天使の傷痕

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評判

天使の傷痕の評価:

4.17/5点 レビュー 24件。 B ランク

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平均点4.17pt

Amazonレビュー一覧

Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全39件 21〜39 2/2ページ
No.19
(5pt)

初めて感動した本です。

30年程前、中学生だった私が、読書にはまるきっかけになった本です。本を読む事で、こんなにも感動するということに驚きました。今でも読み終わった後の風景が思い出されます。夕飯が出来たと呼ぶ母親の声が聞こえるが、読後にこみ上げてくる感情で涙が止まらなかった。
自分ではどうしようもない社会の問題の大きさを感じて、悲しい、切ない気持ちになりました。
天使の傷痕 (1965年) Amazon書評・レビュー: 天使の傷痕 (1965年)より
B000JACQBW
No.18
(5pt)

初めて感動した本です。

30年程前、中学生だった私が、読書にはまるきっかけになった本です。本を読む事で、こんなにも感動するということに驚きました。今でも読み終わった後の風景が思い出されます。夕飯が出来たと呼ぶ母親の声が聞こえるが、読後にこみ上げてくる感情で涙が止まらなかった。
自分ではどうしようもない社会の問題の大きさを感じて、悲しい、切ない気持ちになりました。
天使の傷痕 (講談社文庫 に 1-1) Amazon書評・レビュー: 天使の傷痕 (講談社文庫 に 1-1)より
4061360418
No.17
(5pt)

◆初期の作品にして本格推理小説の形式を取る

十津川警部シリーズでおなじみの西村京太郎だが、この作家の息の長いことと言ったらどうだ。私が幼いころから土曜ワイド劇場やら火曜サスペンスなどで、必ずやエンディングタイトルにその名を見つけた記憶がある。
西村京太郎と言えば、鉄道ミステリーに定評のある作家のせいか、鉄道ファンがこぞって入会したのではと思える(?)西村京太郎ファンクラブというのがあるらしい。また、西村京太郎記念館というものが湯河原にあるので、時間とお金に余裕ができたら、ぜひとも行ってみたいものだ。
とにかく安定した人気を誇る作家の書く小説にまずハズレはなく、安心して楽しめること請け合いだ。
特に私が高評価するのは初期の作品なのだが、『天使の傷痕』である。これは鉄道モノではないが、本格推理小説の形式を取っている。
読者は、読んでいるうちにおおよその犯人に目星をつけるのだが、この作品に限っては、良い意味で裏切られるのだ。
さらに、思いもつかないトリックに新鮮味とか意外性を味わうことができる。
だが何と言ってもこの作品が社会派の域にまで達するほどの仕上がりを見せたのは、日本の根強い家制度、つまり封建主義的な村社会にメスを入れたことかもしれない。
もちろん、この小説の舞台となっているのは1970年代なので、2013年現在読むには時代性を感じてしまうのも否めない。
それでも尚、本格推理小説として充分に読み応えのある作品となっている。

あらすじはあえて言うまい。物語のきっかけとなる出来事だけ紹介しよう。
日東新聞社会部の記者である田島は、休日を取って山崎昌子と三角山にハイキングに出かけた。
ところが途中、男の悲鳴が聞こえ、その後、田島と昌子の行く手を塞ぐように男が飛び出して来た。
男の顔は苦痛に歪み、胸には短剣のようなものが突き刺さっている。
そして、力尽きたように、山道の崖を転がり落ちてしまった。
田島にしがみつく昌子をかばいながら、まずは警察に届けることを思案し、二人は登って来た道を引き返し、駐在所へ急ぐことにした。
こうして、田島はデートの最中ではあったが、新聞記者としてのプロ根性が猛然と漲るのだった。

この小説のキーワードとなるのは、殺された男が虫の息で発した「テン・・・」という最後の言葉にある。
それを聞き届けた田島が、あれこれ推理するところから、やがてこれが天使の「テン」であることに気づく。一体天使とは何を示すものなのか?
こういう謎解きがミステリー小説の醍醐味でもあるから、あれこれ想像を膨らませながら読み進めていくのが楽しい。
ラストでは、アルドリン睡眠薬を服用した妊婦から生まれた奇形児についての記述がある。これは当時、社会問題ともなったサリドマイド事件から着想を得たのかもしれない。
次から次へと消耗品のように出版されては消えていく業界の現状で、この『天使の傷痕』はどれだけ版を重ねたことだろう?
西村京太郎というネーミングにだまされたと思って(?)読んでいただきたい。時の経つのも忘れて読了してしまうに違いない。
四つの終止符;天使の傷痕 (西村京太郎長編推理選集) Amazon書評・レビュー: 四つの終止符;天使の傷痕 (西村京太郎長編推理選集)より
4061945017
No.16
(5pt)

