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殺人を一パイント



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【この小説が収録されている参考書籍】
殺人を一パイント (創元推理文庫)

殺人を一パイントの評価: 3.67/5点 レビュー 3件。 -ランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点3.67pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全2件 1~2 1/1ページ
No.2:
(4pt)

ジェネットとマドックの恋の始まり

この作品は、ジェネット&マドックシリーズの第1作目にあたる。カナダの田舎町で起きた連続殺人事件の真相を、素人探偵のジェネットと騎馬警官のマドックが力を合わせて探り出すというストーリー。変わり者揃いの脇役達が織りなす騒動は茶番劇の様相を呈していて、ユーモアセンスに満ちた洒落た会話のやり取りに思わず頬が緩んでしまう。しかし、ほのぼのとした雰囲気を保ちながらも、真犯人とその動機の謎解きは最後までなかなか正体を見せず、ミステリーとしてもちゃんと読ませる構成になっている。ジェネットとマドックの恋模様がこの後どのように発展していくのか、とても気になってしまうだろう。
殺人を一パイント (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:殺人を一パイント (創元推理文庫)より
4488246141
No.1:
(4pt)

マドック&ジョネットのユーモア・ミステリー第一弾

隣の家まで何マイルもあるようなカナダの田舎町。堅実な農家の娘ジョネットは、都会での恋に破れて実家に戻ってきた。ちょうどそこへ近所の古い邸宅に住む頑固ばあさんが食中毒で死亡した。「これはきっと事故に見せかけた殺人よ」冷静な頭脳と良識と行動力と料理の腕前。探偵役のジョネットは魅力的すぎる。マドックならずとも惚れ込んでしまいそう。(二人の仲の進展がこのシリーズのテーマになっています。)日常生活を舞台にした作品なので、あまり日本では知られていないカナダの生活や警察事情がよくわかりました。奇矯な住人たちが織りなす田舎特有の濃密な人間関係が、なかなか愉快に描かれています。登場する料理がなんともおいしそう。読んでおなかの空く小説でした。
殺人を一パイント (創元推理文庫)Amazon書評・レビュー:殺人を一パイント (創元推理文庫)より
4488246141

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