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FINE DAYS



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【この小説が収録されている参考書籍】
FINE DAYS (祥伝社文庫)

FINE DAYSの評価: 3.92/5点 レビュー 26件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.92pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全18件 1~18 1/1ページ
No.18:
(5pt)

忘れていた物語

既に読んでいながら忘れていた物語。
改めて時間を経ると心に響くものが違うと感じます。
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No.17:
(5pt)

出会えてよかった本

『眠りのための暖かな場所』が特に、最高でした。同作者のほかの本も読むことにします。
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No.16:
(5pt)

繊細な世界観、優しい表現

静かで、優しくて、ひとつ、ひとつが愛にあふれた短編集です。

出会ってから15年。何度読んでも優しい気持ちになれる作品です。
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No.15:
(4pt)

4話目がおすすめ

久々に再読しました
初版平成15年とかなり前の、全4話の短編集です
最初の1~3話まではイマイチで昔の本多さんはこんなだったかぁと思いましたが
4話目のシェードが秀逸です
おばあさんの声が心に響く人は多いのではと思います
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No.14:
(4pt)

可もなく不可もなく

短編小説が4つあります。ひとつ目の話が好みで分かれることでしょう。私は苦手です。それ以外はまあまあいいのですが、ぼんやり印象の話もありました。タイトルのファインは逆説的?
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No.13:
(4pt)

「シェード」は他の短編をあわせてみてもベスト

4編が収められた短編集。

著者の翻訳もののようなスカした感じは嫌いじゃないが、「シェード」以外はもやもやが残ってしまった。

関わった人を死に至らしめるという噂のある女子高生「FINE DAYS」、死が迫った父から頼まれたのは昔の恋人を探すこと「イエスタデイズ」、妹を殺した過去に苛まれる女子大生「眠りのための暖かな場所」。

クリスマスの夜に立ち寄った中古家具屋「シェード」は、揺れ動く男心に聖夜の奇跡が訪れるという、O.ヘンリー「賢者の贈り物」を彷彿させる作品だ。作中作もぐっとくるストーリーになっている。著者の他の短編をあわせてみてもベスト。
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No.12:
(5pt)

私の人生を変えた本

私の人生を変えてくれた本。
この人は恐ろしいほど心情描写が上手い。とくに、学生の心情描写には目を瞠る。きっと本多さん自身も豊かな考えを持ちながら学生時代を過ごしてきたのだろう。
さて、表題作含め4作収録されているが、そのすべてから良くも悪くも人間味が溢れている。
温かさ、冷たさ、全てがあるからこその人間なのだと思わせてくれる素晴らしい本。
社会人にはもちろん、ぜひ学生に読んでほしい本の一つである。
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No.11:
(5pt)

楽しみました

出会いと恋愛は、時に幸福を、そして時に悲劇につながる。

そんな恋愛に、加わった出来事は、超能力のなせる業なのか、はたまた、単なる幻なのか…

シェードが一番完成度が高いと思いました。
しかし、それより、個人的にはイエスタデイズが心に響きました。
50年に近い人生、いくつかの分岐点がありました。
「あの人と一緒に生きていたらどうなっただろう?」
という疑問ももっています。
一度しかない人生が終わるとき、自分は何を考えるんだろう、と思わされました。

全ての作品が、
決して、さわやかなだけではない恋愛劇の中、とても不思議な味を出していると感じました。

楽しみました。
他の作品も読んでいきたいです。
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No.10:
(4pt)

ぼんやりと混ざり合ってゆく

短編が四本。
穏やかな人間模様に、香り付けにファンタジーを一滴だけ足したような雰囲気。

二つの物語が混ざり合う話が多い。
ぼんやりと混ざり合ってゆくのがなんとも不思議な感じ。その狭間に漂っているかのような、そんな感じ。

たまには、こういうのをぼんやり読むのもいいな。
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No.9:
(4pt)

面白い☆

4つの物語…ホラーっぽい話があったり不思議感のある話など続きが気になりあっという間に読んでしまいました☆ここ最近読んだ本の中で一番良い本でした。
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No.8:
(4pt)

失ってしまったものを。

今まで生きてきて得たものよりも 失ってきたものに目を向けてしまう。 過去には戻れないからこそ失ったものを強く思う。
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No.7:
(4pt)

おおむね良い

どの短編も面白かったが、『イエスタデイズ』に登場する若かりし父の決断が理解出来なかった。普通別れるかな!?白眉だったのは『シェード』。まるで『賢者の贈り物』のような話である。それも焼き直し程度のものではなく換骨奪胎と言っても良いような新しい内容だった。
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No.6:
(5pt)

本多氏の描く女子は、断然かっこいい。

本多氏の描く女性は「やさしくて、強くて、それでいて繊細」とても魅力的な人物描写が大好きです。「MONUMENT」でも、でてきたもうひとりの主人公の女性がとても惹かれました。本作は、4篇の小編で構成されていますが、それぞれに登場する女性が、それぞれがいろいろな背景をもっていて、複雑で、繊細で、でも気丈なんです。凛とした女性といったらいいのかな。そうした女性の葛藤や、登場人物との何気ない会話の中にある「揺れ動く心理」。それが、私の心をグッとつかみます。本多氏は、比較的多作ではない方ですが、珠玉の物語がつまっていて、よく読みます。そして、読了後にはなんともいえない「爽快なすがすがしさ」が残る。とても、すがすがしい気分になれる本多氏の作品は、本作以外もとってもおすすめです♪
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No.5:
(4pt)