◆初期の作品にして本格推理小説の形式を取る

十津川警部シリーズでおなじみの西村京太郎だが、この作家の息の長いことと言ったらどうだ。私が幼いころから土曜ワイド劇場やら火曜サスペンスなどで、必ずやエンディングタイトルにその名を見つけた記憶がある。
西村京太郎と言えば、鉄道ミステリーに定評のある作家のせいか、鉄道ファンがこぞって入会したのではと思える(?)西村京太郎ファンクラブというのがあるらしい。また、西村京太郎記念館というものが湯河原にあるので、時間とお金に余裕ができたら、ぜひとも行ってみたいものだ。
とにかく安定した人気を誇る作家の書く小説にまずハズレはなく、安心して楽しめること請け合いだ。
特に私が高評価するのは初期の作品なのだが、『天使の傷痕』である。これは鉄道モノではないが、本格推理小説の形式を取っている。
読者は、読んでいるうちにおおよその犯人に目星をつけるのだが、この作品に限っては、良い意味で裏切られるのだ。
さらに、思いもつかないトリックに新鮮味とか意外性を味わうことができる。
だが何と言ってもこの作品が社会派の域にまで達するほどの仕上がりを見せたのは、日本の根強い家制度、つまり封建主義的な村社会にメスを入れたことかもしれない。
もちろん、この小説の舞台となっているのは1970年代なので、2013年現在読むには時代性を感じてしまうのも否めない。
それでも尚、本格推理小説として充分に読み応えのある作品となっている。

あらすじはあえて言うまい。物語のきっかけとなる出来事だけ紹介しよう。
日東新聞社会部の記者である田島は、休日を取って山崎昌子と三角山にハイキングに出かけた。
ところが途中、男の悲鳴が聞こえ、その後、田島と昌子の行く手を塞ぐように男が飛び出して来た。
男の顔は苦痛に歪み、胸には短剣のようなものが突き刺さっている。
そして、力尽きたように、山道の崖を転がり落ちてしまった。
田島にしがみつく昌子をかばいながら、まずは警察に届けることを思案し、二人は登って来た道を引き返し、駐在所へ急ぐことにした。
こうして、田島はデートの最中ではあったが、新聞記者としてのプロ根性が猛然と漲るのだった。

この小説のキーワードとなるのは、殺された男が虫の息で発した「テン・・・」という最後の言葉にある。
それを聞き届けた田島が、あれこれ推理するところから、やがてこれが天使の「テン」であることに気づく。一体天使とは何を示すものなのか?
こういう謎解きがミステリー小説の醍醐味でもあるから、あれこれ想像を膨らませながら読み進めていくのが楽しい。
ラストでは、アルドリン睡眠薬を服用した妊婦から生まれた奇形児についての記述がある。これは当時、社会問題ともなったサリドマイド事件から着想を得たのかもしれない。
次から次へと消耗品のように出版されては消えていく業界の現状で、この『天使の傷痕』はどれだけ版を重ねたことだろう?
西村京太郎というネーミングにだまされたと思って(?)読んでいただきたい。時の経つのも忘れて読了してしまうに違いない。
天使の傷痕 (1965年) Amazon書評・レビュー: 天使の傷痕 (1965年)より
B000JACQBW
No.15
(5pt)

