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悪の教典



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【この小説が収録されている参考書籍】
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悪の教典

悪の教典の評価: 3.41/5点 レビュー 495件。 Aランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.41pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全260件 81~100 5/13ページ
No.180:
(5pt)

いかにも貴志作品らしくて面白い

amazonレビューを参考に読む本を決めている私は、この本の評価が低いので今まで読んでいなかった。
しかし、他の貴志作品と変わらず、面白かった。

よくこんなストーリー思いつくよなぁ。やはり天才だと思う。
あとは、この人のエロとグロの描写、ブラックユーモアがやっぱり好きだ。

感情移入して本を読む人には苦手なんだろうけどね。
悪の教典 上Amazon書評・レビュー:悪の教典 上より
4163293809
No.179:
(5pt)

おもしろかったです

おもしろかったです
また読みたいと思うストーリーでした。。。。
悪の教典 下Amazon書評・レビュー:悪の教典 下より
4163295208
No.178:
(5pt)

評価は意外と厳しいようだけど…

小説の売上ランキングで上位にランクインしていたので何気なく購入。
貴志祐介の他の作品としては『黒い家』『天使の囀り』を読んでいたので期待値もかなりのものでした。

生徒からの支持が厚い高校教師である主人公蓮実。その本性はとんでもないサイコパスであり
学校を自分の思うがままに支配しようとするストーリー。
読み出してみるとなかなか面白い。続きが気になって止まらない。
ダークヒーローである蓮実が様々な悪行を教師、生徒相手に行うが
次はどんなことをやらかすだろう、というワクワクが最後まで止まらず、
上下巻を2日間で読み切ってしまった。まだ終わってほしくない!と思った本も珍しいです。

内容的にはとても面白かったけど、いくつか不満な点も。

まず一つはとにかく主人公蓮実の起こす行動が何でもかんでもうまく事が運びすぎな点。
ここまでうまくいくかな~、といったことは毎度のこと。
やる事なす事全てがうまくいってしまう器用なところも蓮実の魅力ではあるんだけど…

もう一つ。学園ものには仕方がないことかもしれないが登場人物が多すぎる点。
下巻になると、ひとクラス分の生徒が出てくるので、これ誰だったっけ?と思い出せず、
読みながら以前の登場シーンまでページを戻すこともしばしば。

不満な点も挙げましたが十分に楽しませて頂きました。
意外と他の皆さんの評価は厳しいようですね。
バトルロワイヤルの様な殺戮ショーがお好きな方にはピッタリだと思いますよ。
ぜひ読んでみて下さい。
悪の教典 上Amazon書評・レビュー:悪の教典 上より
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No.177:
(4pt)

前半の緻密さが後半まで持続していれば・・・

氏の黒い家で扱ったサイコパス殺人鬼テーマの作品で、今回は高校が舞台となる。
前半は読んでいる側にもあまりサイコパスを感じさせない誠実な側面から次第に異常な主人公の側面が計画性を伴って発露していく過程はゾクゾクする面白さがあるが、後半の高校での大殺戮に移行すると、それまでの計算高い主人公のサイコパス性がほとんどでなくなり、単なるバトルロワイヤルスプラッターになってしまったのがやや惜しいと思わせる。
この高校大殺戮部分をもっと簡潔にして主人公のサイコパスとしての側面を強調していたら黒い家と並ぶ大傑作となりえたと思うが、それでもこの大長編を一気に読ませるパワーは凄いものがある。
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No.176:
(4pt)

反社会性人格障害者

生徒にも同僚にもPTAにも好かれる英語教師は、実は反社会性人格障害者だった。正体が暴かれるまでに何人殺されるのか。どんどん引き込まれてしまった。
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No.175:
(4pt)

何人殺すねん

今まで完璧やったのに、ミスが重なりついにフィナーレ。でも、何発も発砲したら近所から通報されるんじゃ。
悪の教典 下Amazon書評・レビュー:悪の教典 下より
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No.174:
(5pt)

ハートフル学園ドタバタコメディ

学園の人気者先生が、生徒や先生の悩みをあの手この手で軽快に解決。コメディタッチで描かれていますが、心に響く筋の通った話です。感動間違いなし!
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No.173:
(5pt)

ハートフル学園ドタバタコメディ完結編

相も変わらず賑やかな日常のトラブルを、軽快なリズムで解決する蓮見先生。束になって訪れる問題を一気に解決する妙案を思いつくが・・・。
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No.172:
(4pt)

最後は…

蓮実のような先生がいたら、生徒からすると何ともミステリアスだと思う。
逆に、教師を職業としている方にとってはある意味痛快なストーリーかもしれない。
昨今の教師の究極のストレス発散(爆発)のような気がした。
上下巻通して二人の少女を殺める時にふと人間に戻るあたり好転を期待したが、裏切られた。貴志マジックだろう。
面白かった。
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No.171:
(4pt)

