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万能鑑定士Qの事件簿VI
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万能鑑定士Qの事件簿VIの評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点4.26pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全27件 21~27 2/2ページ
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この巻で「ああ、このシリーズは面白いシリーズなんだな」と実感させられました。 無駄がない、二転三転する先の読めない物語はシリーズ中、IX巻と並んで優れて いると思います。ライバルの雨森華蓮の描き方が巧いのと、彼女が莉子と同じ 実力の持ち主だとアピールする事で対決が盛り上がります。 序盤のH&Mのトリックも面白く、中盤の鎌倉の豪邸での鑑定勝負も、よくこんなに 沢山の鑑定を思いつくものだと感心しますし、終盤の追い詰め方も見事です。 しかし最後の方の松島の「歩道橋まで百メートル」というヒントは、今となっては 悲劇の予兆のようで何とも言えない描写に思えます。 後、ハリセンボンみたいな華蓮の手下二人のうち、太った方は逃げおおせたままと 思いましたが、結果はIX巻で明らかになりましたね。 | ||||
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【あらすじ】 物語はある詐欺事件の顛末から始まる。 衣服の製造工場を営む男は、卓越した詐術と仕込みによって、詐欺に使用するブランド品を模倣した衣服の製造を依頼され、受注品を掠め取られる。その時、優れた知識と鑑定眼を発揮した主犯格の女性、雨森華蓮は国際指名手配されている詐欺師で「All-round Counterfeiter(万能贋作者)」と呼ばれていた。 【感想】 3巻同様、早い段階で犯人が特定される「倒叙もの」。今回の敵は、主人公と同種の能力を持つ人物とみなされ、彼女との知恵比べが主体になる。 莉子は警察におとり捜査を依頼され、「彼女が次に贋作するモノは何か?」を見極める事になるのだが、それが今回の話の肝になる。 こういった一対一の「VSもの」は敵が強ければ強いほど、そしてちゃんと最後に主人公に華を与えるほど、物語として映えるのである。その為、終盤までは終止、敵の思惑に嵌まりながら行動するが、最後にはちゃんと溜飲を下げる形で終わらせるのでご安心を。 | ||||
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面白かったです。今回は莉子のライバル的な存在もあり、より莉子の博識ぶりが際立った思います。(同時に作者さんの博識ぶりにも脱帽です。)次回作も楽しみにしています。 | ||||
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「万能鑑定士Q」シリーズ6作目です。今回は万能贋作者なるものとの対決ですが、この敵がQに匹敵するくらい魅力的なキャラクターで、両雄対決が見所です。いつもどおり、雑学・蘊蓄が随所に散りばめられていて、「へー」となります。万能鑑定士Qこと凜田莉子の魅力は巻を追う毎に極まってきており、お決まりのパターンが出来上がってきました。勧善懲悪。水戸黄門みたいなものですね。なので、読者としては安心して読み進めることができます。リーダビリティがあって、軽いので、3時間程度で読み終えられ、十分に楽しめます。松岡氏は現在このQシリーズしか書いていないようですが、また千里眼シリーズの最新作も出してくれないかなと個人的には思っています。 | ||||
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前作がシリーズ中ベストと感じましたが、今回のはそれを更新しました。 著者の持ち味の外連味を持ち直しぐいぐい惹きつけられます。 小笠原君はドジなままですが好感の持てる描き方になってきました。 それと今作は恐ろしいまでの鑑定量でした。笑えるところも多かったです。 | ||||
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5作目からこのシリーズは一段と面白くなってきていると思います。 今回は変則的なプロットで先が予想しづらくしてあり楽しめました。 鑑定が味付けでなくちゃんと話の中心になってたのも理由かもしれません。 詐欺師との対決は3巻同様ですがこちらの方がずっと面白かったです。 莉子のライバルキャラの設定がうまくいっていたからかもしれません。 | ||||
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シリーズ6作目です。万能贋作士が出てきます。今回の舞台は日本です。主に神奈川でしょうか。お馴染みの警部補さんも出てきます。個人的には小笠原さんが面白かったですね。微笑ましいというか、かわいそうというか(笑)。あとは角川ネタも面白いですね。『涼宮ハルヒ』って単語が出てきたときは思わず笑ってしまいました。 毎度ながら莉子の知識には驚かされますね。というか作者さんでしょうか。どこであんな知識を仕入れるんでしょう?不思議でなりません。次回作はどうなるのでしょう?発売は12月25日となっていましたが、今から楽しみです。 | ||||
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