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さらば雑司ヶ谷
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さらば雑司ヶ谷の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.68pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全35件 21~35 2/2ページ
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水道橋ハカセが良いといっていたので、読んでみました。 なんか、最後まで力技で押し切った感じです。 ドンデン返しが、そこかと思いましたが。 (もっと別なものを想像していたので。。。) あと、もっとタランティーノ色が強いと思ったんですけど、 途中、舞城色が強くなり、 どうにもいろいろ詰め込み過ぎた感もあります。 蛇足ですけど、自分も一時期、雑司ヶ谷に住んでいたので、 鬼子母神とか、音大とか、懐かしいです。 でも、あの町をネタに小説を書こうとは、想像もしなかったので、 有る意味、感嘆しました。 | ||||
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是非、一読してください! レイモンド・チャンドラーも原○も読みましたが、どれもピンとこなかった私ですが この本は「2009年現在のハードボイルド」を教えてくれました。 それだけではなく、R35にはたまらない小ネタ(個人的にツボだったのは ”鯛焼きディナー”)も満載で、過激な話の合間のちょっとした箸休めになってます。 この本を読んでやりたくなること・・・。 久しぶりにオザケンを聴きたくなる。 グーグルマップで雑司ヶ谷を調べたくなる。 タランティーノの映画を観たくなる。 今一番期待している作家さんです! | ||||
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是非、一読してください! レイモンド・チャンドラーも原○も読みましたが、どれもピンとこなかった私ですが この本は「2009年現在のハードボイルド」を教えてくれました。 それだけではなく、R35にはたまらない小ネタ(個人的にツボだったのは ”鯛焼きディナー”)も満載で、過激な話の合間のちょっとした箸休めになってます。 この本を読んでやりたくなること・・・。 久しぶりにオザケンを聴きたくなる。 グーグルマップで雑司ヶ谷を調べたくなる。 タランティーノの映画を観たくなる。 今一番期待している作家さんです! | ||||
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レビューがあまりの高評価だったのと『雑司ヶ谷』というなんともミステリアスな地名に魅かれて 久しぶりにわくわくしながら読んだ一冊。 結果は 期待裏切らず! (特別専用機で)空港に降り立った主人公の登場場面からもう一気に引きずり込まれます。 『雑司ヶ谷の女帝』泰、そのプリンスとして育った物語の主人公、太郎ちゃん。 設定は物々しく大がかりで、それでいて、ひょっとして秘かに実在するんじゃないか...と思わせる。 東京の田舎>猥雑と歴史がない交ぜになった町の不思議な匂いは この土地に生まれ育った作者の手によってとてもセンスよく描かれていて ハードボイルド&バイオレンス小説とオビにはあるが禍々しさは感じない。 作者の元編集者という前歴は、作中様々な手中の駒を軽々と使い分けながらも けっして勢いで走り抜けることのない抑制の利いた文章が ともすれば暑苦しくなりがちなこの手の小説をスッキリとしたものに仕上げている。 特筆すべきはセックス・シーン... かなりハードながらどこか可笑しみを覚えさせる独特な感覚は、そのまま作品全体にも通じて象徴的。 | ||||
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レビューがあまりの高評価だったのと『雑司ヶ谷』というなんともミステリアスな地名に魅かれて 久しぶりにわくわくしながら読んだ一冊。 結果は 期待裏切らず! (特別専用機で)空港に降り立った主人公の登場場面からもう一気に引きずり込まれます。 『雑司ヶ谷の女帝』泰、そのプリンスとして育った物語の主人公、太郎ちゃん。 設定は物々しく大がかりで、それでいて、ひょっとして秘かに実在するんじゃないか...と思わせる。 東京の田舎>猥雑と歴史がない交ぜになった町の不思議な匂いは この土地に生まれ育った作者の手によってとてもセンスよく描かれていて ハードボイルド&バイオレンス小説とオビにはあるが禍々しさは感じない。 作者の元編集者という前歴は、作中様々な手中の駒を軽々と使い分けながらも けっして勢いで走り抜けることのない抑制の利いた文章が ともすれば暑苦しくなりがちなこの手の小説をスッキリとしたものに仕上げている。 特筆すべきはセックス・シーン... かなりハードながらどこか可笑しみを覚えさせる独特な感覚は、そのまま作品全体にも通じて象徴的。 | ||||
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B級といってもメジャーな作品では決して味わう事の出来ない世界が待ち受けてます。 映画に例えるとタランティーノとロバート・ロドリゲスが作る世界観といった感じでしょうか。 デビュー作だけあって著者が今まで影響を受けてきた人物や作品の要素が随所にちりばめられて集大成とも言える。 著者と同世代のR30、R40の方に特におすすめ。 タモリ、オザケン、みうらじゅん、パルプフィクションなどのワードに反応された方は読んでみてください。 続編「雑司ヶ谷R.I.P」に十分期待がもてる作品です。 | ||||
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B級といってもメジャーな作品では決して味わう事の出来ない世界が待ち受けてます。 映画に例えるとタランティーノとロバート・ロドリゲスが作る世界観といった感じでしょうか。 デビュー作だけあって著者が今まで影響を受けてきた人物や作品の要素が随所にちりばめられて集大成とも言える。 著者と同世代のR30、R40の方に特におすすめ。 タモリ、オザケン、みうらじゅん、パルプフィクションなどのワードに反応された方は読んでみてください。 続編「雑司ヶ谷R.I.P」に十分期待がもてる作品です。 | ||||
