プリズンホテル・春
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プリズンホテル・春の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.52pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全54件 21~40 2/3ページ
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言葉のテンポがよくて、読みやすいです。これほどはまるなら一気に買っておけばよかった。 | ||||
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配達も早く満足のいく商品でした。 またお願いしたいと思います。 | ||||
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楽しい時間はあっという間に終わって、思い出になる。そんな旅したみたいな気分にさせてくれる小説です。 | ||||
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お客さんに勧められて 読んでみました。 浅田作品は初でしたが 一気に浅田ファンになりました。 人間の醜さや優しさ、色々な事を感じとることが出来ました。 この本に出会えたことに感謝します。 ありがとうございました。 | ||||
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必死に頑張ることが本物への道(願望実現)。 必ずしも報われるとは限らないけどさ、やるべきことさえしなければ、何も始まらない。 チャンスは逃がしちゃいけない(ぼやぼやしてちゃ、通り過ぎてまう)。 準備をしていた人間だけが、好機に気付き、掴み取れる(幸運の女神には、後ろ髪はない)。 人は、自分で思うほど他人のことを気にしないものだが、“もの”が観える人は、見るべき点は観ている。 思いの丈は、言葉にしなければ、伝わらない。 例え、相手が身近な人でも。 「いいか、てめえの人生てのは、てめえで変えようとしなけりゃ変わるもんじゃねえ。お天道様が下さる幸せなんざ、どこにもありゃしねえんだ。運はてめえの手で掴め」(316P)。 | ||||
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プリズンホテル1を読み2・3・4と全てあっとゆうまに読んでしまいました。 浅田次郎さんの別の作品も肩が凝らないと思います。 | ||||
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プリズンホテル4部作の最終巻となる本書を期待と不安を感じながら手に取った。ここまで楽しませてくれたこのシリーズに満足できるいい終わり方をしてほしいと心から願っていたのだ。心配は杞憂であった。相変わらずのどたばたはあったが、主人公の木戸孝之介の人生にもいい区切りがついた。もっと続きが読みたいが、ここで終わるのが一番いいのだろう。大満足の大団円であった。 | ||||
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クスボリや、親分がこの後どうなったのか、ぼやかせないで書いてほしかった。続編を期待します。 | ||||
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軽く読めて、それでいて深みもあるという作品。シリーズで読むのがお勧めです。特に最終巻の「春」は好きです。 | ||||
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忙しい私だが、読み出したらなかなか止まらない。ゆっくり感想を書いている間もない。この作品も最後には泣きながら読んだ。木戸先生のようにすっきり別人のようになって、日常業務に戻ろう。 | ||||
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1から4まで読みましょう なんやかゆうのはそれからです おもしろい | ||||
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極寒の冬が終わり、美しく華やかな春を迎える。 春のイメージは、やはり桜だろうか。 ここプリズンホテルにも、何百年も前から咲き続ける放免桜が満開となり咲き誇っている。 そこに、文壇最高峰の日本文芸大賞にノミネートされた木戸孝之介が訪れる。 それまでの暴力的で歪んだ性格は影を潜め、まるで聖人君子のような姿で現れるのだ。 根底に隠されたものが明らかになるにつれて、今までの不可思議な行動の謎が解かれていく。 すべて繋がった、その瞬間に見えるものがある。 プリズンホテルの大団円…それは美しくも、どこか淡く切ない。散る花は美しい。 | ||||
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夏から始まった物語も冬を越して、春を迎えました。 とにかく、面白かったです。 いろんな人に春がやってきます。 あの木戸孝之介先生にも人格が変わるほどの良い季節が巡ってきたようです。 これから読まれる方の為に、これ以上は差し控えたいと思いますが、奥湯元あじさいホテルは、訪ねてくる客を必ず幸福にしてくれことと思います。 こういう場所をみつけたいと思いますね。 | ||||
