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黒蝿



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【この小説が収録されている参考書籍】
黒蠅 (上) (講談社文庫)
黒蠅 (下) (講談社文庫)

黒蝿の評価: 2.44/5点 レビュー 54件。 Cランク
書評・レビュー点数毎のグラフです平均点2.44pt


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Amazonサイトに投稿されている書評・レビュー一覧です

※以下のAmazon書評・レビューにはネタバレが含まれる場合があります。
未読の方はご注意ください

全54件 1~20 1/3ページ
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No.54:
(1pt)

惰性で読む作品

これまでの作品とは異なり、群像劇形式で話が進むのが特徴的。テンポよく読み進められるが没入感は失われている。その大きな理由としては登場人物の描き方が、悪い意味で変化してしまったからではないかと思う。ケイを筆頭にほぼほぼ全てのキャラクターが安っぽくなってしまった。ケイ風の人、マリーノ風の人、ルーシー風の人といった具合に別人のように感じてしまう。
ストーリーもアメリカドラマ的で大雑把、後付け設定、ご都合主義全開のまだまだ引き伸ばしますよという臭いがぷんぷんしている。読者を楽しませようというより、これからも儲けますよというような商業的な嫌な面が見え隠れしているように感じた。
当初の予定通りもっと早くに検視官シリーズは畳むべきだったと個人的には強く思う。過去の人気にすがりつき、下らないシーズンを重ねる海外ドラマを見ているようだった。
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070
No.53:
(1pt)

これは本当にコーンウェルが執筆したのか…

上巻以上に展開が雑で、ごっこ遊びを見ているようだった。
終盤に至るまでダラダラと話しが進み、残りページ数を考えたらクリフハンガーで終わるのかと思いきや、いきなり収束してしまう。しかも中途半端に。
突然登場した女主人と検事、わざわざ登場させるほどの必要性も感じないまま退場。そのついでのように殺されたタリー。『警告』『審問』と重要な役割を担っていたタリーの最後としては、あまりにもあっけなく雑すぎるでしょう。
ベントンが死を偽装しなければならなかった理由についても語られるが、その無理やり感よ。実は潜入捜査をしていて、お前誰だよという相棒がヘマしたから死んだように見せる必要があったと…
何その強引な辻褄合わせは…ベントンは責任者であり、部下を管理し指揮する立場でしょう。それなのになぜ自身が敵陣に潜入しているのか…
とにかく雑、雑、雑、ご都合主義の作品で本当にコーンウェルが執筆したのかと疑問を感じずにはいられない出来だった。
今作のケイは主人公というより、巻き込まれただけのゲストのような立ち位置で全く魅力がなかった。
見どころといえば、ケイを文字通り若返らせるという暴挙というかタブーを犯し、悪い意味で衝撃を与えてくれたことだろうか。
黒蠅 (下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (下) (講談社文庫)より
4062739089
No.52:
(3pt)

コーンウェルの作品なのか? 狼男の物語の続編を装う再会の物語

スカーペッタが出てこないし、彼女は最早、検屍官でもない。
第三者の視点の描写が続く。視点がくるくる変わり、物語も区切りも細かい。
本当に、コーンウェルが書いているのかと思えるほどだ。
途中、上巻の途中、やっとスカーペッタ視点が出てくるが、従来の力強さはない。
どうしたんだ、スカーペッタ。いや、コーンウエルと言うべきか。
狼男の物語は終わっておらず、マリーノの息子と絡めて、決着をつけようとする。

だが、読み進めていくと、この物語は、このシリーズの転換点にするために、あえて、特殊な書き方をしているのだと思い至った。狼男の続編という形を装った、再会の物語なのだと。

検屍官スカーペッタというより、「ヘリパイロット:ルーシー」と名付けたいくらいだ。
黒蠅 (下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (下) (講談社文庫)より
4062739089
No.51:
(3pt)