◆初期の作品にして本格推理小説の形式を取る

十津川警部シリーズでおなじみの西村京太郎だが、この作家の息の長いことと言ったらどうだ。私が幼いころから土曜ワイド劇場やら火曜サスペンスなどで、必ずやエンディングタイトルにその名を見つけた記憶がある。
西村京太郎と言えば、鉄道ミステリーに定評のある作家のせいか、鉄道ファンがこぞって入会したのではと思える(?)西村京太郎ファンクラブというのがあるらしい。また、西村京太郎記念館というものが湯河原にあるので、時間とお金に余裕ができたら、ぜひとも行ってみたいものだ。
とにかく安定した人気を誇る作家の書く小説にまずハズレはなく、安心して楽しめること請け合いだ。
特に私が高評価するのは初期の作品なのだが、『天使の傷痕』である。これは鉄道モノではないが、本格推理小説の形式を取っている。
読者は、読んでいるうちにおおよその犯人に目星をつけるのだが、この作品に限っては、良い意味で裏切られるのだ。
さらに、思いもつかないトリックに新鮮味とか意外性を味わうことができる。
だが何と言ってもこの作品が社会派の域にまで達するほどの仕上がりを見せたのは、日本の根強い家制度、つまり封建主義的な村社会にメスを入れたことかもしれない。
もちろん、この小説の舞台となっているのは1970年代なので、2013年現在読むには時代性を感じてしまうのも否めない。
それでも尚、本格推理小説として充分に読み応えのある作品となっている。

あらすじはあえて言うまい。物語のきっかけとなる出来事だけ紹介しよう。
日東新聞社会部の記者である田島は、休日を取って山崎昌子と三角山にハイキングに出かけた。
ところが途中、男の悲鳴が聞こえ、その後、田島と昌子の行く手を塞ぐように男が飛び出して来た。
男の顔は苦痛に歪み、胸には短剣のようなものが突き刺さっている。
そして、力尽きたように、山道の崖を転がり落ちてしまった。
田島にしがみつく昌子をかばいながら、まずは警察に届けることを思案し、二人は登って来た道を引き返し、駐在所へ急ぐことにした。
こうして、田島はデートの最中ではあったが、新聞記者としてのプロ根性が猛然と漲るのだった。

この小説のキーワードとなるのは、殺された男が虫の息で発した「テン・・・」という最後の言葉にある。
それを聞き届けた田島が、あれこれ推理するところから、やがてこれが天使の「テン」であることに気づく。一体天使とは何を示すものなのか?
こういう謎解きがミステリー小説の醍醐味でもあるから、あれこれ想像を膨らませながら読み進めていくのが楽しい。
ラストでは、アルドリン睡眠薬を服用した妊婦から生まれた奇形児についての記述がある。これは当時、社会問題ともなったサリドマイド事件から着想を得たのかもしれない。
次から次へと消耗品のように出版されては消えていく業界の現状で、この『天使の傷痕』はどれだけ版を重ねたことだろう?
西村京太郎というネーミングにだまされたと思って(?)読んでいただきたい。時の経つのも忘れて読了してしまうに違いない。
天使の傷痕 (講談社文庫 に 1-1) Amazon書評・レビュー: 天使の傷痕 (講談社文庫 に 1-1)より
4061360418
No.14
(4pt)

余韻のある終わり方

1965年の作品にして、江戸川乱歩賞受賞作。のちに日本推理作家協会賞を受賞する1981年の『終着駅(ターミナル)殺人事件』と並んで、西村京太郎の堂々たる代表作である。

文章が平易で読みやすいというこの作者本来の美質に加えて、初期の作品だけに書きたい情熱のようなものがほとばしっている。ストーリーはわりと一直線で「そんなにポンポン都合よく謎が解けるかなあ」と思わないでもないが、本当の犯行動機というか、伏在する背景が、作品に奥行きを与えている。ラスト数ページはたたみかけるような迫力さえある。

今こうしたテーマを扱う場合は、もっと重量級の社会派ミステリになるのではあるまいか。それをエンターテインメントとして提示した作品性は今もって新しいが、一方で「ちょっと軽いかな」という気がしないでもない。しかし、最後はあの終わり方が余韻があっていいなあ、と思う。どんどんその先を書かれてしまうよりも、あれが断然いい。

さて、どんな終わり方なのか。それはぜひ、ご一読いただきたい。
天使の傷痕 (1965年) Amazon書評・レビュー: 天使の傷痕 (1965年)より
B000JACQBW
No.13
(4pt)

余韻のある終わり方

1965年の作品にして、江戸川乱歩賞受賞作。のちに日本推理作家協会賞を受賞する1981年の『終着駅(ターミナル)殺人事件』と並んで、西村京太郎の堂々たる代表作である。

文章が平易で読みやすいというこの作者本来の美質に加えて、初期の作品だけに書きたい情熱のようなものがほとばしっている。ストーリーはわりと一直線で「そんなにポンポン都合よく謎が解けるかなあ」と思わないでもないが、本当の犯行動機というか、伏在する背景が、作品に奥行きを与えている。ラスト数ページはたたみかけるような迫力さえある。