読書の楽しみを広げてくれる一冊

ちょっと不思議なお話。ファンタジーやホラーにまでは行き切らないが、現実そのままでもない。不思議譚が、登場人物のピュアな心情を真っ直ぐ描ききる。ひとひねりしたラブストーリー。 表題作のラスト「今はもう覚えていない」は、美しく力を持つ一文だ。私達の通ってきた過去の、あんなに圧倒的な悲しみや喜びが、時が経ってみれば魔法にかかっていたみたいにボンヤリしてしまっていることって、本当にある。 恋愛がもう一方に持つ、影のような悲しみをうまく描いている。
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No.4:
(4pt)

『シェード』:そこにひもとかれている主人公の決意に深く胸を打たれた

ファンタジーのようなミステリーのような短編が4本収められていました。本の装丁のように明るい世界観を映し出す文体が心地よい本でした。読み始めはミステリー色が強くエンターテイメントとわりきりつつ楽しく読み進めた。しかし、読後感は全く異なるものだった。もう一度読み返す必要あり。と、特に(4)『シェード』については、そこにひもとかれている主人公の決意に深く胸を打たれたのでした。次は、スローリーティングで、読み返すこととしよう。■(1) Fine Days:高校でのお話。主人公の僕と、同じ中学出身で女子をしめている安井、そして、口数が少なく絵を描く神部は校舎の屋上で、思い思いに時を過ごす。1学年下に転校してきた髪の毛の綺麗な女の子と彼らをめぐるお話。(2) イエスタデイズ:余命宣告された父の35年前に別れた恋人を、末っ子の主人公が探しに行く話。(3) 眠りのための暖かな場所:幼少の頃妹を亡くしたという過去に縛られる大学院生の女の子が主人公。大学のゼミの後輩を通じて自分を振り返る話。(4) シェード:29歳の彼女を持つ26歳の主人公が、クリスマスプレゼントを骨董屋に買いに行く。骨董屋の窓越しにいつも眺めていたランプシェードを買い求めようとするが、それは既に売られていた。ランプシェードにまつわる物語は、彼の心にある決意を呼び起こす。
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No.3:
(5pt)

本多ワールド

「MISSING」という同著者の処女作を読んだことがある。物語はもう忘れてしまったが、本作同様本多ワールドと形容したい内容であったと記憶している。本多ワールド、なんとも独特な世界観を感じる。それは「突飛」とも言うのかもしれない。「非現実的」だとか、ただの「創作物」という意味とも違う。独特としか言いようがない世界観が広がっているのだ。「あるかも」と思わされることがそこにはある。まず、物語もさることながら人物がおもしろいのだ。何か傷をおったというか、なにやら難しい人々が登場してくる。難しい人は、「実際そんな奴はいないよ」と思う反面、「皆、こういう面持っているよね」とも思える。だから、「独特である」と表現する。本多ワールドなのだ。
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No.2:
(4pt)

本多流 ミステリー恋愛小説!

同じ短編集でもMOMENTとは一線違った作品で、ミステリーのエッセンスを加えた、正に「恋愛小説」です。1作目のFINE DAYSはやはり若さゆえ素直に結ばれなかった2人の物語であるが、もう少し心の描写を深く描いて欲しかった作品です。六番目のサヨコを読んでいるような寒さも体験できます。2作品目の「イエスタデイズ」は決して結ばれぬ相手との恋を得意のミステリーワールードで美しく描いています。3作目の「眠りの・」は正に本多ワールドの真髄である”不思議な力”を持つ人を取り巻く物語です。しかし、キレイな恋愛小説にまとまっています。4作目の「シエード」は一番完成度が高い作品で、ミステリーといよりは、ファンタジーのようですが、空想と現実がオーバーラップする描写は見事で、一気に最後まで読みたくなる作品です。読み終えた後には前向きな気持ちになれる作品です。以上の4作品でミステリー恋愛小説の世界を堪能ください。 
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No.1:
(5pt)

独特の世界観に酔いしれる。

本多さんの作品は、これまで「MISSING」と「ALONE TOGETHER」を読んでいますが、後者の作品がおぼろげな記憶ではありますがあまり好みの作品ではなかったため、彼の作品を読むのをやめてました。最近になって本屋で本作を見つけて、活字を読みたい気分だったので何となく手にとって読み始めてみたらあっという間にその独特の世界に入り込んでました。4つのストーリーのどれも奇妙で哀しくて、でもどこか救いのある物語。読後感は不思議な余韻に包まれます。中でも3つ目の「眠りのための暖かな場所」はとても良かったです。感動!というわけではないのですが(むしろ逆?)、読後感は4つの中で一番鮮烈な印象を残しました。どのお話も、「その後はどうなったの?」と、続きが気になる終わり方ではあるけれど、上手くまとまっているので特にこれといった不満もありません。普通のラブストーリーに飽きた方にぜひ読んでほしい作品です。
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