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奪還
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奪還の評価:
書評・レビュー点数毎のグラフです | 平均点3.57pt |
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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です
※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください
全3件 1~3 1/1ページ
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主人公の河合のモデルは、海上自衛隊の特殊部隊におられた伊藤祐靖氏です。 伊藤氏のことは著作や動画などで知っているだけですが、そこで披露されたエピソードがそのままの形で作中に織り込まれています。 ですが、著者の解釈と伊藤氏の語られる内容は同じようでいて、若干ニュアンスにズレがあるように感じます。 伊藤氏は「死んでもいい」という覚悟がありながら、それは任務達成に貢献するものでありたいと考えているように思います。 そのために技量と肉体を研ぎ澄ませるのだと。 著者はその辺を軽視しているのではないかと感じました。 室内へのダイナミックエントリーで最初に突入した人間は銃口を向けられ、死ぬ危険性が高い。 確かにその通りでしょう。 だから後続のメンバーができる限り射界を確保しつつ後に続き、結果としてあらゆる方向がクリアになる。 その毛ほどの隙をついて不意打ちに対応できる敵がどれほどいるのでしょうか。 あっさりと羽交い締めにされて頭を撃ち抜かれる特殊部隊員も現実にはいるでしょうが、そんな不意打ち対応が何度も続くというのは…。 具体的な戦闘の展開を考えたときに、隊員の能力の見積もりと危険のレベルのバランスがちぐはぐでした。 命を投げ出すという衝撃的な表現をしようと作った場面が、あまりにも人物造形とそぐわなくて著者の作りたいお話の都合という面が露呈していて興ざめです。 | ||||
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アクションたっぷりで、途中までとても面白かったのですが、オチに少々ガッカリ感をもってしまいました。 「宣戦布告」や「ZERO」を読んだことがあり、これらは最初から最後まで重厚感のあっておもしろかったと記憶しているのですが、本作品に関しては、一回り話のスケールが小さいような気がします。特にラストの部分で、事件の裏側・真相について、幾重にも重なった国家間の陰謀、という風なものを期待していたので、オチの部分を読んだ時、個人的には「それだけの理由で?」と思ってしまいました。 | ||||
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アクションたっぷりで、途中までとても面白かったのですが、オチに少々ガッカリ感をもってしまいました。 「宣戦布告」や「ZERO」を読んだことがあり、これらは最初から最後まで重厚感のあっておもしろかったと記憶しているのですが、本作品に関しては、一回り話のスケールが小さいような気がします。特にラストの部分で、事件の裏側・真相について、幾重にも重なった国家間の陰謀、という風なものを期待していたので、オチの部分を読んだ時、個人的には「それだけの理由で?」と思ってしまいました。 | ||||
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