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悪の教典
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悪の教典の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.40pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全258件 81~100 5/13ページ
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氏の黒い家で扱ったサイコパス殺人鬼テーマの作品で、今回は高校が舞台となる。 前半は読んでいる側にもあまりサイコパスを感じさせない誠実な側面から次第に異常な主人公の側面が計画性を伴って発露していく過程はゾクゾクする面白さがあるが、後半の高校での大殺戮に移行すると、それまでの計算高い主人公のサイコパス性がほとんどでなくなり、単なるバトルロワイヤルスプラッターになってしまったのがやや惜しいと思わせる。 この高校大殺戮部分をもっと簡潔にして主人公のサイコパスとしての側面を強調していたら黒い家と並ぶ大傑作となりえたと思うが、それでもこの大長編を一気に読ませるパワーは凄いものがある。 | ||||
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生徒にも同僚にもPTAにも好かれる英語教師は、実は反社会性人格障害者だった。正体が暴かれるまでに何人殺されるのか。どんどん引き込まれてしまった。 | ||||
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今まで完璧やったのに、ミスが重なりついにフィナーレ。でも、何発も発砲したら近所から通報されるんじゃ。 | ||||
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学園の人気者先生が、生徒や先生の悩みをあの手この手で軽快に解決。コメディタッチで描かれていますが、心に響く筋の通った話です。感動間違いなし! | ||||
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相も変わらず賑やかな日常のトラブルを、軽快なリズムで解決する蓮見先生。束になって訪れる問題を一気に解決する妙案を思いつくが・・・。 | ||||
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蓮実のような先生がいたら、生徒からすると何ともミステリアスだと思う。 逆に、教師を職業としている方にとってはある意味痛快なストーリーかもしれない。 昨今の教師の究極のストレス発散(爆発)のような気がした。 上下巻通して二人の少女を殺める時にふと人間に戻るあたり好転を期待したが、裏切られた。貴志マジックだろう。 面白かった。 | ||||
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いつも感じる事は、妙にリアリティーがある事。現実的にはあり得ないっしょ、って思うこともあたかも自分がそこにいるかのごとく情景が目の前に現れる。 早く次を読みたい! | ||||
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楽しい感じの作品で、良かったと思います(・∀・)だから、私のように貴志さん初の人には、貴志さんに興味を持つことができる良い作品なのではないでしょうか~(*'▽ `*) 貴志さんファンの人のレビューを読むと、もっとおもしろい作品がたくさんあるみたいなので…。 それで、レビュー読んでて思ったんですけど「おすすめしません」くらいでやめておけばいいのに「読む価値ない」とか「時間の無駄」っていうのは作者にも面白いと感じた人にも失礼じゃないかな…。そういう、ちょっと考えなさすぎな人、嫌な気分になるので気をつけてほしいです('ヘ`;) | ||||
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貴志祐介の作品はこれしか読んでおらず、他の作品と比較ができないからそう感じるのかもしれないが、とても面白かった。 たしかにご都合主義満載で、「これはありえんだろ」とたびたび独り言ちながら読んだ。特に、キモいオヤジ数学教師、釣井の美人妻が、どういう動機で好きでもない釣井と結婚したのかが解らない。 しかしとても読みやすくテンポもいいので、通勤電車のなかでしか読まないというのに6日ほどで上下巻ともやっつけてしまった。 劇画を読んでいるような感覚で読める。クライマックスでは、◯◯ってどんな生徒だったかとか、誰がどこに隠れているとかいったようなことは、覚えていなくても、どんどん読み進めて行けば楽しめる。 本棚のなかの本のように、死体を隠すなら死体のなかにと生徒たちを皆殺しにする蓮見の発想がサイコパシックで好きだ。 | ||||