今こうしたテーマを扱う場合は、もっと重量級の社会派ミステリになるのではあるまいか。それをエンターテインメントとして提示した作品性は今もって新しいが、一方で「ちょっと軽いかな」という気がしないでもない。しかし、最後はあの終わり方が余韻があっていいなあ、と思う。どんどんその先を書かれてしまうよりも、あれが断然いい。

さて、どんな終わり方なのか。それはぜひ、ご一読いただきたい。
天使の傷痕 (講談社文庫 に 1-1) Amazon書評・レビュー: 天使の傷痕 (講談社文庫 に 1-1)より
4061360418
No.12
(4pt)

余韻のある終わり方

1965年の作品にして、江戸川乱歩賞受賞作。のちに日本推理作家協会賞を受賞する1981年の『終着駅(ターミナル)殺人事件』と並んで、西村京太郎の堂々たる代表作である。

文章が平易で読みやすいというこの作者本来の美質に加えて、初期の作品だけに書きたい情熱のようなものがほとばしっている。ストーリーはわりと一直線で「そんなにポンポン都合よく謎が解けるかなあ」と思わないでもないが、本当の犯行動機というか、伏在する背景が、作品に奥行きを与えている。ラスト数ページはたたみかけるような迫力さえある。

今こうしたテーマを扱う場合は、もっと重量級の社会派ミステリになるのではあるまいか。それをエンターテインメントとして提示した作品性は今もって新しいが、一方で「ちょっと軽いかな」という気がしないでもない。しかし、最後はあの終わり方が余韻があっていいなあ、と思う。どんどんその先を書かれてしまうよりも、あれが断然いい。

さて、どんな終わり方なのか。それはぜひ、ご一読いただきたい。
四つの終止符;天使の傷痕 (西村京太郎長編推理選集) Amazon書評・レビュー: 四つの終止符;天使の傷痕 (西村京太郎長編推理選集)より
4061945017
No.11
(5pt)

推理小説としては一流

恋人に殺人の疑いが。
原因は分からない。
恋愛小説でもある。

Angelが鍵となる。
薬害のような社会小説でもある。

それでいて、推理小説としては一流だと思う。
この本がなぜ爆発的に売れないのかが疑問。
天使の傷痕・殺人の棋譜―江戸川乱歩賞全集〈6〉 (講談社文庫) Amazon書評・レビュー: 天使の傷痕・殺人の棋譜―江戸川乱歩賞全集〈6〉 (講談社文庫)より
4062645262
No.10
(5pt)

推理小説としては一流だと思う。

恋人に殺人の疑いが。
原因は分からない。
恋愛小説でもある。

Angelが鍵となる。
薬害のような社会小説でもある。

それでいて、推理小説としては一流だと思う。
この本がなぜ爆発的に売れないのかが疑問。
天使の傷痕 (1965年) Amazon書評・レビュー: 天使の傷痕 (1965年)より
B000JACQBW
No.9
(5pt)

推理小説としては一流だと思う。

恋人に殺人の疑いが。
原因は分からない。
恋愛小説でもある。

Angelが鍵となる。
薬害のような社会小説でもある。

それでいて、推理小説としては一流だと思う。
この本がなぜ爆発的に売れないのかが疑問。
天使の傷痕 (講談社文庫 に 1-1) Amazon書評・レビュー: 天使の傷痕 (講談社文庫 に 1-1)より
4061360418
No.8
(5pt)

昭和40年代の社会的問題を巡るミステリーで感動の佳作

今では目新しい社会的問題による悲劇とはいえないが、当時はこの作品のように、鋭く迫ったものはあまり無かったと記憶しています。兎に角、この作品は、正義感を随所に感じられ、静かな感動が心より沸き騰がってきて共感できるのです。意外性のあるトリックと人間の本性に正面から挑み問題意識を強く描ききったすぐれものです。時代が経っても普遍で超お勧めです。
天使の傷痕 (1965年) Amazon書評・レビュー: 天使の傷痕 (1965年)より
B000JACQBW
No.7
(5pt)