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読んでいてドキドキとわくわくがずっと続きました。読んだ後一日中仕事が楽しくて仕方ありませんでした。仕事が終わってまた読んだらやはりドキドキとわくわくがとまりませんでした。こんな世界があるなんて知らないしたぶんこれからも知らずに過ごすと思います。続編出るんですか?買います。 オザケンとタモリが個人的にツボでした。 | ||||
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読んでいてドキドキとわくわくがずっと続きました。読んだ後一日中仕事が楽しくて仕方ありませんでした。仕事が終わってまた読んだらやはりドキドキとわくわくがとまりませんでした。こんな世界があるなんて知らないしたぶんこれからも知らずに過ごすと思います。続編出るんですか?買います。オザケンとタモリが個人的にツボでした。 | ||||
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新潮社のPR雑誌「波」で町山智浩氏が、「本の雑誌」で北上次郎氏が絶賛しているので、 うん、これは間違いないだろうと思って購入してみました。 いざ読み始めると… とにかく荒唐無稽、とにかくハチャメチャな面白さ! 読み始めると最後まで止まりません。どんてん返しも十回ぐらいあります。 昔のロッキング・オンや、安達哲の『さくらの唄』、長谷川和彦の『青春の殺人者』と『太陽を盗んだ男』、鈴木則文の一連の作品、原りょう、馳星周、笠原和夫、オザケンなど、これらの固有名詞にふたつ以上ピンと来た人は、是非是非読んでいただきたい! 損はないと思います。 なぜ白石一文氏が帯文で、「十年にひとりの才能です」と断言したのかが、 わかるような気がしました。この勢いで次回作も期待しています。 ぜひアンドリュー・ラウかジョニー・トーで映画化を! もちろん雑司ヶ谷オールロケのモノで観たいです! | ||||
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新潮社のPR雑誌「波」で町山智浩氏が、「本の雑誌」で北上次郎氏が絶賛しているので、 うん、これは間違いないだろうと思って購入してみました。 いざ読み始めると… とにかく荒唐無稽、とにかくハチャメチャな面白さ! 読み始めると最後まで止まりません。どんてん返しも十回ぐらいあります。 昔のロッキング・オンや、安達哲の『さくらの唄』、長谷川和彦の『青春の殺人者』と『太陽を盗んだ男』、鈴木則文の一連の作品、原りょう、馳星周、笠原和夫、オザケンなど、これらの固有名詞にふたつ以上ピンと来た人は、是非是非読んでいただきたい! 損はないと思います。 なぜ白石一文氏が帯文で、「十年にひとりの才能です」と断言したのかが、 わかるような気がしました。この勢いで次回作も期待しています。 ぜひアンドリュー・ラウかジョニー・トーで映画化を! もちろん雑司ヶ谷オールロケのモノで観たいです! | ||||
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素晴らしい。絶賛に値する。この作家は、日本の文壇にろくでもないテロを起こしてくれるだろう。曖昧模糊とした「文学」も、浅薄な娯楽小説も、無駄に分厚いミステリー小説も、理解に時間を要する伝奇も、キャラ萌えの自家中毒に冒されたライトノベルも、まさしく「ゲリラ豪雨で皆殺し」。 舞台となる雑司ヶ谷、帯の白石一文&みうらじゅんのコメント、帯裏の『不夜城』+『私が殺した少女』+『こころ』という形容、表紙を飾る牧かほりのイラスト、山崎洋一郎のブログ・・・とっかかりは何でもいい。万人受けするとかしないとかそういう問題ではなく、どんな価値観を持ちどんな色眼鏡を掛けていようが、この本を手にとって読みさえすればフレームもレンズも粉々にぶっ壊される。とりあえず、必読。 | ||||
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怒濤の展開に、休む暇もなく読み込んでしまいました! 「おおそうか、そういう展開ならば、こちらも更に読み進めてやる!」 てな具合で何かこちら側でもけしかけたくなるというか… その理由は読み出せばお分かりいただけるかと。 これからの作品にも大いに期待したくなる作品、作家さんだと思います。 | ||||
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怒濤の展開に、休む暇もなく読み込んでしまいました! 「おおそうか、そういう展開ならば、こちらも更に読み進めてやる!」 てな具合で何かこちら側でもけしかけたくなるというか… その理由は読み出せばお分かりいただけるかと。 これからの作品にも大いに期待したくなる作品、作家さんだと思います。 | ||||
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この著者はいったい何者なのでしょうか…。 プロフィールには、「1971年、東京都豊島区雑司ヶ谷生まれ。出版社勤務を経て、本作で小説家デビュー」とあります。 著者は個人名ですが、複数の人物が役割分担して書いたのではないか?…と思わせるほど、文章のスタイルを軽々と変えてみせます。正直、こんな小説は読んだことがないです。 血で血を争う残酷な物語かと思いきや、小沢健二を讃美する文章が延々と続いたり、真剣な論調で読者に熱く語っていたかと思いきや、たけしのガンバルマンだとか、「四方田犬彦は蓮実重彦を越えるか?」だとか、ゴーストバスターズだとか、脱線に次ぐ脱線を起こしたかのように見えて、大きなストーリーへといつの間にか回帰しています。 まるで、喜怒哀楽のジェットコースターに詰め込まれたような感じ。 物語の完成度は高く、張り巡らされた伏線はすべて、見事なまでに回収される…。 「ハードボイルド&バイオレンス小説」、「暗黒小説」とあるけれど単純なジャンル分けが難しい…ので、本好きの人には謳い文句にとらわれず是非読んでほしい。 売れるかどうかは全くの未知数だけど、熱狂的な支持者を一部で生むと思います。 | ||||
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