久々に貴志さん読みました。

いつも感じる事は、妙にリアリティーがある事。現実的にはあり得ないっしょ、って思うこともあたかも自分がそこにいるかのごとく情景が目の前に現れる。
早く次を読みたい!
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No.170:
(5pt)

貴志さん初心者ですが

楽しい感じの作品で、良かったと思います(・∀・)だから、私のように貴志さん初の人には、貴志さんに興味を持つことができる良い作品なのではないでしょうか~(*'▽ `*)
貴志さんファンの人のレビューを読むと、もっとおもしろい作品がたくさんあるみたいなので…。

それで、レビュー読んでて思ったんですけど「おすすめしません」くらいでやめておけばいいのに「読む価値ない」とか「時間の無駄」っていうのは作者にも面白いと感じた人にも失礼じゃないかな…。そういう、ちょっと考えなさすぎな人、嫌な気分になるので気をつけてほしいです('ヘ`;)
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No.169:
(4pt)

貴志作品はこれしか知らない読者の感想

貴志祐介の作品はこれしか読んでおらず、他の作品と比較ができないからそう感じるのかもしれないが、とても面白かった。
たしかにご都合主義満載で、「これはありえんだろ」とたびたび独り言ちながら読んだ。特に、キモいオヤジ数学教師、釣井の美人妻が、どういう動機で好きでもない釣井と結婚したのかが解らない。
しかしとても読みやすくテンポもいいので、通勤電車のなかでしか読まないというのに6日ほどで上下巻ともやっつけてしまった。
劇画を読んでいるような感覚で読める。クライマックスでは、◯◯ってどんな生徒だったかとか、誰がどこに隠れているとかいったようなことは、覚えていなくても、どんどん読み進めて行けば楽しめる。
本棚のなかの本のように、死体を隠すなら死体のなかにと生徒たちを皆殺しにする蓮見の発想がサイコパシックで好きだ。
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No.168:
(5pt)

片山祐輔被告のこと

パソコン遠隔操作事件を起こした片山被告の弁護士がビデオニュースドットコムに出演した際に、紹介していたので読んでみた。本書を読む個人的な文脈として、冷たい熱帯魚を観たこと、埼玉愛犬家連続殺人事件や北九州監禁殺人事件のことがある。そういった前提をもったうえで本書を読んだ私にとって、本書は良書であった。そして、単なるエンターテイメントとして読むのはまとはずれに見えてならない。おもしろいとかおもしろくないとか文章がすごいとかいう次元で語られるような小説ではないのではないと思えてならない。私は本書を、蓮実のような人物はわれわれの身近に存在しうることの警告として読んだ。もちろんホラー小説として読んでおもしろく読めるのは当然だ。しかし、蓮実のような人物がリアリティをもつ社会にわれわれが生きていることを私は考えてみたい。
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No.167:
(4pt)

惜しい

狂気的な内容、とても楽しめました。しかし主人公のモチーフがわかってしまったところが残念でした。「のぞき屋」という漫画の登場人物です。
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No.166:
(4pt)

読みやすい

読みやすくてどんどん話に引き込まれていきました。ちょっと怖かったけど。
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No.165:
(5pt)

ハスミンの授業がハジマルヨ・・・・(笑)(笑)(笑)

エーイ!!(笑)グッモーニン!!!!(笑)(笑)(笑)バギュン!!グチャン!!ベチャリ!!グチャリ!!『センセイ!!なんでこんなことをするんですか・・・・!?』グッドクエスチョン!!!!バギャン!!ベチャ!!・・・・フフ・・・・(笑)・・・・『みんな』『卒業』オメデトウ・・・・(笑)(笑)
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No.164:
(5pt)

ウワダッサ・・・・

おはようございます(笑)おはようございまーす!!(笑)フフ・・・・今日宿題忘れてきちゃった・・・・(笑)バギュン!!美チャ!!・・・・(笑)
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4163295208
No.163:
(4pt)

生徒たちの抵抗が面白い

下巻の内容にしぼったレビューです。お気に入りの作品です。

いよいよ、主人公「ハスミン」による大虐殺がはじまるのですが、上巻では狩られる対象がただなすすべもなく殺されていく展開だったのに対し、下巻ではそれなりに抵抗を示します。体力に優れる者、知力にすぐれるもの。いろいろな特技を持つ人物が出てきます。それぞれが、どういう風にこの得体の知れない殺人鬼から身を守ろうとするか。そのやり取りが面白くて、はまれば一気に読み終えてしまえます。

