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黒蝿



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【この小説が収録されている参考書籍】
黒蠅 (上) (講談社文庫)
黒蠅 (下) (講談社文庫)

黒蝿の評価: 2.44/5点 レビュー 54件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.44pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全7件 1~7 1/1ページ
No.7:
(4pt)

手紙の流れ

毎回 鍵になる事柄が出てくるが、この巻は 「手紙」だ。  いくつかの手紙が出てくるが、 手紙の流れをつかんでおかないと 混乱してくるかもしれない。  この手紙について 注目点が 1) in block printing by hand と calligraphy 2) Baton Rouge と Red Stick
黒蠅 (下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (下) (講談社文庫)より
4062739089
No.6:
(4pt)

検死官ファンとしてはうれしいケイの復活です。次回作も期待!

3年ぶりの検死官シリーズなので、毎年冬にこのシリーズを読んでいた私にとってはなつかしく、久しぶりの友人にあったような気がしました。主人公のケイ・スカーペッタよりも、現役として活躍しすっかり大人になった姪のルーシーの成長ぶりに親のようにうれしく感じてしまいました。最後の数ページであっという間に事件の決着がついてしまうのが少し物足りないですが、この終わり方だとすぐに次回作ができるのでは、いやもうすでに書き上げているのではないでしょうか?期待してます!
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070
No.5:
(5pt)

一気に読めた

検屍官シリーズの過去の作品とは文体がガラッと変わっているので、多少の違和感はあったが、話の展開が早く、一気に読めた。ルーシーと新しい相棒ルーディの活躍は、ハードボイルド調でかっこいいし、新しく登場したニックという女性刑事も魅力的だ。次回作が既に楽しみである。
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070
No.4:
(4pt)

それなりに楽しめました。

デビュー作から「死体農場」ぐらいまでが本当に面白かったので、それらと比較すると確かにつまらないかもしれません。でも、私はそれなりに楽しめました。あの人が生きていたというのも、前に伏線がはってあったのでそれほど違和感なかったし。ただ、文体があまりにも変わってしまったように感じられて、それだけは残念です。
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070
No.3:
(4pt)

マリーノがいとしい

ケイの苦悩はますます深いように思う。コーンウェル本人が同性愛者だとも聞くし、作者本人の人生の苦悩と迷いが如実に現れているのではないか。姪のルーシーが完璧に近い女性でいながら幸せになれない。危険な場所にいつもいて、情緒も安定しない。身近な人が幸せになれないのは自分も幸せではない。上巻では意外な登場人物(キャスティングするならイギリス人俳優のジェレミー・アイアンズ/やつれていても姿勢がよい感じがぴったり)とともに、また異常性格者の犯罪が描かれる。独身の頃はこういう場面はかえって日々の退屈でシビアな生活の癒しになっていた(スティーブン・キングも然り)が、今はなぜこの人は犯罪者心理にこんなに詳しいのだろうと思ってしまう。まるで本人がやったことがあるかのように書くからだ。小説が上手いといえばそれまでだが・・・。今回も殺人者に手を貸す愚かな女性の描写にリアリティーがある。以前の作品でも貧困層の描写で忘れられないのは「最貧層は共通して歯が悪い」というところだ。配給切符で買えるできるだけカロリーの高いものばかりを食べているせいでビタミンが足りなくて虫歯ばかりになるという。今回の女性も生い立ちに不幸があるにしても、すべての面での教育がいかに重要か思い知らされる。ケイやルーシーとの対比でもあるのだろうが、環境に負けないこと、教育の機会を与えること・・一人の母としても考えてしまった。
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070
No.2:
(4pt)

「蝿」という漢字が書けるようになった。

場面転換が目まぐるしく、次から次へと急かされるように読んだ。
異常人格者の描写シーンでは、全ての人間がまるでそうであるかのような錯覚を覚える。
つまり、平凡な人間など存在せず、過去や家庭や性格に異常な問題を抱えているほうがほとんどだと。
久しぶりの検屍官シリーズで、登場人物たちを懐かしく思った。特に、あの人を…。ああ驚いた。
ストーカーまがいの狼男よりも、今回は新しいキャラクター・子持ちの捜査官ニックのほうがはらはらした。
私も仕事で子どもに犠牲を強いるので。
いつものことながら、読んでいると自分の頭がトリビアの泉になっていくようだ。知らなくてもいい専門知識が、妙に気にかかる。
気にかかるといえば、スカーペッタの年齢。設定が変わったの?そんなんでいいの?早く下巻も読まなくては。
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070
No.1:
(5pt)

ひさびさのシリーズ再開!

ひさびさの検屍官ケイ・スカーペッタの登場するシリーズものです。10年ちかく続いているこの世界的ベストセラーシリーズは、それぞれの事件とは別にケイの人生そのものを連続的に描いていて、読者も自分のことのように喜び・悲しみ・怒り・恐れを味わってきました。年末年始の休みをこの本の世界にどっぷりつかってみるのはいかがでしょうか?
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070

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