昭和40年代の社会的問題を巡るミステリーで感動の佳作

今では目新しい社会的問題による悲劇とはいえないが、当時はこの作品のように、鋭く迫ったものはあまり無かったと記憶しています。兎に角、この作品は、正義感を随所に感じられ、静かな感動が心より沸き騰がってきて共感できるのです。意外性のあるトリックと人間の本性に正面から挑み問題意識を強く描ききったすぐれものです。時代が経っても普遍で超お勧めです。
天使の傷痕 (講談社文庫 に 1-1) Amazon書評・レビュー: 天使の傷痕 (講談社文庫 に 1-1)より
4061360418
No.6
(4pt)

一冊で二度、美味しい。

このミステリーには2つの楽しみがあります。
ミステリーの謎を解く楽しみと
もうひとつは人間とは何かと考えさせられる楽しみ

ラストの言葉に「この人、仙人にじゃないのかな」と思いました。
何年も人間を見てきた仙人が戯れで小説を書いたら、新人賞を取ったと言われれば信じます。

こういう作品をまた書いて欲しいなと思います。
初期の作品は凄いの多くて、最近の作品は面白いんですが、テレビドラマ向けみたいです。
仙人もお金に弱いのかな。
四つの終止符;天使の傷痕 (西村京太郎長編推理選集) Amazon書評・レビュー: 四つの終止符;天使の傷痕 (西村京太郎長編推理選集)より
4061945017
No.5
(4pt)

一冊で二度、美味しい。

このミステリーには2つの楽しみがあります。
ミステリーの謎を解く楽しみと
もうひとつは人間とは何かと考えさせられる楽しみ

ラストの言葉に「この人、仙人にじゃないのかな」と思いました。
何年も人間を見てきた仙人が戯れで小説を書いたら、新人賞を取ったと言われれば信じます。

こういう作品をまた書いて欲しいなと思います。
初期の作品は凄いの多くて、最近の作品は面白いんですが、テレビドラマ向けみたいです。
仙人もお金に弱いのかな。
天使の傷痕 (講談社文庫 に 1-1) Amazon書評・レビュー: 天使の傷痕 (講談社文庫 に 1-1)より
4061360418
No.4
(4pt)

一冊で二度、美味しい。

このミステリーには2つの楽しみがあります。
ミステリーの謎を解く楽しみと
もうひとつは人間とは何かと考えさせられる楽しみ

ラストの言葉に「この人、仙人にじゃないのかな」と思いました。
何年も人間を見てきた仙人が戯れで小説を書いたら、新人賞を取ったと言われれば信じます。

こういう作品をまた書いて欲しいなと思います。
初期の作品は凄いの多くて、最近の作品は面白いんですが、テレビドラマ向けみたいです。
仙人もお金に弱いのかな。
天使の傷痕 (1965年) Amazon書評・レビュー: 天使の傷痕 (1965年)より
B000JACQBW
No.3
(5pt)

社会派推理、もっと書いて

これを読んで、単なる殺人事件に終わらずその背後の社会問題をえぐり出す推理小説をもっと読みたいと思いました。ここでは読者は最後まで「天使」がなんのことだかわからずに読み進んでいきます。そして最後に明かされたのは・・・。
天使の傷痕 (1965年) Amazon書評・レビュー: 天使の傷痕 (1965年)より
B000JACQBW
No.2
(5pt)

社会派推理、もっと書いて

これを読んで、単なる殺人事件に終わらずその背後の社会問題をえぐり出す推理小説をもっと読みたいと思いました。ここでは読者は最後まで「天使」がなんのことだかわからずに読み進んでいきます。そして最後に明かされたのは・・・。
天使の傷痕 (講談社文庫 に 1-1) Amazon書評・レビュー: 天使の傷痕 (講談社文庫 に 1-1)より
4061360418
No.1
(4pt)

責任について考える

 ミステリとしての骨格は大したことがない。「天使」という言葉、脅迫のネタは何かを巡って展開される物語はさほどの意外性もなく淡々としている。しかし本書が告発するものは、類書を絶した射程を秘しており、この一点だけで評価できる。それは、責任を引き受けるという、これだけのことを許さないような社会の制度、風潮、そして我々全員の弱さに対する重大な告発であり、本書がミステリとして書かれたことはさほど重要ではないのかもしれない。作者がこれだけの批判を内蔵させた作品を書けたのは時代というものだろうか。
天使の傷痕 (講談社文庫 に 1-1) Amazon書評・レビュー: 天使の傷痕 (講談社文庫 に 1-1)より
4061360418