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パソコン遠隔操作事件を起こした片山被告の弁護士がビデオニュースドットコムに出演した際に、紹介していたので読んでみた。本書を読む個人的な文脈として、冷たい熱帯魚を観たこと、埼玉愛犬家連続殺人事件や北九州監禁殺人事件のことがある。そういった前提をもったうえで本書を読んだ私にとって、本書は良書であった。そして、単なるエンターテイメントとして読むのはまとはずれに見えてならない。おもしろいとかおもしろくないとか文章がすごいとかいう次元で語られるような小説ではないのではないと思えてならない。私は本書を、蓮実のような人物はわれわれの身近に存在しうることの警告として読んだ。もちろんホラー小説として読んでおもしろく読めるのは当然だ。しかし、蓮実のような人物がリアリティをもつ社会にわれわれが生きていることを私は考えてみたい。 | ||||
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狂気的な内容、とても楽しめました。しかし主人公のモチーフがわかってしまったところが残念でした。「のぞき屋」という漫画の登場人物です。 | ||||
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読みやすくてどんどん話に引き込まれていきました。ちょっと怖かったけど。 | ||||
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エーイ!!(笑)グッモーニン!!!!(笑)(笑)(笑)バギュン!!グチャン!!ベチャリ!!グチャリ!!『センセイ!!なんでこんなことをするんですか・・・・!?』グッドクエスチョン!!!!バギャン!!ベチャ!!・・・・フフ・・・・(笑)・・・・『みんな』『卒業』オメデトウ・・・・(笑)(笑) | ||||
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おはようございます(笑)おはようございまーす!!(笑)フフ・・・・今日宿題忘れてきちゃった・・・・(笑)バギュン!!美チャ!!・・・・(笑) | ||||
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下巻の内容にしぼったレビューです。お気に入りの作品です。 いよいよ、主人公「ハスミン」による大虐殺がはじまるのですが、上巻では狩られる対象がただなすすべもなく殺されていく展開だったのに対し、下巻ではそれなりに抵抗を示します。体力に優れる者、知力にすぐれるもの。いろいろな特技を持つ人物が出てきます。それぞれが、どういう風にこの得体の知れない殺人鬼から身を守ろうとするか。そのやり取りが面白くて、はまれば一気に読み終えてしまえます。 残念なのは、単行本2冊では到底生徒たちの個性を書ききれない点でしょうか。 | ||||
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この人は、人間の歪んだ欲望や、悪い感情をエンターテイメントに昇華して読ませるのがうまい。 この作品の主人公はサイコパスだ。サイコパスとは共感能力が欠如してるらしい。 つまりは人の気持ち、例えば人が痛がる様や、普通の人が感じるであろう悲しみや負の感情が理解できないらしい。 悪役にはもってこいの、完全無欠のダークヒーロだ。 かといって、何か信念があったりする訳ではない。小説に書いてあるが殺人を犯す理由なんて些細なことだ。 本人にとっては重要なことでも、普通の人から見たら、え?こんなことが人を殺す理由になるの?と思う。 この主人公の場合は生徒たちにある行為がバレそうになり、その口封じの方法として、一番合理的なのが 生徒全員皆殺しという結論になる。選択肢の中に人殺しという選択があるだけなのだ。 復讐や、命の危機に晒されたとか劇的な理由ではなく、ただ単ににそれが一番合理的で正しいと思ったから こんな人っているのかなと正直思ったが、いるのだろう。ただそれが殺人という結果に現れてないだけで・・・ 貴志さんの小説を読んでいつも思うのが、善人と悪人の境目がないな というところだ。 いるんだよね、たぶん、こんな人。いつもは周りにいい顔してるけどものすごく計算してて、自分の利益を最大限にすることばっかり考えてる人。でもこんなタイプの人でも会社の社長とかになれば、社員はシビアに切り捨てるけど、会社の業績は物凄く上げてくれそう。個人的にはアメリカのCEOとかにサイコパスが多いイメージだ。 エネルギーの使い方なんだろう。 