残念なのは、単行本2冊では到底生徒たちの個性を書ききれない点でしょうか。
悪の教典 下Amazon書評・レビュー:悪の教典 下より
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No.162:
(4pt)

純然たる、悪のエンターテイメント作品

この人は、人間の歪んだ欲望や、悪い感情をエンターテイメントに昇華して読ませるのがうまい。
この作品の主人公はサイコパスだ。サイコパスとは共感能力が欠如してるらしい。
つまりは人の気持ち、例えば人が痛がる様や、普通の人が感じるであろう悲しみや負の感情が理解できないらしい。
悪役にはもってこいの、完全無欠のダークヒーロだ。
かといって、何か信念があったりする訳ではない。小説に書いてあるが殺人を犯す理由なんて些細なことだ。
本人にとっては重要なことでも、普通の人から見たら、え?こんなことが人を殺す理由になるの?と思う。
この主人公の場合は生徒たちにある行為がバレそうになり、その口封じの方法として、一番合理的なのが
生徒全員皆殺しという結論になる。選択肢の中に人殺しという選択があるだけなのだ。

復讐や、命の危機に晒されたとか劇的な理由ではなく、ただ単ににそれが一番合理的で正しいと思ったから
こんな人っているのかなと正直思ったが、いるのだろう。ただそれが殺人という結果に現れてないだけで・・・

貴志さんの小説を読んでいつも思うのが、善人と悪人の境目がないな というところだ。
いるんだよね、たぶん、こんな人。いつもは周りにいい顔してるけどものすごく計算してて、自分の利益を最大限にすることばっかり考えてる人。でもこんなタイプの人でも会社の社長とかになれば、社員はシビアに切り捨てるけど、会社の業績は物凄く上げてくれそう。個人的にはアメリカのCEOとかにサイコパスが多いイメージだ。

エネルギーの使い方なんだろう。

貴志さんの恐怖の書き方って、こんな奴が普通に自分たちの周りにいるかも?って想像させることなんですよね。正直自分にも何人か思い当たるし、もしかしたら自分もそんなとこがあるのかも知れない。
特別な場所で特別なことが起きるじゃなくて、どこにでもある風景で起きてしまう狂気。
ふと、気づいたら隣にこんな奴がいて、もしかしたらこんな事件実際にありえるんじゃないかと思わせるリアル。

天使の囀りの線虫のリアルティとかクリムゾンの迷宮のリアルな人間描写とか、作品の雰囲気はライトノベルなんだけど、核となる部分が生々しいんですよね。思わず目を覆いたくなる。でも見たくなる。目が離せない作家ですなぁ。

評価が異常に割れてるのは、メジャーなって、今まで水面下でひっそり楽しんでたファンが反発を起こしてるんじゃないですかね。昔の作品もおもしろいけど、悪の教典も昔とか変わらず、いや読みやすさはこっちのがいいかも。(見やすくなった分、気持ち悪いとこが薄れてそこが反発食らってんのかな?)

取り敢えずレビューは気にせず、先入観無しに読んでみてください。
乗りたいけど乗りたくないジェットコースターみたいな質のいい恐怖が味わえますよ。
悪の教典Amazon書評・レビュー:悪の教典より
4163809805
No.161:
(4pt)

主人公は実は意外と現代人の感性を反映している

上巻に絞った感想です。個人的にとても気に入ってる作品です。

悪役の目線で話が進んでいきます。基本的に他人を物とか道具としてしか見ていない感じの主人公です。
多くの女性は読んでて気分が悪くなる描写が多々あると思います。
教師を信頼する生徒の純粋さを逆手にとって、いいように扱うからです(上巻では肉としか見ていません)。

主人公に排除される面々も、いまいち悪役になりきれて無い感があり、主人公の酷さだけがどんどん際立ってきます。
人がどんどん減っていきますが(死亡または追放)、いわゆる館もののような「次は誰が犠牲者に?」といった先の期待感みたいなものはあまりないです。

では、何が面白いのか。何に対して感情移入できるのか。

主人公「ハスミン」は、実は意外と現代人の感性を反映していて、そういう視点で読み出したら、こいつは次に何をやらかす気なんだ? と、とても楽しく読めるようになりました。

自分と意見の会わない人間はいなくなればいい。価値観の異なる人間と共存する道など模索しない。
人間関係は、利害の一致があるかどうかが判断基準。
実在する人間と触れ合わず、画面の向こうの人間とのみ接して育ってしまった感じ。
なんかこれって、現代のネット社会が抱える問題を反映しているようにも思います。

だから、このような主人公は大変興味深く感じます。面白い。
悪の教典 上Amazon書評・レビュー:悪の教典 上より
4163293809

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