母に買いました

母が好きな書籍なので購入。自分は読んでないですが、1円で買えたこと喜んでました。また機会あれば買いたいです。
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070
No.50:
(3pt)

母にかいました

母が好きな書籍なので購入。自分は読んでないですが、1円で買えたこと喜んでました。また機会あれば買いたいです。
黒蠅 (下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (下) (講談社文庫)より
4062739089
No.49:
(4pt)

手紙の流れ

毎回 鍵になる事柄が出てくるが、この巻は 「手紙」だ。  いくつかの手紙が出てくるが、 手紙の流れをつかんでおかないと 混乱してくるかもしれない。  この手紙について 注目点が 1) in block printing by hand と calligraphy 2) Baton Rouge と Red Stick
黒蠅 (下) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (下) (講談社文庫)より
4062739089
No.48:
(3pt)

凄まじい闘争

主人公のケイが述懐する
in this work, relationships can also become fatalities. Often they do,

このシリーズに一貫していることだ。
主人公たちは、 悪に立ち向かいながらも、彼らの間の人間関係をすり減らしていく。
シリーズを追うごとに、 ケイの回りの人間関係が ぎすぎすしていくというのが、読む側にとっても なかなかストレスがたまる。
悪と戦うことは 悪に身を晒すこと、そのようにして 身を削っていく。

肉を切らして 相手の骨を切る みたいな、まさに  自分と回りを犠牲にしながらの 壮絶な闘争。
ケイの 人間関係が 破たんしていく。 
ルーシーは 一線を超えていく。
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070
No.47:
(1pt)

もうなんでもいいです

三人称も、ケイの若返りも、私刑も──とにかくもうなんでもいいや、という捨て鉢な気分にさせられてしまった。

前作が、真犯人とそれを取り巻く状況、背景が、ロクな伏線もなく、ある段階になって突然ドン! と出てくる大味な展開だっただけに、ある程度の段階で犯人とその周辺が明らかにされ、いわばコロンボ的に進む“ハードアクション”には少し期待した(らしくないとは思えど)

しかし、クライマックスに至るシークエンスは、またもや船越英一郎的2時間ドラマや、Vシネマのようなお約束としての駆け足で、エンドマークへと向かっていく。

ミステリー、サスペンスとしての謎解きや、ハラハラ、ドキドキが、締め切りや枚数の限界という現実に追い越されてしまったのだろうか。

もう一度言う──シリーズ初期の、機械式時計のような組み立ては、もうここにはない。
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4062739070
No.46:
(1pt)

星もつけたくないなぁ。

このシリーズは業火で終わりと思った方がいいです。にしてもベントンだと思って海にまいた遺骨は誰のものだったのでしょう?情緒台無しです。死者への尊厳ゼロでがっかり。ケイも顔が良いだけのチャラ男に引っ掛かるし、しかもそいつは最悪の殺人犯だし、今回そいつを成敗しましたが、もうなんだこいつら私刑集団じゃん、って感じ。ルーシーも勝手にマリーノの息子を殺すし。いつから暗殺者になったの?レズのくせに男にモーションかけるし、みんなが、最低集団と化しつつあります。
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070
No.45:
(2pt)

ダメだこりゃ。

読まない方がよかった。
やっちゃいけないことを幾つもやってしまっている本作。
何が「今までの作品は伏線に過ぎない」?
安易に殺したり若返らせたりしちゃいかんでしょ。
ラストも辻褄合わせに必死でケイは何一つ謎を解いちゃいない。
え?もうこれで終わりなの?とページをめくり直しましたよ。
ジェイ・タリーが可哀想だ!(ラストでの扱いが、という意味で)
週刊ジャ○プあたりで人気のキャラを復活させたり視点変更したり
色々テコ入れして足掻いた挙句に打ち切られる漫画、そんな感じです。
次作、出てるんですよね…買うけど!読むけど!不安でいっぱいです。
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070
No.44:
(3pt)