貴志さんの恐怖の書き方って、こんな奴が普通に自分たちの周りにいるかも?って想像させることなんですよね。正直自分にも何人か思い当たるし、もしかしたら自分もそんなとこがあるのかも知れない。 特別な場所で特別なことが起きるじゃなくて、どこにでもある風景で起きてしまう狂気。 ふと、気づいたら隣にこんな奴がいて、もしかしたらこんな事件実際にありえるんじゃないかと思わせるリアル。 天使の囀りの線虫のリアルティとかクリムゾンの迷宮のリアルな人間描写とか、作品の雰囲気はライトノベルなんだけど、核となる部分が生々しいんですよね。思わず目を覆いたくなる。でも見たくなる。目が離せない作家ですなぁ。 評価が異常に割れてるのは、メジャーなって、今まで水面下でひっそり楽しんでたファンが反発を起こしてるんじゃないですかね。昔の作品もおもしろいけど、悪の教典も昔とか変わらず、いや読みやすさはこっちのがいいかも。(見やすくなった分、気持ち悪いとこが薄れてそこが反発食らってんのかな?) 取り敢えずレビューは気にせず、先入観無しに読んでみてください。 乗りたいけど乗りたくないジェットコースターみたいな質のいい恐怖が味わえますよ。 | ||||
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上巻に絞った感想です。個人的にとても気に入ってる作品です。 悪役の目線で話が進んでいきます。基本的に他人を物とか道具としてしか見ていない感じの主人公です。 多くの女性は読んでて気分が悪くなる描写が多々あると思います。 教師を信頼する生徒の純粋さを逆手にとって、いいように扱うからです(上巻では肉としか見ていません)。 主人公に排除される面々も、いまいち悪役になりきれて無い感があり、主人公の酷さだけがどんどん際立ってきます。 人がどんどん減っていきますが(死亡または追放)、いわゆる館もののような「次は誰が犠牲者に?」といった先の期待感みたいなものはあまりないです。 では、何が面白いのか。何に対して感情移入できるのか。 主人公「ハスミン」は、実は意外と現代人の感性を反映していて、そういう視点で読み出したら、こいつは次に何をやらかす気なんだ? と、とても楽しく読めるようになりました。 自分と意見の会わない人間はいなくなればいい。価値観の異なる人間と共存する道など模索しない。 人間関係は、利害の一致があるかどうかが判断基準。 実在する人間と触れ合わず、画面の向こうの人間とのみ接して育ってしまった感じ。 なんかこれって、現代のネット社会が抱える問題を反映しているようにも思います。 だから、このような主人公は大変興味深く感じます。面白い。 | ||||
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サイコパスの話を読みたい人にはおすすめ。人が死ぬ話が嫌いな人にはおすすめしない。 | ||||
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学校内で人気の英語教師が徐々に自分の思い通りに 学校を支配していき、最後行き着くところまでいって しまう内容です。 ストーリーの展開はそんなに驚かされるものでも なかったし、読後によくよく考えれば、いかにも ありそうな話ではあります。にもかかわらず、結構 あっという間に読み終わった気がします。 おそらく著者の書き方に理由があるような。 展開の一つ一つをうまくまとめて、その展開の グループでちょっとずつ、おちというか、結末を つけて次につなげていくような感じがするので 次がどうしても読みたくなってしまう。 相変わらず貴志祐介の世界に引き込まれてしまった。 しかし、この本は久しぶりに読んでいて気分が 悪くなった。えげつない表現であったりということ もあるかもしれないが、それは「天使の囀り」や 「クリムゾンの迷宮」でも同じなのに、なぜかを考えて いたら、すっきり感がなく終わる結末のせいの 気がしてきた。 最近では「新世界より」にしても、もう少しポジティブで 且つストーリーに結論をつける形で終わったのに対して 本作品では、結局蓮実教諭は終始一貫して、蓮実教諭 で終わったからかもしれない。 しかし、結果的に面白かったので、やはり自分は 著者の作品がすきなのだと思います。なので、今までの 著者の作品が好きな人は、本作品も結局面白いと 思うので、お勧めできます。それ以外の人は、どうでしょう。 ほかの作品に比べて、思いっきり好き嫌いが分かれそうな気 がするので、別の作品を先に読むことをお勧めします。。。 | ||||
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一気によんでしまいました。映画からだいぶ時間があいたのでまたしんせんでした。 今をよく描いているとおもいました。 | ||||
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