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第1巻は「夏」なのでご用心。私が「春」を持って書店のレジに立ったところ、気のきく店員さんが、「こちら4巻ですが、よろしいですか?」と言ってくれた。話は、夏、秋、冬、春の順で進む。 第4巻のあとがきで、中井美穂さんが、浅田氏本人から、「俺の『プリズンホテル』は読んだ?あれを読んでほしいな。」と言われた、と書いている。主人公である小説家、木戸孝之介が「仁義の黄昏」を一押しするように、浅田氏自身も、本作品を一押ししている。最も勝負を賭けた作品なのだそうだ。 奥湯元あじさいホテル、通称「プリズンホテル」で、木戸孝之介が滞在した季節ごとのできごとが、痛快でスピーディに展開し、一気に読ませる。「任侠娯楽小説」と言ってしまうには、文学的。質の高い文章で、笑いあり、涙あり、人生哲学ありの作品だ。 登場人物たちの生き様、キャラの立ち方が、かなり読者の生き方に影響力をもつ。 | ||||
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プリズンホテル 第四巻・・・ついに大団円です。「1巻から出ずっぱりの相変わらずの人たち」と「新しい登場人物」のくりなすドタバタ話、しんみりとした人情話、奇抜な人生劇がこれでもかと展開していきます。このパターンは、1巻から全く変わらずとても気持ちよい読み心地です。人との接し方の真剣さ、人に対する思いやりの持ち方、人間関係の大事さ をこの本を通じてとても感じる事ができます。これらは、今の世の中ではなかなか接する事ができない事であり、郷愁的な気持ちを持ちながら、また、あこがれ的な感情を持ちながら読みました。あまりにもハッピーエンド過ぎる気はしますが、これはこれで読後の気分がさっぱりし更によい気分になり、私的にはとても良いと思いましたよ。どちらにしても、「プリズンホテル」は笑いあり、涙あり、感動ありのとても楽しいシリーズでした。読みやすい小説ですので、何かすっきりした本を読みたいなあと思っている人がいれば、是非とも読んでみてください。 | ||||
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浅田次郎の小説の原点ともいうべき『プリズンホテル』シリーズが大団円を向かえる1冊です。主人公である孝之介については、他の作品以上に作者・浅田次郎の投影が感じられます。浅田次郎が言う所によると、両親が離婚して、それぞれが所帯を持ち、浅田自身は親類に育てられ、また、妻の母とも浅田次郎が同居している現実があります。それを知れば知るほど、孝之介のここでのセリフが読者を泣かせるのは、作者の心の底から発する強い思いが込められているからにほかなりません。母への愛を希求する姿は強い願望となって読者にストレートに伝わってきます。ハチャメチャな後に泣かせる展開というのがまた上手さを感じさせます。また浅田自身が疫病神に称えられ「くすぶり」と言われていたことを考えますと、登場人物名にあえて、それを持ち出したのも浅田次郎自身の運気の向上と本作がリンクしているからだと考えます。文壇最高のステータス「日本文芸大賞」にノミネートされたという本作の展開も、『プリズンホテル』が週刊誌に連載中、まさしく『蒼穹の昴』が候補に上がった年で、翌年の『鉄道員』でめでたく直木賞受賞したエピソードを彷彿とします。作者の思い入れを相当感じる作品となっているのは当然かもしれません。ケレン味たっぷりな文章もまた広い読者の獲得につながっていると思います。1990年代中頃は、『きんぴか』『日輪の遺産』『地下鉄に乗って』『蒼穹の昴』『鉄道員』という彼の幅広いテーマを扱った作品群が次から次へと生まれ出た年代で、この浅田次郎のエンターテイメント小説『プリズンホテル』の4部作が同時期に完結したのも凄い力量としか言えません。読者を飽きさせない小説です。 | ||||
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4巻目。無駄にだらだらと長い。何度も中断しながらやっと読み終えました。四季構成になっているので4巻にせざるを得なかったのでしょうが、ネタ切れ感が。新しい登場人物にもまったく魅力がない。おそらく「最大の泣かせどころ」である小説家と義母とのやりとりも、今までの描き方が描き方だけに白け切ってしまい・・・・(板長とシェフの会話のほうがよっぽど心惹かれます) | ||||
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私はこういう泣ける小説が大好きでたくさん読みました その中でもこの作品はかなり上位にくるとてもいい作品です まだ読んでない人は是非読んでみて下さい | ||||
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プリズンホテルは1〜3を読み終えた後、面白過ぎて読んでしまうのが勿体無い気持ちすら芽生えてこの「春」(4)に進むことができず、しばらく積ん読状態にあった。意を決して手に取ると、案の定一晩で完読した。内容は、孝之介が文壇最高の権威である日本文芸大賞の候補になり、珍客揃いの温泉宿を舞台にそこから多くの人間模様が繰り広げられるもので、育ての母である富江への本当の気持ちが巧く表現されており感動した。中でも、特に良かったのは52年間の懲役を務め上げ、娑婆に戻った小俣オジの男気感じる台詞であった。「男はやさしいだけじゃいけねえ。強くって、やさしくって、辛抱のきくてえのが、本物の男なんだぜ。おめえははまだ若え。しっかり性根を据えて、本物の男になれ。そうすりゃ、銭なんざ、勝手に後からついてくる」などという台詞をくすぶっている経営者に投げかけ、励ましているシーンは何度も読み返した。浅田次郎の小説ではこうした昔気質のヤクザが粋な台詞をはく部分が特に好きである。このシリーズ1〜4は絶対の自信を持ってお薦めできます。 | ||||
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プリズンホテルシリーズのラストを飾ります。ほのぼのとして、肝心なところは締まり、相変わらず泣かせます。浅田さんは現実的な人間模様や生活スタイルを書くのが上手。そして、人として何がたいせつで必要なことなのかを、心にそっと染み込ませてくれます。日々に疲れ、自分に自信が持てず、猜疑心ばかりが強くなりつつあるあなたに。オススメの一書です。 | ||||
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