やっちゃいけない・・・

当時の最新の科学捜査、細かい描写、
びっくりするような(意外な)犯人、そこにたどり着くまでの推理・・・
どれをとっても、睡眠時間を削る価値のある作品だった。
偶然、出会った彼女の作品。
その偶然を幸せだと感じていた・・・のは、前作までだった。
どんなに売れっ子の作家であろうが、
・主人公を若返らせる(タイムマシーンか?)
・死者を復活させる(ドラゴンボールか!?)
・特徴的であった1人称を3人称に変更
これをやったら、ファンは減るよね・・・
犯人の心理に入り込む為には、やはり3人称で描くべきであったけれど、
いまさら、今頃、これはいかんでしょう??
もうひとつのシリーズも、楽しめるけれど、やはり3人称なのが違和感だよね。
コーンウェルといえば、スカーペッタ。
ケイのイメージが、コーンウェルって人もいるだろう。
若くなくてもいい理由が、彼女にはあるじゃないか!
勉強と経験でそれなりの年齢になってしまうのだから。
場面が次々と変わっていくので、スピード感はあると思う。
けど、出てくる殺人犯(犯罪者)が、正当防衛的な殺人を犯すのではなく、
サイコっぽい(好きでやってる、みたいな)ので、
心理を知ってもなぁ・・・って気がする。
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070
No.43:
(2pt)

がっかり

あれっ?という違和感を感じ、読み進めるうちに違和感がイライラに変わりました。
スカーペッタの年齢設定が46歳と、ありえない若返りをしているのも理解できないですし(年齢設定については訳者があとがきで書いています)スカーペッタの目線で語られていた文章が三人称に変化しているのも、げんなりです。
三人称で語る事によって物語を客観的に見せようという事だと思いますが、それが益々感情移入できない原因になっていると思いました。
それぞれの登場人物の目線で、場面がめまぐるしく変化する手法にもうんざりです。
伏線めいたエピソードが頻繁に登場するので、頭が混乱してしまいます。
しかも以前の作品が「全て伏線だったのだ」みたいに本作になだれ込んできているのですが、計算された伏線というよりはただのご都合主義にしか感じられませんでした。
そしてだらだらと引っ張るだけ引っ張って、完全にすっきりとは終わらないラストにもイライラ。
以前の作品からも思っていたのですが「スカーペッタは美しく聡明で愛情に溢れ、完璧な人間だ」という事も強調しすぎのように感じ、うんざりしました。
ただ、ベヴ・キフィンの目線で語られているくだりは読み応えあり。
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070
No.42:
(3pt)

ちょっと自虐的になってきた

これまた何冊出ているかねぇ。
11冊目?
正直言って、どんどんグロテスクになって行かないかぁ。。。。ま、もともと主人公が検死官なんだから、多少覚悟はあるでしょうが。それにしても、敵役がかなり厳しい。それは、前々作くらいからか。かなりなんちゅうか、しんどー、てな部分がきつくなってきている。
僕は前々から、姪っ子のルーシが好きなのね。だから、そのルーシーが、あのスーパーはつらつ天才少女が、大人になってきて、FBIやら何やらで、いろいろあって(仕事の面というより、ある種人間関係で)しんどくなって行くのも身もだえする部分がある。
なんか、登場人物が、お互いの関係を維持し切れなくって、そこから人間性まで犯されて行かざるを得ない様子が、結構入れ込んで、昔からの仲間の一人でいるつもりだからね、僕も。何となくやり切れない。
バカ明るくはならんのはわかっている。何せ、犯罪をリアルに描いているんだから(それも、死者の体を通して)。でも、生きている人間の関係のおもっくるしさは、もうちょっと明るく、どっかユーモアがあってもいいのと違うかなぁ。マリーノはもっともユーモラスな部分のある人物だったのに、彼も何と言うか、かなりしんどい君になってしまっている。
ああ、それをわかっていてもまた買うんだよなぁ。読むんだよなぁ。かなり自虐的だわなぁ。
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070
No.41:
(3pt)

あいたっ

 「業火」が良かっただけに、最後のこの展開はな~スカーペッタシリーズ特有の専門的な内容満載で、事件解決への展開はいいです。 ところが、登場(してはいけないハズの)人物が…!!生きてるのは良いけど…あくまでも影の人物でいてほしかった。 スカーペッタの姪(ルーシー)と仲間たちの動きがちょっとブラック。この先、彼女が作品の中でどういう扱いを受けるのか気になるところです。
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4062739070
No.40:
(3pt)

話が展開しない

面白くは読めましたが、中だるみが。「スズメバチ」シリーズの「サザンクロス」もそうなのですが、話がぜんぜん展開しない。上巻なかばでそう思い始め、下巻 2/3くらいでやっと話が進みだし、あれよあれよいう間に終わってしまった。ケイが若返っているのもいろいろ賛否両論あるでしょう。ジェイ・タリーと関係を持ったとき、二人の年齢がどれくらい離れているかについて話したというようなくだりがあったのにね。そのときは50歳過ぎだったから、「年を取ってももてる人はいるのね~」なんて思っていたのに、いきなり10数年若返ってもね。
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070
No.39:
(1pt)

時間の無駄だったかも

スカーペッタの年齢を若くしてしまったことは致命的。あまりにも安っぽい。残念だけど、今後の作品は読まないことにする。それより、本当に感動した初期の作品を読み返したい。
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4062739070
No.38:
(3pt)

ガッカリ・・

パトリシア・コーンウェルさんの本は、ちょっとした人物描写が好きで読んでしまいますが、本作は、どうもイマイチ、物足りなかったです。肩透かしという印象で、ちょっとガッカリでした・・。
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070
No.37:
(3pt)

それでも読んでしまった!

このシリーズも、もう何作目になるのだろうか?おなじみの登場人物がどうしているだろうという興味で、今回も上下巻読んでしまいました。つまらなかったら、途中でやめていただろうし、最後まで引っ張るのは、たいしたものだけど、シリーズが進むごとに、筋立てに無理が出てきて、シャンドンが登場するようになってからは、なおさらです。評価が下がるのも,もっともなことで、それでも買い続ける読者を持っている作者の魅力に、星3つを付けました。
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070
No.36:
(1pt)

残念です・・・

「コーンウェル」の名前に抗えず購入したのだが・・・正直後悔してしまった。その時のレビューの通りの読後感だったから。若返る登場人物。死んだはずの人間を生き返らせるには引っ張りすぎ。盛り込みたいストーリーの多さに対し、書き込み不足としか思えない軽薄な描写が慌しく移ろっていく。厳しい言葉だが「ご都合主義」のそしりを免れるのは難しいのではないだろうか。コーンウェル氏がデビューして以来主な著作を全部追いかけてきただけに、大変残念な気持ちでいっぱいです。おそらくミステリーマニアとして、そしてコーンウェル中毒として、次作も読んでしまいそうですが・・・期待しないよう心がけたいと思います。
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070
No.35:
(2pt)

ちょっとぉー…

パトリシアン・コーンウェルの本は今まで色々と読んできましたが、検屍官シリーズ以外は何だかつまらない…唯一の楽しみであった検屍官シリーズも、ケイの設定が若返っていたり、死んでしまったはずの人(誰かはここには書かないよ)が実は生きていたりして、がっかりしてしまいました。ケイを若返らせて、まだまだシリーズを続けていきたいのかしら?って思ってしまう。このシリーズもつまらなくなってしまったからもう読まないようにしようと思うと、肩の荷が降りたような、楽しみがなくなって寂しくなったような……
黒蠅 (上) (講談社文庫)Amazon書評・レビュー:黒蠅 (上) (講談社文庫)より
4062739070

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